2007年11月20日

(行者偶感)思い出プロレス・ザ・コブラの宿敵、センスゼロ!

デイビーボーイ・スミス 初代タイガーマスクの穴を埋めるべく、唐突に現れた銀覆面の男、ザ・コブラ。このジョージ高野扮するニューヒーローのライバル役を指名されたのが、後にWWFで大成功を収める「ブリティッシュ・ブルドックス」デイビーボーイ・スミスだった。

 彼はザ・バンビートと名乗る覆面レスラーとしてリングインしたが、マスクマン達の御輿に担がれて入場してきたザ・コブラに腹を立てたのか、「俺はお前の下風には立たん」とばかりに突如マスクを脱ぎ捨てた。

 この衝撃のシーンに会場と放送席は驚きを隠さなかったが、小生は幼心にこれはヤラセではないか*1との思いがよぎった。なぜなら、ザ・バンビートのマスクの色が、水色のタイツとコーディネートがまるでなっていなかったからだ。

 それこそ身だしなみにはうるさい、映画評論家のピーコさんも悲鳴を上げそうチグハグぶり。ファッションセンスがゼロなのである。

*1 当時プロレスではヤラセなどない真剣勝負であると広く理解されていた。


 その上、マスクのデザインもおざなりなものだったように記憶している。70年代に活躍したミル・マスカラス以降、日本でもルチャ系の華やかなマスクは一般化していたにも関わらず、ザ・バンピートのマスクときたら、、、

 「プロレス大百科」などに白黒写真で載っていた「ジ・アサシンズ」とかなんとかいう、二流レスラーの冴えないマスクさながらのデザイン性の乏しさだったのだ。


 そんなコスチュームで今後もザ・バンピートとしてやっていくうようには見えない、とりあえず被ったマスク、そんな印象だったのだ。要するに脱ぐために被ったマスクだったということである。

 ストーリーとして行われた脱マスク。しかし、そのチグハグ感は試合にも伝染したのか、その日のコブラ日本デビュー戦は、まるでスイングしない戦いだったことを思い出す。


 その後、ダイナマイトキッドも加えてこの三人のライバル関係は深化し、なかなかの好勝負を展開することになった。WWFジュニアのベルトを巡っての三つ巴戦は新日ジュニア史の白眉といえよう。

 そんなポジティブな記憶を残してくれたD・スミスだったからこそ、ザ・バンピートの醜態は記憶の奥にしまい込まれていたのかも知れない。


(まるっきりの余談)
 ユナイテッドにザ・スミスそしてデイビーボーイ・スミス。俺の好きなものは何故かマンチェスターのものばかり。

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posted by gyoja_busyo |14:42 | 格闘技・プロレス | トラックバック(0)
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