2007年10月23日

(行者偶感)日本代表目線で観る欧州選手権予選その2

 先般衛星放送で放映された、イスタンブールでの欧州選手権2008の予選試合、トルコvsギリシャの一戦を日本代表を応援する目線で、少々追ってみます。

 前半は本戦進出のために勝ち点3が欲しいホーム・トルコが、主としてサイド攻撃を中心に攻勢に出ますが、枚数の多いギリシャ守備陣の中央を崩すことが出来ません。一方でギリシャは効率よくカウンターアタックを仕掛け何度か決定機を作ります。

 後半はトルコが勝ち点0を恐れたのか、守備の意識が高まり、そのことでむしろギリシャが前半に比べ攻撃的になり、押しつ押されつの展開となりました。

 そして後半30分台にトルコのミスか、オフサイドトラップをかいくぐったギリシャ・アマナティディスの得点が生まれ、これが決勝点になります。この勝利でギリシャは本戦進出が決まり、トルコは3位に後退して本戦進出が危なくなってしまいました。

 この試合を通じてもっとも興味深かったのはギリシャのゲーム運営のしたたかさです。

全体としては守備意識を相当に強くしながら、前半の残り五分、後半の開始10分くらいの「攻め時」には、かなりのリスクをかけて果敢に攻撃しかけていました。

 また、トルコ代表が前半の結果から、後半はトーンを変えてきたことも、中々の慧眼だと思いました。ギリシャ、トルコ共に「戦慣れ」したチームと私には映りました。

 ゲームを通じてボールを支配することの多い日本代表ですが、この日のギリシャ代表のように、トーナメント全体の状況と試合の中での時間帯の両方をにらみながら、攻守のメリハリがつくとチームはさらに強くなるのではと思いました。
 
 個人の役割意識、ディスシプリンの高さを日本代表は評価されることがありますが、チーム全体としてゲームプランを実現する規律性や戦略眼の重要さをこの一戦から思った次第です。

 なお、この双方にとって極めて重要な一戦において、ギリシャ、トルコともにペナルティーエリア内での決定機を少なくとも3度は逸しておりました。我々が日本代表を応援する際には、サッカーというものが、そもそも得点の入りにくい競技であることを、頭に入れておくのも良いとおもいます。

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*偶感...ふと心に浮かんだ感想のこと。まとまりを欠いた、ユーモアの乏しい、感想のような文章になりますが、「行者の偶感」はブログという投稿形式の一つの特徴である即時性に重きをおいております。その点、含みおきください。

posted by gyoja_busyo |06:22 | サッカー | トラックバック(0)
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