2007年06月26日
(行者★スポ第50号)【総合2.0】って何だ?
先日の報道によると、新生PRIDEは10月にお目見えということになるようで、我々、総合格闘技(以下、総合)ファンとしては、今しばらくの辛抱を求められるようです。新たなPIRDEがどのような展開を見せるのか、興味が尽きません。 さて、ヒクソンVS高田戦から10年が経過したということですが、UFCとPRIDEによって牽引された90年代半ばから今日までの概ね10年間を総合の発展期とすれば、次の十年を総合の成熟期と捉えることができるのではないかと思います。 インターネットの世界で、web2.0という概念(これは登場から約10年、インターネットの利用手法・環境が次なるステージに来たというものです)が語られていますが、総合にも次なる10年を推し進める新しいシステムやルールが求められるように思います。これを【総合2.0】と呼んではどうかと思うわけです。 では【総合2.0】とは何ぞや、ということになるわけですが、
これは当然、現段階では明瞭ではありません。が、これまでに10年を概観してみますと、競技化に向かうのか、あるいは、さらなるエンターテイメント化が進むのかということと、マーケットのグロバール化(これには、国内有料TVでの放送からインターネットによる配信への変化を含みます。)等等をあげることが出来ると思います。
このような前提から、新たな総合のルールや興業手法を、これまでにいくつかのエントリーを発してまいりましたが、残念ながら評判は芳しくありませんでした。(^^:
(行者★スポ第46号)総合に3カウントを!
(行者★スポ第48号)君はサップのバスターを見たか
(行者★スポ第49号)総合格闘技にリーグ制を!
私の珍アイディアはさておき、米国のIFLにおけるチームで競うリーグ制の総合について、現在米国の総合大手サイトMMA WEEKLYでも投票が行われており、途中経過では賛否が分かれている模様です。いずれにしてもIFLの取り組みを私は【総合2.0】的なものと受け止めています。
また、軽量級を中心に逸材を輩出している修斗は、今後も更なる競技化に向かい、アマの競技者数の増加も含めて、総合を広く支持される地に足のついた格闘技に育てていくのか、それとも修斗出身の人気選手にあやかって、エンタメ的要素に手を出していくのか。
この他にも、小さいながらも興業を続けてる団体が、生き残りのためにどのようなアイディアを出してくるのかも見ておくべきでしょう。ZSTやDEEP、U-FILEあたりが連合して面白いものをしてくれないかと期待したりします。仄(ほの)かながら、日本の総合にも【総合2.0】の息吹を感じます。
さらにいえば、欧州での総合ブームが、世界の総合にどのうようなインパクトを与えるのかというのも興味深い。フットボールという世界最大のスポーツエンターテイメントのコンテンツを楽しんでいる欧州の人々が総合をどのように変えていくのか、これも見ものです。
ところで、こちらはプロレスですが、総合格闘家(元、をつけるべきかも知れませんが)高瀬大樹選手をエースの一人に据えるUWAI・SATIONも7月13日の興業では様々な組み合わせの試合が行われます。低迷期から抜け出す改革が迫られているプロレス界からも【総合2.0】に刺激を与えるものが出てくると思います。
修斗黎明期のもので巽宇宙選手が闘った、負けたくないから、お客は無視ししてもなかなか攻め合わない、シビアな、ある意味で本当のガチ勝負から10数年。'昨年のノゲイラVSジョシュのような面白い真剣勝負'が見られるようになった総合ですが、次の10年はどにようなものになるのか、PRIDEがちょうどお休みの間に、これをアレコレ考えるのも一興かと思い、本エントリをアゲました。
posted by gyoja_busyo |01:22 |
格闘技・プロレス |
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