2007年02月26日
MLU!?メジャーリーグ・アルティメットファイト?
先般LAに本拠を置く新興の団体、EliteXCの旗揚げ戦において、ヘンゾ・グレ一シ一とフランク・シャムロックの対戦があった。結果がヘンゾの反則勝ちということであったようだが、この一戦が総合格闘技界・ウェルター級世界最強を決めるものではないことは、皆さんもご納得いただけるかと思う。 しかし私にとっては、この二人の古豪による一戦は、マッチメイクは無論、興行そのものが非常に興味深いものであった。 現在、BODOGの台頭、PRIDEの進出など各団体が凌ぎを削る米国の総合格闘技界であるが、世界最強を決める舞台は、理屈からすれば一つしか存在できない。今後の生存競争に打ち勝った唯一のプロモーションのみが、総合格闘技最強を決める興行を打つことができることになるだろう。 その意味ではネットを介して
イノベーションと新たなコミュニティを作るとするEliteXCが目指す方向性は少し違うようだ。この団体の旗揚げ興行は、先に述べた古豪対決と決して有名とは言えない選手達の試合が中心で、世界最強を決めるといった類のものではない。 また、IFLという新興団体がある。この団体は、本拠地を構えた各チームが団体戦を展開するというもので、前出のヘンゾとはフランクはそれぞれNYとサンノゼを根拠としたチームを率いる監督の立場にある。 フランチャイズのある団体戦と言えば、まるでアメフトや野球のようでもあり、このような個人と個人の果し合いではない、チーム別の対抗戦が浸透してくれば、いずれMLU、メジャーリーグ・アルティメットファイトとでも呼ばれるようなリーグ、コミッションが出来ることも在り得る。 いずれにしてもこれらの動きは、総合格闘技が広く一般大衆に認知され、鑑賞スポ一ツとして進化する流れの中での現象と見ることが出来るのではないか。若い選手、ベテランにも試合の機会が与えられサラリーが保障されれば、職業として総合格闘技が確たるものになることが期待できる。 そうなれば、競技人口や底辺の拡大に繋がり、一過性のブームとこれに付随する一部選手のファイトマネーのバブル化、その結果としてのプロモーションの寡占化とマンネリズムによる全体としての退潮という悪循環を避けることが出来るように思う。 「世界最強は誰か!?」というこの格闘技の普遍的命題から少し距離をおき、試合展開と技術そのものを楽しむという視点での総合格闘技が、多くの選手達に活躍の場を与えて、今起きているこの競技の世界的な広がりの推進力となり、寡占化を抑止することになるのではないかと、ヘンゾVSフランク戦から考えた次第である。 余談ながら、このような状況にあって、かのリングスでの様々な実験を活かすことも出来るのではないだろうか。 ~人気blogランキング登録中、投票にご協力下さいm(_ _)m是非とも→Click here 卑雑にして崇高。行者の雑念ブログ、【行者のログ道★迷い筆】はこちら→Click here
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posted by gyoja_busyo |07:17 |
格闘技・プロレス |
コメント(2) |
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Re:MLU!?メジャーリーグ・アルティメットファイト?
コメント投稿者ID :
同感です。
プライドの世界観は大好きですが、一部のファンおよび関係者の「プライド以外は格闘技じゃない」みたいな風潮に、ちょっと嫌気が差していたところです。
もはや中量級最強決定戦の意味合いは失ってしまいましたが、桜庭VSフラシャムなんかも、未だに見てみたい黄金カードですし。
posted by ウスティノフ | 2007-02-26 15:27
Re:MLU!?メジャーリーグ・アルティメットファイト?
コメント投稿者ID :
ウスティノフさん>コメントありがとうございます。桜庭VSフラシャム、なるほど。私は金原vs小路でもそれはそれとして、面白く観れるように思います。田村vsカーロスニュートンなんかも結構な黄金ではないでしょうか。
posted by 行者 | 2007-02-28 17:37
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