2007年01月03日
悲劇!切なく散った美濃輪プロレス魂
昨年大晦日の【PRIDE男祭り2006】の第一試合において、赤いパンツの偏屈王こと田村潔司選手が、これまた赤いパンツの美濃輪育久選手と対戦し、1R1分18秒、膝蹴りで美濃輪選手にKO勝ちを収めた。年来の赤パンファンとしては、ほッと胸をなでおろしたところだったが、同時に釈然としないものもあった。
結果的には田村選手の一方的な勝利となったが、果たしてこの二人の選手に結果ほどの力の差があっただろうか?否、田村選手のインタビューからも分かるように、田村選手自身も美濃輪選手に敗れる不安を抱えていたというから、現段階において二人の実力差は僅差、場合によっては美濃輪選手の方が優勢、であるかも知れない。
すくなくとも四年前にDEEPで行った試合ほどの差は二人にはもう無いのである。ところが試合はあっけなく幕切れとなった。一体どうしてなのだろうか。
思えば一昨年の桜庭戦も、今般の田村戦と似た展開であった。桜庭、田村というある種のエンターティナーとの試合においてリアル・プロレスラー美濃輪選手が意図した展開は、勝ち負けよりも総合格闘技の凄さ、面白さを伝えることのできるような試合だったのではなかろうか。ところが、むしろ桜庭、田村の二人の先達が、この魅力的かつ実力のある後輩を警戒し、勝負にこだわってしまい、直線的に攻めてくる美濃輪選手に対して、これに乗らずに勝ち負けにシビアな試合運びを行った。
逆にそのことから、二人の大家の美濃輪選手へ評価をうかがい知ることも出来るのだが、美濃輪選手への【見せる闘い】へのこだわり、つまりプロレス魂は、二年連続で切なく散ることとなった。
さて、そんばハートブレイクな美濃輪選手の今後については、【ミノワマン】への改名からも分かるようにいっそうの超人思考に向かいそうである。男祭り直後のインタビューでは意気軒昂に、キン肉マンを理想像として目指すと語ってくれた。超人らしく?必殺技も用意してくれているようだが、当面は田村選手との再戦が目標とのこと。
「リング上でお願いして、OKはもらってます。」と超人にしては細かく人間臭い交渉結果も披露してくれた。いずれにしても今後とも美濃輪選手、基ィ、ミノワマンから目が離せない。
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posted by gyoja_busyo |03:25 |
格闘技・プロレス |
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