2006年11月26日

中田英がムエタイ修行!その真意は!?

 今年7月に現役を引退し、世界漫遊旅行の途にある元サッカー日本代表の中田英寿さんが、タイ王国においてムエタイのトレーニングに参加したようだ。ミドルキックを放つ頼もしい中田さんの写真もネットに公開されており、現役を引退してもなお話題の尽きない中田さんには畏れ入る。

 因みにタイ王国と言えば、この行者も、『パッポン通りの旭日』なる異名を頂戴した思いで深いお国で、ルンピニースタジアムで本場のムエタイを観戦させていただいたことがある。(動画へのリンク)会場で行われる賭けにも驚かされたが、生演奏で行われる試合のBGMにも驚かされた。さて、今般の中田さん一件をあえて、

サッカー界から格闘技界に送られたエールのようなものと解するならば、逆に、格闘技界も何らかの返礼をするのが礼儀であろう。例えば、格闘家がファン感謝デーなどのイベントでサッカーをする、なんていうのが考えられるが、そんな時には、プロレスの天龍源一郎さん(56歳)がお薦めである。

 高校時代にサッカー部だった蝶野正洋さん(新日本プロレス)も捨てがたいが、氏は98年W杯フランス大会の折りもふがいない日本代表にスポーツ紙で苦言を呈していたことがあり、なによりも必殺技の一つに『サッカーボールキック』なる技があることが決め手だ。そして相手の技を受けて、受けて勝つ天龍氏だからこそ、現在のサッカー日本代表に教えることが出来ることもある。

 プロレスは勝敗以前に「観客に観せる」という点を優先させる特殊な競技であるが、よく考えてみればあらゆるプロスポーツはプロレスと同じ本質を持っており、その点についてはサッカーも例外ではない。日本代表チームの試合も興行として行われているのだから、お客さんやスポンサーを喜ばせなくてはならない。

 堅実で愚直な運動量が評価される比較的地味な選手が集まるオシムジャパンでは、観客動員数やTV視聴率に課題があるとの評価を聞くことがあるが、もしそうであるならばプロレスから学ぶ点も多いのではないか。その教師としてMR.プロレス、天龍源一郎氏が最適である、ということである。

 いずれにしてもサッカーとプロレスの交流、ある種の異業種交流として双方の発展に有益なものをもたらすものと思う。前出の蝶野さんと中山雅史選手の交流は有名であるが、サッカーとプロレス、共に夕刊紙を彩る大衆のスポーツなのだから、よりいっそうの連携があってもよい。

 さて、ハナシを中田さんに戻すが、この時期に中田さんがムエタイのジムを訪れたことは興味深い。来月の大晦日には年末恒例の格闘技イベントが予定されている。昨年のイベント内容を振り返れば、ある種、客寄せ的な試合も組まれていた。すなわちPRIDEにおける金子賢さんの試合であり、K-1ダイナマイトにおける曙VSボビー・オロゴン戦である。

 格闘技は近年、随分と一般視聴者にも浸透したように思われるが、やはり大晦日のゴールデンタイムには、分かりやすくてインパクトのあるマッチメークが求められる。行者としては、いっそトラとライオンを闘わせてはどうかと思うが、たとえエキシビションであっても、あの元日本代表・中田英寿がリングに上がるとなれば、その話題性たるやフィギアスケートの中継など軽く超えるのではないか。

 さらに【妄想】を膨らませれば、K-1ダイナマイトに出場が予想される、あの金子賢選手の対戦相手として中田さんがリングに立ったならば、これは一代センセーションになるだろう。今回、中田さんを指導したトレーナーも「ナカタなら2週間でプロのリングに立てる」と言っている。かつては敵陣を切り裂いた中田さんのキックが、金子さんの脇腹に炸裂する、そんな光景を今年の大晦日には見ることが出来るかも知れない。

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posted by gyoja_busyo |13:33 | 格闘技・プロレス | コメント(0) | トラックバック(0)
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