2011年12月16日
※本稿は叙情的に綴りたいので、敬称を省略させていただきます。予めご了承ください。
俺は西野が嫌いだった。
なんてことはない、当時国民的ヒーローの入口にいた
中田英寿とのマイアミでの軋轢。
マスコミは次代の寵児を擁護し、指揮官はヒールとなった。
若い選手と監督の対立。
今思えば、どちらの姿勢を是とすべきかは明白である。
が、ほとんどのサッカーファンは頑固、固陋な指揮官、
彼にそうレッテルを貼った、と記憶している。
少なくとも俺はそうだった。好きなヤツとモメたヤツだから
好きじゃない、その程度のことだったのだ。
この俺の気分は彼が大阪の地を踏んでから、、、
さらに強化された。
鼻っ柱の強そうな選手が次々とガンバを去る。
噂される監督との対立。
やはりそうか、アイツはワンマンなんだ。
マイアミの時と同じだ。関東のキザなヤツめ。
その間ガンバ大阪はどうなったのか。
パスのつながる、ゴールを奪える刺激的なサッカー
万博で何度も見たドラマティックな逆転劇。
正直全く想像もしなかったタイトルの数々。
指揮官はいつも険しい目をしてその光景を眺めていた。
勝利のインタビューでさえ快活に笑う彼を見たことがない。
むっつりとした男前。関東のキザなヤツ、
そう思いながらもその実績に大阪のファンは脱帽していった
のではなかったろうか。
少なくとも俺はそうだった。
西野朗とはなにか。それは、
Jリーグ屈指の名将であり、
日本人監督の第一人者。
と言っても過言ではない。
この大阪の地で、
阪神タイガースという巨大コンテンツの前に、
ガンバの名を確たるものにした最大の功労者。
そして10年が経ち、好きではないが、認めざるえない男との別れ。
去り際の言葉に不惑を向かえた俺は戦慄し、感激に身震いした。
「単調な生活を繰り返せ」
愛弟子達の成長のために残した、
愛されずに戦い続けた男の至言。
「単調な生活を繰り返せ」。
さらば、西野、
ありがとう、西野。
本当にありがとう。
西野、あんたにとって大阪って何だったんだ。
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posted by gyoja_busyo |07:22 |
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2011年11月22日
先般のタジク戦、飲み会とバッティングしたので、観戦をプレ一次会に。
場所は京都烏丸のハブ。日ごろから京都サンガをサポートする嬉しい店舗。
そう、Jリーグ低迷時代を知る者としては、サッカーを応援してくれることに自然と感謝の念が。
チェアマン気分の俺、なのである。
で、ハブでのタジク戦。急いで6時過ぎに入店もすでにほぼ満席。
店員さんにご予約は?と。なるほど、予約を要するほどなのかと。
店内を見渡すとサラリーマン、その連れのOLさん、大学生、といったところ。
いわゆるライト層(失礼な言い方をご容赦)が多数で、俺と同じく飲み会も兼ねている様子。
日本代表の好プレーに女子が歓声、男子横目でニヤッ、という眺め。
悪くない。フットボールが好き、フットボールが好きな人も好き、ギネスも好き、そして女子も、むろん。
試合は快勝、仲間らもご満悦。いい飲み会になりそうだ。
スポーツバーでの代表観戦。すっかり根付いていることに感心。
今、その人気を確たるものすべく実は正念場にある世界王者、なでしこジャパン。
テレビ局とタイアップで、金曜の夜はなでしこ、のような企画は如何ですか。
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posted by gyoja_busyo |06:46 |
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2011年11月21日
確率が結果と直接結びつかないフットボールという薄情なスポーツ。
しかしながら勝利を求めるのであれば、好機を増やす営みを続けるほかない。
戦後、布陣や人選について批評されるが、結果を受けての感情的なものも見受けられる。
例の機能した、機能しなかったというものだが、試合結果に貢献したか否かのみで論じるものではなかろう。
様々な挑戦は本願に向けての投機と評価し、その効果を検証すべきである。
また、具体的な指標としては、ボール奪取と支配そしてフィニッシュの頻度を挙げたい。
もし、あの押し込んだ時間帯、内田篤人のインターセプトが同点ゴールに結びついたなら、サッケローニが宝刀、3-4-3はどのように評価されたのだろうか。
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posted by gyoja_busyo |06:24 |
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2011年11月18日
先般の北朝鮮戦は、あらためて日本代表における遠藤保仁の存在感を際立たせる結果となった。
彼の自在な緩急が代表の鼓動であり、息遣いであり、語り口である。
今、心身は一体となり完結した。
心臓移植はたやすくない。が、
不測の事態を慮るのは、組織の長の責務である。
代わりの選手を求めてはいけない。
誰もが誰かの代わりなどではないのだ。
更なる高みに向け、
もう一つの心臓を持ち、もう一つの身体にも変身する、
組織としての多様性が求められる。
ポリパレント、
それは東方の民に託したサラエボの賢者が啓示。
これは個のあり方のみを指すものではなかろう。
ロマーニャの指揮官はアドリア海を渡り、ユーゴの地を訪う。
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posted by gyoja_busyo |05:26 |
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2011年11月16日
怒鳴りつけてきた相手に狼狽しながらも、なんとか怒鳴り返す、昨日の北朝鮮戦はそのような試合ではなかったか。
日本代表の心臓、遠藤保仁は喚(わめ)く相手にはトボけて返す。いなす。肩透かしを食わせておいて、鋭い一言を突き刺す。
つまり、パスを捌(さば)き、散らし、そしてくさびの縦パスを通す。
ワールドカップ最終予選、そして14年ブラジル大会に向けて、指揮官のドナー探しは続く。
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posted by gyoja_busyo |06:35 |
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2011年01月20日
アジアカップは面白い。日本代表チームの勝利は無論のこと、プレーにも応援にも、それそれのお国柄や文化が滲(にじ)み出ているようで、アジア・オセアニアの広大さに思いはせます。
さて、今般のアジアカップ予選グループリーグ敗退を受けて、サウジアラビアの代表監督が解任されたそうです。それも今大会中に二人目という、異例の決定。
解任された代表チーム元コーチ・ジョハル監督の政権は、そもそも暫定的なものだったのでしょう。再建に向けての人事かとは思います。
が、このようなシーンを、豊かな西アジアの産油国において、何度か目にしてきた記憶があり、他人事ながら、楽しいアジアカップに水を注される思いがします。
宇都宮徹壱氏の1月16日付けのコラム「サウジとカタールの明暗を分けたもの、日々是亜洲杯2011」によれば、サウジのマスコミには、ジョハル監督への厳しい見方もあったようです。
ジョハル氏は、日本戦の前から苦しい立場にあった模様です。
そして大敗、解任。むしろシナリオ通りと言ったほうがよい展開。
今後は、またまた欧州・南米の「強豪国」の監督が雇い入れられ、短期的に結果が求められる苦しいトライアルに臨むことになるのではないでしょうか。
サウジサッカー協会の内情を具体的に知る由もありませんが、報道を介して伝わってくるその姿は、一部の人間が場当たり的かつ感情的な対応をとっているように思われます。
※因みにアジアカップ直前のガルフカップ2010では、サウジは決勝戦まで勝ち進む結果を残しています。
西アジアの古豪の凋落を指摘する声が聞こえ始めました。
ところで、日本代表が次に戦うカタールは、前出の宇都宮氏コラムによれば、協会の対応にサウジとは対極のものがあったようです。
代表チームは総力戦。近年は国内リーグの充実にも力を注ぐカタール協会の方法論。その意味でも侮ることのできない相手です。
・・・
さて、冒頭、代表チームにはその国のお国柄、文化が現れると言いました。が、
リーダーの首をコロコロと変え、マスコミは当事者意識の乏しい批判を繰り返し、権力者たち(意思決定を行い得るもの)は、目の前のことばかりに囚われ、長期的な展望に基づく決断ができない、忍耐に乏しく気分屋である自分達に自覚がない。
凋落の兆しに慄(おのの)きながら、失敗の度のスケープゴート。
そんな国が東アジアにもあることに気づきました。
これは、代表チームのことでありません。国家・国民が、という国です。
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posted by gyoja_busyo |05:53 |
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2011年01月08日
好みの問題でしょう。
私にはとって青木真也選手は本当に華のある選手。
桜庭和志選手にも劣らないポテンシャル、ドラマ性。
物語はまた始まったのだと、思いたい。
'俺達はここに居てもいいのか
俺達はまたどこかに向かうのか
手探りで真夜中の高速を突っ走る
'
青木真也さんは、旅に出られるとのことですが、
失われた10年の世代、
ZEROジェネレーションのシンボルとして
彼もまた物語を背負うことのできる稀有なプロ競技者。
もう一度彼のページを開けたい。
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posted by gyoja_busyo |07:25 |
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2011年01月05日
先般、大晦日のダイナマイトで苦杯を喫した青木真也選手がブログで意味深発言をした。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/dream_shinya_aoki/daily/20110104
まず、結論。
'青木くん、やめろ、そして世界に打って出ろ。
負けて、勝って、そしてより逞しくなって帰ってきてくれ。
残念ながら今、この国に君を熱くする土俵はない。
AOKI、世界は未だ君と闘いたいと思っているはずだ!
大晦日、君の物語が新たに始まったと、俺は確信している。
'
以上。
以下は私、行者の偶感。
そもそも今回の試合形式(総合 VS K-1、ラウンド・ルールターン制)自体に難しいものがあったと思う。
土俵は違えどストライカー同士の闘いであれば無い話ではないが、現在における日本の立ち技の猛者の一人とオープンフィンガーグローブで闘うというのは、グラップラー青木としてはかなり辛いものであったのではなかろうか。
総合の理念が「打・投・極、すべてにおいて優越する」であったとしても、専門家にはかなわん、というのは、かのGSPの意見でもある。
「試合を受けた以上、ちゃんとせいや!プロやろ!」それもごもっとも。
「青木、打撃もシッカリ練習しとけや」という声も聞こえてきそうだが、ファン行者としては「やってるよ!」とも反論したくなる。繰り返しになるが、相手はその道の第一人者。その上グラブも。。
まさにあの猪木-アリ戦のようなすれ違い感。パンチが一発当たったらオシマイの緊張感。今日の「総合」とは違う、「ミックスド」マーシャルアーツの世界でもあった。
ドロップキック、浴びせ蹴りは、大会プロデューサーへのオマージュ、リスペクトか?まあ、かけ逃げの誹りからは免れないが。そして、リング上を逃げ回る悪態。
スポーツの試合というよりは、多分にギミック的なマッチメイク。このマッチメイクを知った時、10年が経ち、日本の総合も一区切りか、との思いが沸いた。
そして、この結果を待たずして思っていた。「青木、日本を去れと」
そもそも、この年末の祭りにはギミック的なものが、つきモノではあったが。
言うまでも無いことだが、長島選手がギミックだと言うつもりは毛頭ない。彼のファンサービスや趣味性は、80年代のそれを愛するものとして、微笑ましく感じる。
圧倒的に不利な第1ラウンドを捨てた青木選手と圧倒的に不利な第2ラウンドにも勝機を求めた長島選手。
今回におけるこの違いは際立っており、その点はまさに大会テーマにふさわしいものであったかと思う。その点、長島選手に大きな拍手を送りたい。
最後に長島くんへ。年上の元同類として。君、コスプレせんでも、結構カッコエエで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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posted by gyoja_busyo |04:16 |
格闘技・プロレス |
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2008年09月17日
随分ご無沙汰していたが、胸躍るニュースが寄せられたので、筆を起こしたい。
報道によれば、オランダのアマチュア女子サッカーチームが、従来のルールに反してユニフォームにスカートを採用したとのことだ。
参考写真を見るにテニスのそれに近いもののようだが、中々にエレガントである。
このチームのゲームにおいては、観衆の視線がボールから離れたところに移る可能性大であるが、それはそれで妙味がある。というのは、男子には世界共通の感性、チラリズムというものがあるからだ。
シュートシーンでスカートがめくれ、ホットパンツが丸見えになるシーンよりも、トラップのタイミングで、スカートがひらりと揺れ、スカートの中が見えそうで見えない焦らされた感覚に男子たちは酔いしれることだろう。
スタジアムにもうひとつの劇場が生まれるという次第だ。
また、フットボールにおけるトラップの重要性は今更いうまでもないがシュートシーン以上に注目が集まるのであれば、未来のフットボーラーにもよい教育となるだろう。
ところで、プロでなくアマチュアスポーツの世界において、女性が愛らしく魅せたいと発想したことを古風なフェミニストがどう論じるか。興味深いところだ。(了)
他にこんなユニフォームも↓
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posted by gyoja_busyo |05:48 |
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