2007年12月12日
浦和レッズvsセパハン
橋の中腹を過ぎると、もう聞き覚えのある“あの歌”が聞こえてきた。 「浦和レッズ、浦和レッズ……」 時刻は7時。 戦いの時は近い。スタジアムに入るとそこには、たくさんのサポーターが試合の時を今か今かと待っていた。豊田スタジアムに来るのはこれで2度目。1度目は2年前、カズこと三浦知良選手(現横浜FC)がシドニーFCの一員として第1回のクラブワールドカップに出場した時。あの時に比べてもサポーターの数、迫力は数倍に見えた。売店にてタオルマフラーとパンフレットを購入し、席に着くとちょうど選手入場の時間になっていた。寒空の中、選手がピッチに散らばっていく。試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
試合は両者3度目とあって慎重な立ち上がりになるかと思われたが、序盤から浦和が積極的に攻め、セパハンがカウンター狙いのハイペースな試合運びとなった。前半開始早々から闘莉王が前線に飛び出せば、この日ボランチとして出場した阿部が攻守にわたってキレのあるプレーを見せ、チームを牽引した。特に阿部は、守っては前線からプレッシャーをかけパスの芽を摘み、攻めては縦への正確なパスを供給し続けていた。今冬シエナに移籍する長谷部や、来夏海外移籍を目指す鈴木もアピールの場とばかりに前線に絡み、チャンスを演出していた。 しかし、この日誰よりも輝いていたのは、久々の先発出場を果たした相馬崇人だった。先制点はこの男の左足から生まれる。前半32分、ペナルティーエリア左から相馬がDFとの一対一をかわして縦に切り込み、ゴール前に低いクロス。これを永井が流し込み浦和が先制。追加点こそ生まれなかったが、守備では阿部や闘莉王が空中戦で相手を圧倒、前半を1-0で折り返す。 後半開始早々からカリミ、バヤトといった攻撃的な選手を投入してきたセパハンも一気に猛攻を仕掛ける。しかし後半9分、一瞬の隙をつき阿部からワシントンにスルーパスが通る。右足でボールを軽く浮かし、縦に切り込むとほとんど角度のないところからゴールネットを突き刺した。この大会を最後に浦和を退団し、故郷ブラジルのフルミネンセへ移籍することが大筋で決まっている元ブラジル代表FWはゴールが決まった直後、ゴール裏のサポーターに駆け寄り、共に喜びを爆発させた。その後、さらに強まるセパハンの攻勢をチーム全員で守り抜くと後半25分、永井のヘディングをセパハンDFがクリアミス。ボールはセパハンゴールに飛び込み、試合を決定付ける3点目が決まった。その10分後、ミスから1点を返されたが、最後まで攻めの姿勢を崩さなかった浦和が3-1で勝利。 後半40分頃からは「Get GOAL 福田」コールが起こり、来期から育成コーチとして帰ってくる“ミスターレッズ”にささげられたことは印象的だった。
さて次は13日ACミラン戦。 90分のうち、そんなにたくさんのチャンスは来ないだろう。 だが今の勢いをそのままに、一瞬のチャンスをものにする集中力を切らさなければ、試合は面白い方向に転がるかもしれない。 世界の頂まであと2つ。 頑張れ、レッズ!!
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posted by guro |02:14 |
FIFAクラブワールドカップ |
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浦和レッズ セパハンを降しACミランとの準決勝へ 【アマデウスの錯乱?】
浦和レッズ セパハンを降しACミランとの準決勝へ
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浦和レッズvsセパハン
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「Get Goal 福田」ではなく、「Get Goal 浦和」とコールしていました。
同じリズムですが、違いますよ。
posted by 浦和者 | 2007-12-12 08:37
浦和レッズvsセパハン
コメント投稿者ID :
テレビ観戦してて、なぜに「Get Goal 福田」?なのかと疑問に思ってました。
Jリーグ初期から観てる者としては、福田のコールは懐かしかったんですけど「Get Goal 浦和」だったとは…。お恥ずかしい限りです。
でも、疑問が晴れてスッキリしました。>浦和者様
posted by R | 2007-12-12 09:39
浦和レッズvsセパハン
コメント投稿者ID :
ちょっと遠かったので聞き間違ったみたいです。
アドバイスありがとうございます。
posted by guro | 2007-12-13 01:32
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スタジアムに入るとそこには、たくさんのサポーターが試合の時を今か今かと待っていた。豊田スタジアムに来るのはこれで2度目。1度目は2年前、カズこと三浦知良選手(現横浜FC)がシドニーFCの一員として第1回のクラブワールドカップに出場した時。あの時に比べてもサポーターの数、迫力は数倍に見えた。売店にてタオルマフラーとパンフレットを購入し、席に着くとちょうど選手入場の時間になっていた。寒空の中、選手がピッチに散らばっていく。試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
試合は両者3度目とあって慎重な立ち上がりになるかと思われたが、序盤から浦和が積極的に攻め、セパハンがカウンター狙いのハイペースな試合運びとなった。前半開始早々から闘莉王が前線に飛び出せば、この日ボランチとして出場した阿部が攻守にわたってキレのあるプレーを見せ、チームを牽引した。特に阿部は、守っては前線からプレッシャーをかけパスの芽を摘み、攻めては縦への正確なパスを供給し続けていた。今冬シエナに移籍する長谷部や、来夏海外移籍を目指す鈴木もアピールの場とばかりに前線に絡み、チャンスを演出していた。
しかし、この日誰よりも輝いていたのは、久々の先発出場を果たした相馬崇人だった。先制点はこの男の左足から生まれる。前半32分、ペナルティーエリア左から相馬がDFとの一対一をかわして縦に切り込み、ゴール前に低いクロス。これを永井が流し込み浦和が先制。追加点こそ生まれなかったが、守備では阿部や闘莉王が空中戦で相手を圧倒、前半を1-0で折り返す。
後半開始早々からカリミ、バヤトといった攻撃的な選手を投入してきたセパハンも一気に猛攻を仕掛ける。しかし後半9分、一瞬の隙をつき阿部からワシントンにスルーパスが通る。右足でボールを軽く浮かし、縦に切り込むとほとんど角度のないところからゴールネットを突き刺した。この大会を最後に浦和を退団し、故郷ブラジルのフルミネンセへ移籍することが大筋で決まっている元ブラジル代表FWはゴールが決まった直後、ゴール裏のサポーターに駆け寄り、共に喜びを爆発させた。その後、さらに強まるセパハンの攻勢をチーム全員で守り抜くと後半25分、永井のヘディングをセパハンDFがクリアミス。ボールはセパハンゴールに飛び込み、試合を決定付ける3点目が決まった。その10分後、ミスから1点を返されたが、最後まで攻めの姿勢を崩さなかった浦和が3-1で勝利。
後半40分頃からは「Get GOAL 福田」コールが起こり、来期から育成コーチとして帰ってくる“ミスターレッズ”にささげられたことは印象的だった。
さて次は13日ACミラン戦。
90分のうち、そんなにたくさんのチャンスは来ないだろう。
だが今の勢いをそのままに、一瞬のチャンスをものにする集中力を切らさなければ、試合は面白い方向に転がるかもしれない。
世界の頂まであと2つ。
頑張れ、レッズ!!

