2008年06月25日

日本、1位通過決定! ~南アW杯3次予選~

 22日、南アフリカW杯予選グループ2最終戦が埼玉スタジアムで行われ、日本代表はバーレーン代表に1-0で勝利した。試合終了間際の後半45分、パワープレーに出た日本はDF内田篤人(鹿島)ヘディングで押し込んだボールがGK手前でワンバウンド。ボールは相手GKの頭上を破り、そのままゴールに吸い込まれた。この結果日本は勝ち点を12に伸ばし、グループ1位で最終予選進出を決めた。

日本代表 1-0 バーレーン代表(日本・埼玉)
【得点】
[日] 内田篤人(90分)

 試合後指揮官は「決して格好いい、きれいな得点ではなかったけれど、私にとってはこれだけうまい、スマートな選手たちが、泥臭く点を取ってくれたことがうれしく思います」と得点シーンを振り返った。どんな形であれ、勝ち点3を獲得したことは評価できる。バーレーンとは最終予選であたる可能性もあり、その相手に対して苦手意識を克服できたことは一番の収穫だろう。だが一方で、ボールポゼッションは出来ているものの、最後の部分での“決定力”という課題も色濃く現れた試合だった。

 この試合指揮官はここまでイエローカードをもらっているMF長谷部誠(ヴォルフスブルク)、松井大輔(サンテティエンヌ)、DF駒野友一(磐田)を最終予選を見据え、ベンチメンバーからも外す決断を下した。
 日本のシステムはもはや定着してきた4-2-3-1。1トップには玉田圭司(名古屋)。トップ下には岡田ジャパン初召集の佐藤寿人(広島)、左右サイドハーフにはA代表初出場の本田圭佑(VVVフェンロ)、ケガが心配された中村俊輔(セルティック)が名を連ねた。また、左右両サイドバックには安田理大(G大阪)、内田篤人(鹿島)が先発した。

 試合は序盤から日本がボールを支配し、バーレーンゴールに襲い掛かる。
 前半5分、スルーパスに抜け出した佐藤がエリア内で倒されてPKを獲得。だが、中村俊がゴール右隅を狙って蹴ったシュートは相手GKに阻まれてしまう。
 その7分後には、本田のグラウンダーのクロスを受けた玉田が反転しながらシュートを打つもうまくミートせず、相手GKの前に力なく転がった。
 前半18分にはCKから田中マルクス闘莉王(浦和)のヘディング、20分には玉田のクロスを闘莉王が落とし、最後は佐藤が懸命に足を伸ばすも届かず……。

 前半終了間際にはMF遠藤保仁(G大阪)のFKがバーを叩く。これに本田がつめたが振りぬいた左足は空を切った。日本は前半、ボール支配率でバーレーンを圧倒したが、アタッキングサードでのアイデア、精度を欠いていた。

 迎えた後半は開始10分まで耐え忍ぶ時間帯が続く。日本は3次予選を通して、前半の終盤から後半の序盤にかけて運動量が落ちるパターンが多かった。

 この状況を打開すべく指揮官は後半20分からの15分で3枚のカードを切る。後半20分に佐藤に代えてMF山瀬功治(横浜FM)、28分に安田に代えてMF今野泰幸(F東京)、35分に本田に代えてFW巻誠一郎(千葉)を投入。終盤は闘莉王も前線に残し、一気にパワープレーに出る。

 後半45分、相手DFのクリアボールを内田がヘディングでGKとDFの間に落とすと、猛然と突進してきた巻に注意を奪われた2人がお見合い状態となり、ボールはGKの頭上を越してゴールに吸い込まれた。

 課題も多く出た3次予選だったが、収穫もあった。そのひとつが4-2-3-1というフォーメーションを確立できたことだ。このシステムは中盤にタレントが揃う日本にとって合っていると言える。どうやら、3次予選では両足太ももの状態を考慮され召集を回避されたMF小笠原満男(鹿島)も最終予選から召集されるようだ。

 3次予選ではポゼッションという点である程度の成果は得られた。日本は最終予選までの約2ヶ月でそこに連動性という新たな武器をプラスしたい。ひとりが動いたらそのポジションにひとりが入る、コースがなければ人が動くことによってコースをつくる。機動力は日本の大きな武器になる。
 
 アジア最終予選の組み合わせ抽選会は27日、クアラルンプールにて行われる。

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posted by guro |00:26 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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