2009年04月30日

関塚監督やサーの選手起用法に唸る!!

 今稿は、結論から綴りたい。
 連戦が続く(日本でも欧州でも)最近のサッカーシーンにおいて、私は二人の監督に思わず唸った。一人は、私の好きな監督。もう一人はあまりそうではない。

 4月26日。私は、広島ビッグアーチに足を運んだ。目的は、鄭大世のスケールを感じるため。しかし、この日の川崎はかなり良くなかった。結果だけ見ると引き分けだったが、後半開始からの数的優位(ミキッチの前半44分退場のため)を活かせず追いつかれたことは、誰の目から見てもがっかりだっただろう(試合後、佐藤寿人もダメージの残るのは川崎の方だと語っていた)。

 この試合。特に足が止まっていたのは、鄭大世やキャプテンの伊藤だった。鄭大世は槙野に意識的に抑えられ(その分槙野の上がりもいつもよりは少なかったのだが)、伊藤はミキッチ(退場するまで)に対して後手に回っていた。その姿は、明らかに疲労によるものと思えた。

 確かに決断はしやすかったのかもしれない。
 開幕してからの川崎フロンターレは、まず自分達のスタイルを取り戻すところから始まった。高い位置で奪ってからの速い攻撃が帰ってきたのは、私の感じるところ第4節の名古屋戦だった。(詳細は帰ってきた関塚監督記事へ)多彩なベンチ選手もうまく使い、チームとしての共有・更なる前進を目指すというのは、次のステップだったに違いない。 
 その足がかりが今節(第8節=京都戦)だったのか。
 関塚監督は、鄭大世や伊藤、森・横山など疲れの目立った選手を外し、菊池・村上・田坂・矢島の先発起用を決断した。4-1の快勝。起用に答える選手のパフォーマンス。川崎が追求している形での得点。全てにおいて快心だった。
 「ぐっ・・ぐわし!!」

 本日未明。「ほぉあ~」私は、また唸った。
 マンUのメンバーを見たからだ。テベスがスタートに入っている。驚いた。そして、一気に不安になった。私が一番恐れていたのは(勝手に)、テベスの起用だったからだ。最終ラインに少なからず不安があるアーセナルにとって、一番嫌なのは“前に「動」のポイント(ベルバトフの「静」ではなく)をツクられること”だと思っていたからだ(※私はアーセナルが好きです)。
 しかし、その可能性はかなり薄いだろうと。。。テベスが直前に移籍(来季以降)をほのめかしていたこともあり、朴智星やベルバトフ・ギグスを抑えて先発するという想像はできなかった。
 それを超えた(いとも容易く)サーの決断が、結果の1-0に関係なく、アーセナルが最も苦しむ闘いを生み出したのではないかと感じざるを得ない。今は、サー・アレックス・ファーガソンに敬意を払いながら、ヴェンゲルが2ndレグ(Arsenal:Home)でそれを上回ることを期待している。

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あとがき: 今節のJリーグ。大宮アルディージャの戦いぶりを見て、とても悲しかった。機会があれば詳細は後に綴りたい。

posted by オクジョー |23:58 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月28日

バルサとはこう戦え!! CL準決勝を前に

 “どこかを止めるか” “全部止めるか” “どこかをあきらめるか”
 バルセロナに対して、ヒディング監督やチェルシーの選手ができること(有効な)を考えているのだが、どうもなかなかムズカシイ(一応考えてはみた)。

 チェルシーに勝ってほしいというより、バルセロナに苦しんでほしい。
 今季、圧倒的な支持を受けているバルサに対して私は、“必ずどこかで躓く可能性がある”というのを綴りたかった。それもずっと。
 しかし、リヨンやバイエルンでは止められないだろうという周囲の見解に対して、私も同感だった。そして舞台は準決勝。やっと、バルサが苦しみそうな対戦相手が出現したという感じだ。それがチェルシーである(というより、プレミアのビッグ4)。

 まずは、現在のチェルシーについて軽く整理したい。
 チェルシーの強みは、ペップやモウリーニョの発言どおり、フィジカルに優れた選手が多いということだろう。ドログバやエッシェン・ランパード・テリーといった選手は、言うまでもなく世界でも屈指のタフネスだ。こういった選手の調子が現在上向きなのは、かなりのプラス要素といえるだろう。
 逆にマイナス要素になりそうなのが、DFラインである。1stレグ(バルセロナ:Home)では、A=コールが出場停止という苦しい状況。また最近の試合では、簡単に裏を突かれるシーンが目立つのは気になるところだ(特に、イバノビッチの裏は甘い)。“怪我明けのボシングワを出場させるのか” “左サイドバックには誰を出場させるのか” など、ヒディングの決断に対して注目するところは多い(余談だが、モウリーニョがブーラルーズをロニーにつけたことを思い出した)。

 では、このチェルシーはどうやってバルサと戦うべきなのだろうか。
 
 まず考えるべきなのは、“バルサに対してやってはいけないこと”だろう。
 “メッシに自由(時間や空間)を与えてはいけない(数的優位は絶対)” こんなことは当たり前のことだろう。それにもう一つ付け加えるならば、“最終ラインが引きすぎてはいけない”ということではないだろうか。仮にチェルシーのように、ある程度ゾーンの設定ラインが低い場合でも、そこから圧力を高めに出て行ったほうがいいと、感じる。バルサは、引いた相手を崩すのが一番得意だということは忘れてはいけないだろう。

 次に考えるべきは、“バルサに対してどうやって戦うか”だ。
 フィジカルの強さや数的優位を使って、サイドの高い位置に控える選手を潰す(“奪う”でなくてよい。間接のセットプレーなら、チェルシーに分がある)ことを前提とすると、それを邪魔するのがシャビのパス供給だろう。ここをどうにかできなければ、今のバルサ相手に五分五分の戦いをすることは不可能に近い(全てが後手になっていくから)。ユーロや今季の戦いを見ていても、シャビはとにかくボールを失わない。シャビからボールを奪う方法を必死で考えたが、私には以下の答えしか絞り出せなかった。

 “シャビはエッシェンに任せる” 
 それで、駄目なら今のサッカーの流れは、ユーロスペインのものだと考えるしかない気がしている。なげやりだが、エッシェンの現在のパフォーマンスなら・・・とも感じる。逆にそこで上回ることができれば、チェルシーに一気に風が吹くことも予想できるだろう。
 欧州一の技術か?世界随一の身体能力か? 今後のサッカー界の流れを占うといっても過言ではなさそうだ。

 最後に考えるべきは、“バルサのどこを攻略するか”である。
 チェルシーとしては、セットプレーで試合を決めたいというのはもちろんだろうが、それだけでは決め手にかける。ドログバを活かしてバルサの高いDFラインの裏を素早くつくことも有効だろう。また、バルサはサイドを広く使った攻撃に対して多少弱い面がある(最終ラインがボールウォッチャーになりがちである)。サイドを変えるミドルパスをうまく使って、アネルカやマルーダ・カルーなどが、攻撃に絡む回数を増やすことができれば面白い。

 確かに、今のバルセロナのサッカーに惹かれる人は多い。対処法を考えても、どこかで後手になる可能性が高いというのが、ここまでの強さの秘訣なのだろう。しかし、隙もないわけではない。間(あいだ)にクラシコも控える。チェルシーに勝負強い選手も多い。
 “バルサの苦しむ姿が見たい” そう思う私は、やはり天邪鬼なのだろうか。

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あとがき: とはいいつつ、決勝カードはアーセナル対バルセロナが一番見たいのである。もちろんアーセナルに勝って欲しいのだが・・・

posted by オクジョー |16:25 | CL | コメント(9) | トラックバック(1)
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2009年04月18日

勝ち点6未満クラブへの提言 〔下巻〕 《Jリーグ 第1節~5節》

 今季、残留のために必要な勝ち点はどのくらいだろうか?
 私は、39以上とみている。開幕から5試合を終え、勝ち点6以上を獲得できれば、“過去のデータ的には残留できる可能性が高い”というのは、もうここで何度も述べていることだ(ひつこい。それについての記事は、下記のリンク※からどうぞ)。
 ということは、降格危機クラブは、“開幕から5試合を終えた時点で獲得した勝ち点が6未満のクラブから出る可能性が高い(あくまで可能性)”ということになる。
 では、勝ち点6未満だったクラブは、どのクラブなのだろうか?
 ここでは、そのクラブらの現状を把握し、そのクラブが前進するための修正点をまとめていく。

<16位 ヴィッセル神戸 勝ち点 4>
<17位 ジェフユナイテッド千葉 勝ち点 3>
<18位 ジュビロ磐田 勝ち点 2>

 3クラブに共通しているのは、“守備に安定感が無いこと”と“選手が固定されていないこと”である。もちろんこれは、この順位にいるのだから当然なのかもしれない。

 ヴィッセル神戸は、堅守速攻スタイルからの変革を求めた開幕だったが、マルセウ・アラン バイーアの離脱により?まだ改革は実施されていない印象だ。さらに、去年まで積み重ねた守備の堅さにも宮本を中心に綻びを見せ始めている。策士であるカイオ ジュニオール監督(余談だが、ここまでこの監督は、45分で必ず交代枠を一つ使用している)がどうチームを修正するか注目だ。Jトップレベルの選手(金南一やボッティ)をうまく使うことが必要だろう。

 ジェフユナイテッド千葉は、指揮官に選手の組み合わせの迷いが見える。一番大事なのは、中盤の底二人を固定させることだろう。今季、下村に余り出場時間が与えられていないが、安定や他の選手の士気・セットプレーの守備を考えても、下村を起用するのがベターだと個人的には感じている。特に、最終ラインのタレントが揃っていないチームなので、ボランチには何より固さが必要だろう。また、背の低い選手が多いため、攻守におけるセットプレーの工夫も求められる。

 ジュビロ磐田は、オフトが最後に残した守備の固さを再び失いつつある現状だ。個人的には、守備が安定しない今、多少ビルドアップに難があったとしても、安定感のあった犬塚・ロドリゴのダブルボランチに戻すべき(一時)だと思う。イ グノ(グンホ)も獲得し、前線の駒は揃ったジュビロ。まずは、真ん中を固めることを考えるべきだろう。それから、駒野やイ グノといった選手の武器を有効に使うべきだ。選択が難しい前線の形は、3トップではなく左サイドのハーフにジウシーニョを下げ、前田・イの2トップが現状ではベターではないだろうか。

 いずれにしても、この3クラブが危険な状態なのは間違いない。監督交代という劇薬もまだまだ使用するべきではない。ともすればまずは、“後方をとにかく安定させる。そしてその後、武器(チームのストロングな部分)を研いでいく”しかなさそうだ。今は、信じて耐えるしかない。

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あとがき: 宮本は、守備の読みやカバーリングは日本でトップだが、対人の弱さは、オーストリアに行っても変わらなかったようである。

※この記事は、〔上巻〕と連動しています。

posted by オクジョー |18:59 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月16日

勝ち点6未満クラブへの提言 〔上巻〕 《Jリーグ 第1節~5節》

 今季、残留のために必要な勝ち点はどのくらいだろうか?
 私は、39以上とみている。開幕から5試合を終え、勝ち点6以上を獲得できれば、“過去のデータ的には残留できる可能性が高い”というのは、もうここで何度も述べていることだ(ひつこい。それについての記事は、下記のリンク※からどうぞ)。
 ということは、降格危機クラブは、“開幕から5試合を終えた時点で獲得した勝ち点が6未満のクラブから出る可能性が高い(あくまで可能性)”ということになる。
 では、勝ち点6未満だったクラブは、どのクラブなのだろうか?
 ここでは、そのクラブらの現状を把握し、そのクラブが前進するための修正点をまとめていく。

<12位 横浜F・マリノス 勝ち点 5>
 第5節の神戸戦(H)に快勝するまで勝てていなかったマリノス。
 しかし、開幕から監督や選手は度々、現在のサッカーに対しての手ごたえを口にしていた。確かに連動した守備からのアクションは、ある意味では魅力的だ。ただ、前節の勝利は、相手(神戸)の自滅+山瀬の活躍によるものだったことを忘れてはいけない。
 木村監督は、スタメンという概念(中澤以外)をあまり持っていないため、武器を持った選手を使わないということもしばしばある。確かに、競争やコンディションは大事だ。だがマリノスの武器は、“山瀬の推進力” “セットプレー” “守備陣の対人能力”だということも忘れてはいけないだろう。

<13位 川崎フロンターレ 勝ち点 5>
 序盤、“今季のスタイルがまだ固まっていなかったこと” “ACL出場による難しさを抱えていたこと”が影響し、この位置(13位)にいるが、さほど問題はないだろう。
 何といっても、選手層が厚い。レナチーニョ・矢島・田坂・井川・山岸などレギュラー級の選手がベンチに控えているのだ。横山がアンカーに入ったことで、本来の持ち味であるショートカウンターも威力を増しはじめた。あとは関塚監督が、リーグ・ACL・ナビスコと並行した闘いの中で、如何に選手を使っていくかが、タイトル獲得の鍵となるだろう。本気でACLタイトルを狙うなら、ACL男(ガンバでいう山崎や佐々木)を見つけることが、必須かもしれない。
 
<14位 大分トリニータ 勝ち点 4>
 昨季躍進したチームが、新シーズンでは苦しい闘いを強いられるということは、珍しくない(往々にして戦力が充実してるとはいえないクラブで)。
 開幕からここまで、大分は万全な状態で闘うことができているとは言えないだろう。両FWの怪我や深谷を欠いているという状況は、チームの安定を考えた上では大きな痛手だ(さらに、選手の退場も続いた)。
 これからは、シャムスカや自分達のサッカーを再び信じ、より強固な組織を構築することを追及すべきだろう。まずは、粘り強く勝ち点を奪うというスタイルを取り戻すこと。主将の鈴木(慎)も、「勝つ気持ちが足りない」と、選手たちの奮起を促していた。怪我がちのウェズレイ・高松の穴を埋めるべく選手はたくさんいる。家長や前田・デカモリシ・清武などの活躍が必要なのは間違いなさそうだ。

<15位 柏レイソル 勝ち点 4>
 アルセウや大谷が開幕に間に合わなかったことが、最初の痛手だったのだろう。柏の弱点は、中盤より後ろの選手でゲームをコントロールできる選手が不足しているということだ(第4節~5節は、杉山も負傷中だった)。
 そういった意味でもフランサを助ける3枚の組み合わせはとても大切となる。前節の広島戦で試したFW3枚を同時起用する采配もある意味では面白い(特に、大津は今季の発見で、柏のスタイルに合ったイケイケな選手だ)。だが今は、李忠成・ポポ・大津を並べる時期ではないだろう。それは、柏の長所である攻撃的な守備からの連動性が薄まってきているからである。
 柏が今後もフランサ中心の前進を求めるなら、サイドには攻撃でも守備でも賢く貢献できる選手(柏でいうなら菅沼や太田)を起用するのが、現時点ではベストな選択だろう。そして、勝負所で控えに入れていた選手(李忠成・ポポ・大津、または澤)で、試合を奪いにいく。それが、勝ち点を奪うための一番シンプルなやり方ではないだろうか。

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あとがき: 現在、降格圏の16位以下クラブについて(気が早い)は、下巻でまとめます。前田俊介ファイト!!!!

※開幕から5試合の勝ち点についての記事へ 
 モンテディオ山形 開幕は残留のために

※この記事は、〔下巻〕と連動しています。

posted by オクジョー |23:59 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月14日

ベストイレブン 《Jリーグ 第1節~5節》

<まえがき>
 Jリーグも第5節まで終了した。アルビレックス新潟のロケットスタート。周囲の予想を遥かに超えたモンテディオ山形の序章。そして、たくさんの新人や韓国人選手の登場など、今季のJリーグには例年以上の爽やかさを感じる。
 
 優勝や残留の争いは今季もかなり混戦となるだろう。5試合を終えたところでその考えはより強くなった。特に、降格チームの予想をしはじめると頭が痛くなる。
 そんなわけもあって、私は、降格候補の一番手とされていたモンテディオ山形の開幕からの5試合に注目しようとしていた。一番不利とされるクラブの力をできるだけ正確に感じたかったのだ(※山形についてまとめたものは、下記のリンクからどうぞ)。

 話は、ここから本筋に入る。私は、山形の5試合に注目するうちに、ある一つのことを思いついた。それは、山形に注目したように、“Jリーグも5試合ごとに区切り、(全34節なので最後は4試合となるが)注目してみたら面白いのではないか”と、いうことだった。
 
 思いついたらやってみたい。そこで、“Jリーグ 第1節~5節 ベストイレブン”と、いうのを考えてみた。これを、第30節~34節まで計7回まとめ、最終的に年間のベストイレブンを決めると面白そうである。

<Jリーグ 第1節~5節 ベストイレブン>

-○---○---○- レアンドロ/G大阪・マルキーニョス/鹿島・矢野/新潟
--  -- ○ --  -- マルシオ リシャルデス
---○-   -○--- 阿部(勇)/浦和・秋葉/山形
○--○--○--○ ジウトン/新潟・マト/大宮・青山(直)/清水・ストヤノフ/広島
--  -- ○ --  -- 清水(健)/山形

 首位の鹿島からは、マルキーニョスを選考(チームとしての勝負強さが印象に強い分、一人のみの選考なった)。調子の良かった新潟・山形からは決定的な仕事をした選手を選考。その他は、決定力のレアンドロ・セットプレーのマト・堅守を支えている新DFリーダー青山・キープレイヤーの阿部(勇)とストヤノフを選考した。

MVP:秋葉勝(モンテディオ山形)
 安定した守備を中盤から支えるだけでなく、好手の切り替えも優れていた。第4節のジェフ戦では、試合の終盤に、前線への飛び出しから貴重な決勝点を挙げた。もう一人のボランチ:佐藤健太郎と共に、チームに欠かせない選手(チームの心臓)となっている。

優秀監督:鈴木淳(アルビレックス新潟)
 課題であった得点力を、選手が最も活きるシステムに変更したことにより解決。苦手のAWAYの戦績も、3戦 1勝1分1敗 2失点と改善されつつある。得意のHOMEでは、昨季の王者を撃破した(HOME戦績:2戦2勝)。

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<あとがき>
 今後、第6節までに“ベストイレブン以外のこと”についても、まとめようと思っている。
 余談であるが、サンフレッチェの槙野の得点争いのライバルは、闘莉王でなくマトになるかもしれない(ちなみに、槙野はPKを一つ外しここまで2得点。マトはPKも含め3得点)。槙野が点を決めると行う“矢を放つポーズ”。実は、マト(的)を狙っているとか、そうでないとか・・・

※モンテディオ山形についての記事へ 
 モンテディオ山形 開幕は残留のために
 勝ち点クリアのモンテディオ山形 包囲網をかわせ!!

posted by オクジョー |23:59 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月08日

勝ち点クリアのモンテディオ山形 包囲網をかわせ!!

 Jリーグも開幕から1ヶ月が過ぎた。降格の第一候補だったモンテディオ山形は、ここまで予想以上の奮闘を見せている。第4節を終えた時点で獲得した勝ち点は7。これは、開幕前に私が決めた(勝手に)目標=“開幕から5試合で勝ち点6以上を獲得する”を上回る数字である。
 山形、最初の残留条件についての記事へ

 この条件をクリアできたのは、開幕のジュビロ戦。前節(第4節)のジェフ戦と勝ち点を見込めそうな相手から、しっかりと勝ち点3を奪ったことに起因するのは言うまでもない。
 ナビスコを含めた5試合の総失点数は“4”と、J1で戦うための守備の安定もここまで合格点以上だ。特にジェフ戦は、失点リスクを最小限に押さえながら、最後まで勝ち点3への執着を持続させ、終盤に得点を奪い勝利するという理想の試合運びだった。

 山形の安定した守備は、大きく二つの段階で構成されている。
 一つ目は、相手のDFラインに対してプレッシャーを強め、ハーフラインからつかまえにいく(出ていく)プレス。ここまで、連動性の高いこのプレスに、苦しんでいるチームも少なくなかった。
 そして二つ目は、そのプレスを突破された後に敷く、スペースを消すゾーンである。中盤以上に自由(時間と空間)をできるだけ与えず、リスクを軽減していく意識が高い。
 今の山形は、この二つを使い分けながら、試合を進ませるのがとても上手だ。守備の後の攻撃も、やることがハッキリしているためブレがなく鋭い。

 そのような組織に対して、FC東京(第3節)がとった作戦が、こうであった。山形のDFラインに早めに放り込み、局地戦を展開させる(仕掛けの早い攻撃を仕掛ける)。そして自軍は、まず守備から入る。
 この試合、城福監督の読みどおりFC東京は勝利する(1-0)。と、同時に、山形の組織が第3節にしてJ1クラブに認められたことを意味していたと思う。FC東京は、山形をリスペクトし相手の一番嫌がる戦法をとってきたのだ。

 ここからは、信念の闘いになるだろう。
 おそらく、どのクラブも山形がここまでやるとは思っていなかったはずだ。それだけに、警戒心はいっそう強まる。残留を目指すライバルクラブは、山形だけには負けてはいけないとモチベーションを高めてくる。FC東京のようなクラブでさえも、相手の良さを消すことから試合に入ってくるかもしれない。
 山形の次なる目標は、この包囲網に対して、自分達の戦いを貫き続けれるかどうかであるに違いない。重要となるのは、“変えないこと” “Homeで負けないこと” “受けないこと”。その三点をクリアできれば、残留の道は充分に見えてくる。

 次節は、AWAYの大分戦。間違いなく大分も守備から入ってくる。山形も信念を貫き通せ。この難しい戦いは、0-0でもいい。とにかく勝ち点さえ持ち帰ることが出来ればいいだろう。
 あくまでモンテディオ山形の最大目標は、“J1定着”であるのだから。

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あとがき: 山形を支えるボランチの二人。彼らが負傷し、長期離脱しないことを心から願っている。

<モンテディオ山形>
監督:小林伸二
フォーメーション:4-4-2
ビルドアップ:前線に当てる
攻撃エリア:サイド攻撃(サイドを起点とした攻撃+サイドバックからの展開)+速攻
DFラインの高低:普通
マーキング方式:ハーフラインからつかまえにいくプレス+スペースを消すゾーン
攻守の人数バランス:攻撃45%守備55%
セットプレーの守備:マンツーマン中心
CKのキッカー 右:古橋 左:石川

---⑮--⑨--- 長谷川・古橋
⑦---   ---⑯ 宮沢(⑪北村)・キム ビョンスク
---⑰--⑲--- 佐藤・秋葉
⑬-23--③-⑳ 石川・石井・レオナルド・小林 亮(⑭宮本)
-  -- ① --  - 清水

※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を参考にしています。(リスペクト)

posted by オクジョー |15:47 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(1)
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2009年04月06日

川崎フロンターレ 帰ってきた関塚監督

 “コンパクト”
 川崎は、これを十二分に意識できていたように思う。田坂の先発を見ても分かるとおり、関塚監督は全体をコンパクトに保ち、連動できる組織を取り戻したかったのだろう。

 前半、選手の見せたパフォーマンスは、監督が求めたモノどおりの良い出来だったように感じる。そこで、もうワンステップの前進を求めてくる関塚監督には強さを感じる。後半開始から、田坂に代えて横山を入れる決断をしたのだ。
 この横山をアンカーに入れるシステム変更(※)の意図は、以下のようなものだったと思う。
 “相手の出し手を高い位置で抑える” “よりカウンターに重点を置く” “中村シフト” “鄭大世に分がある” それだけでなく追い風までも計算された采配だった。(のではないだろうか)

 決断は正しかった。ダメ押し点となった3点目は、まさに狙い通りの形からだった。
 関塚監督の決断は強かった。だがその裏で、もう一つ強い決断をしていた監督が、相手チームにいたことも忘れてはいけないだろう。ストイコビッチは、中村憲剛を消さなかった。大世に対しても、いつも通りの対応をした。リードを許す前もその後も、その攻撃的な姿勢は少しも変わることはなかった。彼が、この試合をレベルの高いものにしたことは言うまでもない。
 
 チームに刺激を与え続ける監督。敗戦を前進に変えるであろう監督。どちらのクラブの監督からも“確固たる信念”を感じることが出来た好ゲームだった。

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あとがき: この試合を視察していた岡田監督。もし合宿にさえ小川佳純を召集しないのであれば、彼のメガネは曇っているのではないかと、私は強く感じる。

<試合結果>
day:2009.4/4
score:川崎フロンターレ(H) 3-1 名古屋グランパス(A)
goal:23分⑧マギヌン(名),24分⑪V・ジュニオール(川),29分29谷口(川),61分⑨鄭大世(川)

※<川崎フロンターレ 中盤の形の変化>
~先発~
-⑪-   --   -⑥- V=ジュニオール・田坂
---29-   -⑭--- 谷口・中村
~後半開始~
-⑪---26---⑭- V=ジュニオール・谷口・中村
--  -- ⑱ --  -- 横山
~相手の3トップに応じて 63分以降~
-⑭-   --   -⑪- 中村・V=ジュニオール
---⑱-   -29--- 横山・谷口

posted by オクジョー |13:30 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月03日

サンフレッチェ広島をハカるべき一戦

 開幕前、ダークホースとして推されることの多かったサンフレッチェ広島の歩みも、ここまでは平均点といったところだ。
 期待通り?の開幕(マリノス戦)。自滅の大宮戦。経験値の差が出た鹿島戦。当然?の浦和戦。そして、今節(ガンバ戦)である。
 
 結果を求めるべき試合が1試合前の浦和戦(ナビスコカップ第一節)なら、内容を問いたいのが今節のガンバ戦(A)だろう。
 私は、ペトロヴィッチ体制以降の広島が、とにかくガンバにコテンパンにやられているというイメージを強く持っている(実際の結果に関係なく)。
 それはおそらく、“ガンバがJリーグで最も真っ向勝負が好きということ”と“J2に落ちるまでのサンフレッチェが、パスサッカーという誤魔化しのもと攻撃偏重だったということ”に起因している。サッカーが内容で勝負が決まるスポーツならば、この対戦の決まり手はいつも“ガンバの押し出し”だっただろう。

 ガンバ大阪は強い。FCソウルにAWAYで打ち勝つようなチームだ。週中に試合が無くコンディションも悪くない。そんなガンバ相手に、AWAYで勝ち点3を奪い取るクラブもなかなかいないだろう。だからこそ私は、この試合に内容を問いたいのだ。J2で揉まれてきた一年をハカりたいのだ。

 “ボランチを中心に、サイドの裏のスペースをケアできるのか” “2列目からの飛び出しを効果的に使えるのか” “アジア王者のセットプレーに対処できるのか” “それでもDFラインは攻撃姿勢を貫けるのか” “時間を有効に消費できるのだろうか”など注目したい点は多い。
 ガンバ相手にどこまでデキルようになったのか。。。この試合、サンフレッチェの未来をハカるべき一戦となるといっても過言ではないだろう。

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あとがき: ストヤノフが前日に帰国する中(W杯予選2試合ともスタメン)、中島浩司に懸かる期待は大きい。

posted by オクジョー |12:59 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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