2010年02月08日
こんなアーセナル好きじゃない! 【アーセナル】
結果が振るわなかったら色々な意見が出る。しかし僕が今季のアーセナルに対して感じることは、突き詰めれば一つだったりする。それは、「このままでは『あんまり美しくないなぁ・・・・・・』とか思ってしまうよ?」である。 原因はおそらく今季から採用したシステムにある。考えれば、ヴェンゲルが方針を変えたのはこのシステムに対してだけだ。 従来のアーセナルは、下位クラブとの対戦でスコアレスドロー、取りこぼしという試合が多々あった。反面、ビッグ4などに大崩れすることはあまり少なく、僕から見れば美しかった。 今季のアーセナルは全くその逆である。下位にはしっかり勝つが、強者に対する安心感(美しさからくる)がない。 下位クラブに勝つのは、セスクがバイタルエリアでたくさんボールに触り、ウインガータイプの選手が早い段階で勝負できるからだ。目に見える決定機は鋭さとなり威力を増す。 ただ、鋭いだけでは意外と脆い。それは、強者に対して必ずしも決定機となりえない。更に、その反動で“時間・プレスの統制・サイドバックの有効性”を失ってしまった。 いわゆるポゼッション型を目指すなら、まず何よりも気にすべきなのは“時間”である。次の守備を行いやすくするための準備時間である。(心情的に書きたくないが)昨今のバルサは、この時間を全体で上手く創れているから強い。バルサより時間を大事にしていたはずのアーセナルは、4-3-3に変えたことで時間に対する認識が甘くなった。また、4-3-3のポゼッションも上手くない。 “時間”が充分でないなら4-3-3でのプレスは機能しがたくなる。バルサのように時間を創らないのであれば、マンUのハードワークかチェルシーのフィジカルが欲しくなる。しかし、アーセナルの選手はそういう所で勝負すべきだろうか?・・・・・・4-3-3の配置上、世界一の武器であった“統制されたプレス”の披露は難しくなっている(選手の距離感が違うから)。中央にプレスが集中することで、サイドバックの負担する空間も広くなっている。 サイドバックの守備負担が増すことは、サニャ・クリシー・エブエといった顔ぶれを見ても、良くない。第一、彼らの特長は心肺を活かした上下動の中でサイドを深く抉ることだったはずだ。その“(サイドバックの)有効性”を活かすのなら、4-3-3-では厳しいのではないだろうか。フィジカル的にも選手の配置的にも難しいからである。現に、サイドバックのクロスポイントも低い位置からが多くなった。 無冠が続いているため変化を求めたヴェンゲルを責める気は毛頭ない。美しいだけでは当然駄目だ。ただ、失った武器をベースに披露した一昨季のアーセナルは、昨季のバルサなんかより美しく、素晴らしかった。だから、武器を失うのが残念なのだ。 今季のアーセナルはセスクに特化している。マンUのC=ロナウドやルーニー、チェルシーのドログバに対抗するような鋭さを目指している。ただ、それを支える重さや厚さがだいぶ足りていない。では対抗できないのか? いやいやアーセナルには、柔らかさがあったではないか。それを活かす賢さや素早さが・・・・・・。 大体、セスクはセンターハーフでこそ活きると信じたい。バルサ・オランダ型にハメルだけでは、右にならえだ。アーセナルにいる意味もあまり見出せない。新しいサッカーを創る可能性を見出せてこそ、「セスクはウチの選手だ!」と胸を張れる気がするのは、私だけだろうか? ◎サッカーブログランキング…応援のクリック、本当にありがとうございます♪ ⇒⇒⇒サッカー 人気blogへ ⇒⇒⇒ブログ村 サッカーブログへ ☆最新情報は、人気blogランキングやブログ村などからもどうぞ☆ あとがき: あー、アーセナルの4-4-2が見たいなぁ・・・・・・今稿を自分で読み返せば、「サッカー界がバルサ型に変遷していくのが面白くないんだろうなぁ」と感じる。それが分かってもらえれば嬉しいかな。
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- 4-4-2と4-3-3
posted by オクジョー |12:10 |
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