2010年02月24日
歴史的な幕が開ける。初戦の相手は中国の山東だ。前年度王者の浦項、その前年2位のアデレードといったグループの顔ぶれを見ても、ホームで迎える山東戦は絶対に落とせない。勝点3が必要である。
理想は、怪我人を出すことなく勝点3を奪取すること。川崎を見ても感じたが、この時期にキープレイヤーを失うのは絶対に避けたい。広島でいえば、佐藤寿人・ストヤノフ・森崎和幸といったセンターライン。しかし、山東が相手なのでそう簡単にはいかないだろう。こればかりは願うばかりである。
ホームで山東のフィジカルに簡単に屈するようなら、このグループは突破できない。引くことが予想される相手のギャップを如何に創り、サイドの裏へフィードを出せるかが鍵となる。当然相手は、ストヤノフをつぶし、佐藤寿人をけずってくる。3バック+1の関係を築きワイドにすることで対応してもらいたい。
また、リード時にどう試合を進めていくかも重要になるだろう。盛田の投入によるパワープレー対策など、チーム全体で時間を意識することは絶対に必要だ。
広島に対する地味な印象は消えつつある。槙野を筆頭に森脇・李忠成などパワーのある選手の存在も大きい。この試合、堪るであろうフラストレーションを爆発力に変えてもらうためにも、彼らのような選手に期待したい。
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あとがき: ACLが槙野智章にとってのステップアップの舞台になることを期待する。
posted by オクジョー |11:10 |
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2010年02月24日
川崎の選手のコンディションは不完全であった。ピッチなどの影響を加味してもロングボールの対応、ビルドアップでのパスミスなどは不味く、2-0での敗戦も納得せざるを得ない。
前半、中村憲剛が負傷した。(相手の頭突きを口に受けたので)口内を裂傷したのだと思っていた。確かに、プレーを続ける彼の口は血で真っ赤であった。しかし、まさかアゴの骨折だったとは……川崎にとっては何よりも聞きたくないニューズだろう。
Jリーグの開幕を中村憲剛なしで迎えることとなった川崎。私はその瞬間、今季からレンタルで甲府に出した養父の名前がパッと浮かんだ。中村レベルには達していないものの、パスで局面を打開できる選手は養父しかいなかった。そのことを考えると、憲剛と違う特長を持った選手を組み込んでいくしかない。考えられるのは田坂の運動量などだろうか……また、カウンター時のタッチダウンパスは稲本に期待するしかないだろう(城南戦でも数回見られた)。
また、チームとして気になることがある。守備の局面、プレス時点でのバランスだ。今季はおそらく、“稲本をアンカーに残し前線からボールに人数をかけること”を目指していくのだろうが、城南戦ではプレスポイントが悪く、後追いになってしまうシーンが目立った。結果、前回の高畠体制でも見られた攻守の分断化にも繋がる問題なので早急に改善したい所だろう。
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あとがき: やはり新チームは、コンビネーションがまだまだといった所だろうか。同刻に試合をこなしていた鹿島はやはり大人のサッカーであった。
<試合結果>
day:2010.2/23
score:城南一和天馬 2-0 川崎フロンターレ
goal:34分⑪モリーナ(城)、78分⑨ラドンチッチ(城)
<城南一和>
-- -- ⑨ -- -- ラドンチッチ
-⑳---⑪---⑧- キム ジンリョン・モリーナ・ファブリシオ ソウザ
---⑰- -⑥--- キム チョルボ・チョン グァンジン
33--④--⑤--⑯ チョン ハギョン・オグネノフスキー・チョン ビョングクッ・キム ソンファン
-- -- ① -- -- チョン ソンリョン
フォーメーション:4-2-3-1
ビルドアップ:⑨ラドンチッチに放り込む・当てる
攻撃エリア:左サイドからの早い仕掛け・クロスとラドンチッチのフィジカルを活かしたカウンター
DFラインの高低:普通.。
マーキング方式:球際が厳しいゾーンプレス
攻守の人数バランス:攻撃50%守備50%
セットプレーの守備:マンツーマン+ゾーン
CKのキッカー:⑪モリーナ
※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を一部参考にしています。
posted by オクジョー |11:03 |
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2009年10月22日
もちろん中東の笛だった。
これは当たり前のことでもある。オールド・トラフォードには、ファギー用の笛があるように、“受け入れた上で戦わなければならないこと”は存在するものだ。
そういう意味でも、名古屋の前半は素晴らしかった。数的不利(5分に竹内の退場)にも関わらずリード(1-2)して前半を折り返したのだからである。もっと言えば、センターバックを欠いたにも関わらず、変わりのDFを入れなかった(小川を左SBに阿部をCBにスライド)采配も、相手に主導権を握らせず素晴らしかった。
名古屋が6-2で屈したアル・イテハドは、個人の身体能力に長けたチームだ。相変わらずヌールには驚かされたし、07年にブレイクした(エトワール・サヘルで)シェルミティのスピードは脅威だった。ただ、チーム力は確実に名古屋の方が上だっただろう(特に組織的な守備において)。
後半、ストイコビッチはセンターバック(佐藤)を増やし、3-3-2-1へのシステムチェンジを決断する。この決断についての是非を問うのは難しいと思う。ただ、相手にやりやすさが生じた(サイドバックがどんどん上がれるから)のは事実だろう。
同時に、名古屋の選手に察知力と対応力が足りなかったことも事実だと思う。2-2に追いつかれる(65分の)前に、アル・イテハドは二つの絶対的決定機を外している。その時点で、選手が感じるべきものはあったはずである。
そう私が考えるのは、ストイコビッチが“選手にピッチで考えさせることを重視するタイプの監督”だと思うからである。手は打つが、対処や判断は任せるという・・・今試合は、ストイコビッチの委ねた量を、選手が結果的には処理できなかったという印象なのだ。
例えば今試合、3-2と逆転された時点で切られたカードは、ケネディ→玉田だった。このメッセージをどう受け取るかは難しい。キープ力を活かして時間を進めるのか?少ない人数で少ないチャンスを目指すのか?人数を懸け攻撃に出るのか?
監督の真意こそ分からないが、名古屋の選手が攻撃に出たのは確かだ。結果的に、それが終了間際の大量失点を招いてしまった。それはすごく残念なのだが、それで選手がまた成長する気はする。
ストイコビッチとはそういう監督だ。
まだ、2ndレグが残っている。1stレグに大敗したとしても、私はしっかりと見るつもりだ。チャンスが無いはずない。
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あとがき: ストイコビッチのサッカーはオシムっぽいなどと、たまに耳にすることがある。私はあまりそう思わない。彼のサッカーは、彼のもうひとりの師・ヴェンゲルが目指すものに近いと感じる。そして彼からオシムを感じるとしたら、そのメンタリティからだと思うのだ。だから、彼から凄いものが生まれそうな気がしていつもワクワクする。ヴェンゲルとオシムが好きな私が、彼の肩を持つのは致し方ない(自分で言うな)。
それにしてもあの審判。まさに中東というイメージそのものであった。
posted by オクジョー |11:50 |
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2009年10月01日
180分を通して試合をコントロールしていたのは名古屋だった。特に後半の90分は、ほぼ完璧だった。 川崎がいつもどおりでなかったか?と、聞かれればそうではない。川崎は悪くても結果を残せるチームになりつつある。
だからこそ好ゲームだった。今季の名古屋は、このクオリティの高さをここ3~4試合でしか披露できていないのだが、逆を言えばこのタイミングでエレガントさを取り戻したことが勝因なのだろう。ストイコビッチを賞賛したい。
2ndレグ、勝負を分けたのは、やはり71分の采配だっただろう。
お互いに重い展開の中、名古屋で言えばブロックが効かなくなってきたアレックス、川崎で言えば試合から消え始めていた横山を交代させたかったのではないか。しかし、センターハーフを変えることにはそれなりのリスクが伴う。本当に難しい判断だ。
いとも簡単に動いたのは、ストイコビッチの方だった。しかもそれは、中村(直)・アレックスとセンターハーフ二枚を変えるとい大胆なものだった。そして、心臓が丸ごと変わった名古屋は87分に決勝点を挙げた。
この2試合、本当に好ゲームだったと思う。お互いの特徴が出た上での接戦は、触れたものを気持ち良くさせたのではないだろうか。
勝者・名古屋の2ndレグは素晴らしかった。特に、自分達のサッカーを貫く姿勢を支えていた両サイドバックの集中力である。相手の速いカウンターに最後まで対応し、田中(隼)にいたっては決勝点まで演出した。次のラウンドでも、サイドバックの出来が勝敗を握ることになるだろう。
敗者・川崎の初タイトルは近い。負けてもなお、そう感じさせるには充分だった。G大阪を破ってのベスト8は頼もしく、できれば浦項との再戦も見たかったのだが・・・悔しさで強くなってきたチームがまた負けたのだ。来年もACLで川崎は戦っているだろう。他のチームとは悲しみのキーが1オクターブ違う。そんな気がする。
ひつこいのだが、本当に素晴らしい戦いだった。
名古屋には日本の代表として、更なる高みを目指して欲しい。
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あとがき: 私は、小川佳純とストイコビッチを日本代表に推す。その思い・・・前者はもうずっーと強く、後者は最近より濃くなった。
<関連記事>
《ACL》 ピクシーの心眼 ミスターの判断
川崎フロンターレ 帰ってきた関塚監督
川崎、浦項に敗北・・・残念な気持ち
《ACL》 姿を消した二つの本命
《ACL》 名古屋グランパス 今後の課題
鹿島vs川崎について僕達は 《Jリーグ 第25節》
川崎vs名古屋 選評 《ACL 準々決勝1st Leg》
posted by オクジョー |12:30 |
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2009年09月24日
AFCの思惑を勘ぐらざるを得ない残念な日本勢同士の準々決勝第一戦。 私は圧倒的に川崎有利だと思っていた。しかし、その考えは前節(J:第26節)の名古屋を見た時点で消滅していた。迷いの3バックを経て、取り戻した本来の形。少なくとも好ゲームになる。それくらい、名古屋の状態は良かった。
予想通り。前半は、名古屋のサッカーの巧さが存分に発揮された。マギヌン・小川を中心としたサイドチャンジ・ポジションチェンジは効果的で、昨季の名古屋を髣髴とさせた。
前半0-1の差は、“押さえどころ”の差だった。ケネディを押さえどころと設定した川崎。中村憲剛をそれにした名古屋。攻撃の終点と起点。その僅かな違いが、少しだけ川崎を後手にした。一試合でこれほど名古屋の連動性が戻るとは・・・関塚監督も少し予想外だったか? 今までの傾向通りならば、レナチーニョの所に山岸か田坂が入ったはずである(後半の勝負所でレナチーニョ投入)。
後半。川崎はビハインドから強くなるチームだ。それは、名古屋も分かっていただろう。流れを引き寄せる関塚の判断と攻撃しかないときの選手達。川崎最大のストロングポイントである。
仕掛けるなら、レナチーニョの余力を考えても、後半頭からしかなかった。森を本来の右サイドバックに移し、中村憲剛とレナチーニョも右・左、入れ替えた。
違いを見せたのは、やはり中村憲剛だった。名古屋の守備に生じた僅かな隙間でボールを受け、破壊力に繋がる裏へのパスを送り続けた。名古屋にとっては、打ち合うのが理想的だったがリスクを考えると現実的ではなかった。2-2が最高だが、2-1でも悪くない。そんな感じだった。
結局、2-1で終えたこのゲーム。両チーム共に、チャンスが多く気持ちの良い好ゲームだった。後半、中村憲剛を無理やり消そうとしないところが、ストイコビッチの美学なのだろう。
第二戦も期待できる。ただ、川崎を無得点に抑えるのは非常に難しいだろう。ともすれば、名古屋がどこまでゲームコントロールできるかが試合の鍵となるに違いない。どちらにも身勝手に期待したいと思う。
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あとがき: 大世と谷口のイエローは余計だった。もし勝ち上がったとして、あれが足枷にならなければいいが・・・まぁ気持ちが入るのが彼らの良さでもあるのだが
<関連記事>
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鹿島vs川崎について僕達は 《Jリーグ 第25節》
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2009年07月03日
ACL水原戦。この試合、言ってしまえばチャンスをモノにしたほうが勝った。決勝点となる2点目を奪った玉田がMOMだ。
この試合の名古屋の出来は普通だった。いや、リーグ戦(延期されていた第10節:鹿島戦を含めた4連敗)の現状を鑑みれば、良かったほうだろうか。
名古屋が最近不振?なのは、ダヴィを中心としたサッカー(縦への意識が強い)が、対戦相手(Jリーグ)に読まれてきたことにある。 玉田の代表招集とマギヌンの離脱(※1)。。。名古屋はダヴィを強調するのが得策だったのだろうが、一本調子のサッカーは長持ちしなかった。
そもそも、名古屋のサッカーの胆はサイドの選手にある。
1vs1を仕掛ける・時間を創る・ゴール前に顔を出す・速攻の中心となる・守備のスイッチを入れる・ポジションチェンジを行うなど、求められる仕事量は多い。そしてそれだけに重要性も高い。
マギヌンの代わりを務めていた津田(水原戦の決勝点をアシスト)や杉本にも縦への魅力はある。巻を前線に入れて、玉田をサイドに下げるのも悪くはない。しかし、これだけの仕事を高いレベルでこなしていた小川佳純とマギヌンの存在は大きいのだ。
幸いなことに、次節からマギヌンは本格的に戻ってくる(※1)。そのことを考えれば、若い選手に経験を積ませながらACLベスト8まで進出したことは、素晴らしいと言えるだろう。そしてケネディも加入した。 「さぁ、ここから反攻だ!!」 ・・・それを言うのは、ちょっと待ってほしい。
やっと今稿の本筋である。名古屋の今後の課題である。
確かに、ケネディという大物?の加入は、色んな意味で喜ばしい。期待感もある。しかし、一概に名古屋のプラスになると言えるのだろうか? 日本代表のストライカー。Jリーグで最も能力の高い助っ人。豪のセンターフォワード。 チームが再びバランスを取り戻そうとしている時期に、このレベルの選手が三枚揃うのは危険な気もする。
「玉田をサイドに入れたらいいじゃない。」 そんな声も挙がるかもしれない。 「いや、それでは駄目だろう。」 上記した通り、名古屋の胆は小川とマギヌンなのだ。チームバランスを考えても、使えるなら使いたい選手である。
一番現実的なのは、ケネディをジョーカーとして使うやり方だろう。ただそのやり方では、ケネディが満足するか?という問題が生じてくるはずである。
そこでやはりストイコビッチだろう。彼がケネディのモチベーションをどれだけコントロールできるか。そして、この戦力を活かしどのようなサッカーを表現するか。全ては彼に懸かっているようだ。
“戦力がやや足りないという悩み”から“やや足りすぎるという悩み”へと・・・サッカーに悩みは尽きないものだ。 しかし改めて言いたい。 「さぁ、ここから反攻だ!!」(なげやり)
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あとがき: 本当は、力のある韓国辺りのサイドの選手を獲得した方が良かったのかもしれない。例えば、水原のホン・スンハク。彼は本当に素晴らしい選手だ。28歳だが、Jリーグのどこかで見てみたい。
※1)マギヌンの離脱
マギヌンは、ACL:ニューカッスルジェッツ戦(4/22)で右膝内側々副靭帯損傷。全治6週間という怪我を負い、第7節:横浜FM戦(4/26)~第14節:千葉戦(6/20)まで離脱していた。復帰戦となった第15節:新潟戦(6/28)では、早々に退場(27分)したため、第16節:G大阪戦(7/5)が本格的な復帰戦となりそうだ。
<試合結果>
day:2009.6/24
score:名古屋グランパス(H) 2-1 水原三星(A)
goal:23分⑩小川(名),67分⑪玉田(名),69分⑨エドゥ(水)
<典型的な朝鮮ファイタースタイル>
水原三星
監督:チャ ボングン(車範根)
フォーメーション:4-4-2(イメージで言うと3-5-2からのスライド)
ビルドアップ:⑨エドゥに放り込む(当てる)
攻撃エリア:サイド攻撃(ポジションチェンジをしながらサイドの仕掛けを活かす)
DFラインの高低:普通
マーキング方式:人への意識が強い 前に出て行くプレス
攻守の人数バランス:攻撃50%守備50%
セットプレー守備:マンツー中心
CKのキッカー:30チェ ソンヒョン ⑲キム デイ
---⑨--⑯--- エドゥ・ペ キジョン(⑳ペク チフン)
⑦--- ---⑮ イ サンホ・ホン スンハク
---⑥--30--- パク ヒョンボム(73分:⑱チョ ヨンテ)・チェ ソンヒョン(45分:⑲キム デイ)
③-⑤--25-29 ヤン サンミン・李 偉峰・チョ ソンファン・クァク ヒジュ
- -- ① -- - イ ウンジェ
※黄色は韓国代表選手
※途中出場のキム デイは左サイドに
※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を参考にしています。(リスペクト)
※あくまで1試合のレポートなので相対的な構成となっています。
<関連記事 一覧>
《ACL》 ピクシーの心眼 ミスターの判断
鹿島が水原に負け、ガンバや浦和に勝った理由
《ACL》 川崎、浦項に敗北・・・残念な気持ち
アーセナルとサイドバック
サイドチェンジを行わない岡田監督の戦術
鹿島vsFCソウルの展望 《ACL ラウンド16》
《ACL》 姿を消した二つの本命
posted by オクジョー |11:15 |
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2009年06月25日
一夜明けても、あまり信じられない。
ACL優勝候補の筆頭であったガンバ大阪と鹿島アントラーズが、同時に敗退するとは考えてもいなかった。サッカーは時に残酷だが、これだから面白いのかもしれない。
本命を打ち負かした二人の監督は素晴らしかった。
関塚監督は、これぞACL王者という最高のパフォーマンスを見せていたガンバに対して、采配で応戦した。川崎フロンターレは、前半のビハインドをひっくり返すことが得意なチームだが、それは“関塚隆の反攻の采配”なくして実現しない。
「FWを減らしても、ガンバの中盤に対抗したかった」
関塚監督は試合後、少し重かった鄭大世を45分で変え、養父を投入した経緯についてこう語った。中盤さえ対抗できれば、一発の場面に持っていける。調子の良かった中村憲剛を支える采配だった。
決勝ゴールは、絵に描いたような川崎の形だった。J2時代から築き上げてきた中村-黒津のホットライン。川崎サポーターが最も喜ぶゴールを生み出すキッカケを創ったのも、氏の采配だった。(64分ジュニーニョ⇒黒津)
トルコ人監督、シェノール・ギュネスは老獪だった。
普段通りにお互いがぶつかれば、鹿島のゲームだった可能性はかなり高かった(※下記関連記事参照)。しかし、FCソウルは普段通りではなかったのだ。
FCソウルは、DFラインに5枚の選手を並べてきた。それは、FCソウル本来のものではなく、水原三星が鹿島を圧倒したスタイルだった。自らの武器である中盤を諦めてまで、相手の武器を消してきたのだ。構えた武器もフィジカルを活かしたカウンターだけだったが、鋭さはあった。
鹿島は、スペースを消されたことにより、DFラインの外裏を突くことが困難になった。ギュネスは、相手の最も得意な形の威力を最大限弱めた。しかしそれでも、鹿島のほうが有利だった。
そこに、小笠原の退場が起きた。“DFラインの外裏を突く攻撃”と“小笠原からの展開”。結果的に、鹿島は二つの武器を失った。
結末はPKで、FCソウルの勝利だった。鹿島は二つの武器を失ったが、それでも試合は五分五分だった。その状態に持ち込んだ相手監督を称えるしかない。鹿島はよく戦った。
こうして、二つの本命は早々にACLの舞台から姿を消した。なかなか切り替えるのが難しい敗戦だと思う。しかし、Jリーグで結果を残せなければ、来年も同じ舞台に立つことはできない。この両クラブのリベンジに期待したい。
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あとがき: 関塚監督が語っていたとおり、ラウンド16の段階での日本勢同士の対決を招いた責任は、川崎にあることは間違いない。それだけに、アジアへの高みも本気で目指さなければならない。逆転の川崎というスタイルだけでは、Home&Awayの2試合となるこれからの闘いは厳しい。相手の先手を取る形が必要だろう。
戦術的なマッチレポートは、名古屋も合わせて次稿以降で綴れればと思っている。
<関連記事>
鹿島が水原に負け、ガンバや浦和に勝った理由
川崎フロンターレ 帰ってきた関塚監督
川崎、浦項に敗北・・・残念な気持ち
鹿島vsFCソウルの展望 《ACL ラウンド16》
posted by オクジョー |11:30 |
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2009年06月23日
普段通りやれば、鹿島の勝ちだろう。
FCソウルはグッドチームだが、難しい相手ではない。サッカーのスタイルも似ているため、完成度の高い方が勝つ可能性が高い。そして鹿島には地の利もある。サッカーに絶対はないが、負ける可能性はかなり低い。
両クラブの差は、経験だろう。
FCソウルの長所は、将来有望なイ チョンヨン、キ ソンヨンなどを中心とした中盤の構成力にある。攻撃をしっかり組み立て、主導権を奪いにくる正統派のチームだ。
しかし、脆さも抱えている。後手に回るとリズムを失い、若さを露呈するのだ。これは予選ラウンドの2試合で、ガンバが証明してくれたことでもある。
いうまでもなく鹿島は、日本で一番試合運びに優れたチームだ。小笠原に頼るキライは多少あるものの、チームの完成度はFCソウルより遥かに高い。試合をコントロールさえできれば、力の差は自ずと浮き出てくるだろう。
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あとがき: 鹿島が最も注意すべきは、朝鮮独特の圧力の高いフィジカルサッカーかもしれない。FCソウルは、その色があまり濃くないが、ガンバ戦ではキム チウのポジションを左SBに下げ、ハイプレッシャーでの戦いを仕掛けてきたこともある。 鹿島が水原三星にそのスタイルで敗れたこと(※下記:関連記事参照)は、FCソウルも充分に知っていることだろう。
<鹿島に似たスタイル!? FCソウルの戦術>
FCソウル
監督:シェノール・ギュネス
フォーメーション:4-2-2
ビルドアップ:前線に当てる
攻撃エリア:ピッチを広く使ったダイナミックなサイド攻撃
DFラインの高低:普通
マーキング方式:意識の高いゾーン
攻守の人数バランス:攻撃55%守備45%
セットプレーの守備:ゾーン
CKのキッカー 右:キム チウ 左:キ ソンヨン
---⑩--⑨--- ダムジャノビッチ(⑲イ サンヒョプ)・チョン ジョグ
⑦--- ---27 キム チウ・イ チョンヨン
---⑳--21--- ハン テユ・キ ソンヨン
⑧-22--⑥-③ アジウソン(28イ スンヨル)・キム チゴン・キム ジンギュ・アン テウン(⑤ケビン)
- -- ① -- - キム ホジュン
※黄色は韓国代表選手
※イ スンヨル出場時は、キム チウが左SB
※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を一部参考にしています。(リスペクト)
※G大阪との試合から構成されたものとなっています。
<関連記事>
鹿島が水原に負け、ガンバや浦和に勝った理由
posted by オクジョー |10:40 |
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2009年05月20日
前半悪く・・・その分、後半良くなる。
それが川崎フロンターレ。そんなことは、皆さん周知の事実であろう。しかし、前半をいつも取り戻せるわけではない。
川崎の敗戦により決まった日本勢同士の潰し合い。。。浦項スティーラーズは勝てない相手ではなかった(試合巧者ではあるが)だけに何とも残念である。
関塚監督はこの試合、中村憲剛を本来の位置より一つ高い位置に置くことを選択した。この中村憲剛シフトの狙いは、勝ち点3を狙って前に出てくるだろう相手の背後を速い攻撃で突くというものだったはずだ。
しかしその目論見は、立ち上がりの失点で難しいものとなった。ゴールに近い位置での不用意な二連続ファウルが、相手の得点の可能性を高めたことは、憲剛や関塚監督(試合後のintv)が認めるとおりだろう。特に、経験の浅い菊地にとっては忘れられないものとなったはずだ。
ただ川崎に、崩れたプランを前半のうちに修正する力が足りなかった(少なくとも中村シフトでは)ことも事実である。
前半、比較的高い位置から圧力を高めてきた浦項に対して、川崎はほとんど決定機をツクることができていなかった。起点を、中村のいない後方にツクらされることで、コンパクトさを保てず、連動性を失ったのだ。
ハーフタイム。関塚監督は“山岸⇒レナチーニョ”の交代を決断する。中村憲剛を本来の位置に戻し(前を向かせたい)、ボールラインを高い位置に設定することで、主導権を奪いにいった。
事実、後半から川崎は連動性を取り戻し、決定機も何度か作り始める。それらの変化は、“前半悪い⇒後半良い”という川崎の特徴を感じ取るには充分だった。
“川崎の試合”になりそうなところだった。しかし、一瞬の隙から川崎は追加点を奪われる。カウンターだった。若いDFラインのギャップを突かれた失点は、事実上、試合を決める得点となってしまった。防げない失点ではなかった。
試合後、エースの鄭大世は敗因を「自分のせいだ」と語った。キャプテンの中村憲剛も「決めるところで決めておけば・・・」と、唇を噛んだ。
この試合が、苦手とする試合運びの重要性を選手にもう一度考えさせるべき試合だったのならば、それは充分すぎた(日本勢の潰し合いという決定を考えても)。
ここ数年、届きそうで届かないタイトル。川崎に必要な最後のピースは、選手の考える力の向上に違いない。
いずれにしても、今回の試合で得た課題を改善し、前進できないようであれば、昨季のアジア王者に簡単に敗れることになるのではないだろうか。
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あとがき: 「フロンターレ、いっとくがガンバ大阪は強いぞ。」 「知ってますよ牧(巻誠一郎?)さん。」 関係ないのに、この場面を思い出した(SLUM-DUNK 17巻より)。
そんな妄想はいいとして、中村シフトは試合開始から使用するよりも、ゲームの流れを見て使用したほうが効果的のように感じた。そして、鄭大世が川崎フロンターレのユニフォームを着て(胸にはJapanの刺繍入り)、韓国人選手とやりあう姿は、すごく特別なことに思えた。心が震えた。
<試合結果>
day:2009.5/19
place:Todoroki (Japan)
score:川崎フロンターレ 0-2 浦項スティーラーズ
<浦項スティーラーズ>
-- -- ⑨ -- -- ステポ(63分⇒23リュ チャンヒョン)
22--⑤--⑦--⑩ ノ ビョンジュン(70分⇒⑬チョ ハンボム)・キム テス・キム ジェソン・デニウソン
-- -- ⑳ -- -- シン ヒョンミン
⑯--③--32--② キム ジョンギョム・キム グァンソク・キム ヒョンイル・チェ ヒョジン
-- -- ① -- -- シン ファヨン
監督:セルジオ ファリアス
フォーメーション:4-3-3
ビルドアップ:⑨ステポに放り込む・当てる(ステポはサイドにも流れる)
攻撃エリア:前線3人の崩し(デニウソンはポジションFREE)と中盤の押し上げ
DFラインの高低:普通.。連動して押し上げる。
マーキング方式:ハーフライン過ぎから捕まえに行くゾーン(球際は厳しい)
攻守の人数バランス:攻撃50%守備50%
セットプレーの守備:マンツーマン
CKのキッカー:⑦キム ジェソン
posted by オクジョー |23:35 |
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2009年03月18日
今の鹿島の武器。
その一番は、トップがDFラインの裏を突く攻撃を繰り返し、2トップ+αでフィニッシュまで持っていけるということだろう。
スーパーカップのG大阪戦・開幕戦の浦和戦はこの形が、見事にハマり快勝した(相手の事情とも合致して)。
この2連勝で、鹿島に勢いが生まれたのは確かだろう。そこを見事に突いたのが、車範根(水原三星監督、韓国の英雄)だった。
水原三星の鹿島(現在)対策は、ほぼ完璧だった。
DFラインの外裏をケアするように、ウイングバックをDFラインまで下げ速攻を防ぎ、そこから圧力を高め球際勝負に持っていく。結果的には、4-1と完勝だった。
確かに水原は魅力的な選手を揃えているが、鹿島は4失点するようなチームではない。大量失点の原因は、ボールを保持する時間が短かったことにあるだろう。
鹿島は68分に小笠原が出てくるまで、DFラインの裏を狙い続け自らリズムを失っていた。本当の武器は、ビルドアップの中でラインを押し上げ、コンパクトさを保ちながら、試合をコントロールするというもののはずであるのに・・・
小笠原が入り、チームが落ち着きを取り戻したときには、試合の大勢は決していた。彼の登場は、試合の結果を変えたわけではなかったが、その少ない時間でチームを前進させたことは確かだ。
やはり小笠原は鹿島の心臓だ。
本山が中盤の底に入るのも悪くないが、劣勢の時や球際勝負を挑まれた時に不安が残ることは確かだ。その分、小笠原が万全なら安心感が違う。本山は、本来の位置でレギュラーを争うのがベストなのだろう。
鹿島はチームが成熟している分、その隣には常に“マンネリ化”という危険が潜んでいることを忘れてはいけない。
特に、ACLのような舞台では、ベンチ選手の活躍が勝負を左右する。田代や増田、パク・チュホなどの更なる前進はチームにとって不可欠だろう。
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(追記) 本日の上海申花戦。オリヴェイラ監督は数人の選手を入れ替えるようだ。さすが王者の監督である。今後も、彼の決断に注目していきたい。
<試合結果>
day:2009.3/11
score:水原三星(H) 4-1 鹿島アントラーズ(A)
goal:44分⑤李偉峰(水),45分⑨エドゥ(水),82分⑮ホン スンハク(水),90分⑥パク ヒョンボム(水),90分⑱マルキーニョス(鹿)
<日本勢最大のライバル?水原三星>
水原三星
監督:チャ ボングン(車範根)
フォーメーション:3-5-2
ビルドアップ:⑨エドゥに放り込む
攻撃エリア:サイド攻撃(⑲キム デイや⑮ホン スンハクの仕掛けを活かす)
DFラインの高低:普通
マーキング方式:スペースを消し、コンパクトなゾーンを敷く。人への意識も高い
攻守の人数バランス:攻撃50%守備50%
セットプレー守備:マンツーとゾーンの併用
CKのキッカー:⑮ホン スンハク ⑲キム デイ ⑳ペク チフン
---⑦- -⑨--- イ サンホ・エドゥ
---⑳- -⑮--- ペク チフン・ホン スンハク
-⑲---⑥---⑧- キム デイ・パク ヒョンボム・ソン ジョングク
--②--⑤--29-- アルベス・李偉峰・クァク ヒジュ
-- -- 21 -- -- イ ウンジェ
~中盤のポジションチェンジ繰り返す~
---○- -⑮--- ---○- -⑲---
-⑲---○---○- -⑮---○---○-
78分(⑦イ サンホ⇒27ソ ドンヒョン)
80分(⑲キム デイ⇒⑱チョ ヨンテ)
85分(⑨エドゥ⇒⑫イ ヒュンジュン)
※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を参考にしています。(リスペクト)
※あくまで1試合のレポートなので相対的な構成となっています。
あとがき: この試合、私は水原三星のホン スンハク選手の虜になった。
posted by オクジョー |11:10 |
ACL |
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2009年03月12日
<試合結果>
day:2009.3/10
score:蔚山現代(H) 1-3 名古屋グランパス(A)
goal:24分チョジンス(蔚),53分吉田(名),77分ダヴィ(名),85分マギヌン(名)
前半。初めてのACL、しかもAWAYということもあり、名古屋は持ち前の押し上げを活かした攻撃の形がほとんど見られなかった。蔚山も、試合を支配していたわけではなかったが、前線3人の崩しからリズムをつくり、CKからチョ ジンスが先制点を挙げた(24分)。
後半。名古屋は、CKの流れから吉田がヘディングを決め、試合を振り出しに戻す。この得点を機に、名古屋はゲームを支配しはじめるが、蔚山も危険を察知し無理をしないようになり、65分を過ぎたあたりから、試合が停滞し始める。
試合が動かない中、決断を下したのはストイコビッチだった。71分、小川・中村に代えて杉本・山口を投入したのだ。名古屋の心臓を同時に交代させるという大胆な采配は、選手へのメッセージとしては充分だった。その後名古屋は、前へ進む力を取り戻し、セットプレーから逆転に成功した。
同じ(小川・中村の交代)時間帯に蔚山も、チョ ジンス⇒ルイジーニョ(69分)という采配をしていたが、この交代はルイジーニョの単発を狙ったもので、名古屋のそれとは明らかに違うものだった。この監督の決断の差が、名古屋に貴重な勝ち点3をもたらしたのだと、私は感じている。
蔚山現代は、“サイドが下がること”と“ビルドアップが多少拙いこと”に嫌いはあったものの、弱いチームではなかった。ましてや、相手のHomeでの闘いである。
この勝利は、今後名古屋が進んでいく上で大変価値のあるものになるだろう。前進に不可欠な“自信”をチームに与えたのは、“ピクシーの心眼 ミスターの決断”であった。
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名古屋グランパス
監督:ストイコビッチ
フォーメーション:4-4-2
ビルドアップ:前線に当てる
攻撃エリア:速攻+サイド攻撃(チェンジサイド+サイドバック)
DFラインの高低:普通。連動して押し上げる。
マーキング方式:全体がコンパクトで、ゾーン意識が高い
攻守の人数バランス:攻撃55%守備45%
セットプレー守備:ゾーン
CKのキッカー 右:マギヌン・玉田 左:小川・マギヌン
---⑨--⑪--- ダヴィ・玉田
⑧--- ---⑩ マギヌン・小川
---⑭--⑦--- 吉村・中村
26-⑤--④-32 佐藤・増川・吉田・田中
- -- ① -- - 楢崎
71分(⑩小川⇒⑲杉本)(⑦中村⇒⑬山口)
88分(⑧マギヌン⇒27花井)
蔚山現代
監督:キム ホゴン
フォーメーション:3-4-3 (前線3人は流動的)
ビルドアップ:前線に預ける
攻撃エリア:アルミルからの崩し+ヨム・ギフン(ルイジーニョ)の仕掛け
DFラインの高低:普通
マーキング方式:スペースを埋めた後、人を強く捉まえにいく
攻守の人数バランス:攻撃50%守備50%
セットプレー守備:マンツーを中心に守る
CKのキッカー 右:ヨム ギフン 左:ヒョン ヨンミン
--22-- --⑪-- チョ ジンス・ヨム ギフン
-- -- ⑦ -- -- アルミル
⑬--⑥--33--⑯ ヒョン ヨンミン・ジョルジェフスキー・オ ジャンウン・イ セファン
-⑱---⑤---④- イ ウォンジェ・ユ ギョンニョル・イ ドンウォン
-- -- ① -- -- キム ヨングァン
45分(⑯オ ジャンウン⇒⑭ユ ホジュン)
69分(22チョ ジンス⇒⑩ルイジーニョ)
※西部謙司氏の戦術リストランテ方式を参考にしています。(リスペクト)
※あくまで1試合のレポートなので相対的な構成となっています。
あとがき: ラウンド16で日本のチームが蔚山と対戦する可能性もなくはない。このチームの中心は、間違いなくヨム ギフンとアルミルだ。
それにしても、ほんとにマギヌンはいい選手だ。あのパフォーマンス・・・私は彼がかなり好きだ。
posted by オクジョー |12:02 |
ACL |
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2009年01月08日
ACL2009の組み合わせが決まった。
出場チーム数は、28+1(07年度優勝:浦和レッズ)=29チームから32チームに増加。4チームを1グループとし、A~Hの8グループでグループステージが行われる。
前年同様、この段階での西部地区対東部地区は実現しない。よって、A~Dに西アジアのチームが、E~Hに東アジアのチームが振り分けられている。もちろん、同国対戦はなし。
個人的には、スケジュールが厳しくても西部地区対東部地区の対戦もできるだけ多く見たい。それが、大会自体のレベルアップにつながると思うのだが、なかなか厳しい・・・
では前年度と比べて、どの国に出場権が増えたのか整理したい。
<西部地区=中央アジア・西アジア・南アジア>
サウジアラビア 2⇒4
イラン 2⇒4
UAE 2⇒3
ウズベキスタン 2⇒2
カタール 2⇒2
イラク・クウェート・シリア 2⇒0 (AFCカップの上位2チームに入ればプレーオフへ)
+
プレーオフ 0⇒1(UAE・インド、AFCカップ上位2チーム=バーレーン・レバノンで争う)⇒すでにUAEとインドに絞られている
<東部地区=東アジア・東南アジア地域+オーストラリア>
日本 2⇒4
韓国 2⇒4
中国 2⇒4
オーストラリア 2⇒2
インドネシア 0⇒1 (07-08プレーオフ優勝による)
タイ・べトナム 1⇒0 (プレーオフで勝たなければならない)
+
プレーオフ 2⇒1(インドネシア・タイ・シンガポール・ベトナムで争う)⇒すでにインドネシア・タイ・シンガポールに絞られている
これらの枠は、今までのACLでの実績・及び参加チーム数・経済規模や昇降格の有無などリーグ運営の点で評価の高い国に割り振りされる。
タイ・ベトナムは、リーグ運営の点において問題が見られるため減枠。また、イラクなどは、残念な理由での減枠となっている。
個人的な見解としては、中国・UAEに与えられた枠は多いと感じるし、オーストラリア・ウズベキスタン等に与えられた枠は少ないと感じる。不公平感は否めない。
そして今回から、グループステージ終了後に、各グループの上位2チームは、ラウンド16に進出する。これも、西地区と東地区で分かれて行われ、各グループの首位がホームチームとなるワンマッチで準々決勝進出チームを決める(どういった組み合わせになるか確認できていない)。
その後は、東西混合の組み合わせ抽選が行われ、Home&Away方式で準々決勝と準決勝を戦う。決勝は、中立地でのワンマッチに変更され、09年の決勝は東京開催が予定されている。
このように新方式で行われるACLは、ややこしい。
しかし、この新方式により、ACLがどんな大会になるのか楽しみでもある。
あとがき:当たり前だが、4グループの中に、日本・中国の出場チームが4チームずつということは、最低でも日中戦が4×2=8回もあるということか・・・怪我人が出ないことと、一つでも多い勝利を切に願う。
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Group A
アル・ヒラル(サウジアラビア)
パクタコール(ウズベキスタン)
アル・アーリ(UAE)
サバ・バッテリー(イラン)
Group B
ペルセポリス(イラン)
アル・シャバブ (サウジアラビア)
アル・ガラファ(カタール)
プレーオフの勝者
Group C
アル・ジャジラ(UAE)
エステグラル(イラン)
アル・イッティハド(サウジアラビア)
ウッム・サラル(カタール)
Group D
ブニョドコル(ウズベキスタン)
アル・シャバブ (UAE)
セパハン(イラン)
アル・エッティファク(サウジアラビア)
Group E
蔚山現代・ホランイ(韓国/プレーオフ3位)
ニューキャッスル・ジェッツ(オーストラリア/ファイナルシリーズ優勝)
北京国安(中国/リーグ3位)
名古屋グランパス(日本)
Group F
ガンバ大阪(日本)
FCソウル(韓国/シーズン2位)
シュリーヴィジャヤFC(インドネシア/2007-08プレーオフ優勝)
山東魯能泰山(中国/リーグ優勝)
Group G
上海申花(中国/リーグ2位)
プレーオフの勝者
鹿島アントラーズ(日本)
水原三星・ブルーウィングス(韓国/シーズン1位)
Group H
セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア/シーズン1位)
天津泰達(中国/リーグ4位)
川崎フロンターレ(日本)
浦項・スティーラーズ(韓国/カップ戦優勝)
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posted by オクジョー |14:10 |
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