2008年05月27日

岡田JAPAN VS パラグアイ

ボールを持っている仲間の周りで走りながら流動的にボールを受けようとする選手が少なくて、パスサッカーがただの細かいパスを繋ぐだけのサッカーになってしまっていた。

昨年行われたアジアカップで日本が敗戦を喫したサウジアラビア戦を思い出して欲しい。

サウジアラビアにパスカットされてカウンターから綺麗に3点もゴールを決められ、オシムサッカーが提唱していたパスサッカーの弱点を明瞭に露呈したあの試合を。

パスサッカーの弱点はパスの頻度が多いためにパスカットされるシーンも多く、カウンターを食らいやすいことだが、今日もそんなシーンも何度かあった。

確かに日本人のようにスピード、フィジカルそしてパワーで劣る人種のチームがアフリカ、ヨーロッパ、中南米などのチームに勝つためにはパスサッカーは有効な手段である。しかし、一歩間違えば自らを傷つけてしまう諸刃の剣なのだから、中途半端なパスサッカーは危険だ。

そこで、考えた。

パスサッカーという呼称を捨てて、ムービングフットボールとかラウンドサッカーなんて名前はいかが?

パスサッカーなんて名前を意識するからパスを優先させようとするあまり足が止まってしまうのではないだろうか?大切なのはパスの出し手よりも受け手の側なのに。

元来オシムのパスサッカーはパスの受け手がラウンドし、ラウンドすることで受け手の選手がフリーになれるのでパスを出しやすくなり、結果的にパスサッカーとして成立していたが、岡田のパスサッカーは細かくて早いパス回しを意識しているようだが、肝心な事が抜けているように感じる。

つまりオシムサッカーはムービングフットボール(ラウンドサッカー)なのに対し、岡田はショートパスサッカーであって、似て非なるもの

早く岡田ジャパンのムービングフットボール(ラウンドサッカー)が見たいものだ。

試合は0-0の味気ない試合だったが、さすがに中村俊輔は別格だった。
その視野の広さには畏敬の念を感じてしまう。

よく周りが見えていて、逆サイドに展開するパスを何度も見せてくれた。更にパスの精度はピカイチ。

セルティックのストラカン監督も同じような事を言っていたが、俊輔がいるのといないのとでは全く別のチームのようになってしまう。

そういえば、この試合で初めて長友のプレイを見たが、運動量が豊富でサイドからの攻撃参加を何度も仕掛けていたし、守備面でも1対1での競り合いにも負けず、体を張った気迫のこもったプレイで活躍していたので、かなり気に入った。



posted by gretsch |23:03 | サッカー | トラックバック(0)
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