2009年12月30日
冬のマーケット
時が経つのは早いもので、もう冬の移籍マーケットが幕を開けます。歴史上最高とも言える一年をたった一年の夢物語に終わらせないバルサはこの冬のマーケットはどうするのでしょうか。ラポルタ会長は噂されているロビーニョ獲得を否定すると同時に、冬のマーケットでの選手補強も否定しております。そもそも、冬のマーケットは勝っている内は動くな、が鉄則ですので、何かアクシデントでも無い限り、動かない方が得策だと僕は思います。
ただ、正直なところ、バルサは決して選手層が厚いとは言えず、どうやって超過密日程を乗り越えていくかが、ポイントになると思います。
もし、動くなら
今冬は動かない方が良い、というのが僕の意見ですが、それでは少々このブログ的に面白くないので(笑)、もし獲得するならば誰か。今回は最も獲得するならした方が良いと考えられる、エストレーモ(特に左)について、少しだけ触れようと思います。
①ロビーニョ
マンチェスターシティ側が完全否定し、本人もシティで頑張りたいとのコメントを出して以来、収束しつつある感じは見受けられますが、何かと挙がるこのドリブル・キング。僕の意見は前から書いていますが、同じで、「獲得すべきではない」です。
まだ若く、リーガ経験、超ビッククラブでの活躍経験もあり、アンリの後釜としての打開力も世界屈指。世界でも指折りの選手であることには間違いないですが、チームに混乱を招くキャラクターは相変わらずで、とても良い印象は受けません。これだけ上手くいっているチームにわざわざ起爆剤となるような選手を入れる必要は無い…。そのように思っています。
②ルイス・スアレス
プレーを実際に見たことがないので、何とも言えませんが、オランダでは規格外の得点力を見せつけている選手です。ただ、ウルグアイ代表ではあまり活躍はしていないらしく、フンテラールのような近年の例もあるので(マドリーではそれなりに活躍はしていたと思いますが)、どうなのかなとも感じます。
③ダビド・シルバ
獲得できるかどうかは別として、僕が最も獲得を熱望する選手の一人です。ペップの評価も高いらしく(低い人はいるのですかね)、今冬は無理でしょうが、来夏には是非、シルバのみに集中してもらっても良いとさえ思います。
実力は言うまでもありません。エストレーモだけでなく、インテリオールとしてもプレー可能な選手。カンテラーノの出番が減ってしまうのは残念になりますが、是非ともカンプノウで見てみたい選手です。
④ファン・マタ
シルバと同じくバレンシア在籍の選手で、テクニックも高く、得点力もある。スペイン代表にも定着しつつあり、僕のお気に入りの選手でもあります。印象的には3トップの左、エストレーモというような選手ではない気がしますが、器用な選手であると思うので、対応可能でしょう。ただ、今冬は無理でしょうし、来夏も難しそうですが…。
⑤アンヘル・ディマリア
アルゼンチン代表にも定着したサイドアタッカー。僕はこの前のアルゼンチン対スペイン戦とオリンピックでしか見ていませんが、印象はかなり良いです。
今季は非常に好調らしく、人気の一人となっているそうです。ただ、マタ同様に今冬、来夏共に難しいのかなと思います。
まだまだ噂の選手、お勧めの選手はいますが、それでもやはり、今冬の獲得はせず、現状の選手達を信頼する方向が良いと思っています。上に書いたようなビックネームは非常に難しく(W杯イヤーでもありますし)、中途半端にお金をかけるよりは、カンテラーノが頑張ってくれる方が、見ていても楽しいです。
アフリカネーションズカップで4選手も抜けるチェルシーの監督、アンチェロッティも「もし今冬に選手獲得をしたら、裸で歩いてみせるよ」という大胆発言をしたので(本当かどうかは不明ですが)、今冬は景気同様に冷え込むマーケットになるのでしょうかね。バルサだけでなく、ライバルチームの動向も楽しみです。
posted by greenbarca |20:24 |
その他バルサ関連 |
コメント(13) |
トラックバック(0)
2009年12月27日
前回、前々回に引き続き、今度は前半戦のバルサ選手総括、FW編を書こうと思います。FW部門での、僕が選ぶ前半戦のMVPはズラタン・イブラヒモビッチです。エトーとの衝撃的なトレードで移籍をし、プレッシャーは相当大きなものであったと思いますが、ここまで早く力を発揮できるとは思いませんでした。もちろん、前半戦の一番のサプライズのペドロや世界一の男、メッシの活躍も素晴らしかったです!
FW
ズラタン・イブラヒモビッチ 91点
超高額の移籍金にて今夏加入したイブラヒモビッチ。移籍してまだ4ヵ月ですが、ここまではその移籍金に見合う活躍を見せてくれています。言わずとしれた超一流の選手でしたが、正直ここまで早く、そして期待通りにバルサの新たな攻撃のパターンを生み出してくれるとは思いませんでした。
圧倒的なフィジカルと高さに加え、貴重なゴールを奪える決定力。何でも出来る恐ろしいCFだと思います。ここまでは文句無しの活躍です。後半戦も期待しています!
ペドロ・ロドリゲス 89点
前半戦の一番のサプライズ。今シーズンの鍵を握る選手だとは思っていましたが、まさかここまでやれるとは思いませんでした。一番の魅力はもちろん前人未到の6大会でのゴールという記録を作った得点力。そして、そのゴールの中でも一番のハイライトはやはりクラブワールドカップ決勝での奇跡の同点ゴールでしょう!
また、左右の両足を遜色無くこなせ、テクニックも高く、機動力もあり、運動量も豊富。まだ打開力には物足りなさを感じますが、深まる自信がどこまで成長を支えるのかが、非常に楽しみです。
インテル戦やクラブワールドカップなど、難易度の非常に高い試合でも活躍出来ていました。今後も重要な戦力となりそうですね!
リオネル・メッシ 88点
一時は代表での精神的な疲れが見え、バルサでのパフォーマンスもやや落ちていましたが、バロンドールの獲得後くらいから、調子を持ち直してきた印象です。
ただ、調子が悪い時期でも違いを生み出していた大クラック。クラブワールドカップの決勝ゴールのように、重要な場面で結果を出してしまう千両役者ぶりは流石です。
前半戦も幾度となく(特に序盤戦)違いを生み出ていました。バルサにタイトルを導いてくれる世界一の選手は後半戦ももちろん期待です。
ティエリ・アンリ 53点
怪我が多く、コンディションが整わずに、ここまで目立った活躍を見せていない印象です。コンディションさえ整えば、超一流のクラックですが、前半戦は様々な不幸がありました。
ただ、ケイタが抜ける1月には必然的に出番が増えるはずです。まだ老け込む年ではありません。後半戦はより高いパフォーマンスを期待しましょう!
ボージャン・クルキッチ 45点
好調なプレシーズンを見ていたら、今シーズンはやれると思っていたのですが…開幕戦のいきなりの故障が全て狂わせました。CFのイブラが故障でも優先的にペドロが使われ、本人としたら相当悔しい思いをしていると思います。
移籍の噂も囁かれていますが、ジョバンニ君の例もありますし、僕としては是非とも残って、バルサで成功する道を選んでほしいです。ただ、ペップにはもう少し出番を与えてほしいです!(笑)
番外編
ジェフレン・スアレス
クラブワールドカップ決勝でまさかの出場を果たし、見事なプレーを見せてくれたジェフレン。出場機会はそれほど多くなかったですが、その試合でのインパクトは今後に相当な期待を抱かせてくれるものでした。
そして、ヤヤとケイタが抜ける1月に多くの出番が…と期待していたのですが、ここで4~5週間の怪我…。本当に運がないです。本人が一番悔しいでしょうが、楽しみにしていただけに残念で仕方ありません。
今は復帰を待ち、復帰後のチャンスを掴み、活躍する姿が見たいです。
ガイ・アスリン
コパでスタメンデビューを果たした超逸材。ボールタッチは格別なものを感じましたし、試合での落ち着き方もとても18歳とは思えませんでした。
ただ、線が細すぎる印象があり、トップチームで活躍するには、まだ早いのかなとも思えました。こういうタイプの選手はただ単に筋トレをすれば良いというわけではないと思うので、ここ最近急激に身体が強くなった偉大な先輩、メッシにアドバイスを求めるのも良いかもしれませんね(笑)
posted by greenbarca |20:21 |
その他バルサ関連 |
コメント(17) |
トラックバック(0)
2009年12月26日
前回に引き続き、今度は前半戦のMF選手の個人総括です。MF部門でのMVPは継続性と驚きという点でケイタとしました。プレーの質ではチャビの方が良かったというのはありますが(笑)
MF
セイドゥ・ケイタ 89点
バルサ入団二年目の前半戦はケイタにとって飛躍の時期となりました。プレシーズンから好調を維持するとペップの全幅の信頼を勝ち取り、ほぼ全ての試合に先発出場。ポジションを争う相手がイニエスタやアンリという点を考えると脅威的とも言えます。(二人の怪我が多かったとはいえ)
さらにはストライカーばりの得点力も見せ、ここまでリーガでは6ゴール。サラゴサ戦のハットトリックは圧巻でした。
ケイタはアフリカネーションズで1月は抜けますが、全治3週間の怪我も抱えています。代表に行くのかは分かりませんが、とりあえずはしっかりと治してほしいですね!
チャビ・エルナンデス 88点
チームの心臓として高次元の安定したパフォーマンスを披露。彼のいないバルサはもはや想像出来ません。
ただ、昨シーズンと比較して、得点が少ないかなとも思いますが、その分ケイタが取っているので問題ないでしょう(笑)
代表、バルサ共に休みなく出場し続け、あれだけのパフォーマンスを保てる選手など、そうはいないと思います。バルサ公式戦500試合出場を果たした生ける伝説は後半戦もフル稼働です。
セルヒオ・ブスケッツ 82点
失点に繋がりかねないあり得ないミスなどまだヒヤッとする場面が少なくないブスケッツですが、ミスなど全く気にしていないあの大物ぶりは凄いの一言です(笑)このような肝っ玉もバルサで成功するための重要な要素であるので、その辺は余裕でクリアですね(笑)
プレーの質自体は二年目のジンクス(なんてあるのでしょうか?)などは全く感じさせていません。代表にも定着し、バルサでもヤヤのポジションを脅かしている状態で、心身ともに充実しているなとの印象です。
アンドレス・イニエスタ 75点
怪我で出遅れ、好調ケイタの影響を受け、前半戦の出場はほとんどエストレーモでしたが、プレーの質は高かったと思います。
昨シーズンとの比較だとまだ物足りないかなとも感じさせるので、これからに期待です。ケイタが抜ける1月はおそらく中盤での起用が増えると思います。これからもチームの中心として期待しています!
トゥーレ・ヤヤ 51点
プレシーズンの好調さから考えると今シーズンはかなりやってくれると期待していたのですが、インフルエンザ等の不幸もあり、ブスケッツに完全に押された前半戦でした。プレーの質自体は悪くはないと思いますが、良くもないような印象です。
ヤヤの代理人が出場機会についてのプレッシャーをかけてくるようなコメントがありましたが、口ではなく、プレーで訴えてほしいものです。今シーズンでバルサ3年目になるヤヤですが、毎年尻上がりに調子を上げてきていることを考えれば、アフリカネーションズから帰ってくる辺りが非常に期待も出来るのではないかと思っています。
番外編
ジョナタン・ドス・サントス
前半戦の印象としてはカンテラーノの中では一番評価を上げた選手ではないかと思っています。クラブワールドカップの登録メンバーにも入りましたし、コパではスタメンデビューも果たしました。
高いテクニックと広い視野、プレースタイルはデコのような印象です。メキシコA代表にも選ばれましたし、高いポテンシャルを秘めた選手であり、1月は中盤の選手層が薄くなるだけに、後半戦も要注目です。
posted by greenbarca |10:30 |
その他バルサ関連 |
コメント(12) |
トラックバック(0)
2009年12月25日
前人未到の年間6冠を達成したバルセロナ。今年の日程を全て終え、現在はまた新たな年に向けて短いクリスマス休暇となっています。
そこで、今回は09-10シーズンの前半戦での選手個人総括をしていきたいなと思います。完全な主観であり、点数は今回はより細かくみたいということで、100点満足としました。
まずは、GK&DFの選手についてです。
GK
ビクトル・バルデス 87点
クラシコでのパフォーマンスのように極めて高い集中力に加え、年々増す安定感。デポル戦、ディナモ・キエフ戦のようなちょっとしたミスもありましたが、全体を通して、相当高いパフォーマンスであったと思います。コパ以外の試合には全て出場し、怪我もない。ペップの信頼も相当高く、彼の存在感は年々増している。それが改めて感じられる前半戦であったと思います。
ホセ・マヌエル・ピント 70点
バルデスの完全な控えGKであり、これまでの出番はコパデルレイのみとなっていますが、そのコパでは安定したパフォーマンスを披露。彼のような経験豊富なGKが控えているのが今の充実したバルサを物語っているのかなと思います。前半戦も信頼出来うる第二GKとしてバルサを支えてくれていました。
DF
カルレス・プジョール 95点
僕が選ぶ前半戦のバルサ選手内のMVPです。開幕前はCB序列として、ピケとマルケスに次ぐ三番手なのかと思っていましたが…前半戦の出来は全盛期を彷彿とさせる、相当高いパフォーマンスであったと思います。相手を恐れないファイティングスピリットはもはや伝説の域にまで達したのではないでしょうか(笑)
無事に契約延長も果たしたバルサの魂。前半戦の文句無しのMVPだと思います!
ジェラール・ピケ 89点
バルサ守備陣の大黒柱へと成長したピケ。安定感抜群の守備、絶妙な攻撃参加、フィード能力、セットプレイでの高さ。いずれをとっても非常に高いレベルで前半戦もその能力を遺憾なく発揮してくれたと思います。
バルサの未来を背負うCBとして、これからも楽しみです。契約延長も早めに済ませて欲しいですね!
エリック・アビダル 85点
怪我とインフルエンザを驚くべきスピードで回復してから、謎の抜群のパフォーマンスを見せているアビダル。新加入のマクスウェルを刺激を受けた、というのがやはり効いているのでしょうか。抜群の安定感の守備は流石の一言ですが、攻撃参加のタイミングも良くなり、最近はクロスも冴え渡っています。
バルサ入団三年目。契約延長もしましたし、ようやくバルサで力を発揮出来るようになりましたかね!
ダニエル・アウベス 83点
昨シーズンのような圧倒的な存在感はそれほど出していない印象ですが、それでも安定した高パフォーマンスを披露。右サイドの支配者となっています。
クラシコやクラブワールドカップのように、試合を決定づける重要な場面での彼の的確なクロスは大きな武器です。本職の控えがいない唯一のポジションですが、アウベスの信頼の高さが物語っているのかなと思います。
マクスウェル 66点
プレーの質自体は悪くはないと思いますが、アビダルが強行して出場したインテル戦とクラシコからも分かるように、ペップの全幅の信頼を得るにはまだ至っておりません。そのアビダルに良い刺激を与えたという点では素晴らしい補強だったと思いますが、やはり期待したいのはアビダルからのポジション奪取。
しかし、まだ加入して間もなく、右のアウベスを気にしながら自身の持ち味を出して欲しいと思います!
ドミトロ・チグリンスキー 58点
衝撃のデビュー戦以外はそれほど高いパフォーマンスとは言えなかったチグリー。しかし、まだ言葉も通じない状況で、出場出来る大会も限られているチグリーなだけに、これからゆっくり適応してほしいと思います。
出場出来る試合では優先的にペップに起用されていますし、先日の親善試合ではピボーテ出場もしたそうです。以前、ぺ取りとさんがコメントくださったチグリーのピボーテも見られそうです。みなさんはこの起用はどう感じますか?
真面目でまだ若く、高い潜在能力もあり、バルサCBは分厚い選手層を誇るだけに、チグリーにかかるプレッシャーも少ない。チグリーにはプラスの風が吹いていると思います。今後も期待大です!
ラファエル・マルケス 40点
怪我で大きく出遅れ、前半戦はほぼ貢献無しだったマルケス。契約延長もしましたし、能力的には十分の力があると思っています。ヤヤとケイタが抜ける1月には中盤起用もありそうで、後半戦での彼の力は必須です。
まずは試合勘を取り戻し、昨シーズンのようなパフォーマンスを取り戻すことを期待です!
番外編
ガブリエル・ミリート
ついに復帰した将軍。プレー許可が出てからまだ出番はありませんが、先日のクウェートでの親善試合に出場したそうです。ヤヤ、ケイタが抜ける1月。ミリートの復帰は冬の大きな補強となりました。
彼の鉄壁の守備を早く見たいですね!
アンドレ・フォンタス
開幕戦とコパで数分間の出場機会があったフォンタス。同ポジションの超逸材、マルク・ムニエサ君よりも年齢が上で、個人的にはムニエサ君のほうが将来的の期待値は高いですが、ペップの期待は同様に高いと感じます。
ミリートが復帰したので、バルサのCBは今一番層の厚いポジション。何事も無ければ後半戦の出番は無いのかなと思いますが、来季以降、ムニエサ君と共に活躍の時が来るのではないかと期待しています!
posted by greenbarca |00:19 |
その他バルサ関連 |
コメント(14) |
トラックバック(0)
2009年12月20日
ついに、ついにやりました!バルサの悲願の世界一のタイトル獲得。そして、2009年のパーフェクトイヤーの達成!!史上最高記録となる年間6冠達成。史上最高、前人未到、史上初…なんて気持ちの良い言葉なのでしょう(笑)南米王者のエストゥディアンデスの前に苦しみ、敗北寸前になりながらも勝利。昨シーズンのCL準決勝のチェルシー戦のようなペドロの同点ゴール。そして、世界一の男、メッシの渾身の「胸」での決勝ゴール。本当に感動しました!!
結果
エストゥディアンテス 1-2 バルセロナ
得点者
エストゥディアンテス ボセッリ(37分)
バルセロナ ペドロ(89分)、メッシ(110分)
スタメン(途中出場)
GK バルデス
DF アウベス、ピケ、プジョール、アビダル
MF ブスケッツ(79分ヤヤ)、チャビ、ケイタ(46分ペドロ)
FW メッシ、イブラヒモビッチ、アンリ(83分ジェフレン)
支配できない中盤
エストゥディアンテス。正直、ベロン以外は誰も知る選手はいなく、どんなチームか、どんなサッカーをしてくるかは分かりませんでした。しかし、この試合ではバルサをよく研究しているなという印象で、しっかりとした戦術をチーム全体で連動して行っていて、本当に強かったです。
中心となった攻めはバルサがここ最近やられっぱなしのロングボール戦術を実行。しかも、この試合はただ蹴るだけでなく、裏へ狙うパス、蹴った後もこぼれ球を拾うべく素早いプレス。この使い分けが非常に上手く、特に前半のバルサはそれに対してただはじき返すことしかできなく、中盤でボールを支配することも、いつものパスサッカーをすることも出来ませんでした。さらには相手のゴラッソにより、失点を喫すると、大舞台の重圧ゆえか、選手達も攻め急ぎ、パスミスを連発。さらに悪い流れにはまっていきました。
ペドロ様
しかし、その流れを変えたのが、史上初となる公式戦6大会全てでゴールを奪ったペドロの投入。ケイタが故障で変えざるを得ない状況でありましたが、ペップのこの素早い判断と、おそらくは念入りな指示により、チームが後半からがらっと良くなりました。
持ち前のパスサッカーから、サイドを崩し、中央ではトップ下に配置されたメッシがバイタルエリア付近でのドリブルで相手を切り裂いたりと多彩な攻撃を見せ、徐々に足が止まってきたエストゥディアンテスの選手達を苦しめました。
しかし、ゴールだけが入らない…。何本もCKを蹴ろうとも、イブラが強烈なシュートを打とうとも、クロスを上げようとも、ゴールが遠く、時間だけが過ぎてきました。
まずい、負ける…と3年前の悪夢が蘇ってきた89分、前線に攻め上がっていたピケの落としに反応したフリーのペドロがGKの頭上を破る奇跡の同点ゴール。神様、仏様、ペドロ様。ここで決めてくれるとは!凄すぎます!!本当に何かを持っている選手です!!!
最後はやっぱり
まさかの同点ゴール。世界一があと一歩であったエストゥディアンテスにとっては重すぎるゴールであり、相手のモチベーションをたたき落とすには十分すぎるゴールでした。こうなると、バルサの狙いはただ一つ。五分五分のPK戦になる前に得点を奪い、勝負を決すること。その勝負を決める仕事はやはり、世界一の男、リオネル・メッシでしょう。
そして、その期待通りに、しかも感動的な、魂の胸でのゴール。流石、千両役者。やることが違います(笑)おそらくは右足首が痛んだせいか、試合途中から走ることもままならないような状態でありましたが、ここで決めるとは。本当に漫画を読んでいるような、そんなストーリー展開。いや、もう僕の中では漫画を超えたストーリーでした。
まさかのジェフレン
この試合に勝利をし、前人未到の6冠を達成した、という喜び以外に嬉しい大発見がありました。それは、後半途中から交代出場し、素晴らしい働きを見せたジェフレン・スアレスです。
正直、ジェフレンが投入された時は、ペップは血迷ったか!?とさえ感じてしまいましたが、疲れがピークに達した時のこのドリブラーの投入は大正解でした。左サイドを切り裂き、ペップの期待に見事応えたといえるであろうジェフレン。スピード任せの単調なドリブルであり、スタミナ十分の相手に通用するかはまだ分からない感じは否めませんが、こうやって途中から出場し、流れを変えられる貴重な選手になる予感はします。前半戦のペドロのように、後半戦の鍵を握る選手になる、そう感じました。
ペップの涙、感動をありがとう
ペップ・グアルディオラ。日テレが放送を早々と切り上げたため、試合後のセレモニーの様子は見ることが出来ませんでしたが、ペップの涙は本当に印象深いものでした。(you tubeなどで見られると思います)様々な苦労と困難を乗り越え、手にしたこのタイトル。本当にバルサファンで良かったと心から思います。
感動をありがとう。そして、これからも多くの感動を期待していますが、まずは、おめでとう!!そして、ありがとう!!!そう伝えたいです。
バルサ選手個人採点
10点 ペドロ(MVP)
9点 メッシ
8点 プジョール、ジェフレン、アウベス
7点 ヤヤ、バルデス、イブラヒモビッチ、アビダル、ピケ、チャビ、ブスケッツ
6点 アンリ、ケイタ
本当は全員10点つけたいですが、真面目につけました(笑)
次の試合(1/3ビジャレアル戦)の希望スタメン
バルデス、アウベス、ピケ、プジョール、アビダル、マルケス、チャビ、ブスケッツ、ペドロ、イブラヒモビッチ、アンリ
<独り言>
バルサの公式HPによると、明日(21日)に練習試合があるそうですが、まあ良いでしょう(笑)ヤヤとケイタはいつから抜けるのでしょうか?とりあえずは抜ける前提で、マルケスピボーテの出番でしょう。
posted by greenbarca |21:27 |
09-10カップ戦 |
コメント(13) |
トラックバック(1)
2009年12月19日
今度はフレブ
チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦の相手が決まりました。バルサの相手はドイツのシュツットガルト。バルサファンなら御存じ、昨シーズン在籍していたアレクサンドレ・フレブがいるチームです。グループステージではエトーと再戦し、今度はフレブです。フレブはエトーとは違い、あまり馴染めないままチームを去ったので、ブーイングとはいかないまでも、カンプノウのファンからは特に歓迎されるわけでもないのですかね。シュツットガルトでのフレブは相変わらず得点は少ないみたいですが、ほぼ全ての試合に出場していて、頑張っているそうです。やっぱりスペインの水は合わなかったのですかね。
シュツットガルトのチーム状況は、試合自体は見てはいないので内容は分かりませんが、現在国内リーグでは相当苦しんでいそうです。(15位)やはりCLとの両立は相当厳しいものがあるのでしょうかね。そう考えると、降格圏が見えている国内リーグで手を抜きにくい状況にあり、ミランやリヨンとも対戦の可能性があったバルサとしたら、正直、悪くはない組み合わせであるかなと思います。
組み合わせ全体を見ると、やっぱりインテル対チェルシー、ミラン対マンチェスターユナイテッド、リヨン対レアルマドリーに目がいきます。モウリーニョはチェルシーと再戦。面白そうです(笑)
同じスペインのチームでバルサの次に頑張ってほしいセビージャはロシアのCSKAモスクワ。2月のモスクワも平均最高気温が-3℃と極寒であり、簡単ではない相手で、この苦しみは今シーズンのバルサが良く分かるのではないかなと思います(笑)頑張ってほしいです。
苦しむケイリソン
話が変わって、ケイリソンの話題も少し触れたいと思います。
今夏、期待の若手FWとして約18億円で獲得され、出場機会を得て、早く欧州サッカーに慣れるために隣国のベンフィカへとレンタルされたケイリソン。試合は見れないので、個人的に毎週ベンフィカの試合結果をチェックしていましたが、僕の大好きな選手のサビオラが大(?)活躍していると嬉しさを感じる反面、ケイリソンの出場機会が無いことが残念に感じていました。
ポルトガル国内リーグでのケイリソンの出場した試合はわずかに5試合(うち先発出場が1試合、合計出場時間は187分)。ポルトガルのスタイルに馴染めていないまま、驚異的なペースで得点を奪っているオスカル・カルドーソとかつてバルサのアイドルだった欧州でも屈指の実力者ハビエル・サビオラが不動の2トップとして君臨。壁は非常に高いと思います。正直、開幕前からこの二人がいるため、不安があるにはあったのですが、もう少し機会があるのかなと思っていました…。
ワールドサッカーダイジェストのアイマールのインタビューで、ケイリソンは怪物になれる、とのコメントがあったので、ポテンシャルは高いのだと思います。後はどうやってチームのスタイルに馴染めるのか。シーズンが始まってまだ半分。これからケイリソンの奮起に期待しましょう。
さて、今夜は世界一をかけたクラブワールドカップの決勝が行われますね!今から楽しみで仕方ありません。明日は日曜日。今夜は夜更かしをして、バルサの歴史的瞬間を目撃しましょう!!(笑)
posted by greenbarca |10:31 |
その他バルサ関連 |
コメント(9) |
トラックバック(0)
2009年12月18日
結果
バルセロナ 3-1 アトランテ
得点者
バルサ ブスケッツ(35分)、メッシ(55分)、ペドロ(67分)
アトランテ ロハス(4分)
スタメン(途中出場)
GK バルデス
DF アウベス、マルケス(53分ピケ)、プジョール、アビダル
MF ヤヤ(53分メッシ)、チャビ、ブスケッツ
FW ペドロ、イブラヒモビッチ、イニエスタ(76分ボージャン)
熱狂のアブダビ
世界一をかけたクラブワールドカップ。メインスポンサーがTOYOTAということや、欧州と南米の物理的に中間的に位置するという理由で、毎年日本で開催されていましたクラブワールドカップ(旧TOYOTAカップ)。バルサが欧州チャンピオンとなり、せっかく生で見れるチャンスでしたが、残念ながら今年はUAE開催。時差や移動距離などの問題からバルサの選手達にとっては喜ばしいことなので、そのようにプラスに考えたいです。
そして、そのアブダビでの試合で感じたのは、スタジアムはまさにバルサホーム。知名度から、日本で行ってもバルサファン8割というのは間違いなさそうですが、シャイな日本人と違い(笑)、アブダビのファンはテレビ画面越しからも伝わる熱い声援を送っていました。特にメッシの人気はめざましいですね。途中投入されてからワンプレー目でゴールを奪えたのも、スタジアムのあの熱い声援でおそらくメッシのモチベーションが高まったのも十分あると思います。
熱狂のアブダビ。これは決勝に向けても十分なアドバンテージとなる、そう感じられる試合でした。
対ロングボール対策
僕のブログでこの話題を書くのはもう三度目です(笑)すなわちここ最近だけでもこのロングボール作戦で3失点を喫しており、この試合の開始直後の失点もそうでした。おそらくアトランテもバルサを研究し、あれだけ小柄な選手を揃えていても、この作戦が一番有効だという結論に至ったのかもしれません。
特に、このアトランテのGKビラールはFKも蹴るほどキックに自信がある選手だったので、彼からのロングボールはやっかいでした。この作戦への対策は必須です。
ペドロ、前人未到の大記録達成
ペドロ・ロドリゲス。1シーズンでの公式戦6大会全てでゴールを記録。昨シーズンはトップチームとバルサ・アトレティックを行ったり来たりを繰り返していた選手ですが、まさかこんな大記録を打ち立てるとは。持ち前の勝負強さと抜群のシュートセンス、そして驚異的な運の持ち主です。正直、この試合で個人的に一番喜んだのが、ペドロのゴールが決まった瞬間であり、相当嬉しかったです(笑)
さらにこの試合の働きも非常に良く、日に日に成長の様子が伺えます。ペップの信頼も大きく、この試合もフル出場。決勝の出番もあり得そうです。
とりあえずは大記録を達成した小さな巨人、ペドロ。おめでとう!!
チャビ、公式戦500試合出場
まさに生ける伝説です。バルサの歴史上、最も出場試合数が多いのはミゲリの549試合。29歳にして、公式戦500試合出場となるとほぼ間違いなく記録更新は見えてきて、早くて来シーズンの今の時期には新記録樹立となるのではないでしょうか。
生ける伝説。彼のプレーを目に、頭に焼き付けておき、10年後とかにはバルサ史上最も多くの試合に出場した素晴らしい選手がいたな、と思い返したいですね。
イニエスタ、決勝アウト
ペドロの素晴らしい記録達成!チャビのバルサ公式戦500試合出場!そして、決勝進出!!と素晴らしいニュースだけではなかったこの試合。そう、イニエスタの故障です。
左太腿の筋肉に損傷がみられ、決勝への欠場がほぼ決定したイニエスタ。昨シーズン続いた筋肉系の故障がまたしても出てしまいました。
とても重要な決勝へ出場できないのは残念ですが、とにかく、大きな怪我でないことを祈ります。
パーフェクトイヤーへ
2009年。ここまで、この上無いくらい素晴らしい年を過ごしているバルセロナ。取れるタイトルは全て取り、クラシコも全勝、バロンドールは1位、3位、4位をバルサ勢で占め、そして、あと1勝でパーフェクトイヤーを完成させることが出来る。
この歴史的瞬間をリアルタイムで確認出来ると思うと本当に幸せです。残る敵はあと1チーム。エストゥディアンデスのみです。全力で戦い、そして勝利を掴み、バルサ史上初の世界一を手に取り、いまだどのチーム達成していない6冠、パーフェクトイヤーを達成してほしいです!!!
バルサ選手個人採点
8点 ペドロ(MVP)、メッシ、イブラヒモビッチ
7点 ブスケッツ、イニエスタ、チャビ、ピケ、バルデス、アビダル
6点 プジョール、ボージャン、ヤヤ
5点 アウベス、マルケス
次の試合(12/19エストゥディアンデス戦)の希望スタメン
バルデス、アウベス、プジョール、ピケ、アビダル、ブスケッツ、チャビ、ケイタ、メッシ、イブラヒモビッチ、アンリ
<独り言>
全力で。ケイタとメッシが怪しいですが、それぞれ無理ならヤヤとペドロが代わりに先発でしょうか。ヤヤかブスケッツか迷いますが、最近の好調を買ってブスケッツ先発で。
posted by greenbarca |00:58 |
09-10カップ戦 |
コメント(6) |
トラックバック(1)
2009年12月13日
結果
バルセロナ 1-0 エスパニョール
得点者
イブラヒモビッチ(39分PK)
スタメン(途中出場)
GK バルデス
DF アウベス、ピケ、プジョール、マクスウェル
MF ヤヤ(85分ブスケッツ)、チャビ、イニエスタ
FW ペドロ(61分ケイタ)、イブラヒモビッチ(76分ボージャン)、アンリ
崖っぷちのエスパニョール
日本代表の中村俊輔選手が加入し、日本での注目が格段に上がったエスパニョール。バルサファンにとっては同じバルセロナを本拠地としているため、憎き相手ではないものの、決して負けたくない相手であり、バルセロナ(カタルーニャ)を代表するチームは我らがアスールグラーナである、と証明しなければなりません。しかし、それはエスパニョール側にも言えること。逆に隣のチームが「欧州王者」と栄光を極めているのは決して気持ちの良いものではないと思います。
最近6試合勝ちがなく、目下4連敗中の崖っぷちのエスパニョールといえども、ここは必死で勝ちを狙ってくる。クラブワールドカップを目前に控えたバルサですが、決して楽な気持ちで臨んではいけない試合であり、実際にもやはり難しい試合となりました。
リズミカルな前半
とはいえ僕の中ではやはりクラブワールドカップに標準を絞ってほしいなとも思っていましたが、ペップはお決まりのピボーテと左ラテラル以外はローテーションを組まずにほぼベストメンバーで挑みました。
イニエスタ、チャビ、イブラヒモビッチ、アンリに加え、アウベスとペドロの右サイドの崩しなど、多彩な攻撃でエスパニョールゴールに襲いかかった前半。得点は微妙な判定でのイブラのPKのみとなりましたが、十分ゴレアータの予感が漂う前半でした。
疲労?油断?の後半
しかし、後半。リズミカルな前半とはうってかわって、ミスも多く、動きも少なく、攻め急ぎすぎると徐々に試合の流れを失います。するとエスパニョールも息を吹き替えし、激しいプレーも目立つようになり、後半はいつものような激しく、熱い試合となってきました。
特にミスが目立ったのはアウベス、ピケ、マクスウェルの三人。アウベスやピケは出ずっぱりによる疲労からくる集中力の欠如という印象で、そろそろ休ませても良いかなと思っているのですが、クリスマス休暇まで一気に行きそうですね。
ペップならその辺りはしっかり考え、故障の恐れさえなければ、メンタル面を整え、パフォーマンスを上げてくれるとは思いますが。その他チャビ、イニエスタ、プジョールの三人もそろそろ疲れが溜まってきていると思います。怪我無く頑張ってほしいです。
ミリートのベンチ入り
この試合、ついに1年7ヵ月ぶりにガブリエル・ミリートがベンチに戻ってきました。スコアが1-0だったため、残念ながら出番はありませんでしたが、それでもスタンドではなく、ベンチの中から戦況を見つめ、出番を待つ、というのは本当に久しぶりだったのではないかと思います。
おそらく3点差くらいになれば出場機会はあったでしょうが…。ミリートがピッチに復帰するのはいつになるのでしょうか。今から楽しみで仕方ありません!
世界一へ
バルセロナダービーに勝利し、これで首位でクリスマス休暇を迎えることになったバルサ。しかし、その休み前に水曜日から世界一をかけて、北中米代表、メキシコのアトランテと対戦します。
そのアトランテで有名な選手といえば、かつての銀河系のマドリーを支えたソラーリがいます。フィーゴやジダンといったクラックの影に隠れていましたが、実力は十分。栄光のマドリーを支えた影の実力者と言っても過言ではありません。
そんな懐かしのソラーリがいるアトランテとの戦い。世界一となるにはもちろん勝たなければいけません。3年前に目の前で非常に悔しい思いを味わいました。今回はそのリベンジ、というわけではないですが、その嫌な思いを振り払ってほしいです!応援しましょう!
そして、普段はバルサの試合が見れない人でも、この大会は日テレさんが放送をします。今のバルセロナの試合は本当に楽しい、と自信を持って言えるので、是非とも見てみて下さい!これで少しでもファンが増えることを期待しています(笑)
バルサ選手個人採点
8点 ペドロ(MVP)
7点 イブラヒモビッチ、プジョール、イニエスタ、チャビ、バルデス
6点 アンリ、ヤヤ、アウベス
5点 ピケ、マクスウェル、ボージャン、ケイタ
採点不可 ブスケッツ
次の試合(12/16アトランテ戦)の希望スタメン
バルデス、アウベス、マルケス、プジョール、マクスウェル、ブスケッツ、チャビ、ケイタ、ペドロ、イブラヒモビッチ、アンリ
<独り言>
疲労が溜まっていそうなピケ、アウベス、プジョールのうち一人とイニエスタかチャビのうち一人は休ませたいです。一戦必勝です!気合いを入れて戦ってほしいです!!
posted by greenbarca |21:02 |
09-10リーガ試合感想 |
コメント(7) |
トラックバック(1)
2009年12月10日
結果
ディナモ・キエフ 1-2 バルセロナ
得点者
ディナモ・キエフ ミレフスキ(2分)
バルセロナ チャビ(33分)、メッシ(86分)
スタメン(途中出場)
GK バルデス
DF アウベス、ピケ(88分マルケス)、プジョール、アビダル
MF ブスケッツ、チャビ、ケイタ
FW メッシ、イブラヒモビッチ、イニエスタ(81分ペドロ)
ブスケッツの先発
前回も少し触れたブスケッツとヤヤのポジション争い。前回僕はペップの中ではまだヤヤの信頼の方が厚く、この試合のように、難しく重要な試合ではヤヤ先発で来るのでは、と書きました。しかし、この試合のスタメンはブスケッツ。少なくともヤヤとブスケッツの信頼は全く同じと言え、にわかに騒がれているヤヤの去就がまたしてもうるさくなるのは間違いないです。
個人的な感覚ですが、このヤヤの出場機会に関する話題はそうやって騒げば騒ぐほど、ペップは厳しく対応するように感じます。ヤヤ本人のコメントも「バルサで幸せ」との内容でしたが、「だけど、僕は選手として成長したいし、チームに貢献したいと思っている」というにわかに出場機会の少なさを訴えているようにも聞こえます。
今回のペップの対応はそんなヤヤに対する厳しい対応であったのかなと個人的に思っています。
開始2分の失点
話が試合から逸れました(笑)ブスケッツ先発に少し驚いている最中、いきなりの失点にさらに驚き、嫌な気配が漂ってきました。
この失点に関しては、鋭角度からゴールに向かって来るFKで、ディナモ・キエフの選手、バルサディフェンス、そして鋭く変化するボールの3点を全て注意しながら対応しなければいけない、GKにとって最高峰に難しいプレーですが、ボールを脇の下からスルリと通してしまうというバルデスのミスはいただけないかなと思います。直前でボールに触れたため相当難しいプレーだとは思いますが、止めて欲しかったなと思います。
冷静沈着
そのいきなりの失点により選手達は浮き足立ってしまうのかなとも思っていましたが、選手達は慌てずにまずはボールをポゼッションをして、自分たちに流れを持ってくる、プレーを見ていてそのように感じました。
例えこのまま0-1で負けたとしてもディナモ・キエフとポイントで並びますが、カンプノウでの試合で2-0で勝っているため、勝ち抜けられる、という心の余裕がそうさせたのかもしれません。しかし、そうだとしても、この重要な一戦でこの落ち着きは凄かったです。
そうやって落ち着いてボールをポゼッションし、徐々にペースを掴んでいき、脅威のポゼッション77%というスーパーが流れたと同時にアビダルのクロスからチャビの同点ゴール。その前に何本かパスを回して好調アビダルの崩しのお手本のようなクロスからのゴールは見ていて気持ち良かったです。それにしても怪我明けからアビダルは調子良いですよね。持ち前の安定感抜群の守備に加え、タイミングの良い攻め上がり。頼もしい限りです。
ボールポゼッション
同点に追い付き、これで1-4とならない限り勝ち抜けが確定したバルサはさらに落ち着き、ボールポゼッションをすることで、相手に攻撃をさせないというバルサの原点のプレーを実行。無理をして攻めなかかったためやや退屈でありましたが、幾つかのプレーを除いてとても安心して見ていられました。
しかし、一方のディナモ・キエフも高い位置からのプレス、奪ってから人数をかけての厚いカウンターはカンプノウでの戦いでも感じたような鋭さがありました。たらればの話になりますが、大人のプレーに徹しなかったら危うくなっていたかもしれないと思います。
メッシのFK
ついにバロンドールを獲得した世界一の選手、リオネル・メッシ。ほぼ全てのプレーをレベルの違う次元でプレーしてしまう選手ですが、あえて粗を探すならFKはあまり可能性を感じず、僕が見てきたバルサの歴代の10番の中では最低ランクではないかと思います。
しかし、ついに(1、2回決めた気もしますが)FKから直接ゴールを決めました!距離といい、角度といい、一番狙いやすいところでしたが、あのコースは取れないですね。
FKはその後のイブラのキャノン砲の方が魅力的ですが(外れましたが本当に凄かったですね)、ナイスゴールでした!ただ、この試合の最後、相手の深いタックルにより、右足首に重度1~2の捻挫を負いました。軽傷で良かったですが…メッシを削らないでくれ!
これでグループステージ1位通過が決まりました。苦戦をしましたが、結局1位通過となり良かったです。次はバルセロナダービーで、クラブワールドカップ。楽しみな試合が続きますね!
バルサ選手個人採点
8点 メッシ(MVP)、アビダル
7点 チャビ、イニエスタ、プジョール
6点 ケイタ、ブスケッツ、イブラヒモビッチ、アウベス
5点 バルデス、ピケ
採点不可 ペドロ、マルケス
次の試合(12/12バルセロナダービー)の希望スタメン
バルデス、プジョール、ピケ、チグリンスキー、マクスウェル、ヤヤ、イニエスタ、ケイタ、ペドロ、ボージャン、アンリ
<独り言>
クラブワールドカップは一戦必勝のトーナメントなので、ダービーですが、ここはそれなりにローテーションを組んでほしいです。ミリートは見れないですかね~。
posted by greenbarca |23:50 |
09-10CL試合感想 |
コメント(10) |
トラックバック(0)
2009年12月08日
結果
デポルティーボ 1-3 バルセロナ
得点者
デポル アドリアン(39分)
バルサ メッシ②(27分、79分)、イブラヒモビッチ(88分)
スタメン(途中出場)
GK バルデス
DF アウベス、プジョール、ピケ、アビダル
MF ブスケッツ、チャビ、イニエスタ(89分ケイタ)
FW メッシ、イブラヒモビッチ、アンリ(70分ペドロ)
ローテーション無し
CL決勝トーナメント進出をかけた大一番のキエフ戦を水曜日に控えるため、ローテーションでチャビやアウベス、アンリらはお休みかなとも予想していたデポル戦でしたが、その予想を裏切り、ほぼベストメンバーで挑んだこの試合。ここのところ出ずっぱりだったケイタはお休みでしたが、そのおかげか、久しぶりにチャビ&イニエスタの中盤が見ることが出来ました。
そして、試合はほぼベストメンバーのバルサが好調デポルを相手にリズム良く攻め、常にゴールの予感を漂わせながら試合を進めていました。チャビ&イニエスタの中盤の恩恵を受けてか特にメッシがえげつなく(笑)、先制ゴールはまさにメッシの形からのゴール。得意のドリブル、スルーパスも冴え渡り、ヘディングでの勝ち越しゴールもゲット。代表戦から調子を落としていたメッシでしたが、久しぶりに躍動感溢れていました。
そんなメッシに引き続き、バルサ全体もパスが回り、周りも動き、3点目のダイレクトパスで崩し、アビダルのクロスからイブラのゴール、なんかは見ていて本当に爽快でした。フエラでこのような内容だったのは久しぶりではないかと思います。
ブスケッツか?ヤヤか?
上に「ほぼ」ベストメンバーと書いたのはバルサの戦術的な生命線でもある中盤の底(アンカー)にヤヤではなくブスケッツが起用されたことにあります。僕の中ではやはりブスケッツよりはヤヤの方が安心感はありますし、おそらくペップもそのように考えているとは思います。先週のインテル戦、クラシコとの大一番はヤヤのインフルエンザ(コンディション不良)によりブスケッツ先発でしたが、ほとんどの大一番の試合はヤヤが先発で来ています。おそらく次のキエフとの重要な試合ではヤヤ先発でしょう。
しかし、僕もそうですが、ペップのブスケッツに対する評価は非常に高いと感じます。このポジションだけは躊躇することなくローテーションを用いて、(重要な試合にヤヤが回ってくるように考えてながらも)ほぼ交互に出場しています。
この事に対して、ヤヤは不満を抱いているようですが、正直まだミスは多いものの、ブスケッツのパフォーマンスは高いと思います。この試合も相手GKのロングボールの目測を誤り(この事に関しては後述します)、アドリアンにアシストをしてしまいましたが、この試合でバルサが中盤を掌握出来たのは、ブスケッツの状況を読みながらの良い場面でのプレスからカットの二次攻撃があったからだと思います。
ヤヤか?ブスケッツか?今のバルサにおいて良い意味で一番の悩み所です。ヤヤには不満をただ述べるだけでなく、プレーで出場機会を訴えて欲しいです。
対ロングボール戦術
この試合の失点は上にも少し触れましたが、ビルバオ戦を思い出させるような、ロングボールを蹴り入れられ、そのこぼれ球を決められる、というパターンでした。その後の(特に後半)デポルの攻撃はほぼそのロングボール戦術。GKが蹴り上げたロングボールに対して競り合い、こぼれ球を拾う。
この試合から分かったことはバルサはこの攻撃に対して非常に弱い。デポルの有効なシュート、という場面には至りませんでしたが、非常に苦しんでいました。今後もこういう戦術を取ってくるチームは増えると思います。早めの対策が必要だと感じました。
ペップの目
やや中だるみな時間帯はあったものの、前半から得点の匂いはあったバルサ。しかし、デポルの巧いディフェンスの前にメッシの独力の1ゴールのみに抑えられました。
ボールは回るもののゴールが遠い。そこでペップがきったカードはペドロ。しかも交代したアンリの左にそのまま入るのではなく、右にペドロ、左にイニエスタとし、メッシをトップ下のような位置に配置。これによりさらにチームが活性化。右から左から、そして中央からと多彩な攻撃を仕掛けられ、勝ち越しゴールは右サイド、追加点は左サイドからというゴールに結び付いたのだと思います。
交代のタイミングが遅く、やや消極的かなとも感じるペップの選手交代ですが、やはりペップの目は確かですね。流石でした。
個人的な都合により、更新が遅れました。次はディナモ・キエフとの勝ち抜けをかけた一戦です。負けても勝ち抜けの可能性はありますが、ここは気持ち良く勝って1位通過としたいですね。(個人的な話ですが、そうなると、日程的に決勝トーナメント1回戦が現地で見られるかもしれないので!)頑張って欲しいですね!
バルサ選手個人採点
9点 メッシ(MVP)
8点 ペドロ、イニエスタ、アビダル
7点 イブラヒモビッチ、チャビ、アウベス、ピケ
6点 プジョール、ブスケッツ、アンリ
5点 バルデス
採点不可 ケイタ
次の試合(12/9ディナモ・キエフ戦)の希望スタメン
バルデス、アウベス、プジョール、ピケ、アビダル、ヤヤ、イニエスタ、ケイタ、メッシ、イブラヒモビッチ、ペドロ
<独り言>
そろそろチャビにお休みを。イニエスタなら代役は務まると思います。4戦連続スタメンのアンリも怪我が怖いので。失点さえしなければ勝ち抜けなので、ディフェンスラインは最も信頼出来る4人を希望します。
posted by greenbarca |23:38 |
09-10リーガ試合感想 |
コメント(5) |
トラックバック(0)