阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

世界を駆け巡る放浪者が世界の野球を紹介します

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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最新の記事

メジャーリーガー・村田透 凱旋インタビュー 1

「週刊プレイポーイ」今週号に掲載の村田透(インディアンズ)のインタビュー。書ききれなかった貴重な声をしばらくお届けします。 ―――お久しぶりです。ついにメジャー昇格。おめでとうございます。 「いや、まだ1試合だけですから。正直、この結果は1年目2年目にやりたかったですね。渡米した時から自信があったとかないとかじゃなく、行くからには1年目からトップを目指してましたし。さすがに1年目は、マイナーキャン......続きを読む»

プレミア12 野球労働移民の宝庫・ドミニカ

ドミニカといえば、世界中に野球選手を「輸出」しているアスリートの一大生産国だ。この貧国が、アメリカへの選手の「製造」を「下請け」する様を文化人類学の視点から著したのが、「Sugar Ball」だ。また、このドミニカ野球の現状は映画「Sugar」にもなっている。日本では『ベースボール労働移民』にそのドミニカ野球の歴史や現状が描かれている。  とにかく、世界の至る町に中国人がいるように、世界中野球......続きを読む»

プレミア12 この体たらく

プレミア12。台湾に乗り込んでの最初の試合、対メキシコ戦は6対5のサヨナラ勝ちで、侍ジャパンはかろうじて勝利した。諸記事ではおおむね好意的にこの試合が描かれているが。私は、これには大いに疑問を感じる。 この大会に先立って、「週刊野球太郎」に各チームの展望記事を書かせていただいた。ここで私はメキシコチームを酷評している。ネットの試合後の感想では、2009年WBCを引き合いに出して、メキシコはやっぱり......続きを読む»

プレミア12 アメリカ代表チームを分析する

 現在、ウェブマガジン「週刊野球太郎」において、現在開催中の国際大会、プレミア12のチーム紹介を行っている。世界17か国でプロ野球を観てきたといえども、さすがに各国の代表選手を把握しているわけでもないのだが、私なりにこれまでの蓄積と新たな調査によって記事を書いてみた。 それにしても、今回の各国のロースターにある意味、この大会の立ち位置が如実に表れている。バリバリ本気のホスト国日本、台湾に、それにお......続きを読む»

アフリカ人メジャーリーガー誕生か

 MPBピッツバーグパイレーツは、南アフリカ出身のギフト・ンゴエペをメジャーの40人ロースターに入れたことを発表した。「アフリカ人初のメジャーリーガー」の誕生である。  右投げ右打ちの内野手である彼は、25歳。2009年にガルフコーストリーグでキャリアをスタートさせると、その後順調にマイナーの組織の中、昇格していき、2012年と13年にはトッププロスペクトが集まるアリゾナフォールリーグのメンバーにも......続きを読む»

あの14球から20年、小林宏かくかたりき 最終回

 あの日本一から20年、オリックスはリーグ優勝からも遠ざかっている。翌1997年も優勝争いを演じたが、ここで優勝を逃したあと、チームは急速に力を落としていった。 「あの年も、8月まで首位だったんですよね。あの年は僕、抑えしてたんですよ。西武とシーソーゲームしていて、最後の3連戦かなんかで、3連敗したんじゃいかな、西口にやられたんですよ。9月は、絶対優勝するんだってみんな思ってましたよ」  その後低......続きを読む»

あの14球から20年、小林宏かくかたりき3

1996年の巨人との日本シリーズは、オリックスの4勝1敗で幕を閉じた。オリックスの黄金時代がここに現出することになる。この年のオリックスナインにとって、シーズン優勝は悲願の日本一への通過点でしかなかった。 「その年は、神戸で優勝決めたのがよかったですね。シーズンと日本シリーズ両方でしたから。  日本一の胴上げの時はもう、もう一番早くベンチから飛び出しましたよ。一番目立ってたんじゃないかな(笑)。 ......続きを読む»

あの14球から20年、小林宏かくかたりき2

 小林と言えば、1995年の対ヤクルト戦でのオマリーに投じた「14球」があまりにも有名だ。 「この年は、震災がありましたから、もちろん神戸の復興のためっていうのも頭にありました。応援してくれたみなさんのためにがんばろうって。あの頃は人気もあってね、本拠地の、グリーンスタジアムのレフトスタンドの裏には小山があるんですけど、ホントにその山の上にもファンが陣取ってましたから。あの頃はよく大入り袋もらったん......続きを読む»

あの14球から20年、小林宏かくかたりき1

 今回、『読む野球』10(主婦の友社)の取材で、元オリックスの小林宏さんのインタビューを行いました。ここからしばらくはその予告編として、本編で書ききれなかった声をご紹介します。 岡山市郊外の野球場。野球場といっても、内野フィールドしかない小さなものだ。 オリックスで長年にわたり主力投手として活躍した小林宏は、現在、シティライト岡山  でコーチをしている。 「大学の恩師からのつながりで今年からなんで......続きを読む»

ジャパニーズ・スタイル

(小林宏さん・元オリックス)  今月、ふたりの「小林」さんにインタビューした。ひとりは、元ロッテでカナダ、メキシコ、台湾、韓国とグラブ片手に世界中を飛び回った小林亮寛さん。もうひとりは1995年の日本シリーズ、オマリーとの対戦で伝説の「14球」を演じた元オリックスの小林宏さん。お二人のお話の中で共通することがあったので、今日はそれについて述べたい。  小林宏さんは、現在社会人実業団チーム、シ......続きを読む»

西アフリカ・ブルキナファソ初のプロ野球選手、サンホ・ラシーナ

 アフリカと野球はなかなか結び付かない。しかし、世界中を探してみると実に7人のアフリカ出身者がプロ野球選手としてプレーしている。そのうち7人はアメリカのメジャー傘下のマイナーに在籍している南アフリカ共和国出身者なのだが、残りのひとりは、日本でプレーしている。西アフリカ、ブルキナファソ出身のサンホ・ラシーナだ。彼は、8月末、四国アイランドプラス・高知ファイティングドッグスの練習生から契約選手へと......続きを読む»

四国アイランドリーグプラス後期優勝(高知ファイティングドッグス対愛媛マンダリンパイレーツ 9月12日 土佐山田スタジアム)

(土佐山田スタジアム)  昨日優勝決定ならなかった愛媛は、この日は高知に乗り込んでの試合。ポストシーズンに向けて早く決めたいところだ。弓岡監督は、先発に、「5回まで投げてくれれば」と、リーキーの四戸(国士舘高)を送った。対する高知は、2年目の航大(ミキハウス)をたてこれを迎え撃つ。 初回、愛媛はいきなり打線が火を噴く。1アウト、1,2塁から4番ヘイドーンがタイムリーツーベースを放ち、1点を先......続きを読む»

独立リーグもペナントの佳境:四国アイランドリーグプラス 香川対愛媛(9月11日 丸亀)

 9月11日、香川県丸亀・四国コカコーラボトリングスタジアムでの四国アイランドリーグプラス公式戦、香川オリーブガイナーズ対愛媛マンダリンパイレーツのナイター。この日のダブルヘッダー第1試合で、勝利を収めた愛媛は、マジック2として、この試合を迎えた。この試合に愛媛が勝つか引き分け、2位の徳島が負けると、愛媛の後期優勝が決まる。 (優勝の瞬間をカメラに収めるべく、松山からたくさんの取材陣が来て......続きを読む»

海の向こうも野球が熱い! 北米独立リーグその2 アメリカ底辺リーグの実態―下―

 前回紹介した底辺リーグの観客は1試合2、300人ほどだという。一般に独立リーグの球団が維持していくには3~5000人くらいの入りは必要だと言われている。幅があるのは、選手のギャラにもいろいろあるからだ。あとは、客の入りが少々悪くても、スポンサー収入の多寡や、球場の使用料などによっては、十分に黒字にすることができる。ただ、一つ言えることは、選手のギャラはそのプレーレベルに比例し、これが結局のところ......続きを読む»

海の向こうも野球が熱い! 北米独立リーグ その2 アメリカ底辺リーグの実態-上-

 一方、新興リーグは現在4つ。正直なところ、「プロ」というにはお粗末なレベルで、球場も「こんなところでプロ野球をしているのか」というような下手をすれば草野球場かと思えるようなところもある。  毎年のようにできては消えしている泡沫リーグとも言えるこれらのリーグだが、今年も、4つのうち、ひとつがシーズンを迎える前に消滅してしまった。ここでは、このリーグを含め、最も新しい部類に入る2リーグを紹介する。 ......続きを読む»

海の向こうも野球が熱い! 北米独立リーグで「挑戦」する日本人選手たち  その1

 史上初の試みとして実施された、四国アイランドリーグプラスの北米遠征は、6勝10敗という成績に終わった。昨年、独立リーグで現役復帰し、今季はルートインBCリーグでプレーするフリオ・フランコは、日本の独立リーグのレベルを「3Aと2Aの中間くらい」と言ったらしいが、これには多分にリップサービスも含まれているだろう。今回アイランドリーグ選抜が戦ったカナディアン・アメリカン・アソシエーション(カンナムリーグ......続きを読む»

「いよいよ山場を迎えるメキシカンリーグで今なお活躍する懐かしの助っ人たち」

夏場を迎えて、日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグはいよいよペナントレースの佳境を迎えようとしているが、一足早くレギュラーシーズンを終え、プレーオフに突入するのがメキシコプロ野球だ。  この国にはいくつかリーグがあるが、トップリーグ、メキシカンリーグは、「3期制」とも言われるフォーマットを採用している。4月初めから始まる113試合のレギュラーシーズンは、前後期制を採用し、各球団には各々の順位に......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学 最終回

 引退後、指導者としても活躍した山田だが、そのハイライトとも言えるのが2009年WBCでの投手コーチとしての世界一だ。あの大会、決勝戦で、山田は抑え役に、それまでの藤川球児(現高知ファイティングドッグス)ではなく、ダルビッシュ有(現レンジャーズ)を指名した。 「あれもエース。監督の原(辰徳)さんとも話してけれども。このメンバーで誰が一番いいピッチャーだってなったら、やっぱりダルビッシュだなって。だ......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学8

 山田が現役生活を送った昭和の時代と比べると、現在のプロ野球シーンもずいぶん変わった。先ほど行われたオールスター戦のベンチの風景もその一つだ。現在では、ベテランより若手の方が、ベンチの真ん中で目立っていたりする。 「そうそう。それはね、いままでやってきている連中が悪いのよ。我々がいた頃には、野村(克也)さんがいて、張本(勲)さんがいて、大杉(勝男)さんがいて、その辺が監督の横にズラって並んでるわけ......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学7

昔気質の山田は、球界のしきたりを重んじる。試合の初球はストレートでストライクを投げ、トップバッターはそれを見送る、ライバルと決めた相手の中心打者には、勝負球を決めておく。昭和のプロ野球にはそういうチームの勝敗とは別の次元での打者との「儀式」があった。 しかし、山田の最晩年、つまり昭和の終わりごろから、プロ野球界も大きく変容してきたようだ。 「そういうのわかってなかったのが落合(博満・現中日G......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学6

「エースたるもの、マウンドでは泰然自若とすべき」 と山田は言う。数年前、田中将大(当時楽天・現ヤンキース)が沢村賞を受賞した際、マウンドでの雄叫びに苦言が呈されたが、昭和のエースたちにとっては、マウンドでのオーバーアクションはエースの品格を貶めるものと映ったのだろう。 「三振取ったくらいでガッツポーズとるなんて考えられないよ。その後、打たれたらなんてこと考えないのかね、今のピッチャーは」 山田......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学5

 1988年シーズンをもって山田は引退する。このシーズン、力の落ちた山田だったが、コマ不足もあって阪急のローテーションを守った。しかし、初勝利まで開幕から実にふた月以上も費やしてしまった。このシーズン、山田の初戦は、日本初のドーム球場・東京ドームでの日本ハムだった。この試合、一旦マウンドを降りた直後にチームが逆転するも、その裏に失点し、山田は300勝に向けてのどから手が出るほど欲しい勝ち星を逃......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学4

「ここ一番でチームを助けるのがエース」。山田の話を聞いていると、彼の考える「エースとはなんぞや」がひしひしと伝わってくる。そんな山田でも自身がこだわっていた開幕投手には独特の緊張感があったと言う。 「緊張した時?あるある。ペナントレースと日本シリーズの開幕はホントしんどい。ベテランになればなるほど。これはやったやつにしかわからないな、どう説明しても。  でも、まあ、どっちかいうと、(ペナント......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学3

今回の記事の舞台となった1984年、阪急のローテーションは山田を軸に、21勝を挙げた今井雄太郎、ストッパーから先発復帰し17勝を挙げた佐藤義則、それに大洋から移籍した宮本四郎で回っていた。と言っても、現在のように先発ローテーションが厳密に守られたわけではなく、先発の柱はあくまで山田、今井、佐藤の3人、宮本は永本裕章らともにその時の調子に応じて先発を務め、3人の穴を埋めた。そして、3本柱も勝ち試......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学2

「先発、リリーフにこだわらず、チームが必要にされるときいつでもマウンドに立つのがエース」。これが山田のエース論のようだ。『読む野球』8所収の、山田と同時代の日本ハムのエース、高橋直樹のインタビューでは、当時としては先進的な、「登板日をきちっと決めて、自分の仕事を確実に行う」という、エース論が語られていたが、山田がいた阪急ブレーブスというチームのエースは、「昭和気質」がエースたる条件だったようだ......続きを読む»

伝説のサブマリン・山田久志が語るエース哲学1

 不世出のサブマリン、阪急ブレーブスの大エース・山田久志。  今回、『読む野球:9回勝負』8(主婦の友社)の取材で、インタビューを行った。内容の濃い話を長時間していただいたのだが、残念ながら、すべてを紙面には書ききれなかった。そこで、ここからしばらくは、山田さんのインタビューから様々なエピソードを消化していく。  昭和44年のドラフト1位で入団。2年目にはふたケタの10勝、そして3年目には2......続きを読む»

オリックスの男前、マエストリ

 取材で訪れた神戸・ほっともっとフィールド。ここで、久々に顔を合わせたのが、アレックス・マエストリだ。この男前、いつ会ってもフレンドリーに笑顔を振りまいてくれる。  調子はどうだい、の問いに、「グッド」とは答えるものの、今年はチームの不振に合わせるかのように、自身も肝心なところで痛打をくらうということが多く、昨シーズンのように勝利の方程式のワンピースというわけにはいっていない。それでも、さすがイタリ......続きを読む»

元オリックス戦士・野田浩司さんに聞く②

 野田は1999年シーズンを最後に引退。現在は飲食店を経営しながら、野球解説を行っている。オリックスのコーチを2004年1年で辞めた後、2005年からは社会人野球・ニチダイのコーチもつとめ、就任2年目にはこのチームを創部初の都市対抗に導いている。 「社会人野球のコーチって言っても、辞めた時はもう商売するつもりでいたんで、物件さがしながらやってたんですけど。それ以前にも手伝ってはいたんですよ。ニ......続きを読む»

元オリックス戦士・野田浩司さんに聞く①

 神戸の中心、三ノ宮。かつてのオリックスのエース、野田浩司は現在ここで小料理屋を営んでいる。  名門、阪神タイガースのドラ1、その後オリックス黄金時代のエースとして1試合19奪三振の日本記録を打ち立てるなど球界にその名を刻んだ野田だが、意外なことに学生時代は、プロのマウンドに立つ自分も、商売をする自分も想像できなかったという。 「まあ鳴り物入りで行く人には、『誰がプロにいくねん』みたいに思......続きを読む»

大西宏明さんに聞く(元オリックスなど)

「もうプロ野球選手になるもんだと思ってましたね。自信ですか、ありましたね。実際、下位ですけど、ドラフトで指名されましたし」  という大西宏明は大学時代をこう振り返る。だから、周囲が進路を決めるのに必死になっている大学4年の時は、就職活動さえしなかった。 「大体、プロ行くような人は、そんなもんですよ。監督さんともそういう話でしたし。もうスカウトとも話が通じてますしね。たまにドラフトから漏れる人間もい......続きを読む»

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