阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

世界を駆け巡る放浪者が世界の野球を紹介します

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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最新の記事

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー 4 身売り

身売り  湯上谷は、南海、ダイエー、ソフトバンクに至るホークスの歴史を体感している。つまり2度の身売りを経験しているのだ。これは、一般社会人でもなかなか経験できないことだ。  最初の身売り、つまり南海からダイエーへの球団譲渡は、昭和最後の年、63年のシーズン中に決まった。当時、湯上谷は4年目。初めて規定打席に届いたその瞬間、球団名が変わることとなった。 「僕は、その当時まだ寮にいたんで、そんなに場......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー 3 南海時代の先輩

湯上谷が初めてプロのプレーをその目で見たのは、ドラフトの直前、1984年秋に行われた日米野球だった。 「それまで、プロの試合も金沢であったけど、自分の練習で精いっぱいで。高校野球が終わって、巨人とオリールズの試合、見に行ったですよ。おふくろと夜行列車に乗って。後楽園のジャンボスタンドの一番端。ダフ屋からチケット買って。 どこでチケット買っていいかわかんなかったもんで。5000円くらいとられたのかな。......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー 2

 高卒ルーキーとして、入団した湯上谷だったが、1年目から順調すぎるキャリアを積んでいった。 「運がよかったというわけでもないんでしょうが、幸い1年目から1軍に挙げてもらいました。それまでは、ホント一生懸命やってましたけどね。(二軍の)試合には、出たら走る、出たら走ると言う感じで」  当時、南海は勢いのあるのは5月の連休まで、その後は、例年のようにずるずるとペナントレースから脱落していったが、この......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー

 いぶし銀という言葉がこれほど似合う男はいないのではなかろうか。湯上谷竑志。南海からダイエーへのホークスの過渡期、主力内野手として活躍した男だ。この度、『読む野球』(主婦の友社)のホークス特集で彼を取材した。これから数回は、本誌で書ききれなかったインタビューの様子を伝えていきたい。  高校時代、石川の名門、星稜高校で甲子園に出場したが、出身は隣の富山だという。当時、地方と都会の差は、今から想......続きを読む»

富良野経由、アフリカ発日本球界へ

   西アフリカから日本へ野球選手を呼び寄せ、日本のチームと対戦させようというプロジェクトが進行している。アメリカの野球草創期、このスポーツをビジネスにしたアルバート・スポルディングは、このスポーツを世界に「布教」すべく、メジャーリーガーを集めて世界中をかけ巡って試合興行をしたが、それから1世紀あまり経った今、今度はその「布教」の成果を、東洋における野球の中心地である日本で試そうという試みがなさ......続きを読む»

オリックスバファローズ激励パーティー2016

今日は、去る3月8日に行われたオリックスのシーズン前激励会の様子をレポートします。 毎年、オープン戦の時期に行われているこの激励会。選手の皆さんは、試合のあとお疲れのところ実にご苦労様です。 パーティーは、Bsガールズの歌とダンスでスタート。彼女たちの熱狂的なファンもいるようで、ショーの最後には、野太い声がこだましていた。少々異様な感じがしないでもないが… 続いて、後援会長ら財界人の挨拶。199......続きを読む»

WBC予選 チェコ代表、アリゾナへ

来年の本戦にむけて、すでに第4回のWBCが動き出している。 4つの予選のうち、すでにシドニーラウンドは終了し、大方の予想通りオーストラリアが本戦出場を決めた。 今月17日からは、メキシコ・メヒカリでメキシコ、ニカラグア、ドイツ、チェコの4か国が1枠の出場権を巡って争う。 チェコ代表は、すでにキャンプ地のアリゾナに到着し、トーナメントにむけて仕上げを行なっている。 打線の主軸を担うであろう、ヤ......続きを読む»

日韓ボール考

先週の宮崎での、日韓プロ球団の対戦前、こんなシーンに出くわした。 日向お倉ヶ浜で行われた昨年の韓国チャンピオン斗山ベアーズと東北楽天との試合前のことだった。この前時代的な球場には記者席などなく、ホームベース後方に建つ管理棟から1,3塁ベースくらいまで延びる10段ほどの粗末なスタンドのネット裏中心部だけがロープで仕切られ、ビニルシートで隠されて記者席代わりにしている。このスペースは管理棟で仕切られて......続きを読む»

球春みやざきベースボールゲームズ② 2月28日 斗山対千葉ロッテ(大王谷)

 この日は、前日と同じく日向でのゲームを取材。この町には南北に球場があり、本日出向いたのは北にある大王谷球場。近鉄が1980年代にキャンプを行っていた時代には、こちらがファームの練習場になっていたという。  が、実際目にしてみると、こっちの方が立派な気がしないでもない。まあ、今となっては、ともに過去の遺物みたいだが。  この日の対戦は、斗山と千葉ロッテ。ロッテは先発にドラフト2位のルーキー関谷......続きを読む»

球春みやざきベースボールゲームズ① 2月27日楽天対斗山

 各球団、いよいよキャンプも打ち上げ、オープン戦も本格化していくが、近年はNPBが行う「オープン戦」だけではなく、2月中から「練習試合」が多く組まれている。どう違うんだろうと思ったりもするが、これに加え、キャンプ地では地元自治体などが主催する試合も組まれる。かつて沖縄や高知では韓国球団を加え、優勝などは決めないもののちょっとした大会としてゲームが組まれていた。  今年2月23日から28日まで計15......続きを読む»

ベテラン独立リーガー、西本泰承ストーリー:最終回

 西本も今年で30歳。アスリートとして、第4コーナーに差し掛かっていることは十分に承知している。それでも、まだ体力面に関しては自信をもっている。大きな故障もいままでなかったという。 「ウーン、そりゃ、若い頃っていうか、5年6年前に比べれば、ダッシュしても、(昔は)こんなに疲れなかったのにな、とは思うことはあります。けど、ようは1シーズン戦えればいいわけで。日本でなら60、70試合、アメリカなら1......続きを読む»

ベテラン独立リーガー、西本泰承ストーリー:その④

「感謝」。西本が好んで使う言葉である。独立リーグという場で野球を続けていることで、周囲に迷惑をかけているという思いを持っている彼は、ことあるごとにこの言葉を使う。 「まずは家族には迷惑かけてますよね。嫁さんや子供、親きょうだいみんなです。それに、独立リーグのスタッフさんなんかにも迷惑かけている部分はあると思うんです。こうやって自主トレも、NPBの選手と一緒にできて、彼らも別に変わらず接してくれる。そ......続きを読む»

ベテラン独立リーガー、西本泰承ストーリー:その③

今回は、2012年、13年シーズンを過ごしたアメリカでの話を聞いた。 新天地を目指して、アメリカ独立リーグの強豪、アメリカン・アソシエーションのグランドプレイリー・エアホッグスでプレーした西本。2Aに匹敵すると言われるこのリーグで、ショートのレギュラーとして通算.264の打率を残した。しかし、渡米当初はシーズンロースターに入ることもないだろうと思っていたという。なにしろたった10日のキャンプ期......続きを読む»

大丈夫かユーロ・リーグ

 この春からスタートする予定の欧州各国の強豪によるプロリーグ、「ユーロ・ベースボール・リーグ(EBL)」の雲行きが怪しい。  昨年10月末に正式に2016年シーズンの開幕を宣言していたが、一部では10数チームの参加といわれていた球団数が思うように集まっていないようだ。 参加が噂されていたフランスの名門、ルーアン・ハスキーズの投手、オーウェン・オザニックと久々に連絡をとると、フランスからはどのチーム......続きを読む»

ベテラン独立リーガー、西本泰承ストーリー:その②

・独立リーガーとしてのプロフェッショナリズム  独立リーグでしかプレーしたことのない西本だが、大学卒業後、野球以外の仕事はしたことはない。シーズンに入れば、野球に専念し、オフの間はオーバーホールとトレーニング。そういう生活も今シーズンで8年目になる。   「自分の中ではプロという意識は当然持ってます。僕個人では持っているんですけど、自分からは(プロとは)言わないですね。やっぱり日本の独立リー......続きを読む»

ベテラン独立リーガー、西本泰承ストーリー:その①

 お屠蘇気分もさめやらぬ1月11日。「えべっさん」で賑わう西宮神社を尻目に、ヤクルトに移籍し、捲土重来をはかる坂口智隆率いる「坂口軍団」が、某球場で自主トレを行っていた。ソフトバンク・金子圭輔、中日・三俣大樹とともに、この「軍団」に加わっているのは、独立リーガーの西本泰承。2009年に高知ファイティングドッグスに入団し、日米の独立リーグ3球団を渡り歩いた球界の渡世人だ。正直、選手のレベルから言......続きを読む»

ベネズエランサマーリーグ休止

  MLBは現在、国外にルーキークラスのマイナーリーグを2つ展開している。ドミニカン・サマーリーグとベネズエラン・サマーリーグがそれだ。各球団は両国においてアカデミーを運営し、ここで晴れて契約選手となった若者は、これらのリーグを登竜門としてメジャーへの階段を上がっていく。 国内各地にアカデミーが点在していたドミニカでは近年、スカウトの便を考えて、空港近くにアカデミーが集中するようになり、サマーリー......続きを読む»

村田透(クリーブランド・インディアンズ)凱旋インタビュー 最終回

村田の話は、日米の野球、文化の違いにまで及んだ。 「まあ、日本で言う『普通』と世界で言う『普通』は違いますね。よく日本じゃ、ワガママ外国人なんて言うじゃないですか。2015年も阪神のマートンなんか問題児扱いで報道されたりしましたよね。でも、誤解を生むこともあったんじゃないでしょうか。彼らにとったらアメリカのスタイルならそれが普通なのかもしれませんが、それがどうしても日本の中の『普通』になってしまう......続きを読む»

村田透(クリーブランド・インディアンズ)凱旋インタビュー6

日本ではその才能を開花させることなく球界を去らざるを得なくなり、アメリカで頂点の舞台に立った村田。彼の話は、日米の選手育成にまでおよんだ。 「日米の違いですか?。うーん、どうなんですかね。 でも巨人で多くのことを学ばしてもらったし、(メジャーで投げれたのは、)それが大きいんじゃないんですかね。ピッチングに対する基本です。いい時と悪い時の差が激しすぎるって。3年目だったかな。ある時ボソッて言われたん......続きを読む»

村田透(クリーブランド・インディアンズ)凱旋インタビュー5

残念ながら、メジャー初登板後、村田は3Aに戻された。しかし、これは当初の予定通りで、この後、彼は3Aで連勝を重ねていく。 ―――メジャー昇格の後、再び3Aに戻って、快進撃。やはり昇格後は、ローテーションの軸として回ったんでしょうか? 「そこはわかんないですね。マイナーではローテーションは淡々と回っていくだけなんで。エースを中心にするっていうのは、メジャーやプレーオフの話でしょう。マイナーはあくま......続きを読む»

村田透(クリーブランド・インディアンズ)凱旋インタビュー4

ついにやってきたメジャー初マウンド、それも先発という大舞台だったが、村田は2本のホームランを浴びて降板、敗戦投手というほろ苦いデビューとなった。 「お願いだから入らんといてくれって感じでしたね(笑)。二つ目はもしかしたら(外野フライか)と思いましたけど、ひとつめは完璧でした。まあ、全ては自分のコントロールミスですね。要するに失投です。やっぱりそういう球は逃さない精密さをメジャーリーガーはもっていま......続きを読む»

村田透(クリーブランド・インディアンズ) 凱旋インタビュー3

 翌日、第2試合の先発を命ぜられた村田は、チームとは別に球場入りした。オリオールズの本拠地、カムデンヤーズに到着したのは、第1試合開始の2時間ほど前。デーゲームを前に、チームメイトはアップをしていた。村田が入ったロッカールームには、かいた汗を流しに戻ってきた選手がいた。 「とくにみんなの前で紹介してもらうってことはなかったですね。個人個人で挨拶って感じです。でもまあ、そもそもほとんどの選手は知って......続きを読む»

アジアウィンターリーグに見る欧州野球の現状

 11月30日の、NPB対麗寶欧州の試合のスコアは、なんと24対3。コールドはないと聞き、途中からは試合はいつ終わるのだろうと思って観ていたが、欧州の攻撃が淡泊で試合時間は結局4時間を切っていた。まさにアマチュアとプロの試合だと思って、この日まで連敗の欧州はひょっとしたら、全敗するのではないかと思ったが、12月3日に初勝利を挙げた。意外と言えば失礼だが、相手はNPBだった。確かに連敗中も、打線はホ......続きを読む»

アジアウィンターリーグレポート3:12月1日第一試合(台中インターコンチネンタル球場)

昨夜の試合については、また後日レポートするが、麗寶欧州は、NPB相手に24対3という歴史的大敗を喫してしまった。 「昨日のことはもういいだろ」 と昨夜の悪夢を振り払うように台湾ビールCBBLとの対戦に臨んだ麗寶欧州は、先発にハビエル・サンチェス(ブレーブス・マイナー,スペイン)をたて捲土重来、初勝利目指してゲームに臨んだ。  対するCPBLの先発は、ファン・ユーユ(義大)。  初回表、先頭の......続きを読む»

アジアウィンターリーグレポート2:プロとアマ

(台湾プロ混成チームのユニフォーム。今回は台湾ビールがスポンサーになって統一ユニフォームで試合に臨んでいる)  今回のアジアウィンターリーグの特徴のひとつに、アマチュアの台湾代表チームが参加していることが挙げられる。日本と同じで、従来台湾でもプロとアマの折り合いはよくなかったらしいが、昨年、コミッショナーが交代して、両者和解の機運が出てきたようだ。元阪神のピッチャー、郭李建夫監督率いる大学生中......続きを読む»

アジアウィンターリーグレポート1(11月29日第1試合)

 2012年に始まったものの、昨年資金難のため、中断されていた台湾でのウィンターリーグが復活した。 今季は台湾プロ(CPBL)、アマチュア(中華隊)、日本(NPB)、韓国(KBO)のプロ、それにはじめての試みとしてヨーロッパ選抜チームが加わり、各チーム16試合のリーグ戦ののち、上位4チームが順位決定のプレーオフに臨むというフォーマットで開催される。 リーグ戦2日目のこの日は、デーゲームで、中華隊対欧......続きを読む»

メジャーリーガー・村田透 凱旋インタビュー2

今季はマイナー最上級の3Aのローテーションピッチャーとしてクオリティスタート(6回を3失点以内)を重ねた村田。その彼にメジャー昇格のチャンスがついに巡ってきた。6月末のことである。 ―――昇格の時の様子はどうでしたか? 「その日、ダブルヘッダーの先発予定だったんです。うちのチームは、先発ピッチャーは好きな時間に球場入りしていいんです。1時間前でも、極端な話5分前でもいいんです。それで、いつもと同じ......続きを読む»

プレミア12と侍ジャパンを考える

プレミア12が終わった。始まる前まではさほど巷の話題にものぼらなかったこの国際大会も、開幕の日韓戦での大谷の快投もあって、日を重ねるにつれて注目度も高まり、連日のテレビ中継が延長されるなど、近年にない盛り上がりを見せた。最後は日本にとって残念な結果に終わったが、最終日の3位決定戦と決勝のチケットは抱き合わせで販売されており、完売。ことに日本での試合に関しては、興行的にもはそれなりに成功を収めたといえ......続きを読む»

プレミア12終了

 21日、プレミア12が終了した。最後だけはと、東京ドームに駆け付けたが、個人的にはなんとも言えない終わりだった。  第一試合の日本・メキシコ戦は、それなりの入り。まあ、最終日は決勝との2試合通しチケットだったので、準決勝の惨状を見て、観に行くのをやめようと思っても、今更高額なチケットを放棄するわけにいかないという人も多かったのだろう。上層の内野自由席スタンドが半分ほどの入りだったのは、ここに......続きを読む»

告知 クラブチーム・千葉熱血メイキング チャリティーマッチ

 アメリカに1年だけ存在した独立リーグ球団、サムライベアーズの元メンバーの一人、というより甲子園であの松井秀喜を連続敬遠した男として有名な河野和洋さん。彼が今率いているクラブチーム、千葉熱血メイキングが関東東北豪雨の復興のために一肌脱ぐそうだ。本拠を置く松戸市の後援を得て、北隣の件、茨城に本拠を置く、クラブチームの強豪、ゴールデンゴールズとチャリティーマッチを行うという。試合前には両軍の選手による野......続きを読む»

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