阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

世界を駆け巡る放浪者が世界の野球を紹介します

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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最新の記事

メキシカンリーグ放浪記1995:メキシコシティ1

 南米を旅して3か月。中米の小国ベリーズからメキシコのチェトゥマルへ入国した。この町にはのち(1998年)にメキシカンリーグのフランチャイズが一時期置かれた。ここから首都メキシコシティへは、バスで丸一日。バスが進むにつれて野球が懐かしくなる。長い間サッカーの大陸を巡ってきたので、野球が観たくてうずうずしている。  メキシコシティには、翌日の昼に着いた。 野球場へ、と思うが、いかんせん、当時はネッ......続きを読む»

KBO新球団NCダイノス(マサン球場) 

私が韓国野球と出会ったのは、1990年のこと。ソウル・チャムル球場でのLGツインズ対ヘテ・タイガース(また、そのときの様子もそのうちお知らせします)を見た後、プサンでロッテ対サムスン戦を見ようと思っていたところ、新聞をチェックしたところ(なんとか球場名くらいはハングルを覚えた)、プサンで試合はなく、近郊の馬山(マサン)での開催であることがわかり、バスに乗って足を運んだ。  当時まだ、韓国プロ野......続きを読む»

高陽ワンダーズ再び

3月にお伝えした韓国初の独立球団、高陽ワンダーズ。高知キャンプの後、韓国に帰国、さらに韓国プロ野球(KBO)の二軍などと練習試合を重ね、4月に入り、フューチャーズリーグ(ファームリーグ)の開幕を迎えた。ただし、KBOはワンダーズとの試合は組むものの、公式戦扱いにはしない方針を打ち出しており、ワンダーズにとっては、それまでの試合との区別が今一つつきにくい状況での「開幕」となった。しかし、ホーム球場の高......続きを読む»

プロ野球選手から実業家へ(小野剛/元巨人・西武)-4-

「で、大学時代の先生に相談に行ったんですよ。そしたら大学に戻ってこいって言われましてね。大学院で金融勉強することにしました。ただ、家族もいるんで、仕事しないわけにも行かなくて…。先生からも、キャリアに穴を空けるなとも言われて、その先生の勧める不動産会社に就職しました。その先生、結構有名な方で、いろいろな会社からコンサルティングを依頼されていたんですよ。で、先生が会社の依頼を受ける条件として僕をその会......続きを読む»

プロ野球選手から実業家へ(小野剛/元巨人・西武)-3-

解雇通知を受け取った小野の目にひとつの新聞広告が目に入った。イタリアのリーグでのプレーヤー募集の広告だった。 「だましの広告だったんですけどね…。嫁さんもいたんですけどね。やりたければどうぞって。それで、広告の連絡先に電話して…。その人、いいことばかり言って、実際は全然違っていたんですけどね。でも、そいつに金払ったわけでもないし、野球続けられましたから、結果的には良かったですね。」  自分に任せ......続きを読む»

プロ野球選手から実業家へ(小野剛/元巨人・西武)-2-

 しかし、小野の鼻はここで見事にへし折られた。中学では向かうところ敵なし、毎日のように訪れる名だたる有名校のスカウトや監督の誘いに、「勘違い」していた少年は、一気に奈落の底に突き落とされた。全国から有望選手が集まる名門校にあっては、九州の片田舎の球が速いだけの図体のでかい選手は、単なる荒削りな素材にすぎなかった。 「自信満々で高校進んだんですが、いきなりガン、ですよ。うちの代、結構すごいのいました......続きを読む»

フランス野球史

昨日の記事に関連して、フランス野球の歴史を紹介します フランスに野球が伝わったのは、19世紀末のことではないかと考えられている。1874年、野球をビジネスに変えたと言われているアルバート・スポルディングは、大リーグの選手による世界ツアーを企画したが、このときは彼がその人口の多さとコスモポリタンな雰囲気のゆえに将来の有望なマーケットとしての有望性から熱望したパリでの興業は実現することはなかった。......続きを読む»

日本球界初のフランス人プロ野球選手デビュー

フランスと言えば、サッカー大国だ。ここで野球が行われていると言われても、大方の読者にはピンと来ないだろう。かつて、もう20年近く前、阪神タイガースを16年ぶりの優勝に導いた吉田義男氏が代表監督を務めて少々話題にもなったが、その後、国際舞台では、さっぱり噂を聞かない。  そんなフランスから今年2人の選手が独立リーグのBCLに参戦した。群馬ダイヤモンドペガサスに入団した、フェリックス・ブラウン内野手......続きを読む»

メキシカンリーグ放浪記(レイノサ2)

アメリカ側の町、マッカーレンから国境行のバスに乗り換える。リオグランデに架かる橋のたもとでバスを降り、歩いてその橋を渡れば、レイノサの町だった。メキシコらしく、石畳の広場の周りには石造りの大きな教会があった。それ以外は見どころの少ない何の変哲もない町だった。  昼過ぎにはやることもなくなったので、町はずれにあるという野球場まで歩いていくことにした。  かなり遠いとは聞いていたが、まったく......続きを読む»

レイノサ―1―  (レイノサ・ブロンコス/パルケ・アドルフォ・ロペス・マテオス球場)

 メキシコ縦断鉄道をひたすら北上。例のごとくチワワに大幅に遅れて朝方到着した列車は、それでものんびり国境へ向かって行った。固いシートにもかかわらず、ほぼ徹夜で列車を待っていたせいか、ぐっすり眠っていた私が目覚めた昼前、列車はサボテンの荒野の真只中にあった。もう一眠りして、また目覚めても同じような風景。いや、「ような」ではなかった。「同じ」風景だった。客車の揺れがまったくない。目をこすって窓の外を見れ......続きを読む»

プロ野球選手から実業家へ(小野剛/元巨人・西武)-1-

「あの、小野さんですか?」  東京近郊の私鉄の駅にあるコーヒーショップ。ひときわ目立つ目の前の大男に尋ねた。事前に見た写真から浮かんだイメージとその背広姿はなかなか一致しなかった。 果たしてその男が、待ち合わせの相手だった。現役を退いてからの6年の年月は、アスリートをすっかり恰幅のいいビジネスマンに変えていた。現在彼は青年実業家として3つの会社を切り盛りしている。 「子供の頃からビジネスマ......続きを読む»

メキシカンリーグ1995(リーグ概略)

ここで、メキシカンリーグの概略を述べておく。  メキシコのトッププロリーグ、メキシカンリーグ(リガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル,LMB)は、1925年からの長い歴史を持つ、伝統あるプロ野球リーグである。MLB傘下の独立系マイナーリーグとしての現在の形になったのは1955年のことで、この時点から北米マイナーリーグのひとつとして、2A級にランキングされ、のち3A級に昇格して現在に至っている。  そう......続きを読む»

メキシカンリーグ放浪記1995(トレオン2)

この日は、夜行バスに乗らねばならなかったので、最後まで試合を観ることはできないだろうと、普通席に陣取ることにした。木戸銭、たったの10ペソ。当時のレートではたったの150円だった。安い。  幸いまだ、試合は始まっていなかった。とりあえず、グッズショップを覗こうとしたが、普通席のスタンドにはなく、指定席のスタンド下にあった。しかし、さすがメキシコ。お願いするとこころよく通してくれた。  店員も......続きを読む»

海を渡った独立リーガーその後

「すいません。お電話いただいたのに。」 電話口の元気な声が響く。電波の先の愛想の良い笑顔が目に浮かぶ。相変わらずの人柄の良さが伝わってくる。野球塾を開いたというので見に行きたいという突然の私の申し出に、彼は快く段取りを整えてくれた。 「ホントは、今日休みだったんですけど。せっかく来ていただけるんですから、子供、集めますよ。」  そこまでしてもらわなくても、と言う私の声は瞬間遮られた。 「あの......続きを読む»

メキシカンリーグ放浪記1995(トレオン1)

すみません。しばらく配信が途絶えてました。今回からしばらくは、久しぶりのメキシコ野球です。  アグアスカリエンテスから列車でさらに北上。いつものように遅れてきた列車は、その遅れを取り戻すことはなく、結局、目的地のトレオンには10時間もかかった。  列車から飛び降り、駅から早く出ようと、急ぎ足で進んでいくと、ポリスに捕まった。パスポートチェック。この当時、メキシコでは外国人に対するチェック......続きを読む»

MLB開幕シリーズ3

MLB開幕シリーズの雑感。 試合の詳細については、テレビやその他マスメディアで伝えられているからいいだろう。 第1戦しか見ていないが、目の肥えたファンならウーンと言わざるを得ないだろう。 確かに内野手のギリギリのタイミングでのスローイングに関しては、日本ではなかなかお目にかかれない代物だったが、そのほかは正直高いチケットを買ってまで見る価値は?という感じだった。 試合終盤でのアスレチ......続きを読む»

イースタン戸田

イースタン、ヤクルト戸田球場の試合。 先発はロッテ・グライシンガー、ヤクルト・館山。開幕を前にした最後の調整だろうが、豪華な顔ぶれとなった。但しともに、出来は今一つ。開幕を目の前に少々不安が残る出来だった。 館山は4回2失点。ボールが指にかかりすぎるのか、ストレート、変化球とも、自分のボールを自分でコントロールできていない印象だった。 グライシンガーも細かいコントロールが今一つ......続きを読む»

MLB開幕シリーズ2

 阪神戦に関してコメントをいただきました。ありがとうございます。まずは、そのレスポンスから。  大阪で試合をすれば、もっと客が入ったというご意見でしたが、確かにそれは一理あります。関西在住の私の友人も、大阪で試合があるならぜひ行きたいといっていました。そもそも、なぜこの手の試合は、東京ばかりでするのかには大いに疑問を感じます。一極集中の日本をある意味象徴しています。  個人的には、イチローのマリ......続きを読む»

MLB開幕シリーズ1

MLB開幕戦に先立って行われる「プレシーズンゲーム」。要するに日米球団によるオープン戦だ。向こうでは、公式戦以外のゲームは、全て「エキシビジョン・ゲーム」と言うが、日本では、入場料を取る「オープン戦」、その他の「練習試合」に、今回の「プレシーズンゲーム」など、シーズン前のゲームにいろいろ名前がついている。まったくもってややこしい。おまけにこの春、高知で県の招待によって行われた日韓4球団による......続きを読む»

アグアスカリエンテス3

そうこうしているうちに、例の日本でプレーしていたというカスティージョが声をかけてきた。東洋人に親近感をもってくれているのか、向こうから近づいてきた。話してみると、同じライオンズでも、日本ではなく、台湾の統一ライオンズにいたと言う。 この男、フアン・カスティージョは、ドミニカ出身の内野手。1980年にミルウォーキー・ブリューワーズと契約、アドバンス・ルーキー級のビュートでプロデビューを果たし、1......続きを読む»

WBC予選

来年開催の第3回ワールドベースボールクラシックの予選の組み合わせが発表された。 今年の9月から11月に実施される。 会場と組み合わせは以下のとおり。 ・ドイツラウンド(レーゲンスブルグ):ドイツ、カナダ、イギリス、チェコ ・台湾ラウンド:台湾、フィリピン、ニュージーランド、タイ ・パナマラウンド:パナマ、ニカラグア、コロンビア、ブラジル ・フロリダorバルセロナラウンド:スペイン、イ......続きを読む»

「昭和」への遺言:金星根(韓国独立球団・高陽ワンダーズ)

 ホテルのロビーの空気が一瞬固まった。  椅子に腰かけていた若い選手たちの顔つきが一気にこわばり、一同が一斉に起立する。そのまなざしは開かれた自動ドアに注がれている。入ってきたひとりの老人をホテルの従業員も最敬礼で迎える。  グランドコートを着たその老人は、杖をつきながら、それでも背筋を伸ばし、付き人に促されながらエレベータの方向へ姿を消していった。その杖はよく見ると、ノックバットだった。  ......続きを読む»

浜松にて

オープン戦 中日対巨人 かつてはオープン戦といえども天下の巨人軍がやってくるとあれば、田舎の球場はお祭り騒ぎになったものだった。最近では、すっかりそういうこともなくなったが、さすがにこのカードは東海地域では圧倒的な人気を誇っているようで、平日の日中にも関わらず、スタンドは7割がた埋まっていた。  地方球場と言えば、やはり外野の芝生席。ここ浜松球場は、芝生席のさらに上段には、2,3段......続きを読む»

チェコリーグに日本人選手入団

 関西独立リーグなどでプレーした田久保賢植選手のチェコ1部リーグ、チェコ・エクストラリーガのフロッシー・ブルノ(Hrosi Brno)入団が合意に達した。  ブルノは、オーストリア国境にほど近い、チェコ共和国第2の都市。チェコは、近年、野球の国際大会を開くなど、ヨーロッパ野球の新興勢力として台頭してきている国。国内リーグは、未だセミプロの段階だが、ここで活躍した選手が、北米マイナーリーグや、イタリ......続きを読む»

アグアスカリエンテス2

球場には試合開始2時間前に行った。  外観は立派とは言えない球場だが、正面だけは綺麗に整備され、玄関は白でまとめられていた。ゲートの両側には投打の選手のパネルが掲げられた。地元の選手かと思いきや、テキサス・レンジャーズの選手のものだった。MLB傘下のマイナーリーグの連合体であるMiLBに加入し、3Aクラスにランキングされるメキシカンリーグだが、リーグ、球団ともMLBからは独立しており、各球......続きを読む»

アグアスカリエンテス1

今日からのメキシカンリーグ紹介は、私が最初にメキシコ野球に出会った1995年の回想記になります。 首都メキシコシティから北西に約400キロのところにある町、アグアスカリエンテス。当時は、アメリカとの国境の町、シウダー・フアレスまで列車が走っており、2泊3日でのんびりと首都とを結んでいた。メキシコシティでのダブルヘッダーを第一試合できりあげ、夕方に飛び乗った列車は、翌朝8時にこの「温泉」......続きを読む»

メキシカンリーグ情報

今年のメキシカンリーグは3月16日に「伝統の一戦」、メキシコシティ・ディアブロスロッホス対キンタナロー・タイガースの一戦で幕が開き、7月末まで1チーム113試合のレギュラーシーズンを競う。以前行われていた前期後期制ではなく、南北地区からそれぞれ上位4チームが2段階のプレーオフに進み、地区優勝を争い、各々のチャンピオンがメキシコシリーズを争う。ポストシーズンは長く、シリーズの終了は9月2日となっている......続きを読む»

メキシコ野球3

スタンドをくぐると、ビジターチームのバッティング練習の風景が目に入ってきた。 最下段まで足を運んでグランドをのぞき込んだ。懐かしい顔がティーバッティングにいそしんでいる。 ジョージ・アリアス。2003年のタイガース優勝時の4番バッターだ。せっかく好成績をおさめながら、この年のオフ、契約のこじれから阪神を退団、翌年メジャー復帰を目指したが叶わず、昨年からティファナ球団でプレーしている。ティファナは......続きを読む»

メキシコ野球2

中断していた2006年のメキシコ野球訪問記の続きです。 球場前には試合2時間前だというのに、すでに30人ほどの人が並んでいた。チケット売り場の前にはサンドウィッチの露天が出ている。チケットの窓口もすでに開いていたのでチケットを買った。新聞では今夜の試合は地元ファンはどこの席でも一律30ペソ(約300円)とあった。おそるおそるそのことを告げると、よそものの私もそれで良いとネット裏席のチケットが手......続きを読む»

プレシーズンマッチ・西武対LG(韓国)

本日は、昨日同様高知で行われているプレシーズンマッチの様子を伝えます。春野球場での西武と韓国プロ野球LGツインズの試合。西武はかつてこの春野で春季キャンプを張っていたが、現在ではB班、つまり2軍のキャンプだけここで行っている。 それでも地元には西武ファンが多く、平日のせいもあってか、お年寄りを中心に多くの人が球場に足を運んだ。 メンバーの方は、西武はまだまだ育成モード。序盤に中島、中......続きを読む»

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