阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

月別アーカイブ :2015年02月

矢野耀大が語る捕手論2ー城島健司がメジャーで大成できなかった原因-

矢野といえば、その晩年、メジャー帰りの城島健司にポジションを奪われ、引退を迎えた。日本では「打てる捕手」として、その名を轟かしたその城島さえ、メジャーでは決して成功を収めたとは言えない。 その矢野の晩年のライバルは、捕手として、矢野とは対極にある。ドラフト1位での鳴り物入りでのダイエー入団に、その後の英才教育、そしてその後守りの要ながら、バットでもチームを引っ張った城島は、典型的な「かかあ天下」型......続きを読む»

矢野耀大が語る捕手論1 ―「女房」型と「かかあ天下」型―

 阪神タイガース球団史上ベスト捕手と言っていい矢野耀大。現在代表チーム、サムライジャパンのバッテリーコーチも務める彼が捕手の育成について語ってくれた。 矢野は言う。捕手には「かかあ天下」タイプと「女房役」タイプがあると。矢野はむろん、典型的な「女房役」だ。そのタイプ分けは、すでにアマチュア時代にほぼ決まっていると言う。 「入ってから変わる奴も、もちろんいますけど。プロ入るまでに大体決まってますね。......続きを読む»

2015沖縄キャンプ・オープン戦①韓国球団練習試合レポート

 今や、アリゾナ、フロリダのようなキャンプ天国になった沖縄。日本のプロ10球団だけでなく、韓国の6球団が沖縄で来るシーズンに向けて牙を磨いている。  那覇から北東に40キロほどの恩納村。夏はビーチリゾートになるこの海岸を見下ろす高台に赤間ボールパークがある。ここでは、2005年から名門、サムソン・ライオンズが春のホームを置いている。練習試合にも、どこから情報を仕入れるのか、地元学校の野球部......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 最終回

しかし、それも一瞬の幻に過ぎない。矢島正徳36歳、彼の現役生活は10年前、サムライベアーズで終わっている。  最後に、サムライベアーズとは、という元サムライの皆にしている質問をぶつけた。空を少しみつめ、矢島は答えてくれた。 「僕がそれまでやってきた野球のゴールですね。それが野球の最高の環境だったから、だからそこで辞められた、そういう場所ですね。このチームで終わってもいいって思えました。ホント、す......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 9

(サラリーマン姿がすっかり板に付いた矢島)   矢島だけではない。2005年のシーズンを最後に、けじめをつけ、第二の人生を歩んでいった者は多い。あれから10年が経った今、あの後も野球をあきらめきれず、独立リーグや国外で野球を続けた者も今はユニフォームを脱いでいる。野球とは全く縁のない世界に入った者もいれば、多少なりとも野球にかかわる仕事を見つけた者もいる。  主力投手だった森田聡は、そのようなひ......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 8

 サムライベアーズは、33勝57敗という成績を残してシーズンを終えた。帰国後、プロ(NPB)入りという、彼らの本来の目的を果たすため、チームの仕掛け人であった江本孟紀(元阪神など)がショーケースを用意してくれていた。プロの二軍との対戦を含めた6試合をサムライたちは戦うことになったのだ。格安の夜行バスに自腹で乗り込み、日本各地を転戦した。その中で、声がかかった者は、プロの球団のトライアウトを受験......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 7

その上、アメリカマイナーリーグは環境面でも、厳しいものだった。選手たちにこのあたりのことを聞くと、多くの選手が口をそろえる。 「そりゃ、しんどかったですよ」。  しかし、矢島は、この慣れない環境もさほど気にはならなかったという。 「移動は、バスに乗って6時間ほど。確かに長かったですね。でも中では日本のビデオなんか見てたんで快適でしたよ(笑)。前の試合が終わってから出発、夜中に次の遠征先に着いて......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 6

(甲子園球場で力投する矢島正徳) 黄色い歓声に矢島の声がかき消される。矢島たち大人の試合が終わると、彼らよりひとまわりサイズの小さなユニフォーム姿がフィールドに散らばり、スタンドの最前列には、いかにも今どきの、といった女子大生たちがボールが跳ねるたびに大声を挙げていた。 「そう言えば、僕らにも応援団、いたんですよ。現地の留学生の女の子だったっけなあ。サンディエゴとかフラトン(カリフォルニア州......続きを読む»

その後のサムライたち 矢島正徳(元シダックス)編 5

「そろそろかな」。2004年秋、帰国した矢島の頭に「引退」の文字が浮かんだ。26歳。アマチュア選手としては、潮時と言ってもよかった。  そんな矢島に「手伝ってくれないか」と声をかけたのは、シダックス時代の先輩だった。彼もまた現役を「上がり」、高校野球の監督として指導者の道を歩もうとしていた。 給料も、多くはないが、クラブの父兄会から出るという。なによりも、無職になった自分に野球に携わることがで......続きを読む»

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