阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

月別アーカイブ :2014年07月

その後のサムライたち:根鈴雄次編2

 根鈴にとって、マイナー5年目のシーズンが終わったあとだった。この年、根鈴は野茂英雄ら日本人メジャーリーガーと代理人の団野村がオーナーを務めるエルマイラ・パイオニアーズの指名打者として、.351、6本塁打という成績を残していた。翌年も契約のオファーがかかることは予測できた。実際、シーズン終了後、球団からは翌年のプレーの打診を口頭で受けている。しかし、契約社会のアメリカ、単年契約が当たり前の独立リーグ......続きを読む»

その後のサムライたち:根鈴雄次編1

「コーチだけってのがつまんなくなったんですよ」  選手としては、すでに前年に引退していた。決して本意ではなかったという。しかし、育成を目的とする独立リーグという場にあって、40代を目の前にした選手をいくら力があるとは言え、現場は置いておくという選択はしなかった。 「それに、独立じゃ、選手より指導者の方がもらえるでしょ」  根鈴には、養わなければならない家族がいた。 「選手の時は、家族も徳島に呼び寄せ......続きを読む»

その後のサムライたち:島田稔理編 最終回

(今尚 クラブチームで現役を続ける島田)  捨てる神あれば、とはよく言ったものだ。後輩選手から電話が入った。 「うちに来ませんか」。 かつてプレーした佐世保ドリームスターズが、長崎セインツと名前を変え、プロ化に舵を切っていた。翌2008年シーズンからの四国アイランドリーグ加入を前に補強を行っているという。トライアウトの受験が課されたが、アメリカの独立プロ、アマチュアのトップレベルを経験していた......続きを読む»

ファーム地方開催(オリックスの場合)オリックス対ソフトバンク(ウェスタンリーグ・富田林)

 昨年も紹介したが(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gr009041/article/143)、オリックス球団は近年ファームの公式戦を積極的に地方展開している。オリックスのファームは、現在神戸市内のサブフランチャイズであるほっともっとフィールド神戸の近くにあるサブ球場と、郊外の北神戸あじさいスタジアムをメイン球場としているが、合併をし、大阪へ進出して10年、......続きを読む»

その後のサムライたち:島田稔理編④

「あかべこでも、結構主力でやらせてもらって、東北2次予選でも摂津(現ソフトバンク)と当たって、2回打席に立って、2回ともヒット打てたんですよ。でも、本戦出場が決まって、今度は強化選手捕るってことになったんです。それで、中浜さんていう元巨人のバッターを獲ることになって…。そうなると今度は自分がレギュラー落ちということになったんですよ。まあ、実力的にもそうだったんでしょうけど…」  ポジションを奪われた......続きを読む»

その後のサムライたち:島田稔理編③

島田は必死でバットを振った。去っていった選手の後には、日本のプロ野球を経験した者や、アマチュアで第一線を張っていた選手が補充された。プロの厳しさを感じながら、それを吹き払うかのように島田はひたすらバットを振った。 「もう、これは死ぬ気でやらなければならないなって思いました。ナイターの後もバット振り込んだり、やれることをやっていったんです。そしたら、どんどん打率も上がっていって、結果、規定打席にはぎり......続きを読む»

その後のサムライたち:島田稔理編②

「実際は、おかしなかたちで、コネみたいな形で受かった選手もいたみたいですね。仲介業者がいたんですよ。自分も最初声かけられたんですけど、要するに合格を世話するからってお金取るんですよね。そのあとはあんまり面倒みないんですけど。そのつながりで、ピッチャーがひとり入ったのは知っています」 正式な契約は4月になってから、開幕の5月を前にした頃だった。島田の話では、その前に2月に一度メンバーで渡米したと言う......続きを読む»

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