阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

月別アーカイブ :2013年11月

アジアシリーズ総括

 高校最後の運動会。クラス全員でなにかに取り組むのはこれで最後だ。これが終われば、皆それぞれの進路に向かってそれぞれの取り組みをすることになる。進学校のここでは、進学クラスの生徒はクラブ活動はほとんどしない。別に禁止されているわけではないのだが、部活の主役は特待生で、進学クラスの生徒が部活をしたところで、3年間裏方をするだけで終わってしまう。ならば、勉強していい大学に入ろう。大方の生徒はそう考えるの......続きを読む»

「負け犬」たちの逆襲

19日に行なわれたアジアシリーズ準決勝は、両ゲームとも大波乱だった。 デーゲームのサムソン(韓国)対キャンベラでは、延長10回にジャック・マーフィーが決勝の2ランを放ち、まさかの決勝進出を果たした。  初回にキャンベラが先制し、4回までに4対1とリードするも、5回裏にサムソンが地力を発揮し、3点を返して追いついた。基本的に投手力、とくにリリーフに弱点のあるオーストラリアのチームだが、この日の試合......続きを読む»

アジアシリーズ2013 オーストラリアの歴史的勝利

16日に台湾・台中もインターコンチネンタル球場で行われたアジアシリーズ予選ラウンドB組で、オーストラリアチャンピオン、キャンベラ・キャバルリーが、台湾前期優勝チーム、義大ライノズを2対0で下し、決勝トーナメントへ駒を進めた。 これまで、このシリーズは日本が圧倒的な力を見せつけ、これに韓国、台湾のチームが挑むという図式で、その他の中国、豪州などは員数合わせの参加という色彩が強かったが、過去に韓国のサ......続きを読む»

アジアシリーズ・プレイバック⑥

「抗争の場」から「友好の場」へ  途上国の人々にとってのスポーツは、「抗争の場」と呼ばれる。圧倒的な政治・経済力をもって支配するアメリカに小国のドミニカ人が対抗できるのは、野球というスポーツの場だけであり、だからこそ、彼らは野球に熱狂するのだ。アジアにおいては、日本の影響のもとで韓国や台湾に普及した野球は、これを通じて日本を倒すことによってかつて植民地支配下にあった両国の人々のプライドを呼び起こす......続きを読む»

アジアシリーズ・プレイバック⑤

韓国の変化  正直なところ、今回のアジアシリーズはこれまでにない熱狂に包まれるのではないかと期待してやってきた。しかし、メディアはともかく、現場は盛り上がりに欠けた。フィールドの方は、巨人がこれまでの日本に見られなかった「本気」を示してくれたことで、このシリーズの「格」が保たれたが、スタンドは連日閑古鳥が鳴く有様で、最高の入りとなった、ロッテ・巨人戦で1万168人、地元韓国が出場しなかった決勝......続きを読む»

アジアシリーズ・プレイバック④

中国の停滞  2008年以来の参加となった中国。北京五輪まではナショナルチーム強化のため、選抜チーム、「チャイナスターズ」としての参加で、五輪後の2008年大会に始めてリーグチャンピオン、天津ライオンズが参加したが、今回は再びチャイナスターズでの参加となった。  オーストラリア同様、「参加することに意義がある」中国だが、今大会のプレーは残念なものだった。初戦のラミゴ戦はコールド負け、2戦目のサム......続きを読む»

アジアシリーズ・プレイバック③

オーストラリアのしたたかな策略  2度目の参加となるオーストラリアは、昨年出場のパース・ヒートが連覇を果たし、すでに始まった今年の冬季シーズンも3連勝で今大会に乗り込んできた。  とは言っても、これも国内リーグでの話。アメリカのマイナー、ヨーロッパでプレーする選手が集まる冬季リーグであるオーストラリアプロ野球は、日本、韓国、台湾のプロ野球に対抗できるレベルにはない。なにしろ、韓国球界を「引退」し......続きを読む»

アジアシリーズ・プレイバック②

台湾の本気  参加5か国、6チームとなった今大会のフォーマットは、2グループに分かれて総当たり戦を行ったあと、各グループのトップチームがアジア王者をかけた決勝に臨むというものになった。 韓国の2チームはそれぞれ別のグループに振り分けられ、ゲスト参加のロッテは優勝候補筆頭の巨人と同じグループに入って、オーストラリアチャンピオンのパースとリーグ戦を行い、韓国チャンピオンのサムソンは、台湾王者のラミゴ......続きを読む»

アジアシリーズプレイバック①

予告通り、しばらく昨年のアジアシリーズについての記事を掲載します。 実はこの記事は、某雑誌のために書いたのですが、原稿納入後に、廃刊が決定となりお蔵入りしていたものです。サムライジャパン強化試合、アジアシリーズを前にして野球の国際化を考える意味でも、みなさんに読んでいただきたく思います。  「WBC前哨戦!?アジアシリーズ観戦記」  今年もアジア太平洋各国のチャンピオンが覇を争......続きを読む»

アジアシリーズの意義

 2013年の日本プロ野球は、第6戦で160球完投しながらも、敗戦投手となったエース、田中将大の連投リリーフで、「正規の一戦」を締めくくった楽天ゴールデンイーグルスが見事日本一の栄冠に輝いた。田中投手をはじめとする楽天ナインや悲願のシリーズ制覇を成し遂げた星野監督には心からおめでとうと言いたい。  しかし、優勝の翌日に、田中、則本、美馬の日本シリーズ先発の柱、ならびにジョーンズ、マギーという元......続きを読む»

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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(11月18日現在)

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