阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

月別アーカイブ :2012年06月

イタリア野球史3

1970年代は、イタリアにおける野球の黄金時代と言っていいだろう。1975年から79年までの欧州選手権の3連覇に加え、クラブ対抗戦のユーロにおいては、イタリア勢が優勝杯を手放したのは、76年の1度だけであり、ライバル、オランダを凌駕し、イタリアは欧州野球界に君臨することになった。  この時代、トップリーグ、セリエAはチーム当たり30試合前後を消化するまでに拡大され、そのオールスターメンバーは、アメ......続きを読む»

イタリア野球史2

1950年代は、イタリア野球の発展期だったと言えるだろう。上記のような国際舞台への進出を支えたのは、国内リーグ戦の整備だったことは言うまでもない。60年代までにかけて、トップリーグは8チームから12チームに拡大され、1シーズン18週、週末に1試合を消化するリーグ戦が実施された。無論この時期のリーグ戦は、レクリエーションの域を出ないものだったが、すでにこの時期から試合出場に関しては、選手にいくばくかの......続きを読む»

BCリーグ 石川ミリオンスターズ対新潟アルビレックス 6回戦

 石川県七尾市、城山球場で行われた石川ミリオンスターズ対新潟アルビレックスの前期6回戦。この試合に勝つか引き分けで石川の前期優勝が決まる。 初回制球に苦しむ石川先発、エース南に対して、新潟打線は強振せず、2番平野がショート内野安打、続く稲葉が、腰が引けながらも三遊間転がしレフト前に運ぶ。さらに4番福岡が四球を選び、1アウト満塁のチャンスを迎えるが、南が後続を断ちきり無得点に終わった。  ......続きを読む»

ガイナーズ・プライド

昨夜の宇和島でのナイターで、2位の愛媛マンダリンパイレーツを逆転で下し、香川オリーブガイナーズが四国アイランドリーグプラス(IL)の前期優勝を飾った。2位愛媛に6ゲーム差をつけての圧勝だった。 この強さのもとはいったいなんなのだろう。 このチームが、リーグのCEOの事実上の持ち球団であることから、リーグの運営自体が、香川中心になされているとか、ガイナーズを「アイランドリーグのジャイアンツ......続きを読む»

日本球界初のイタリア人選手・アレックス・マエストリ(香川オリーブガイナーズ)

 すでに記事にしたように、今年の独立リーグには多くの外国人選手が参加している。野球がグローバルスポーツに成長しているひとつの証しなのだろうが、フランス人選手2名を入団させた群馬ダイヤモンドペガサスの所属するBCリーグが、各球団が個々の意図と戦略に基づいて外国人選手の獲得を積極化させたさせたのに対して、四国九州アイランドリーグ・プラス(IL)は、リーグ全体の戦略に基づいての外国人選手獲得を今年から行っ......続きを読む»

イタリア野球史1

GG佐藤のボローニャ入団で、日本でも注目を集め始めている、イタリア野球。今回からは、そのイタリア野球の歴史についてご紹介していきます。 カルチョの国、イタリアに野球が伝わったのは、1919年のこととされる。1909年、4歳でアメリカに移住したマックス・オットー(マリオ・オッティーノ)が、トリノにグローブとバットを携えて帰郷したのが、この国の「野球事始」である。このとき、彼が地元の子供たちと行っ......続きを読む»

チェコ野球史2

第二次大戦後、野球は再びアメリカ占領地だったチェコスロバキア西部で、米兵によってプレーされるようになった。戦後間もない1948年には、この国に野球を伝えたファーストがYMCAを舞台に普及活動を再開するが、この国を覆った共産化の波は、アメリカ生まれの野球を「敵性スポーツ」とみなし、野球は再び衰退の道をたどることになる。以後1960年代までは、ソフトボールが細々と継続される状況となった。1963年に「バ......続きを読む»

チェコ野球史1

チェコスロバキア、と言われても野球ファンにはピンと来ないかもしれない。かつては、野球の母国、アメリカと対立していたソ連邦の衛星国だったこの中央ヨーロッパの国で野球が行われていることを知っている人は多くはないだろう。しかし、この秋のWBC予選にも出場することからもわかるように、この国は、ヨーロッパにおける新興野球国の一つなのだ。  アメリカの旧宗主国、イギリスには、野球草創期にすでにこのスポーツが伝......続きを読む»

MLB2014年開幕戦を豪州で

MLBが、2014年シーズン開幕戦をシドニーで開催する計画をしていることを発表した。 開幕カードは、オークランド・アスレチックスともう一球団。おそらく同じ西地区のチームになるだろう。不入りになやむこのチームの観客動員アップと、新たなマーケット開拓をMLBは狙っているのだろう。 現在アスレチックスには、シーズン途中からツインズから移籍してきた、WBC代表候補のルーク・ヒューズを含めて3人の選手が在......続きを読む»

チェコ野球史予告編

 今年は野球のグローバル化にとって大きな節目の年になるかもしれない。秋に、2013年のWBCに向けての予選大会が開かれるのだが、これに国際大会常連のオランダ、イタリアの2強に加え、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、チェコが参加することになっているのだ。  野球のグローバル化を研究しているアメリカの社会学者、アラン・クラインは、野球の世界的な普及は、MLBによる人材獲得網の拡大という性格をもった......続きを読む»

ブロガープロフィール

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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(01月15日現在)

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