阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

国内野球

フェニックスリーグレポート(10月20日、綾町錦原(にしきばる)球場)

 台風がやってきたので、予定より早く、昨日のうちに切り上げてきました。まあ、1試合でも見れたので良しとしよう。  宮崎に着いたものの、小雨模様。おまけに滞在3日中の予報は全て雨。リーグのFBをのぞくと、いまだ中止の発表はない。幸い止んできたので、レンタカーを借りる。これなら、試合決行の球場に即移動できる。  この日の目的地は、市内から1時間半ほど行った綾町。かつて林業で栄えた町だ。宮崎の地域振興......続きを読む»

昨日の甲子園に思う

 昨日のセ・リーグ、クライマックスシリーズ・ファーストラウンドの試合決行には、様々な方面から意見が述べられている。「あんな状況でプロが試合をすべきでない」という批判や、グラウンドを整備した阪神園芸に対する賞賛など、試合内容やレギュラーシーズン首位の広島への挑戦権をどちらのチームが手にするのかというシリーズの本質とかけ離れたところで様々議論がなされていたのを、読者の皆さんも目にしているだろう。  私......続きを読む»

究極の『見切り席』~イースタン・仙台・楽天泉練習場

「見切り席」というのがある。障害物などで構造上、舞台やアリーナの一部が見えない席を、チケット完売の後、それと知らせて売る席のことだが、「チケットはあります。しかし、舞台は見えません」という席があれば買うだろうか?今日はそういう話である。  このオフ、NPBの2軍の観客動員についてのコラムを書いた。その時気になったのが楽天だった。この球団は、発足当初は、二軍のホームグラウンドを隣県・山形の天童に置い......続きを読む»

豊橋

一年ぶりの愛知県豊橋。そう昨年、ウェスタンリーグを見に来たのだが、照明の不具合という日本では信じられない理由で、試合がキャンセルされたうえ、チケットの払い戻しには、カウンターはだんまりを決め込むという信じられないことが起こった場所だ。私は、球場スタンドに入ってそれなりの身分の職員が自腹で払い戻しに応じてくれたが、大方の客は、球場の不手際にもかかわらず、再度お役所お抱えの主催者の指定する払い戻し所に平......続きを読む»

拡大するベースボールのネットワーク―2015年世界プロ野球の国別ロースターから6.夏季リーグにみる野球選手の国際移動:日本

日本:世界第2のパワーハウス  その国にどのスポーツが根付くのかは、産業化の過程においてどのスポーツが浸透したかによると言われている。この場合の「スポーツ」とは欧米発祥の近代スポーツのことを指すのであるが、東アジアの場合、ヨーロッパとの距離の遠さゆえ、近代産業化を他国の先んじて果たした日本には、アメリカン・スポーツである野球が浸透し、その植民地支配を受けた台湾、朝鮮半島に根付いていった。また、日......続きを読む»

オコエ瑠偉の現在地:「3軍」からの復活を目指す2年目の春

5月4日、栃木市営球場。この田舎町の球場にこの日、詰めかけた観客は1193人。解放されていた内野ネット裏スタンドは8割席が埋まっていた。独立リーグの試合とすれば上々の入りだ。この「大入り」の理由が、ゴールデンウィークにあるのか、そもそも観客動員の好調な新球団そのものの人気にあるのか、あるいは、この日の試合相手にあるのかは、分からないが、ともかくも、前日を含めたこの2連戦に足を運んだファンは、チ......続きを読む»

オリックス・バファローズ激励パーティー

毎年恒例のオリックス・バファローズ激励会 始まりはお約束のBsガールズ 男性ファンの声援が飛ぶ。なんの集まりなんだかわからなくなる。 初めのあいさつで演壇に立った選手会長T-岡田。昨年のチームの不振にナインは神妙な面持ち。 鏡割で宴の開始 立食パーティー形式で豪華な食事が並ぶが、熱狂的なファンも参加可能なこのパーティー。彼らは、お目当ての選手がやってくるテーブルでひたすら待つ。しか......続きを読む»

専門学校の教壇に立つ元プロ野球選手・湯上谷竑志氏インタビュー その3

――ソフトバンクを去られて、現在の職に就くまでかなりのブランクがありますが、その間の収入はどうされてたんですか? 「いわゆる『修業期間』は1年くらいですかね。それで資格をとりました。その間も、アルバイトくらいはやってました。運転手の仕事を知人からいただいてたんです。でも、他にもいろいろさせられて、運転だけの仕事ではなくなりましたけど(笑)」 ――運転手ですか、お客さんに顔がばれて声をかけら......続きを読む»

専門学校の教壇に立つ元プロ野球選手・湯上谷竑志氏インタビュー その2

――教壇に立って教える教科には、健康管理に関するものもありますよね。なんでも健康管理士の資格を持っているとか? 「別にここに勤めることを想定して取ったわけじゃないんですけどね。僕自身健康について興味ありましたから。野球教えるにも、ゴルフ教えるにもいづれにせよ、必要な資格だと思いますんで。僕は、ソフトバンクを去った後、ゴルフ、って言っても、本格的な奴じゃなくて、小さなお子さんからお年寄りまで楽......続きを読む»

専門学校の教壇に立つ元プロ野球選手・湯上谷竑志氏インタビュー その1

一、昨年『読む野球』で取材した元ダイエーの湯上谷竑志(ひろし)さん。昨年4月からは、大分のスポーツ専門学校、九州総合カレッジの教壇に立ちながら、野球部の指導を行っております。ひさびさに彼の野球論、教育論を話していただきました。 ――今回アマチュアを教えることになってんですが、プロでコーチまでされていた経験を踏まえてアマチュアを教えるのと大きな違いはありますか? 「基本的な野球の姿って、あんま......続きを読む»

拡大するベースボールのネットワーク―2015年世界プロ野球の国別ロースターから 5.日本:世界野球の中継点

すみません。このシリーズとびとびになっていますが、前ページとともに読んでいってください。  野球が盛んに行なわれているのは、政治的経済的にアメリカの影響の強い地域であるのだが、アジアにおいては19世紀末にアメリカによって鎖国を解かれた日本において最も定着していった。この東アジアにおける野球は日本の影響力のもと、その植民地となった朝鮮、台湾に浸透していく。そして、アメリカとの地理的隔絶から独自の発......続きを読む»

平成の怪物は晩節をこれ以上汚すべきではない

 松坂大輔が、日本復帰以来初の一軍マウンドに立った。巷では、「引退の舞台ではないか」とも噂されたが、登板後、来季に向けての抱負を語っていたところをみると、既報通り、工藤監督がポストシーズンの戦力として見定めるための登板だったようだ。  しかし、その内容は、ポストシーズン云々の問題ではなかった。1回3安打5失点(自責5)4四死球、おまけに暴投が1と、まるで草野球のリリーフピッチャーみたいな内容だった......続きを読む»

二軍ゲームの地方開催を考える 8月28日豊橋

アメリカのレポートの途中だがテーマを変える。 本日は愛知県豊橋で行われる予定だったウェスタンリーグのナイターに足を運んだ。 到着は試合開始直前。メインスタンド下のチケット売り場で内野900円なりのなかなか良心的な価格のチケットを買って(ちなみに外野芝生席は500円)スタンドに上がる。 しかし席に着いたはいいが、中日、ソフトバンクの選手たちはベンチ前で体を動かしているだけで、試合開始の雰囲気は全......続きを読む»

地方主催ゲームに思う

先月末から今月はなんだかんだでよくスタジアムに足を運んだ。なかでも、ファームの地方主催ゲームを2度訪れた。 近年は、1軍の地方主催ゲームが少なくなったらしい。昔のように地方の興行主が試合を丸ごと買ってくれるようなことが少なくなったらしいし、なんといっても本拠地球場にファンが足を運ぶようになった今、キャパの小さい地方球場で試合をするメリットはなくなってきたのだろう。皮肉なことに、かつては親会社の新聞......続きを読む»

小笠原慎之助、初勝利ならず

今夜は、京セラドームにオリックス・中日戦を観に行った。ちょうど中日のドラ1ルーキー、小笠原慎之助関係の記事を書くことになったタイミングで彼の先発を知ったからだ。  自軍の攻撃が3者凡退に終わったあと、マウンドに登った小笠原だが。さっそく前回の登板での課題が露呈した。1番小島にはストライクが1球も入らない。最速152キロというピッチャーが140キロそこそこしか出ないのだから、恐る恐る投げながらスト......続きを読む»

イースタン、阿部慎之助、打棒爆発!。交流戦はオレに任せておけ!

昨日の速報からもう少し突っ込んで。  31日からセ・リーグのチームにとって「鬼門」の交流戦が始まる。29日の伝統の1戦で辛くも勝利を収めたものの、その直前に実に10年ぶりの7連敗を喫した巨人。ペナントレースでの巻き返しを図るために、何としてでもこの交流戦で勝ち星を先行させたいところだろう。その意味でも、打線の起爆剤として、チームの精神的支柱でもある阿部慎之助の復帰が待たれるところである。  ......続きを読む»

イースタンリーグ静岡シリーズ:阿部慎之助、復活

28、29日とここ数年恒例となっている巨人2軍の静岡シリーズが行われた。 29日は掛川での西武戦。私はこれに足を運んだが、2000人を超えるファンが、田舎町の古い球場に足を運んでいた。球場の入り口周辺はお祭りのような賑わい。 なんといってもこの日の目玉は、開幕以来調整中の阿部慎之助。彼が登場すると、スタンドからの声援もひときわ大きくなっていた。 1,2塁で迎えた第一打席にいきなりラ......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー最終回

 湯上谷は、2011年シーズンを最後にソフトバンクを退団。その後アメリカに語学留学をする。 「とりあえずアメリカに行ってみたいっていうのがあったんです。英語ですか?どこまでしゃべれるんだろなって感じでしたね。一応現地の日本人学校にも行きましたよ。習ってんのは中学生レベルの英語でしたが。期間もそんなに長くなくて、2か月、梅雨の間だけですね」 別に野球のためというわけではなかったが、やはり野球のことは......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー6 引退、その後

 身売り後も低迷を続けていたダイエーだったが、王政権になって4年目の1999年に移転後初優勝を飾る。しかし、この時湯上谷はすでにフィールドの主役ではなくなっていた。 「あの年、僕はシーズン途中からだったんですよ。オープン戦で怪我したんですよ。寒い雨の日でした。横浜での試合でね。若田部が滅多打ちされて、試合終わんのかよって感じだったんです。それで、別に無理する必要なかったんですけど、ダイビングキャッチ......続きを読む»

湯上谷竑志(元南海・ダイエー)インタビュー5 大阪から福岡へ

南海時代、現在のホークスの人気をしか知らないファンには信じられないだろうが、本拠、大阪球場の観客は少なく、まさに閑古鳥が鳴いている状態であった。 「確かに南海時代はそう思ってましたね。『ああ、少ないな』って。それに暗いし。けど、最終戦ですか、近鉄戦。満員のスタンド見たとき、最初からこれだけお客さん入るんだったら、大阪から出ていくことないやんて。球団なくなるときに反対とか言ってたけど、いやいや、球団な......続きを読む»

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(11月19日現在)

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