阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

中国

拡大するベースボールのネットワーク―2015年世界プロ野球の国別ロースターから 5.夏季リーグにみる野球選手の国際移動:東アジア

東アジア諸国:日米への労働力貯水池  東アジアには日本以外に、韓国(KBO)、台湾(CPBL)、中国(CBL)にプロリーグが存在している。韓国では1982年、台湾では1990年にプロリーグが発足したが、それ以前は両国のトップ選手の多くが日本の野球界に渡っていた。プロリーグ発足後、そのような選手の多くは母国へ帰り、草創期のプロリーグを支えている。これと同時に、プロにふさわしいプレーレベルを保つため、......続きを読む»

久々の中国

1年ぶりに中国を訪ねた。今回はスポーツ目的ではなかったが、先日地震のおこった四川に入った。最大の都市、成都は中国の大都市の御多分にもれず、建設ラッシュで、地下鉄もできていた。 この国にもようやく都市文化らしきものがあらわれ、この成都にしても、帰りに寄った上海にしても、表通りは先進国の都市と変わらない様相を呈している。いや、建物が新しい分、近未来都市に足を運んだような気分になってくる。 ただ、......続きを読む»

WBC中国チーム分析

 北京五輪に向けての強化を目的としてプロリーグ(CBL)を発足させた中国野球にとって、2008年の五輪とその翌年の前回WBCまでの期間は「黄金時代」だったと言っていいだろう。五輪ではタイブレークではあるが、台湾相手に初勝利を収め、その秋のアジアシリーズには大会史上初めて単独チーム・天津ライオンズを送り込み、負けはしたものの準優勝した統一ライオンズ相手に善戦を演じ、クラブレベルでも強化が進んでいること......続きを読む»

海を渡った独立リーガーたち⑧:清水広貴編その5

 清水は再びオーストラリアに渡った。帰国後2カ月の間、飲食店でアルバイトをし、貯めた資金で飛行機に飛び乗った。今度は現地でも働くことのできるワーキングホリデービザを取得し、レストランで働きながらプレーを続けた。片言の英語で過ごす毎日は、決して心地の良いものではなかったが、プロの舞台に立ちたい。ただそれだけだった。     朗報が舞い込んだ。「中国プロ野球」。そんなところにもプロ野球があったのかと......続きを読む»

海を渡った独立リーガーたち⑥:清水広貴編その3

 「二軍」のシーズン終了後、清水には一軍の練習への参加が許可された。しかし、彼のフラストレーションはこの「昇格」によってかえって高まった。  「だって、試合前まで一緒にいるだけで。試合には絶対出れませんでしたから。」  毎日、試合が始まると、清水はベンチにさえいることができず、ただ、ネット裏で夢の舞台を眺めているだけだった。  外国人という立場を考えると、一軍昇格が難しいことは分かっていた。外......続きを読む»

海を渡った独立リーガーたち⑤:清水広貴編その2

 彼がターゲットに定めたのは、台湾だった。この選択に、両親はいい顔をすることはなかったが、反対することもなかった。すでに成人した息子がいまさら自分の決断を変えることなどないと半ばあきらめるように、清水の決断に対して首を縦に振った。  「新卒」でのプロ野球選手という「採用」を勝ち取るため、彼は大学四年になると台湾リーグの各チームにプレーしたい旨、手紙を送った。この文面を作ってくれたのは、旅行会社......続きを読む»

海を渡った独立リーガーたち④:国立大出の鍼灸師:清水広貴(元四川ドラゴンズ・中国)

 手に取った名刺には「鍼灸マ師 清水広貴」とあった。いかにも真面目そうなその風貌は、国立大卒業と聞けば納得ができる。1978年1月生まれいうから33歳(取材当時)という年齢なのだが、それより幾分年長にも見えた。  自由な生き方をしてきたせいか、どちらかというと年齢より若く、悪く言えば幼く見える独立リーガー達が集まるこの日のイベントにあって、彼の外見は、老成感を漂わせていた。  それにしても、彼が......続きを読む»

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さまざまな世界の野球、野球界の「すきま」を紹介します。
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(01月21日現在)

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