阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」

オーストラリアン・ベースボール・リーグと社会人野球の提携強化へ:HONDAの担当者に聞く -最終回-

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――チームの強化という観点はないのでしょうか? 「あっ、もちろんそれは基本としてあります。だから向こうでもそこそこの(成績を残した)選手を獲らないと、ダメですね」

――ちなみに彼らを受け入れるとなると、コストとして月いくらくらいを考えているのでしょうか?

「まだ具体的に話は詰めてませんが、契約社員なんで、うちの場合はラグビーだとか、陸上なんかが外国人選手をとってきているんで、その辺の水準を見ながら、じゃあ野球はどのくらいだとかを考えていくと思います」

――他の競技の選手はどのくらいもらっているのでしょうか?

「いやー、どのくらですかね。2,30万円は出すんじゃないですかね。車のラインに入っている期間契約社員でそのくらいもらっていると思うんで、それくらいは出すんじゃないかと思います」

――それくらいだと、日本の独立リーグを上回りますね。

「そうですね。だからオーストラリアにとっても、いい話ですよね。でもこれもまだ先の話で、今後の交流がうまくいったらの仮定の話ですから」

――今年は、何人くらい派遣の予定なんですか?

「まだ全然(決めてません)。ついこの間、オーストラリア側の方があいさつに来た段階なんで。6球団のニーズを(ABL)のトップが集めて…、もともと外国人の枠が、6か7でしたかね?」

――その当たりいい加減なんですよ(笑)。私も過去に取材したとき、試合中に、その件でもめたんです。規定以上の外国人選手が出てきたんじゃないかって、相手の監督が文句言ったんですよ。それで、スタンドにいたスタッフに「一体外国人は何人までなんだ?」で聞くと、答える人によって返事が違ってました。

「ははっ(笑)。で、その6人だか7人だかの枠の中に、台湾からの選手も、今年は韓国からも入って来るらしいので、じゃあ、日本人の枠が何人取れて、どのポジションを強化したいのか、そのあたりをこれから決めます」

――日本人だけのチームも作る構想もあるとか。

「そうです。韓国も計画しているそうですけど、今年はまだ無理で。ただ、将来的にそうなると、チーム数が奇数になるんで、日本の方でも作りたいねっていう話をこの間JABAでしていたんですよ。そこまでいくと、外国人枠の話も変わってくるでしょうけど。先日はABLのトップのトップが来ていて、(MLBが撤退した今では)その人が全部決めるられるんで、その件に関しては、いかようにもできるって話もしていました。まだ先の話ですけど」

――それは、JABA側としては問題ないんですか?例えば、ロースター25人としたら、その中に社会人野球の選手だけでなくプロ(NPB、独立リーグ)の選手も入ってくることも考えられると思うんですけど。

「それはまた、その時になって、日本側がどういうチームになるのかは、考えていくことでしょうね。ただ、社会人オンリーになると、(ABLの)リーグ期間が3か月(実際はプレーオフも含めると4か月近く)になると思うんですけど、ずっとは無理ですね。プレーオフまで進んでしまうと、2月中旬までですよね。そこまでは難しいです。各チームキャンプが始まりますから。だから例えば、行くんなら選手を入れ替えてもいいのかとか、2週間とか何か月とか区切っていいのかとか、いろんな条件が出てくるので、今の段階ではずっとの派遣は難しいと言っていました。それに入れ替えるにしても、渡航費の問題が出てきます。それは誰が払うのかとか。独立リーグとの混合についても今後の課題ですね。  しかし、今は(ABLの)トップが代わって、メジャーも撤退したんで、一応なんでもできると。新しいルールはこれから作ると。しかし、金はないと(笑)。向こうはこれからいろんなスポンサーを募らないといけない、そういう話をしていました」

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