2008年02月13日

もうロニーとは呼べない彼

彼とは現在バルサの10番を着けている、あの彼です。


彼がバルサにやってきたのは2003年夏、ベッカムのバルサ移籍が成立せず(かみさんが嫌だといって?)替わりにマンU移籍間近のところを当時の副会長ロセーの見事な手腕によって獲得に成功しました。

その時の率直な感想は「えっ?なんで? ただ上手いだけの選手でしょ」的なもので、ベッカムがやってきたバルサに夢を見ていた私は彼に夢を抱けませんでした。

しかしその考えは直ぐに改めたどころかもう「ご免なさい!」て大声で謝りたいくらいなものに変わりました。深夜のセビージャ戦のゴラッソに始まり後半戦17戦無敗記録の頃のスペクタクルなプレー(ソシエダ戦のFKなど書ききれません)、2年目はリーガ制覇に大貢献!負けはしましたがチャンピオンズでのアウェーチェルシー戦でのマジカルなゴラッソはバルセロニスタに限らず語り草になるものでした。
そして3年目、リーガとチャンピオンズの2冠達成!そしてなんといっても忘れられないベルナベウでのクラシコ。マドリディスタが拍手したほどの2ゴールで伝説の仲間入りを果たしバロンドールも獲得、名実ともに世界最高のフットボーラーの称号を手に入れました。

某紙でコラムを寄稿しているジャック・ティベールさんは「彼はディ・ステファノ、ペレ、クライフ、マラドーナなどの伝説を引き継ぎバルサではクライフを超える存在になるだろう」と語っておられ、私自身もこの彼に計り知れない夢や希望を抱きました。彼と供にバルサがどれだけの伝説を築くのか、そんな想いは私だけではなく多くのバルセロニスタが同じだったのでは。

しかしこれ以降彼のパフォーマンスは下降線を辿り、試合よりも朝までのディスコが大切になりチーム練習よりジムのランニングマシンでアルコールを抜く日々が多くなり、見事な引き締まった肉体も過去のものに。

そんな彼はいいプレーが出来ないのは疲れからだといい、今シーズン前はコパ・アメリカを休みたっぷりシーズンオフをとったはずなのにブヨブヨなからだは何も変わらずで、気合い入れ過ぎて開幕前に怪我したエトーの爪の垢でもといいたいくらいです。

もう完全にバルサへの愛というか、プロフットボーラーとしてのプライドを感じられない彼にこれ以上何も期待出来ません。先日のセビージャ戦を観てもFKを蹴る時の「あの目とあのオーラ」はもう何処かへいってしまいました。

それでも彼の復活を望むバルセロニスタの声がありますが「バルサが好きなのか、彼が好きなのか」はっきりする時なのでは? 両立はすでにありえません。

今シーズン前ミラン移籍が噂された時、私はそうすべきだと思っていました。年齢的には最高の時のはずな彼が変われるとしたら環境の変化が必要だと。それはパリからバルセロナに来た時のように。そのミランには兄と慕うロナウドがいます。


ともかくもう別れの時がきました。新しいバルサに彼は必要ありません。
でもだからといって彼のバルサでの功績は消える事はなく、感謝の気持ちも同じです。残念。

posted by Gonzalez |00:32 | バルサ | コメント(13) | トラックバック(0)
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