2008年02月25日

東アジア選手権の◯と×

東アジア選手権、日本男子は2位という結果で大会を終えましたが、良かった点、悪かった点、どんなものだったか私なりにまとめてみました。


まず悪かった点ですが、何といっても目標としていた優勝を逃したという事。その優勝を逃した最終戦、勝てば優勝という解りやすい状況にあったにも関わらずチームとして「本気」で勝ちに行けなかった事、しかも相手はどんな状況でも勝たなければならない韓国なのに、それが最大の×です!

あと大会を通して日本は美しいサッカーを意識しすぎているように感じました。確かにそれは理想ですしスキルの高い日本人の目指すところでもありますが、その前にやらなければならない事があるのでは? 韓国戦後の岡田監督のコメントにもありますが、「ボール際の強さ・・・こぼれ球を全力で拾いにいくような・・・」という勝負としての基本がなっていない選手が目に付きました。

それから危機管理意識の薄さ、経験もあるかもしれませんが国際試合ではとても大切なものなはず。解っている「はず」なのかもしれませんが、それが実は「危険」だという事を体験した選手は少なくないでしょう。

これら二つに関しては中澤のプレーに答えがあると思うので、身近な先輩から盗んでもらいたいです。戦術うんぬんの議論はその次、それが出来てはじめての芸術。ブラジルやアルゼンチンだって局面では強烈な勝負への強い意識を感じます。メンタルの問題ですね。

しかし選手のテストという点では良かったところもありました。田代が高原、巻のバックアッパーとしてのめどが立ったことや安田の中盤のサイドアタッカーとしての起用。内田の攻撃(特にペナルティーエリアへの侵入)は今後により期待を抱かせるものでしたし、山瀬の2列目からの得点力は大きな収穫であるといえるのでは?
内田に関しては守備への課題がありますがこれは「厳しい目」で見守りたいです。必ず日本代表に大いなる力をもたらしてくれるものと期待しています。

岩政や前田など怪我による離脱はとても残念でしたが、その反面トライ出来た事もあったのでボジティブに考えたいと思います。加地の左にあまり期待出来ないという事も含めて。

あと女子代表にも触れない訳にはいきません! 優勝おめでとう! 大きな拍手を送りたいです!
男子が見習うべき点が沢山ありました。勝負に対するこだわり、そして美しい得点、新たな布陣もうまく機能して半年後のオリンピックに期待が膨らみます。


とまぁいろいろ書きましたがあえて最も大きな◯は、岡田監督自身がこの結果を厳しく捉えている事。「残念!」という強い言葉が全てを語っていました。監督の気持ちが選手に伝わればいろんな事がよい方向に向かうような気がします。
そうそう、大きな×を忘れかけるところでした。それはレフェリングとラフプレー!!!






posted by Gonzalez |02:02 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年02月07日

遠藤と憲剛、そして俊輔

昨夜のタイ戦、内容はともかく見事な結果でした。不満はありますがシーズン前の試合で過去のこの時期の試合を思い返してもロクな試合が無い事を思えば、良い試合であったといえると思います。


この日の日本の中盤は予想通り啓太をボランチに置きその前に遠藤と憲剛、そして2列目に山瀬という布陣。山瀬はともかく他3人はオシム前監督時代と同じでしたが、日本サッカーの生命線である中盤の構成はこの日も遠藤と憲剛。基本的にはショートパスを駆使してリズムを作り軸になる遠藤と、ドリブルやミドルレンジのパスでサイドチェンジする憲剛という「静と動」の組み合わせはかなり良くなって来ました。

この日だけを見ると内田のところがもっとスムーズになればと思いますが、ここはこれから熟成するところなので東アジア選手権で見ましょう。まだ19歳の右サイドバックの成長はそのまま日本代表に新たな力をもたらしてくれそうで楽しみです。

次のバーレーン戦、俊輔の招集があるか解りませんが彼の存在が監督にとってもっとも頭を悩ませるのではないでしょうか? オシム前監督はアジアカップで「俊輔、遠藤、憲剛この3人を使うのは実験だった」と語っています。俊輔のポテンシャルは書くまでもありませんが、果たしてチームに必要なのかどうかと考えると疑問も出てきます。

最近雑誌のアンケートでジャーナリストの方の多くがチームの中心は遠藤がいいと答えています。
私もまったく同感ですが、遠藤で中盤を作っているのにたまに俊輔が入ると軸が変わってしまいます。共存させるならばより沢山の実戦が必要ですがそれは現状では出来ません。こんなやり方がうまくいかないのはジーコ元監督が証明しています。

そしてこの2人に絡む憲剛、ある意味前記の2人以上に代えのいない存在といえるでしょう。まだ伸びしろを感じるこの選手にも大きな期待を抱きます。

岡田監督がこの辺りをどうしようとしているのか、それが見えるのは5月のキリンカップくらいからでしょうか? いずれにせよここをクリア出来なければ「世界」に勝つ事は出来ないでしょう。
個人で勝てないのなら、組織で立ち向かうしかありません。


最後に昨夜雪降る寒い中スタジアムに足を運んだ皆さん、大変お疲れ様でした。


posted by Gonzalez |13:55 | 日本代表 | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年01月29日

ボスニア戦の意義

明日行なわれるボスニア戦、本来は一週間後のW杯予戦タイ戦に向けての最終テストのはずなのですが、オシムさんの事やチケットが売れてないだとか試合に関係ない緊張感のない報道ばかりが目に付きます。ましてやタイ代表に関してのニュースなど全くありません。タイはそんなに簡単な相手なのでしょうか?


日本相手のアウェーゲームとあればがむしゃらに向かってくる事が予想されます。先日のチリほど個人の能力は高くないと思うのであそこまで難しくはないかもしれませんが、それでもチリ戦はテストマッチ、タイ戦はタイトルマッチです。失うものがない相手ほど恐いものはありません。

これが日本のシーズン中の試合ならここまで心配はしないのですが、シーズン前の心も身体も充実しきれてない時期の試合でしかもチリ戦のコンディションを見る限り本調子にはほど遠そうな感じです。最もこの時期にベストなどありえませんが何人かの選手に調整の遅れを感じたのは私だけではないはずです。

ボスニア戦はそれを見極める最終テストになるでしょうが、ただ相手のボスニアがチリほどアグレッシブに向かってくるかに疑問が付きます。プレッシャーの少ない試合ではいいテストになりません。オシムさんの助言でもあれば違うかもしれませんが。

そのオシムさん、スタジアムに来る事はほぼ間違いなさそうですが、選手達と是非面会してほしいです。ある意味これこそがこの試合の最大の意義かもしれません。生きる姿を見せる事が選手に大きな力をもたらしてくれることと思います。


ハンドボールの日本代表に負けないくらいの気持ちを見せて欲しいです。

posted by Gonzalez |17:27 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年01月22日

岡田監督への期待

岡田体制による日本代表戦がいよいよ近づいてきました。


26日チリ戦、30日ボスニア戦、2月6日W杯予選タイ戦といきなりハードな日程が続きます。

まずチリは監督が元アルゼンチン代表監督のビエルサが率いていて、
今回は欧州組が呼べない分、国内組でみっちり合宿しての来日なので
気の引き締まった試合が出来そう。初戦、いい相手だと思います。

ボスニアはご存知オシムさんの母国。だからこそのマッチメークだったのですが、
その当日オシムさんが会場に来るとの報道も。無理しないでといっても
聞かなそうな人ですから。
でも選手達には何よりの励みになるのでは? 新しいチームが一つになる為に
も是非来て欲しいです。

そしてタイ戦。すでに本番です。
タイはこの試合にそうとう気合い入っているらしく長期合宿もしているそう。
シーズン前の日本としてはどれだけ高いモチベーションで望めるかが大きいような気がします。

今、岡田監督が出来る事はそんな選手をどれだけ見極めれるかではないでしょうか?
個々のポテンシャルにそれほど大きな差は感じません。
「現実を見極める」岡田監督の最も得意とする所だと思うので、その眼に期待したいと思います。

もう一つこのチームに期待するのは新たにコーチに就任した前甲府監督の大木さんです。
岡田監督が「おもしろい考えを持っている」と就任を要請したらしいですが、
あの甲府のアグレッシブで走り続けるサッカーにアマルもどんなトレーニングをしているか
聞いていたそうです。大木さんにも期待します。


とはいっても期待するのはサポーターとしては当たり前ですから、
この3試合、厳しく深い愛情でもって観たいと思います。

posted by Gonzalez |23:40 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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