2008年10月02日
ブルワーズがNLDSを勝ち上がるためには
ホワイトソックスの劇的な勝利によってプレーオフ出場全8チームが出そろい、日米各メディアがディビジョンシリーズの見所や展望を大々的に報じている。やはりレギュラーシーズンで勝率の高いチームの前評判がよい。ワイルドカードで何とかポストシーズンに駒を進めたブルワーズは、シーズン終盤の不甲斐ない戦い方のせいか、前評判は決してよくない。中でも、ESPNは10人の記者がHP上で全員フィリーズの勝利と予想している。ではどうしたらブルワーズがディビジョンシリーズを勝ちあがれるのか、3つの条件を挙げてみたい。 1. 初戦の勝利 ブルワーズにとって初戦を取ることが絶対条件だろう。初戦の先発は右膝の手術から復帰したばかりのヨバニ・ギャラード。彼は昨年新人ながらシーズン途中からローテーションに加わり9勝を挙げ、将来のエース候補と期待されていたが、今年は開幕は怪我で間に合わず、復帰して3戦目のカブス戦で1塁ベースカバーに入った際ランナーと交錯してシーズンをほぼ棒に振ってしまった。本来は来年のアリゾナでのスプリングキャンプで復帰予定だったが、チーム事情から9月25日のパイレーツ戦で戦列復帰。4回を3安打1失点とまずまずの内容だった。この初戦を勝つと、恐らく第2戦と第5戦でC.C.サバシアが中3日で投げてくるだろう。ギャラードで勝ってチームに勢いがつけば第2戦のサバシアとホームで強いデーブ・ブッシュでスイープもあり得るかも。 2. コーリー・ハートの復調 9月に入ってチームが失速したことの原因の1つに打線の不調があった。中でもヨスト監督が解任まで主に5番を打ってきたハートの不調が大きいだろう。今シーズンは32番目の男としてオールスターにも出場したヤングスターだが、9月は98打数17安打の打率.173、ホームランは0だった。スベウム監督代行になってからは6番を打っているが、彼にチャンスが回ってくることが少なくない。プレーオフ出場を決めたカブス戦でも1点を追う7回の満塁のチャンスに3球三振に仕留められ、ファンをがっかりさせた。キャメロン、デュラムもしくはホールといった1、2番を打つ選手の出塁率が低いため3番ブラウン、4番フィルダーからチャンスメイクし得点機にハートという場面が必ずやってくる。ビッグイニングを作れるかはハートのバットにかかっている。 3. スベウム監督代行の手腕 9月14日に電撃解任されたヨスト監督の後を受けて指揮を取っているスベウム監督代行。彼はメジャー監督経験初でわずか12試合でポストシーズンに挑むことになる。ポイントになってくるのは継投。恐らくサバシア以外は継投で何とか勝利をつかみにくるだろう。故障明けのギャラードに無理はさせられないし、第3戦のブッシュ、第4戦のスーパンも今シーズンは完投がない。先発が早めに崩れるようだと、マクラングやパーラへの継投のタイミング、試合が終盤までもつれるようだと、ガニエ、モタ、シャウスをうまく使い何とかトーリスまでつなぎたいところだ。また、9月かなり打ち込まれたトーリスが初戦でリリーフに失敗してもクローザーとして使い続けるのかスベウム監督代行の腕の見せ所だ。
posted by gogobrewers |00:14 |
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