2006年06月30日

6月30日 アルゼンチン-ドイツ

今日はベルリン行き。アルゼンチン対ドイツ。
ベルリンには初めて行く。巨大な駅には案内のスタッフがたくさんいた。
お昼は駅のサンドイッチ。魚ものの店でコロッケサンドみたいのを買って、ホームのベンチで食べる。‥ドイツにきて今まで食べたもののなかで一番まずかった。肉の国では肉ものにしといたほうが無難だね。
早くスタジアムに行きたいCちゃんと別れてブランデンブルグ門へ行ってみる。
その周辺がすごいと聞いていたから。門はいつでも見られるけど、W杯仕様のは今しか見られないもんね。
近くの駅で降りると、一帯が幕で囲ってある。ファンフェスタの会場になっているらしく、入場は向こうだとみんな指示されてる。ファンフェスタの中まで入る時間はないので、警察の人に、門が見たいと言うと、これをまっすぐ行くと見えるよと言って、柵の中に入れてくれた。どうやら門の周囲の公園を囲ってファンフェスタの会場にしてるらしい。囲い沿いにしばらくいくと、門が横から見えてきた。が、その横には特設ステージが。なんと、門と背中合わせにステージを作ってしまっている! ステージの周囲はドイツ人で埋め尽くされ、大盛り上がりしてる。もう少し周囲が見渡せるとこに行きたかったけど、ドイツ人の壁でステージ前の様子すら見えない(^^;

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フェンスの向こうはファンフェスタ会場の公園。奥に見えるのがブランデンブルグ門の側面



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門と背中合わせの特設ステージ



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ステージ前を埋め尽くすドイツ人たち



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正面側から見るとこんな感じ




門の正面側に回って見ると、そこには巨大なボール型のオブジェが。と思ったら、それは中に入れる展示室になってたのでした。
正面側もかなり向こうから通行止めで、中に入る人の入場チェックが行われている。どうやらおいらは、入場チェックしなくちゃ入れないところを入れてもらっちゃったらしい。 融通のきくドイツ人もいるのね(^^;
っていうか、ブランデンブルグ門って普段車通ってなかったっけ?
この封鎖って大会期間中ずっとだよね?‥それってすごくない?
東京で言えば表参道を一ヶ月封鎖するようなもん?
門は再建だろうけど、歴史的観光名所なんだよね?
日本で言えば、東大寺のまん前に特設ステージ作っちゃうような感じ?
それをあっさりやっちゃうドイツを尊敬しちゃう。それだけサッカーが重要なポジションを占めてるってことなんだろうなぁ。



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さてスタジアムへ行こうと、スタジアム行きの電車が出てる駅を目指す。近くにあるはずなんだけど、道行く人に聞いてもそれぞれ答えが違う。レフトと言いながら右を指してたり。どっちよ?(^^;
近くにいるポリスに聞く。駅はどこですか?
どこに行く電車の駅だい?
スタジアム。
オリンピアスタジアム?
そうだと答えるとなぜかみんなが大慌て。え?何かやばい?
あそこにいるポリスにきいてみろ。
あんたもポリスでしょうが(^^; 白バイのポリスに説明してくれるが、彼も大慌てで地図やら資料やら出している。何人ものポリスに囲まれる状態に。いや、駅の場所だけわかればいいんですけど‥? 間に合わないってことなのかと不安になってくる。
結局彼らが路線図を示したり、メモをしてくれた情報は、フリードリヒシュトラッセ駅から何番のどこ行きに乗れってことだった。‥それって駅に行けばすぐわかることなんですけど(^^; どうやら彼らはこの地域担当でスタジアムの行き方とかは知らなかったらしい。だけど、すごく親切だよねぇ。
そして、ようやく本来の目的である駅の場所を教えてもらう(^^;
電車はガラガラだった。ドイツの格好した人たちは中央駅で降りてしまうし、他に早い行き方でもあったのか‥と不安に。だけど、無事間に合って到着。


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アルゼンチンTSTの席だったんだけど、周りはほとんどドイツ人。アルゼンチンユニのCちゃんは超アウェー(^^;
試合前のドイツ国歌。なぜかドイツ国歌が歌えるおいら。一緒に歌う。
7万2千人入ったスタジアム内にいたドイツ人は6万人くらいだろうか。
6万人が一斉に大声で歌うドイツ国歌。屋根に反響して周り中の空間を包むような歌声。その中で歌うのはめちゃくちゃ気持ちよかった!ドイツ国歌覚えててよかった!
ほんとにしびれるような体験。
一万人の第九とかにはまる人の気持ちがわかった(^^;


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ベルリンのスタジアムは専用じゃない。トラックがある。
だけど、トラックがあるにしては驚くほど見やすかった。ゴール裏もけっこうふくらんでるんだけど、それを感じさせない。傾斜のせいかな。
日産スタと違ってちゃんと見る人のことを考えてある感じがする。
ってか、日産スタはW杯決勝開催スタジアムとしては間違いなくワースト1でしょう。
ゴール裏のトラック部分には各国のサポーターたちが持ってきた旗や横断幕が敷き詰められていた。フェンスに張り切らなかったのか、フェンスが禁止だったのかはわからないけど、こういうことしてるのW杯で初めて見た。
サポは降りられないだろうから、グラウンドにいるスタッフが預かっては敷いたんだろうね。
すごい、いい感じ。サポーターの気持ちがわかってる運営だよね。
もしかしたらトラックを邪魔に感じなかったのはこれらのおかげだったのかな?

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数列前に4,5人のアルゼンチンサポがいて、試合前には持ってきた横断幕を通路で広げたりしてた。試合が始まっても立っているので、後ろから座れの声が飛ぶ。しかし、彼らの前のドイツ人たちが立っているので座れないと抗議。何度も、座れ、前のやつらに言えの押し問答。前のドイツ人たちも、そこの前は通路なんだから座ればいいのに、スタッフが来ても立ったまま。ついにアルゼンチン人のうちの女性が彼らをよけて通路に座り込む。スタッフが話をしにいき、しばらくすると彼らは席を移っていった。
そんなこともできるんだぁ。

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通路で横断幕をふりまわしてたアルゼンチンサポ



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今日の席は前にいるサポウォッチングがおもしろかった。
背中にクローゼの名前の入ったTシャツを着たドイツ人男性。もともと入ってるクローゼの名前を線で消して下にマジックでいろんな人の名前が書いてある。しかもどれも線で消してあって、一番下にあるポドルスキの名前だけが消されてない。
そしたら、クローゼのゴール後、彼のTシャツを見たら、ポドルスキの名前が線で消され、下にクローゼの名前が書き加えられていた(笑)
ゴール決まるごとに、やっぱラームだぜ、やっぱクローゼだぜ、いやノイビルだぜ、ポドルスキだぜと書き直してきたのかな?(^^;

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うちらは、片面が国旗模様、片面が漢字で国名表記(毛筆書き)になったオリジナルうちわを作って持ってきてたのね。うちわは外国チームの試合では必需品でしたよ。タバコの煙よけに(^^; 
Cちゃんは亜爾然丁(アルゼンチン)、私は両国のを持ってたんだけど、後ろにいたドイツ人たちがそれを見てちょっかいだしてくる。Cちゃんのを指して、バッド!と言い、おいらが持ってるドイツのを指して、グ~ッドフラッグ! だけどおいらは国旗面を表にして二個重ねて持っていたので、くるっとまわすと‥オオ~‥ナイン!(ノー!)と頭を抱える。大げさだよ(^^;
その後彼らは、アルゼンチンがファウルするとイエローカードをCちゃんに向かって出してたりしてた。それを奪って彼らに突きつけ返すCちゃん。ありゃ~。それ、ピクシー(笑)

私の席は通路脇。すぐ前の席はあいていたんだけど、前に立ってる人たちが邪魔らしく、途中から横にいたメキシコ人(たぶん)たちが一つずつずれて座っていた。後半始まる前、ボランティアの制服を着た女性が、アルゼンチン人たちが去ったあたりをうろうろ。きっと、仕事が終わって、試合見ていいよ、あのあたりがあいてるからと言われてきたんでしょう。だけどそこはすでに脇にいたドイツ人たちが占拠してた。ここじゃないのかしら?と探してる女性。黒髪のまぁまぁきれいな人。それを見た、端にいたメキシコ人(♂)。彼女に声をかけにいく。こっちがあいてるよ。
そして、一つずれてた席をもう一度ずれ直して(仲間を押しやって)もともとあいてた席に彼女を座らせる。野郎だったらぜっったい声かけなかったろうね(^^;
そのメキシコ人は時々おしゃべりしながら見てたんだけど、彼がハーフタイムに席を離れたすきに、仲間のメキシコ人がすかさず彼女の隣をゲット。元いた彼が戻ってきても動かない。こちらもおしゃべりしながらだんだん彼女との距離を縮める。肩に手をまわし、腰にまわし、ついには抱き合うまでに。
いやぁ、ラテン男の真髄を見たね(^^;

ハーフタイムに、脇の通路を上がってくるドイツ女性。GERMANYと書いた黄色のタンクトップに黒のミニスカ。赤は?と思ってたんだけど、脇を通り過ぎるときふと振り返って見たら、ありました、赤が。‥スカートの中に(^^; 
そうそう、ベルリンは女性がきれい!美人率高い。しかもドイツでは珍しくスタイルがいい。今まで散々太め太めと言ってきたけど、ベルリンの女性はほんとにお腹出てる人少なかったです。


試合は高レベルのつぶしあいといった感じ。だいぶ前のハイレベルだったころの静岡ダービーみたいな感じかな(^^; どっちも中盤で譲らない、みたいな。
これはもう、縦一本のカウンターかセットプレーでしか点決まらないんじゃないかな。
もっともアルゼンチンにはカウンターの駒がなかった。サビオラがいたら少しは違ったのかな。カウンターのチャンスも時間をかけてるうちにドイツの守備が整っちゃう。ドイツは真ん中強いのに、そこへ行っては跳ね返されてた印象。
そしたら、CKからアジャラが決める。アジャラファンのCちゃん大喜び。
その後、GKが負傷。最初は時間稼ぎかと思ってたら、ほんとにダメで交代。
そしてアルゼンチンはリケルメを下げ、クレスポを下げる。
おいおい、同点に追いつかれたら、今度はどうやって点とるんだよ?
と言っていたら、ほんとにクローゼに決められて追いつかれる。
せめて交代で入ったのが、裏に抜け出せるサビオラとか、一人で持ち込めるメッシとかならよかったのに。ってか、その二人+アイマールのうち誰かでもいいから見たかったよ。
結局、延長になって攻め続けたアルゼンチンだけど、決め手に欠いてPK戦に。
延長、PKと時間がたつほどアルゼンチンの勝ち目が減っていく感じがした。
このアウェー状態だし、GK交代してるし。
アルゼンチンは90年大会で、正キーパーが負傷して出番のまわってきた、控えだったゴイコエチアが大活躍した覚えがある。
こういうときのGKは大当たりか大はずれかのどっちかだろう。
だけど、交代後のプレー見てると危なっかしいんだよな‥
そして、その不安は的中。全部逆をつかれてた。
アルゼンチンはアジャラ、カンビアッソというベテランが止められる。(と思ったら、カンビアッソは若かったのね。アイマールより年下って信じらんないよ)
歓喜爆発するスタンド。泣き出すCちゃん。だけど、試合後の揉め事は一部始終きっちり双眼鏡で見てたらしい(^^;
アルゼンチンの敗因は采配ミスといっていいでしょう。GK負傷で予定外のカードを切ったんだから、余計3枚目は大事にすべきだったんじゃない?クレスポ下げる前には、同点に追いつかれそうなにおいしてたじゃん?
逃げ切れる自信があったのかな?そう考えると、守りきろうとして守りきっちゃうポルトガルはすごい。というか、フェリペがすごいのか。

帰り、泣き顔のCちゃんはアルゼンチン人の女性になぐさめられる。
電車の時間までけっこうあったので、駅でご飯を食べることに。テレビのあるケバブ屋を見つけて、そこでイタリア-ウクライナを見ながら夕食。で、やっぱりケバブは食べ切れなかった(^^; お持ち帰り。
Cちゃんが予約してた電車はテーブル付きの4人がけ席。指定された座席は向かい合わせ。
通路を挟んだ隣はドイツ人?男性が4人座ってたんだけど、電車が動いて一駅過ぎたころ、4人のうちの一人がこっちにきて、私の隣に座ろうとする。寝ている間に盗まれた話聞いてたから、警戒すると、予約の電光板を指して、これはオレの予約だと言う。
嘘付け! さっきまであっちに座ってたじゃん。こっちが広いと思って移ってきたんだろ。正直に言えばかわいげもあるものを。
隣に座ったと思ったら、向かいの席に脚を上げる。ずーずーしい!
しかも、臭い。脚側にいたCちゃんは鼻つまってたんだけど、それでも時折におったらしい。私は体側だったけど、そっちも臭い。
まぁ言葉通じないから臭い臭い言えるのが救いだけどね。
並んで座って、先に脚上げとけばよかったね(かなり前に出ないと届かないけど‥)とか、動いてすぐ横になっちゃえばよかったかとか言ったけど、もう遅い。
こんなところでまじめな日本人らしさがでちゃったよ。



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posted by ginchan |10:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
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