2007年08月29日
↑は、「牡丹と薔薇」の小沢真珠のイメージで読んでね!
…はどうでもいいので、本題に入ります。諸事情で更新が遅れたことをお詫びします。
先週末、「3月30日(La new戦)、4月12、13日(兄弟戦)の試合で、中信ホエールズの選手5名が、金銭を受け取り八百長行為を働いた」ということで、台南縣地方検察から事情聴取を受けた。また、この案件では、呉健保・台南縣議会議長も「違法賭博の元締め」としての嫌疑をかけられ、個人事務所も捜索を受けた模様。
これを受け、中信球団も独自で調査と事情聴取を行ったところ、以下の通りになった。
1 200万元を受け取り、他の4選手に分配した(金額は一人あたり30万元といわれている)事を認めた曽漢州(チームのキャプテン)、その曽の供述だけでなく、検察の捜査でも金銭を受け取った事実関係が明らかになった紀俊麟(今年のオールスターゲームMVP)の2名が解雇処分。規則に則り、そのまま永久追放となる。
2 曽の供述で名前が出たものの、金銭の授受を否定している鄭昌明(WBC台湾代表)、黄貴裕(昨年のホームランダービー覇者)、陳健偉(2002年の首位打者)の3名は捜査結果が出るまで、無期限の出場停止処分。
表立った八百長事件で、選手が解雇になるのは4件目(うち1件は証拠不十分で、刑事事件では不起訴)。
ここまで同様の不祥事が起きると、CPBLだけでなく、各球団も「組織」として、この問題に対する解決能力の無さを責められても反論はできないだろう。もし、これが日本だったら、存続はおろか再建の道も閉ざされるはずだ。
また、これによって台湾プロ野球も社会的な信用を失い、ますますファンが離れていくのは確実。
今回に限らずこの手の八百長事件は、CPBLにある様々な問題が複雑に絡み合って押し出されるようにして起きているので、単純に原因を指摘し、解決策を示すのは容易ではない(簡単にやってのけている台湾の記者がいるので、筆者は驚くばかり)。
実際、↓にある「新手の詐欺集団が選手に」に記載されてる現代的な案件は、八百長事件の根の深さだけでなく、まだ現役の選手やコーチングスタッフの中に、その予備軍(つまり、「限りなくクロに近いシロ」の存在)がいることを証明しているといえる。
http://asia.npb.or.jp/2007/news/000051.html
情報網の普及などで、高いレベルの野球とその情報に触れる事が多くなり、ますます聡明になっていく台湾の野球ファン。彼等の多くは、今回の事件のような低レベルな問題がやたらと多く、プレーの質も低いCPBLにはそっぽを向き、既に王建民(ヤンキース)や林威助(阪神)といった海外で活躍する選手とそのリーグ(つまりMLBとNPB)に、関心が向かっている。
CPBL及び各球団の選手とスタッフは、こうした野球ファンの現実を謙虚且つ真剣に受け止め、問題の対処に臨まなければ今度こそ本当に痛い目に遭うことになるだろう。
posted by giants3so |23:46 |
台湾野球 |
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2007年08月23日
かつてマリナーズ、ロイヤルズ等で活躍し、日本でもオリックスに在籍していたマック鈴木のLa newベアーズ入団が決まった。
↓参照
http://ballplayers.jp/mac/2007/08/post_66.html
早ければ、来週中に一軍登録され、先発デビューすると見られる。
今年のLa newは最近は安定してきたものの、呉偲祐(千葉ロッテ)、レイボーン(SK)の抜けた穴を埋められず、先発投手のやりくりに悪戦苦闘していた。さらに、その補強で獲得してきた外国人投手がことごとく戦力にならなったため(例:元中日のマルティネス、昨年アジアシリーズ出場したフィオーレ等)、前期は3位に終わり、後期も統一に若干遅れをとる状態になっていた。
現在、La newはプレーオフのワイルドカード争いでは独走してるので、プレーオフ以上はほぼ確実だが、少しでも勝ち星を増やし、「後期優勝」と「年間」1位といった、より有利な条件を確保するために更なる補強を行ったといえる。
外国人選手は、結果が出せないとあっさり解雇する台湾で、マック鈴木は現在12勝でエース格のラス(元巨人・楽天)と同じような活躍を見せるのか?
今まで培った経験をもとに、雑草魂を発揮して欲しいところだ。
posted by giants3so |22:39 |
台湾野球 |
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2007年08月23日
題字は、先ほど「熱闘甲子園」を見終わってしみじみ感じた、今年の夏の甲子園で優勝を決めた佐賀北の選手たちの成長の早さである。
閲覧中の皆さんで、彼等が優勝すると予想していた人はどれだけいるだろうか?
間違いなく、ほとんどいなかったと思う。当事者には大変申し訳ないが、私がそうだったから。
それが甲子園に来て、延長15回引き分け再試合を乗り越え、徳俵まで足がかかった状態から帝京をねじ伏せ、そして今日。明らかに土俵から足が出かかった状態から、うっちゃって広陵を倒して優勝。
帝京戦は、延長15回引き分け再試合の経験が無ければ、一気に押し切られていただろうし、決勝の広陵戦は、そういった死闘を乗り越えた経験がなければ絶対に実現しなかった逆転勝利だと思う。両試合とも、おそらく彼等以外のチームではできなかった試合だと思うし、また彼等でなければ勝利できなかった試合だと思う。
きっと、彼等は甲子園にいる間、他のチームの選手がスポーツカーで高速道路を突っ走る早さで成長していくところを、ジェット機で移動するようなマッハの速さで成長していったんだろうなぁ。そうでなければ、見ている方が胃が痛くなる試合を何度も乗り越えられないだろうなぁ。
そう感じずにいられなかった。
それに比べて私は…
高校時代から何一つ成長していないし、進歩も無い。
「マッハ」はおろか、ほふく前進並みでも成長していない気がする。
この辺りは、本ブログを隅から隅まで見渡していただければ分かっていただけると思う。
情けないかぎりでもあり、恥ずかしいかぎり。
私も甲子園で優勝した佐賀北の選手たちと同じく、一高校生が「男」として逞しくなっていったように、マッハの早さで成長できるのだろうか?
うじうじ考えても仕方が無いから、まず彼等の野球に取り組む姿勢から謙虚に学んでいこうと思う。
posted by giants3so |00:17 |
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2007年08月16日
↓にて紹介させていただいた件に進展がありました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/266
既に台湾と日本(一部ですが)で報じられましたが、IBAFはベネズエラ政府が台湾チームの選手と関係者にビザを発給しなかった事を重視し、大会の開催取り止めを決定しました。参加予定チームにその旨を通知し、現地で準備に取りかかっていたスタッフに出国を指示しました。
これは、IOCやIBAFが定めるところの「政治不介入」の原則違反(台湾側の報道より)という事になり、今回の決定に至りました。
この他、ベネズエラの内政事情からくる治安の悪化など、安全面での不安を理由に出場参加予定チームの辞退が相次いでいたようで、開催そのものが危ぶまれていた事も取り止めになった要因の一つと見られます。
これを受け、台中市の胡志強市長が取り止めになったこの世界AA選手権の台中市での開催希望の意思を表明しました。行政の支持と理解も得られているため、今後開催されるかどうかが注目されますが、どうなるでしょうか。
ベネズエラ側はこの裁定を不服としてIBAFに抗議するようですが、スポーツに政治を介入させた前例を作ってしまった(と定義できる)代償は、彼等が思っている以上に大きいかもしれません。
今回の一件で、思い出した事があります。
次回以降に、それを紹介させていただきたいと思います。
それでは、失礼します。
参照
http://sports.news.yam.com/bcc/sports/200708/20070816615338.html
http://sports.news.yam.com/cna/sports/200708/20070815610175.html
http://sport.1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=NewsContent&Article_ID=3728388&SportCatID=537&NewsDate=20070814&App_ID=1
http://www.sanspo.com/sokuho/070816/sokuho030.html
posted by giants3so |23:12 |
台湾野球 |
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2007年08月11日
今月17日から開催されるAA (主に現役中高生で構成)世界選手権に出場予定だった台湾代表が、ホスト国のベネズエラ政府が選手や関係者のビザを発給しなかったため、出場を取り止める事態になりました。
ビザは4か月前から申請していたようですが、外交方面など関係者たちの努力も虚しく、発給されませんでした。
チームも大会に備え、1か月前から合宿を行っていたのですが、出場取り止めを監督から伝えられた選手の中には、甲子園球児のように涙を流す選手も少なくなかったそうです。
それを受け、棒球協会は出場を断念せざるを得なかった選手たちの救済措置として、11月9日から読売新聞社主催で行われる「日台親善試合(大会名は不明。HPの文言を直訳)」への出場を検討。「国際試合を経験させてやりたい」と考えて動くようです。
台湾の報道では、ベネズエラ政府がビザを発給しなかった原因を「政治的な理由によるもの」としており、台湾とベネズエラの間に国交が無い事が少なからず影響したと見られます。
棒球協会側は「スポーツに政治が介入した」という認識で、IBAFにはこういった事態が起きないよう今後の対応を求め、ベネズエラ野球協会には謝罪を要求する方針です。
この問題について、本来なら両者の政治事情、中台関係、中国、台湾それぞれの外交史、外交戦略分析等々を踏まえ、自分の意見や感想を述べなければならないのですが、私自身があまりにも浅学なため、発言を控えさせていただきます。
閲覧中の皆さんには、こういった事情で試合をやりたくてもやれない選手たちが存在する事をご理解頂ければと思い、書き込ませていただきました。
参照
http://www.ctba.org.tw/news.php?id=36
http://sports.news.yam.com/chinatimes/sports/200708/20070811591774.html
http://www.ctba.org.tw/news.php?id=31
posted by giants3so |23:45 |
台湾野球 |
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2007年08月10日
8月9日にトロントで行われたブルージェイズVSヤンキースで、ヤンキース先発の王建民が2回2/3を投げ8失点と大きく乱れ、6敗目を喫した。
この成績は、メジャー昇格後最悪の内容。
さすがに、己のふがいなさに腹が立ったのか、ベンチに戻った後、椅子を力任せに蹴りあげたという(↓参照)。
http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/aug/10/today-sp1.htm
http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/aug/10/today-sp1-2.htm
↑の写真からも、その怒りが十分伝わってくるのが見て取れるだろう。
王は感情をあまり表に出さない事で有名。
実際、初勝利をあげた5月5日のマリナーズ戦では、8回表にホームランを打たれるまでパーフェクトピッチングをしていたので、ジョー・トーレ監督から「完全試合でもやって、ヤツがどんな顔するか見てみたかった」と言われたほどだ。
その王がここまで感情を爆発させるのは非常に珍しい
…っと思ったら、昨年6月19日のナショナルズ戦でサヨナラホームランを打たれた時にも、ベンチでグラブを叩き付けた事があったという。
今のヤンキースは序盤でつまずいた分を取り戻し、「まくりオオカミ」となってレッドソックスを追い上げなければならないだけでなく、ワイルドカード争いでもマリナーズやタイガースという出る杭を打ち、少しでもプレーオフ進出争いを有利に進めなければならない状態だ。
その中でもチーム最多の13勝(現時点では松坂と同じ勝利数)を挙げている王には、チームだけでなくヤンキースファンからも大きな期待がかかってくる。本人は否定しているが、それは「ヤンキースのエース」として。
こういった期待を受け、本格的にチームを背負う立場を自覚するようになったからこそ、つい出てしまったようだ。
そういえば、トロントにはあのベッカム様が訪問してきたと聞いた。
王建民には椅子ではなく、サッカーボールでも蹴飛ばしてウサを晴らして、次回登板につなげて欲しい。
posted by giants3so |23:01 |
MLB |
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