2007年05月31日

張誌家の保有権問題

 今回は、5月30日紹介した元西武の張誌家についての続編でもあり、5月20日付けの内容のおさらいでもある(↓の2つを参照)。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/224

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/228


 改めて、↓の「張誌家がCPBL入り」を閲覧していただきたい。

http://asia.npb.or.jp/2007/news/000015.html

 実に自信満々に「一度郷里に戻って中華職棒でやり直すことを決めたのだ。」と書かれているが、これが間違いであることは、張とCPBLのチームが6月30日までに契約を締結しなければ正式に証明される。
 参考までに、前文の《6月30日まで》とは、帰国選手扱いとなる張と、彼の保有権があるといわれる誠泰コブラズかLa newベアーズと契約締結のデッドラインである。

 しかし、張誌家は5月28日に行われた代表選考小委員会で育成チーム台湾代表入りした事ため、CPBL入りの可能性が殆ど無い事が証明されている、と言っても過言ではない。実際、本人もCPBL入りには消極的だ。

 そうなると、プロ経験者の張が、なぜわざわざアマチュア中心の育成に主眼を置いた代表チームでの調整の道を選んだのか?ということになる。

 張誌家本人は、
「現在の状態では、プロの選手として万全の状態で試合に臨むことができないので、獲得した球団やそのファンに申し訳ない」
 という事だが、実際はどうだろうか?

 台湾の一部メディアも紹介されているもので、
「一旦CPBLのチームと契約をしてしまうと、その契約によって様々な拘束を受けることになるから、それを避けるため柔軟に海外チームの契約交渉に対応できるような形をとった」
 とあるが、私も張が抱える保有権問題の複雑さから判断して、こちらの意見が正確だと見ている。
 
 改めて強調するが、張誌家の保有権は誠泰とLa newがあるといわれている。また両チーム共、正当な保有権を主張するに十分足る根拠も持ち合わせている。

 もし、張がどちらかのチームと契約を締結した場合、契約から漏れた球団から保有権をタテに取って契約の無効を主張することは十分考えられる。それだけならまだしも、契約から漏れた球団が、法的根拠を持ち出して(言い換えると《裁判を起こして》)張がプレーすることを差し止める、という事も場合によっては起こり得る。
 仮に《プレー差し止め》になった場合、故障から再起を期す張にとって、試合の出場はおろか調整の場も奪われる事になりかねない展開になる。さらに問題が長期化し、張と当該球団が締結した契約が必要以上に効力を発揮するような状況になれば、選手としての活動の場を奪われるだけでなく、それこそ《選手生命の危機》にまで発展する恐れも出てくる。
 
 おそらく、張は代理人と相談してこうした事態を避けるために、表向き《コンディション不良》を理由にCPBL入りを見送ったのではないだろうか。

 前出URLの文中では「どちらに入るかは両球団の話し合いで決まる。」と書かれている。
 更にこの文章を見渡すと、いかにも両球団の「話し合い」が平和的になされるように思われるかもれない。皆様によく考えていただきたいのだが、《張誌家の入団》という結果は、両球団の利害関係に大きく影響を与える事になるはず。従って、単なる「話し合い」で円満解決になるとはどうしても想像できない。もしあるとしたら、「話し合い」の場は、お互いのエゴとエゴが激しくぶつかり合う場になるはずだ。

 大変申し訳ないが、この筆者と情報提供者はあまりにも楽観的すぎる、と言えると同時に、保有権が2球団にあるという異常な事態への認識が甘過ぎると言わざるを得ない。


 では、この文章の筆者と情報提供者が、なぜこのような張誌家の去就に関する報道をした根拠はどこにあるか?ということになるが、文章が長くなるのでこの分析は次回にまわしたい。

posted by giants3so |21:59 | 80対20の法則 20への挑戦シリーズ | トラックバック(0)
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2007年05月30日

張誌家、再出発へ

 先日、↓で紹介した元西武の張誌家について。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/224

 28日に棒球協會で行われた代表選考小委員会で、11月の世界選手権と北京五輪の代表選考試合に向けたアマチュア選手で構成された代表候補が発表され、元西武の張誌家が棒球協會の招待選手としてメンバーに入ることになった。

 張は会議後に棒球協會で行われた記者会見で、郭泰源・代表監督とともに会見に出席(↓はそのときの写真)。

http://apple.1-apple.com.tw/dsp_Image.cfm?Path=/060328/twapple/640pix/20070529/SN02/SN02_001.jpg

 再出発への自信をのぞかせるような笑みを浮かべた張から発せられた第一声は、

 「久しぶり!オレは帰ってきたぞ!」。

 西武を戦力外になった事で、恥ずかしさのあまりマスクを装着して台湾へこっそり帰ってきただけでなく、その後のアメリカで療養中も連絡がほとんど取れずに失踪騒ぎになったが、そんな弱い自分を吹き飛ばそう、という心意気を感じさせるものだった。

 また張は、「今年の目標は、11月の世界選手権と北京五輪予選の代表入りあるのみ。積極的に代表チームの練習に取り組み、コーチと相談して調整しながらベストの状態に持っていきたい。」と強い意欲を見せた。

 張は6月8日からの合宿に参加、その後は状態を見て8月に開催予定のハーレム・ベースボールウィーク、イタリアでの招待試合等に出場しながら調整していく予定。


 張誌家以外の台湾育成チーム代表のメンバー37名は↓のとおり(参考にもしている)。WBC、ドーハ・アジア大会のメンバーも数名入っていて、結構強力な布陣となっている。

http://www.ctba.org.tw/news/news_content.asp?file=D528071758541.htm


 《参考》

http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/29/today-sp7.htm

http://sport.1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=NewsContent&Article_ID=3514567&SportCatID=537&NewsDate=20070529&App_ID=1

posted by giants3so |20:55 | CT  | トラックバック(0)
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2007年05月27日

誠泰コブラズ マジック11点灯

 昨日、誠泰コブラズが兄弟エレファンツに23ー16という凄まじいスコアで勝利し、La newベアーズが興農ブルズに4ー6と逆転負けを喫したことにより、誠泰コブラズに前期優勝マジック11が点灯した。

 まずは、↓を見て頂きたい。

http://online.cpbl.com.tw/GResult/Result.aspx?gameno=01&pbyear=2007&game=118

 正直、「プロ野球のスコアとしては如何なものか?」という感じである。試合も17:05から始まって終了は21:10(別のHPにある写真の時計は21:11となっているが)。高山善廣VSドン・フライのようなノーガードの壮絶な殴り合いのような点の取り合いならともかく、観戦していたファンはきっと「ダラダラやりやがって…」と嘆きたくなる内容だったのではないだろうか(求ム!現地観戦者のコメント!書き込みは下記コメント欄まで)。
 さしずめ、観戦していたファンの「うんざり指数」は80~90いった感じか。多くのファンは王建民先発予定のヤンキースVSエンゼルスの深夜1:00頃からのTV生中継に備え、途中で観戦を止めてさっさと家路につくなり眠りにつくなりしたはずだ。

 これで思い出したのは、私が観戦に行った2004年の埼玉国体の高校野球。試合途中から観戦した中京大中京VS修徳の試合で25ー16というスコアを記録したのだが、エラー、記録に現れないミス、四死球過多で得点が面白いように入り、客席に座った時点で球場全体に「うゎ…」という倦怠感が漂っいはじめていた。更に2時間以上経過した試合終盤に点が入ったときは、「もう、えぇわ…」という、まるでご飯を食べ過ぎて必要以上に満腹になったような空気が球場を覆い尽くしていた。
 技術的に成長途上の高校野球でこういう感じなので、目が肥えた台湾の野球ファンにはプロの選手が見せるこの手の試合は、観戦そのものが「拷問」だったはずだ。
 
 とはいえ、誠泰は1~3月上旬までにあった球団の経営権譲渡騒動と、一昨年の林英傑(L.インチェ・現楽天)と昨年の林恩宇(現楽天)という2大エース(注:在籍当時です)の退団に伴う戦力ダウンを克服してのこの成績は見事である。スコアだけを見ている限りではあるが、チーム打率0.308の打線の充実ぶりに目を見張る反面、層が薄い投手陣が目先の一勝のために役割分担に関係なくフル回転している感があるので、後期シーズン・プレーオフと台湾シリーズでの息切れと失速をどこまで抑止できるかが今後の課題になるだろう。

 台湾代表の郭泰源監督を支える参謀役の役割を担うであろう、誠泰・呉復連監督(代表では守備走塁子部門を担当)の手腕に注目したい。

posted by giants3so |12:14 | 台湾野球 | トラックバック(0)
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2007年05月23日

80対20の法則  20への挑戦 ~はじめに~

 閲覧中の皆様で、題字の法則をご存じな方はどれだけいらっしゃるだろうか?

 ビジネス書等で見かけるこの法則。「パレートの法則」と呼ばれるもので、投入、原因等のわずかな部分が算出、結果等の大きな部分をもたらす、という不均衡をあらわしたものである。
 しかしながら、この法則は経験則によって導き出されたものであって、厳密な検証は困難だ。それでも、この法則は私たちの日常生活にも当てはまるものが多く、思わず唸ってしまうものなので、皆様も是非一緒に考えていただきたい。

 例えば…
1.売り上げの80%を占めているのは、製品の20%であり顧客の20%である
2.犯罪の80%は、20%の犯罪者によって構成される
3.成し遂げた仕事の80%は、費やした労力の20%から生まれる

 等々。

 80対20の法則を本blogで置き換えてみた場合、本当の意味で皆様のお役に立っている内容は全体の20%程度で、あとの80%はどうでもいい内容といった感じだろうか(「違う、そんなことはない」と、コメント欄で否定してほしい!)。

 私が最近読んだ弁護士が執筆された本には、業務の中で面会した様々な職業の人で、職業の肩書きに相応する見識を持っていると見えた人は大体20%程度、という内容のものがあった。

 実際、私が本blogで「死闘編」を立ち上げたのは、いい加減な記事を配信している第一線で活躍中の方々の誤りを指摘し、より正確な情報を提供させてもらう、というのが目的であった。実際、台湾の野球関係の情報はアジアシリーズの開催や海外で台湾人選手が台頭してきたのがきっかけで、徐々に注視されるようになってきたものの、相変わらずいい加減な記事を配信しているものが目立つのが現状である。
 その記事を配信している方が、台湾の野球情報に関しての第一人者として公の場で登場されているのが実情だが、そのいい加減さは私以外の台湾の野球を取り上げているblogで誤りを指摘される事もしばしば(というより「頻繁に」)ある。私自身、その方の配信した記事で、情報を頼っていた方々からの苦情めいた話も伺った事もある。

 そこで本blogでは次回以降、不定期で私は役に立たない80の側か、それとも役に立つ20の側か、題して「80対20の法則 20への挑戦」シリーズとして始める事にした。
 
 閲覧中の皆様には、暖かく見守っていただける事を願うが、コメント欄を積極的に活用して様々なご意見を伺えれば幸いである。

 

 《参考文献》

 「プロ弁護士の思考術」  
 作者:矢部正秋  出版:PHP出版

 「人生を変える80対20の法則」  
 作者:リチャード・コッチ  訳者:仁平和夫   出版:阪急コミュニケーションズ 

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posted by giants3so |21:15 | 80対20の法則 20への挑戦シリーズ | トラックバック(0)
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2007年05月21日

芝草宇宙 契約解除

 本日、CPBLの公式HPにて興農ブルズの芝草宇宙が契約解除になり、選手登録を外れたことが公示された。

 芝草は、16試合に登板(うち1試合が先発)。2勝2敗3ホールド2セーブ、防御率は5.84。

 昨年11月のトライアウトでの劉志昇投手コーチの評価が高く、芝草の興農入団が決まったのだが、年齢からくる衰えが顕著だったのか集中打を浴びる事も多くなり、4月18日の中信ホエールズ戦で先発して2回1/3でKOされた事も災いし、コーチ陣の評価が下がりはじめた。

 それからしばらくして、元近鉄・オリックスの栗田雄介が入団。芝草は5月12日に1軍登録された栗田と入れ替わりで登録抹消となり、本日21日付けで契約解除になった。

 ちなみに栗田は現時点で4試合に登板(うち1試合が先発)、1ホールドを記録。現在の防御率は6.97だが、5月16日のLa new戦では先発して7回を投げ3失点とゲームを作った。
 その先発でのピッチングが評価され、今後の起用のメドが立っただけでなく、栗田が興農球団待望の左腕投手だったという事も、芝草が契約解除になった要因と見られる。

 現時点では、芝草のコーチとしての残留等は検討されておらず、そのまま帰国となりそうだ。 

posted by giants3so |22:20 | 台湾野球 | トラックバック(0)
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2007年05月20日

張誌家よ、いずこへ

 昨年、西武を戦力外になった張誌家に関する報道が、先日台湾でなされた(↓参照)。

http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp2.htm

http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp3.htm

http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp4.htm

http://sport.1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=NewsContent&Article_ID=3486841&SportCatID=537&NewsDate=20070518&App_ID=1

http://sports.news.yam.com/view/mkvideopage.php/20070518278280

http://mag.udn.com/mag/sports/storypage.jsp?f_ART_ID=68537

 それによると、張誌家は郭泰源・台湾代表監督と趙士強・代表選考委員会副委員長らと面談し、台湾代表入りを希望した模様。棒球協会は、実績のある張の代表入り希望の意向を歓迎し、彼を積極支援していく方針。28日に開催される選考委員会で承認されれば、張はアマチュア中心で構成される代表チームの合宿や練習で調整し、大会等に出場しながら11月に行われる主要国際大会の代表入りを目指していくことになる。

 張誌家は、昨年西武を退団した後は、アメリカに渡り戦力外通告を受ける要因になった右肩の治療と療養に専念すると同時に、MLBのトライアウトにも挑戦していた(↓も参照)という。

http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20061228-135917.html

 張誌家は、一時家族への連絡がほぼ途絶えた状態にあったこともあり「失踪状態か?」と報道された事があったが、マイナー契約や独立リーグでのプレーを模索していたようだ。
 結局本人の思うようにいかず、先日台湾へ帰国。今回の「台湾代表入り」の意思表示となった。



 その傍らで帰国した張誌家には、↓のように台湾プロ野球復帰の話もないわけではない。

http://asia.npb.or.jp/2007/news/000018.html

 実際、前出の趙士強氏は誠泰コブラズの球団社長としての顔もあるので、「誠泰は張との接触を図ったのか?」となるのだが、彼のCPBL入りには面倒な「保有権」問題がある。

 張誌家は、TML(台湾大聯盟)の誠泰太陽から「移籍」という格好で西武へ入団したため、彼の台湾での保有権は本来なら誠泰太陽にあるという事になるが、2003年からTMLはCPBLへ吸収合併されたため、誠泰太陽は現在存在しない。そのTMLが吸収合併される際、複雑な過程を経て誕生した誠泰コブラズとLa newベアーズ双方に張の保有権が存在する、といわれている。

 そのような状況のため、仮に張がどちらかのチームと契約を締結するにしても、もう一方が「保有権」を主張して問題が複雑化するのは必至。誠泰にしてもLa newにしても、張のような実績のあるエース級の即戦力投手は、財政事情に関係なく喉から手が出るほど欲しい選手なので、契約を逃したチームが「張の契約を認めない」と主張する事態は十分予測できる。また、現在首位争いをしている両チームが、将来自分達を苦しめるであろう選手の契約を簡単に承認できるはずがない。
 
 そうなると、CPBLに最終判断が委ねられることになるが、こうした問題を殆ど放置したままにしていたCPBLが的確な判断を下すことはどうしても想像できず、更に問題が複雑化する事が考えられる。
 
 自分が参考にした記事によれば、張本人は国内復帰を検討したものの、今の状態ではいい結果を出せないということで、年内のCPBL入りについては消極的な様子。6月30日が契約のデッドラインになっているが、果たして結論や如何に。
 
 とはいえ、この「保有権」問題が解決しない限り、張誌家のCPBL入りはいつまで経っても実現しない、ということになるだろう。



 こうした張誌家の事情を考慮して(だと思うが)、棒球協会が救いの手を差し伸べるような方向で検討に入るのは、人材育成の観点から見ると適切な判断だと言える。
 まずは28日の代表選考委員会。どのような結論が出るか注目していきたい。

posted by giants3so |17:22 | CT  | トラックバック(0)
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2007年05月16日

在台湾的王建民  その4

 今回は、雑誌編。松坂大輔との対比が見物です。
 
 台湾でも、松坂大輔がいかに注目されているか、その一端を分かっていただければ幸いです。

 
20070516-00.JPG
台湾で購入してきた雑誌3冊

 左から順に紹介すると

20070516-02.JPG
こちらはバスケットボールの話題が中心。最近創刊した雑誌で、私の顔見知りの記者も何人かは、ここに移籍した。

20070516-03.JPG
こちらは、全30球団の紹介、ヤンキースタジアムとニューヨークの歩き方、MLBにまつわる因縁話など、MLB観戦初心者を対象にした内容に仕上がっている。

20070516-01.JPG
こちらは、王建民とヤンキースの紹介がメイン。総統選挙の特集雑誌との抱き合わせの販売でしたが、そっちは要らんで、ホンマに。


 松坂大輔への注目は、台湾でも高いのです

20070516-04.JPG
暗くてゴメンナサイ!
台湾での松坂大輔の関心の高さが伺える誌面。
見出しは、Made in JAPAN(松坂大輔)VS Made in U.S.A(王建民)といった感じ。

20070516-05.JPG
こちらも、松坂大輔VS王建民を煽る感じの誌面構成。


 それにしても、この二人の直接対決は実現するでしょうか?
 まずは、今月下旬のヤンキースVSレッドソックスに注目です。


posted by giants3so |22:05 | MLB | トラックバック(0)
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2007年05月13日

台湾へ帰せ!

 11日のオリックス戦で全くいいところなく、2回で66球も費やしてKOされ、翌日1軍登録抹消された林恩宇へ向けられた野村監督の言葉である。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/05/12/05.html
 
 野村監督は、このほか「プロのピッチャーじゃないだろ」とも話していたとか。
 
 実に厳しい一言であるが、その伏線となったのがデビューを予定していた試合でマメを潰して先発を回避し、そのまま一軍登録抹消されたことにある。別のところでは「週に1回なんだから責任を考えてくれないと」というコメントも掲載されているので、それも含めての厳しい論調と見るべきだろう。

 林恩宇は、その後二軍で調整し一軍へ復帰してすぐの日本ハム戦で勝利投手になったが、その当時おそらく表面的に喜んでも「日本ハム打線の不調に助けられた部分が多かった」と野村監督は見ていたはずだ。

 初勝利後も、見ている限り何試合かは好投はしているが、自身のツメの甘さ故に勝利を逃していた試合が多くあったで、今のような結果になるのは、野村監督はある程度予測していたのではないだろうか。

 そこへきて、「台湾へ帰せ!」と屈辱的な一言を言われた彼が、一軍へ戻って来るには、大きな課題が残っているような気がする。


 まず、バント処理等の守備。
 デビュー2戦目でのロッテ戦でバントをうまく処理できなくて、その後出てきた投手が逆転を許すシーンをTVで見たが、同じ台湾出身で学校の後輩の巨人・姜建銘とは対照的な守備である。林恩宇が、台湾でいかにやりたいように練習をやって、この辺りの細かい練習をしっかりしていないかが証明されたような気がする。
 もし、彼が「バント処理等、その手の守備は自分以外の内野手と捕手のモノ」なんて軽く考えているなら、絶対改めるべきだろう。日本に限らず、アメリカもそういったスキは徹底的に突いてくる。彼が上を目指す課程において、避けて通れないものの一つであるはずだ。


 投球では、台湾時代からあった変化球の失投をことごとく打たれているのが目立つ。
 選手層が薄い台湾プロ野球のバッターの場合、失投を確実にしとめる力を持った選手が非常に少ないので、多少手抜きをして投げても彼の場合は抑える事ができた。しかし、アマチュアから失投を逃さずきっちり打ってきた選手が1軍の舞台に立つ日本では、失投をひっかけたりして打ち損じる事は控えの選手といえども少なかったはず。

 林恩宇はルーキー時代の2年前に、一時クローザーをしていた事がある。
 このときも失投を打たれて救援失敗する事が多かったが、元々先発志向の彼は、この時のしょっぱい経験もあってクローザーをあまりよく思っていないフシがある。その当時、誠泰コブラズの郭泰源監督(現台湾代表監督)が「チームの事情」以外に、どういう意図で起用していたか、しっかり考えなければならない時を迎えているが、果たしてどうなるだろうか。


 2軍では、課題を克服すべく練習をしっかり積んできて、もう一度1軍に戻ってきてほしいと願うが、台湾プロ野球でほぼ無敵の存在になって自意識が肥大しつつあった彼が、どれだけ謙虚になって取り組めるか、注目したい。

posted by giants3so |21:20 | 日本野球 | トラックバック(0)
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2007年05月11日

在台湾的王建民  その3

 現地時間10日の午後(つまり日本では今日)に行われたレンジャーズ戦で、6回3/1を投げて自己最多の7失点(自責点も7)で3敗目を喫した王建民。

 結果はトホホ…ですが、ここでは関係なく続きを紹介します。

 今回は、玉山銀行編です。

 銀行名の「玉山」は、台湾中部にある玉山国立公園からきていますが、日本人の中には1896年に当時の日本政府(もしくは台湾総督府)が名付けた「新高山」と言った方がなじみがあるかもしれません。
 玉山の気高く荘厳な風景と、山頂から見える朝日の美しさ、流れる川の水流の美しさを持ち合わせた銀行に、ということで、銀行名にしたようです。

 1992年2月21日から開業した比較的新しい銀行で、2001年の金融証券法(合ってるよな?)改正で証券、保険、投資信託などを包括した総合金融グループ企業になりました。

 2005年には、イギリス「The Bunker」誌から「台湾内最優秀銀行」の評価を受ける等、台湾内外でも評価も高い銀行です。

(以上、下記URLの玉山銀行HPを元にまとめてみました)

http://www.esunbank.com.tw/

 その玉山銀行の王建民広告、台湾チックで違う意味でインパクトがあるので、みなさんご堪能ください。


 
20070511-00.JPG
キャッチコピーは「王の背中には信頼がある」 う~~~~ん、こちらは渋いですねぇ!
20070511-01.JPG
こちらは「私は玉山(銀行)を信頼してます」 半分、行員の記念写真化している…
20070511-03.JPG
こちらのコピーは、「 ー信頼ー それは我々が前進するための活力である」 ヤンキースのユニホームを着て招き猫を抱く「いとをかし」の写真。 いやぁ、この感性は台湾人ならではですねぇ!ナイスですねぇ!
20070511-04.JPG
以上、地下鉄「忠孝復興」駅ホーム内の広告でした。


posted by giants3so |20:32 | MLB | トラックバック(0)
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2007年05月09日

在台湾的王建民  その2

 今日は、コンピューターメーカーのacer社の広告です。

 acerは日本の家電量販店では「低価格PCを販売するメーカー」という位置付けになっているようですが、国際的には台湾を代表するPCメーカーと言っても過言ではないくらい。聞いた話では、PCの出荷台数は世界でも上位5位以内に入っているそうです。

 そのacerは、2年くらい前から王建民を広告に起用していますが、台湾限定のため日本では残念ながらお目にかかることができません。

 …ということで、日本ではお目にかかれない広告の一部をご覧下さい。

 
20070509-00.JPG
地下鉄「台北車站」駅の地下街にて
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台北駅前の新光三越のとなりにある電脳ショップ街「KMall」の入り口より
20070509-02.JPG
こちらは、その左側。キャッチコピーは直訳的ですが、「我が台湾の自慢」といった感じでしょうか。世界の舞台で活躍している王建民と、世界的企業のacerをうまく表現しています。
20070509-03.JPG
こちらは右側。キャッチコピーは「ボクはacerのノートブックPCを愛用してるよ」です。昨年、本人に聞いたところ実際にacerのPCを使っているそうです。


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2007年05月08日

在台湾的王建民  その1

 前回のお約束どおり、3月の台湾で見かけた王建民を紹介します。

 今回は、予告した前回の続きで「マクドナルド編」です。

20070508-00.JPG
チキンリブバーガーのケースにプリントされたもの。捨てるのがもったいない気がしませんか?
20070508-01.JPG
その当時、マクドナルドで販売されていた王建民カードコレクション。 マクドナルド用の撮影シーンが入ったカードも入っている結構貴重な一品です。
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知人から撮影させてもらったマクドナルド専用の朝食割引カード。1~2月に50元くらい(私の記憶が確かなら)で販売されていたそうです。 下のカードは、ホログラム調に仕上がっています。


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2007年05月06日

王建民今シーズン初勝利!!

 現地時間5月5日のヤンキースVSマリナーズで、王建民が8回を2安打1失点に抑え、今シーズン初勝利を挙げた。

 この試合、日本では松井秀喜の通算2000本安打に注目が集まっていたようだが、ここはTVでちらっと映ったヤンキースの背番号40・王建民がメインなので、あしからず。
 
 王は8回1死まで完全試合の内容。
 初のデーゲーム登板(らしい。下記URL参照)のハンデにも負ケズ、
http://newyork.yankees.mlb.com/news/gameday_recap.jsp?ymd=20070505&content_id=1947516&vkey=recap&fext=.jsp&c_id=nyy

 4回表にイチローの打球が左足を直撃しても(記録は投手ゴロ)、痛さに負ケズ、

 チームメイトが記録を意識してか、途中から誰も声をかけに来ない”無言の重圧”にも負ケ…てしまったのか、23番目の打者になる5番・ブローサードにソロHRを打たれてノーヒッターも完封も消えてしまった。

 トーリ監督とギドリー投手コーチも話していたようだが、故障で出遅れた昨年の最多勝投手の今シーズン初勝利は王本人だけでなく、投手に不安を抱える今のヤンキースにとっては非常に大きかったのではないだろうか。

 全24アウトの内、ゴロは14で三振は4と相変わらずのゴロキングぶり。

 王のこれからの本領発揮とそれに伴うヤンキースの躍進(ヤンキースファンの立場で言えば、こっちが大切!)に期待したい。

続きを読む...

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2007年05月03日

疾風迅雷

 ↑を見て分かった方は、どれくらいいるでしょうか?

 この曲は、アントニオ猪木のテーマ「INOKI BOMB-BA-YE」にDJ OZMAが詞を付けた大変ユニークなものです。最近発売されました。

 この曲を最初に聞いたのは、4月の頭に見たTVの特番。
 「おいおい、猪木のテーマに歌詞付けて歌ってるじゃん!!!」と驚いたものです。それと同時に、「オモロいなぁ!懐かしいなぁ!」とも感じたものです。

 私が鼻タレ小僧の時に新日本プロレスを見ていて、アントニオ猪木に憧れていた自分を思い出し、赤いタオルを押し入れから引っぱり出そうとしていました。
 当時、あのテーマで入場してくるアントニオ猪木が、実にかっこ良く見えたものです。
 そのアントニオ猪木の影響でしょうか。子供の頃のしょ~~もないケンカの最中に、テンションを上げるために猪木のテーマを無意識のうちに口ずさんでいましたねぇ。

 ケンカの結果は…、聞かんでよかです!

 アントニオ猪木が現役引退してから時間がだいぶ経過しますが、こういう形でテーマソングがよみがえって注目されるのは、一プロレスファンとしては嬉しい限りです。

 しかし、この曲に限ったことではないですが、ラップは慣れないと舌がまわらないのでカラオケでは歌えません。
 CD買って聞いたけど、特にこの曲はカラオケver.で歌詞カード見ながらだと難しくてうまく歌えんではないか!

 どなたか、いい方法があったら教えて下さい!

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posted by giants3so |16:58 | その他 | トラックバック(0)
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2007年05月01日

4月度月間MVP発表!

 …といっても、日本のプロ野球ではないので、あしからず!

 台湾プロ野球の月間MVPが、本日1日に発表があり、投手部門に井場友和(興農ブルズ・元北海道日本ハム)、打者部門に彭政閔(兄弟エレファンツ)が選ばれた。

 投手部門の井場は、4月は4試合に先発し3勝1敗、防御率1.29という成績を残し、現時点で5勝、防御率1.34と1位、奪三振も34で現在3位と好調を維持している。

 3月に訪問した時に話を聞いてきたが、台湾に来たばかりのときは習慣の違いなどで随分戸惑ったという。この活躍ぶりなら、台湾のやり方に慣れてきたのではないかと見ている。

 打者部門の彭政閔は打率0.456、HR6、12打点と好調、現時点で打撃3部門でトップに立っている。
 彼は、2年前の試合中に己のふがいなさに腹を立て、右手をベンチの電気ボックスにぶつけて骨折し、本格的復帰に大幅に時間を費やす羽目になったが、今年はその不安がなくなって故障前の打撃がもどってきたようだ。

 右手をかばった故に出てくる他の故障の心配もあるのだが、閲覧されている皆さんには北京五輪予選の代表候補の一人として、是非彼には注目してほしい。
 

 

posted by giants3so |22:18 | 台湾野球 | トラックバック(0)
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