2010年02月06日
バリー・ラーキン先生の教え
現在、元レッズの名選手バリー・ラーキンと元エクスポズの投手ジョセフ・ローガンが米国在台湾協会(日本でいう交流協会のようなところ)の招待を受け、台湾各地をまわって子供たちに野球を指導しています(こちらより)。 昨日5日は高雄・澄清湖棒球場でしたので、そちらへ行ってました。そのときの様子 大体、6箇所に分けて練習と指導を行っていましたが、講師であるラーキンたちの周囲には笑い声や笑顔が目立つ楽しい雰囲気が漂っていました。左側で腕立て伏せをしているのは、エラーしたペナルティです。 でも、選手たちは笑顔です。 ラーキンたちの指導で、特に目立ったのは、選手たちとの距離感の短さです。丁寧に自分が習得してきた基礎を教えてはいるものの、選手たちの練習中にちょっかいを出してからかうのは当たり前で、一緒になってはしゃぐこともしばしば。 また、↓のようにじゃれあうことも多々ありました。こういうことを通じて学んだことは、簡単に忘れることは無いはずで、選手たちにとっては間違いなく貴重な経験になったはずです。 どんなことであれ、人にモノを教えるのは大変難しいことだと思いますが、ラーキンたちはそれを楽しんでいるようにも見えました。同時に、選手たちもラーキンたちから楽しませてもらっている、という感じでした。しかし、実際は、選手たちが楽しんでいる姿を見て、講師であるラーキンたちが楽ませてもらっていたのかもしれません。 日本では、「講師は講師。受講者は受講者」という区分をどうしても明確にしたくなるため、こういう光景はあまり見かけないので、大変新鮮に見えました。 今回の訪台で、ラーキンたちが指導した選手たちだけでなく、同行していたコーチたちに伝えたかったことは、 野球は本来楽しいもの。練習も、自分が楽しく(この定義は人によって違いますが)野球をするために行うもので、必ずしも苦痛を伴うものとは限らないんだよ ではないかと思います。 何事も楽しくなければ持続できないので、この辺りをラーキンたちはあの場で自然体で表現していたように見えました。 以下、個人的な感想を お互いが平等に楽しみ、楽しませてもらう関係をつくる、というのは、本当に容易ではないと思います。 まず、教える側が楽しくなければ、教わる側はいくら頑張っても楽しくならないからです。また、必ずといていいほど、どちらかに偏ってしまい、どちらかの心が「置いてけぼり」になってしまうからです。おそらく、そこから生まれるものは、「傲慢」だとか「独りよがり」といったものではないか、と思います。 この時のラーキンたちの姿を見ていますと、お互いが平等に楽しみ楽しませてもらう関係を自然に作り上げていましたので、こういうのが本当の「プロフェッショナル」なのかな…と思わずにいられませんでした。 この境地に達するには、私は全然修行が足りないようです。 ラーキンたちは子供たちを教えていましたが、私も間接的に多くのことを学んでいたように思います。 そんなことを考えながら、高雄を後にし、台北に移動してきました。 次回以降は、HBLの紹介が中心になると思います。 それでは失礼します。
posted by |10:28 |
MLB |
トラックバック(0)





