2007年05月20日
張誌家よ、いずこへ
昨年、西武を戦力外になった張誌家に関する報道が、先日台湾でなされた(↓参照)。 http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp2.htm http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp3.htm http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/may/18/today-sp4.htm http://sport.1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=NewsContent&Article_ID=3486841&SportCatID=537&NewsDate=20070518&App_ID=1 http://sports.news.yam.com/view/mkvideopage.php/20070518278280 http://mag.udn.com/mag/sports/storypage.jsp?f_ART_ID=68537 それによると、張誌家は郭泰源・台湾代表監督と趙士強・代表選考委員会副委員長らと面談し、台湾代表入りを希望した模様。棒球協会は、実績のある張の代表入り希望の意向を歓迎し、彼を積極支援していく方針。28日に開催される選考委員会で承認されれば、張はアマチュア中心で構成される代表チームの合宿や練習で調整し、大会等に出場しながら11月に行われる主要国際大会の代表入りを目指していくことになる。 張誌家は、昨年西武を退団した後は、アメリカに渡り戦力外通告を受ける要因になった右肩の治療と療養に専念すると同時に、MLBのトライアウトにも挑戦していた(↓も参照)という。 http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20061228-135917.html 張誌家は、一時家族への連絡がほぼ途絶えた状態にあったこともあり「失踪状態か?」と報道された事があったが、マイナー契約や独立リーグでのプレーを模索していたようだ。 結局本人の思うようにいかず、先日台湾へ帰国。今回の「台湾代表入り」の意思表示となった。 その傍らで帰国した張誌家には、↓のように台湾プロ野球復帰の話もないわけではない。 http://asia.npb.or.jp/2007/news/000018.html 実際、前出の趙士強氏は誠泰コブラズの球団社長としての顔もあるので、「誠泰は張との接触を図ったのか?」となるのだが、彼のCPBL入りには面倒な「保有権」問題がある。 張誌家は、TML(台湾大聯盟)の誠泰太陽から「移籍」という格好で西武へ入団したため、彼の台湾での保有権は本来なら誠泰太陽にあるという事になるが、2003年からTMLはCPBLへ吸収合併されたため、誠泰太陽は現在存在しない。そのTMLが吸収合併される際、複雑な過程を経て誕生した誠泰コブラズとLa newベアーズ双方に張の保有権が存在する、といわれている。 そのような状況のため、仮に張がどちらかのチームと契約を締結するにしても、もう一方が「保有権」を主張して問題が複雑化するのは必至。誠泰にしてもLa newにしても、張のような実績のあるエース級の即戦力投手は、財政事情に関係なく喉から手が出るほど欲しい選手なので、契約を逃したチームが「張の契約を認めない」と主張する事態は十分予測できる。また、現在首位争いをしている両チームが、将来自分達を苦しめるであろう選手の契約を簡単に承認できるはずがない。 そうなると、CPBLに最終判断が委ねられることになるが、こうした問題を殆ど放置したままにしていたCPBLが的確な判断を下すことはどうしても想像できず、更に問題が複雑化する事が考えられる。 自分が参考にした記事によれば、張本人は国内復帰を検討したものの、今の状態ではいい結果を出せないということで、年内のCPBL入りについては消極的な様子。6月30日が契約のデッドラインになっているが、果たして結論や如何に。 とはいえ、この「保有権」問題が解決しない限り、張誌家のCPBL入りはいつまで経っても実現しない、ということになるだろう。 こうした張誌家の事情を考慮して(だと思うが)、棒球協会が救いの手を差し伸べるような方向で検討に入るのは、人材育成の観点から見ると適切な判断だと言える。 まずは28日の代表選考委員会。どのような結論が出るか注目していきたい。
posted by giants3so |17:22 |
CT |
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