2006年10月18日
台湾シリーズ チーム紹介 La New熊 編
先日開催されたプレーオフで、興農牛(ブルズ)に3連勝して勝ち進んだ統一獅(ライオンズ)と、前後期優勝で年間成績も独走したLa New熊(ベアーズ)で争われる台湾シリーズ。勝者は、11月9日から東京ドームで開催されるアジアシリーズに出場しますが、どちらが出てくるでしょうか? 統一獅については、プレーオフ前に薄い内容ながら紹介しています。下記URLをまずはご参照下さい。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/106 今日は、その統一獅を迎え撃つLa New熊を紹介します。 La New熊は、以前存在したTMLの「第一金剛」が前進で、3年前にCPBLに加盟しました。加盟当初は戦力が乏しく、昨年前期まで5、6位をうろつくチームでした。 そのチームが、昨年後期は、La New熊発足当時の大田卓司監督、加藤初投手コーチ、二宮至打撃コーチらが鍛えた若い選手の台頭で、2位に大躍進。 迎えた今年は、大型補強を敢行。それが見事的中し、前後期優勝まで達成するチームにまでなりました。 以下、詳しく紹介したいと思います。 投手 先発は、17勝左腕・呉偲佑(アジア大会inドーハ台湾代表)、元広島で防御率1.94のレイボーン(雷鵬)、11勝を挙げ新人王候補の蔡英峰(WBC台湾代表)、途中加入のアンソニー・フィオーレ(飛鋭)の4人。恐らくシリーズでもこの4人が先発でしょう。 リリーフ陣は、セットアッパーがWBC代表の黄俊中(元レッドソックス・マイナー)と許文雄の2人が担い、クローザーは元阪神のラモン・モレル(魔鋭)で構成されています。 他にも3月度月間MVPの許志華もいて、リーグ内No.1という表現がウソでないくらい充実しているので、投手に泣いた兄弟象から見れば羨ましい布陣となっています。 打撃 愛称は、「暴力熊」打線。私は「グリズリー打線」と呼んでます。 台湾代表の不動の4番で、アテネ五輪で巨人の上原から3ランホームランを打った、元ドジャースの陳金鋒(下の写真、)が4番にどっかり座ります。今年は高額年棒(というより月給)の期待に応え、打点王を獲得し他の打撃3部門でも5位以内。盗塁も2位の20個を記録しました。![]()
(筆者撮影) 3番を打つ林智勝(WBC台湾代表、アジア大会inドーハ台湾代表)も、荒削りだが勝負強い打撃が魅力。詳しくは、下記URLをご参照下さい。下の写真が林智勝。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/giants3so/article/73![]()
(筆者撮影) 彼等の恐さをより引き立たせるのは、5番の藩忠韋と6番の黄龍義(WBC台湾代表)、そしてリードオフマンの石志偉。石志偉は、打率.312で5位、得点と出塁率はいずれも7位だが各チームのリードオフマンの中では一番いい成績を残しています。 前期は、このメンバーに元ヤクルトのベッツがいて、正真正銘の「暴力熊」打線を構成していたが、既に退団しているので、牙が一本抜けた感じの「暴力熊」打線になっています。 守備 ファーストの藩忠韋は高い守備力を誇り、高校野球の一塁手のような開脚を見せるのが売り。サードの石志偉、ショートの林智勝は守備に不安あり。特に林智勝は序々にうまくなってはきているが、ショートとしては危なっかしい限りです。 外野は内野とは違い鉄壁と呼ぶに相応く、曾豪駒、黄龍義、呂俊雄の3人なら安心してみられるはずです。 陳金鋒は、、守備には難がある(アテネ五輪でサヨナラ犠牲フライを処理したのは彼。浅いフライで、北海道日本ハムの小笠原にホームインを許した守備は記憶に新しい)のでDHに専念する見込み。 総合 公式戦の予想に限らず、台湾シリーズも評論家全員が優勝として挙げるのも頷ける磐石な布陣。WBCに5人、12月のアジア大会にも4人代表を排出しているだけの事はありますが、唯一足りないのは「経験」。若くて勢いがある反面、追い込まれると弱さともろさが出てくる事もあるので、そこがそのまま欠点になりますが、現状では大きな不安は無いでしょう。 勝ち馬に乗るなら、戦力が充実したLa New熊がオススメです!
posted by giants3so |21:54 |
台湾野球 |
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