2009年07月01日
倪福徳、メジャーデビュー
昨日紹介した倪福徳が、現地時間の29日、オークランドで行われたアスレチックス戦で2番手で登板し、メジャーデビューを果たしました。 1−5とリードを許した5回裏途中からの登板で、1回2/3を投げライアン・スウィーニーにソロ本塁打を打たれた1失点のみ。ジェイソン・ジオンビからのを含む奪三振3と好投を見せ、リーランド監督からもなかなかの評価を受けたようです。 こちらの動画で、本塁打を打たれたシーンを見ました。 高さはいいと思いますが、ちょっと真ん中に入ってきた分、バットの芯にあたりやすかったのかな…という感じでした。 過去2年、倪を台湾で見ていた時の印象ですと、選手層が薄かったチーム事情から、先発(通算35試合)でもリリーフ(通算34試合)でも使い回されて、顔に元気がなく、豪快にくたびれた様子で投げていた感じでした。 アメリカに行ってからは、起用法が明確になり、調整もしやすくなったのかもしれません。それだけでなく、台湾よりも野球に専念できる環境が整っている事も作用しているようにも見えます。 こちらにある写真や、前出の動画を見ていると、表情も活き活きしていますし、躍動感も感じられ、見ていて気持ちのいいものでした。 この後も、このような形で登板機会がまわってくるはずです。 デビュー戦で見せたような姿を、台湾のファンに見せて元気を与えてくれる事を願います。
昨日、追記で書き込んだ部分です。 CPBLの趙守博会長は、「倪福徳がメジャーの舞台に上がった事は、CPBLが優秀な人材の輩出能力があるのを証明してくれた。CPBLの選手達には大きな励みになる。選手達はいいパフォーマンスを見せれば、メジャーでプレーする機会も巡ってくるだろう」と談話を残しました。 1〜3のうちでは、2と3の中間という感じでしょうか。 以下、簡単に突っ込ませて頂きます。 「CPBL出身の倪の活躍=CPBLに優秀な人材を輩出する能力がある」とするのは、短絡的ではないでしょうか? 倪はアマチュア時代からアマチュア中心の代表で活躍し、国際試合の経験も豊富です。その頃から既に高い評価を受け、大きな期待を背負ってプロ野球の世界に入ってきました。 プロに入ってからは、前記のように先発とリリーフで使い回されたせいか、いい投球を見せる反面で、くたびれた様子で投げていた感じがありました。 また、CPBLで活躍してからMLBへ渡った前例は倪が初めてですが、日本へ渡った選手では、残念ながら「いい結果を残した」と誰からも思われるような例がなく、呉偲佑(La new。昨年まで千葉ロッテに2年在籍)のように台湾へ帰ってきた選手ばかりです。 そう考えていくと、自分たちのもとを巣立った倪がMLBで良かったから(まだ1試合投げただけなのに)といって、自分たちに優秀な人材を輩出する能力があると言うのは、どうしても「短絡的ではないのか?」と言わずにいられないのです。 この場合は、倪個人が単純によかっただけ、と言えるのではないでしょうか。 それと、CPBLの選手がメジャーの舞台を夢見る事ができるようになるには、各球団の経営陣の理解もさることながら、日本や韓国のように選手の移籍や契約に関する部分の現行の規制を少しでも緩和していかなければ、本当に無理な話です。 趙会長には、この手のコメントを残される際は、最高責任者らしく、一定の配慮や細かい注意を払って頂く事を強く願います。
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MLB |
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