2009年06月29日

倪福徳(元中信ホエールズ)、メジャー昇格!

 以前、こちらで紹介した倪福徳(Fu-Te, Ni)のメジャー昇格が決まり、デトロイト・タイガースの公式HPにアップされました。

 こちらが、タイガースの25人ロースターのHP。

 …で、こちらは倪福徳個人を紹介しているHP
 
 台湾人選手では、2007年の胡金龍(現ドジャース3A)以来、6人目のメジャー昇格となり、CPBL出身では初めて(MLBの球団に入団したのも初めてです)となりました。


 倪は、3月のWBC終了後(2連敗であっさり終わったけど)は主に3Aで調整を行ってました。

 3Aでの成績は、24試合いずれもリリーフで登板し3勝、防御率は2.40。奪三振は32で、被打率は0.240。

 昇格の決め手になったのは、タイガースの左投手の層が薄くなっている事でしょうか。
 倪を含め、現時点でのタイガースの25人ロースター中、投手は12人いますが、その内、左投手は2人しかいません。40人ロースターを見ても、21人投手がいる中で、左投手は大型トレードで入団したドントレル・ウィリスを含め4人のみ(内2人はDL入り)。
 ↑色々聞いてはいるけど、ドントレル・ウィリスには何が起きているんだろうか…
 
 そんなチーム事情で、目に留まったのが、倪の3Aでの対左打者の成績。
 防御率は0.63、被打率は0.184、失点は1(本塁打によるもの)。
 アメリカ渡航後は見ていないので何とも言えませんが、彼の投球を見た担当者には、十分期待を持たせてくれるものだったようです。


 とりあえずタイガースで担うであろう役割は、「対左打者のワンポイント」ではないか、と台湾では報じられています。
 私も、現行のロースターを見る限り、そんな気がします。
  
 MLB昇格に舞い上がる事なく、左打者を確実に打ち取る事で、好調なタイガースを更に盛り上げ、チームの中で自分の地位を確立してほしいと願います。
 

 

 この倪福徳のMLB昇格を、昨年大晦日の特別ドラフトで1巡目に指名した兄弟をソデにし、タイガースと契約した際に不満をタラタラ漏らしていたCPBLの関係者達は、どのように感じて、対応するのでしょうか?


 私は、以下の3例のうちのいずれかかな…という気がします(3はどう頑張って考えてもあり得んと思うけど、台湾のファンの皆さんはどう思いますか?)。

  1. 倪のような事例を作らないために、更に規制を強化し、選手達の頭を押さえつけるような感じにする
  2. (不満を隠しながら)倪を持ち上げ、自分たちのレベルの高さを誇示しようとする(どうでもいいけど、これって「虎の威を借る狐」って言わない?)
  3. 素直に祝福して、自分たちの度量の広さを見せる

 

 MLBのファンの皆さんには、こちらにも注目して頂けると、タイガース戦が更に楽しくなるかもしれません。

posted by |22:56 | MLB | トラックバック(0)
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