2008年11月17日

アジアシリーズ2008が終わって…

 眠い…

 アジアシリーズ期間中、東京ドーム以外のところにも顔を出してきました。
 金曜日は、以前紹介した大田スタジアム、土曜日は明治神宮野球大会が行われている神宮球場に行ってきました。

 日曜日は、午前中のんびりして、午後は気楽に…と思っていたら、統一がSKに勝ったので、午前から球場へ行く事になり、ほとんど寝てません。

 もう、本当に猛烈に眠いです。

 
 さて、埼玉西武VS統一7−ELEVEnの決勝。


 いや〜〜〜〜、よかったですね〜〜〜

 0−1のサヨナラ負けでしたが、気持ちの入ったいい戦いをしました。

 特に投手。
 先発の艾瓦多(Giancarlo Alvarado)、2番手の曾翊誠、3番手の潘威倫とも、このシリーズでの疲労を抱え、腕も肩も体も張っててパンパンだったと思います。
 アジアシリーズMVPの佐藤友亮も会見で話していましたが、彼らが気持ちの入った投球をしたおかげでゲームが締まり、白熱した試合になりました。

 中でも4連投になった曾翊誠は、「今年最後の試合だし、何が何でも勝ちたいから、今日は絶対に投げる。そして勝つ!」と試合前に力強く話してくれました。その結果は、見ての通り。
 疲労を考慮して1回だけでしたが、それでも西武をしっかり抑え込み、チームを鼓舞しました。

 前日先発した本来クローザーの林岳平も、「しかるべき展開がくれば、クローザーとして登板する。絶対に勝つ!」といい、相応の準備もしていました。
 
 彼らのこうした気迫は、チームを最後まで支えていきました。

 残念ながら、最後は彼らが苦手にし、練習量の足りない中継プレーの判断ミスの重なりで、サヨナラ負けを喫してしまいました。
 
 そのサヨナラ負けの一因となった、報道で強調されている中継ミスについては、こちらで大変分かりやすく紹介されているので、こちらをご参照下さい。


 私が見るサヨナラ負けの原因は、中継ミスではなく、台湾の一部でも報道されていますが、佐藤友亮の安打の前にあった石井義人の四球だと見ています。

 思い出して頂きたいのですが、このとき、捕手の高志鋼がストライクと決めつけ2度程ベンチに帰りかけました。
 この時にイヤ〜〜〜〜〜〜な感じを持っていたのですが、そのイヤ〜〜〜〜〜〜〜な感じは、サヨナラ負けという形で現れました。

 では、なぜ、高志鋼がこういう行動をとったのか?

 本人の話を聞けていないので推測するしかないのですが、捕手として潘威倫の球を受けていて、薄々打たれる予感を持っていたので、早く9回ウラを終わらせたかったのでは?という事ではないかと推測します。

 しかし、彼が見せた動揺は、チーム全体に伝染していっただけでなく、相手の西武の選手たちに
「これでいける!」という手応えを持たせたはずです。
 結局、石井義人とは勝負に徹し切れず四球となり、アウト一つを取るために佐藤友亮とも勝負をせざるを得なくなってしまい、あのような結果につながったと思います。

 捕手に限った事ではありませんが、動揺を他人に悟られるといい事ありませんね。
 この場面と結果を見て、あらためてそう思います。
 
 私も動揺が表に出やすい(というより場数を踏んでいないのでモロに分かる)ので、彼ら同様、まだまだ修行が足らん、ということでしょうか。



 試合後の会見。呂文生監督が1人で行っていました。

 会見が終わって、会場から出るところを見かけましたが、顔を上げ、前をしっかり見据えていました。去り際に、小声で「監督!」と声をかけたら、しっかり微笑んで応えてくれました。

 2日前に見た弱々しい姿から、自信に満ちた充実感のある表情をするようになっていました。

 勝ちたい気持ちを全開にして試合に臨んだ林岳平、曾翊誠をはじめとする選手たちと、今アジアシリーズでの色んな経験が、呂文生を本当の意味での「一国一城の主」に育ててくれたのではないかと思います。



 
 統一は残念ながら勝てませんでしたが、10、11月と暗い話題ばかりだったCPBLに明るい光を差し込み、前向きにしてくれたのではないかと思います。

 でも、彼らの本当の試練はこれから。

 陳金鋒の言葉、
 今アジアシリーズでの統一の頑張り
 etc

 これらを糧に、来季に向けてしっかり備えてほしいと願います(その前にWBCがあるけど)。


 試合前の事。
 埼玉西武のある選手が、トスバッティングを行う前に、三塁側ベンチにいた陳連宏に

 「(前日のHRを指して)ナイスバッティング!」

 と笑顔で声をかけてきました。
 
 これまでのアジアシリーズでは、一度も見た事が無い光景です。


 
 表彰式後。
 両チームでの集合記念写真撮影後、お互いの選手が健闘を称え合い、その後一部ですがキャップを交換し合っていた選手たちがいました。
 そのとき、ユニホームを脱ぎ、アンダーシャツ姿で統一の選手のユニホームを持っていた埼玉西武の選手が一人いました。
 
 サッカーでは、試合終了後お互いにユニホームを交換しあう姿をよく見かけますが、野球ではまずありません。実際、統一のある選手は「○○さんに頼んだら、『これ一着しかないから、ゴメンネ!』っていわれた」と話していました。


 驚くかもしれませんが、どちらも平尾博嗣選手がとった行動です。
  
 「チャラ男」なんていわれていますが、この常識にとらわれないで素直に相手をたたえる姿は、見習うべきものであると同時に、尊敬に値します。

 また、この常識にとらわれない姿勢は、日本シリーズなどの大舞台での活躍を支えているのかな?と思って眺めていました。


posted by giants3so |22:24 | アジアシリーズ | トラックバック(0)
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