2008年10月23日

米迪亞、除名処分に

 以前、ここで紹介させて頂いた米迪亞の球団ぐるみの八百長事件について、CPBLの乗務委員会で裁定が出ました。
 *http://www.cpbl.com.tw/news/Newsread1.asp?Nid=6483を参照

 全会一致で「除名処分」となりました。
 また、CPBLとその他の5球団と連名で、米迪亞球団経営陣に対して刑事と民事で訴訟を起こす方向で準備に入る事も決まりました。


 実際、収益がある程度見込める最後の兄弟戦2試合が中止になった事など、その影響を考えたら当然と言えば当然でしょう。


 こうなると、「除名処分」となった事で、球団の行方はどうなるのか?という事になりますが、考えられる選択肢は、新しく経営権を引き継いでくれるところを探すか、解散して米迪亞の選手を他の5球団に分配するか、という事になります。

 台湾での報道を踏まえ、この事件を含めたこれまでの八百長事件が与えた印象等を考えると、新しい経営者が出てくるのは難しいのでは?という気がします。

  1. 事件を起こした米迪亞の経営権参入の際の審査の不備
  2. その審査が通るまでの過程の分かりにくさ
  3. 未だに消えない八百長行為からくるCPBLの印象の悪さ
  4. 米迪亞の事件後、趙守博会長と李文彬秘書長が自身の管理責任について明確な説明がなく、未だにその地位に留まっているだけでなく、自らを戒めるための処分も科す様子も全く無いため(一般企業ではあり得へんでしょ?)、CPBLが健全な組織として外部から真の信頼が得られ難い現状がある

 …などなど

 しかし、こう考えると、台湾のプロ野球っていうのは、外部の皆様方には本当に魅力がないよね〜〜〜、本当に。なので、「新経営者登場はあり得へん!」と勝手に思っています。

 
 そうなると、もう一つの解散して選手を他の5球団に分配する、というのが現実的でしょうかねぇ…

 公式戦は多くても1日2試合(ダブルヘッダーがあると最高4試合ですが)。2試合なら4球団で行えるので、5球団に減っても大きな影響はないだけでなく、戦力の均衡も期待できるので現実的です。

 米迪亞の選手の分配については、5球団で選手分配ドラフトを行うのでは?という感じになってきますが、今のところわかりません。


 もし、戦力分配ドラフトを行うとしたら、目玉選手は

 打者なら 

  1. 代表経験豊富な4番の謝佳賢
  2. 今季の打率0.330の(これも「八百長であげた成績だろ?」って言われそうですが)周思齋

 
 投手なら

  1. セットアップで経験豊富な李明進
  2. 若くて今後の成長に期待が持てる、プロ3年で29勝の張賢智

 あたりでしょうか。



 もし、戦力分配ドラフトを行うとしたら、

 新人のドラフト会議同様、5球団で均等に取り合う格好になるのでしょうか?

 それとも戦力バランスを考慮して、下位の中信と興農に有利に働くようにするのでしょうか?

 この対応で大きく変わってきますが、果たしてどうなるのでしょうか?

 

 それ以前に、CPBLはちゃんと存続するのでしょうか?


 25日から行われる台湾シリーズのチケットは、人気球団の兄弟が出場することもあり、兄弟主催の第4、5戦が完売になり、第1戦も内野席が完売、とこれまでに無いくらい快調(少なくとも私が追いかけはじめてからは、初めて)に売れています。
 そのため、事件を忘れそうになりますが、責任を痛感しているとは言い難い幹部クラスが、この現象を一時的なものとして捉えないで、「これが普通で当たり前。空席だらけだった今までが異常」という感覚を少しでも持っていたら、CPBLの未来は暗いでしょう。

 

posted by giants3so |20:40 | 台湾野球 | トラックバック(0)
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