2007年03月23日
しぇ~しゅんだなぁ~ その2
1日、間が開きましたが、再開します。 前回はHBL男子の決勝でしたが、今回はその前に行われた女子の決勝を紹介します。 女子は、海山高中VS淡水商工の決勝でしたが、前回紹介した田本玉監督と同じく、私が釘付けなった監督&コーチがいました。 それは淡水商工の陳美莉監督(下の写真左側の黒い服に長い髪の方)と錢薇娟アシスタントコーチ(下の写真右側の目鼻立ちがくっきりした方)です。断っておきますが、この二人が、きれいな黒髪をしている(陳監督)からであるとか、美形キャラ(錢コーチ)であるからとかで注目しているわけではありません!この二人は、試合が始まってからずっとハイテンションで試合にのめり込んでいました。チームが優勢のときは「いけ~!いけ~!」って感じで選手たちに声をかけ、ゴールが決まればガッツポーズを作って控えの選手たちとハイタッチしてまわり、劣勢になったり不利なジャッジが出たときは椅子に拳を叩き付けて悔しがったり、とその感情の起伏の激しさに思わず見入ってしまいました。 コートで奮闘していた選手たちには本当に申し訳ありませんが、記者席では不謹慎ながらそういう楽しみ方をしていました。 顔見知りの記者にも、思わず「淡水商工のあの二人のママ、感情の起伏が激しくて面白いねぇ!」なんて話していましたが、錢アシスタントコーチが私とほぼかわらない年齢で、まだ現役選手である事を知り、反省しました。 試合は、淡水商工が67ー73で敗れ、陳美莉監督と錢薇娟アシスタントコーチの奮闘は実りませんでした。 そして試合が終わって、お手洗いに行ったときの事でした。 用を済ませ出てきたときに、淡水商工の選手達がすぐそばで集まっていました。選手たちの顔を見たら、みんな涙を流していましたし、かがみ込んで顔をタオルで覆っている選手もいました。これまた8月に甲子園球場で見かける、高校野球の選手と同じような光景です。 その姿を見た錢薇娟アシスタントコーチが、「ほら、泣かないの!先生達の話しを聞くよ!」と気強く声をかけていましたが、選手の頬からつたう涙はなかなか止まりませんでした。 最後の締めで、陳美莉監督が選手ひとりひとりを抱きしめ、「お疲れさま!よく頑張ったね!」と声をかけていましたが、その声を聞いた選手からは嗚咽がもれ、声をかけた陳監督本人も頬から熱いものが流れていました。 その姿を見た私は、不謹慎ながら「カメラもってればなぁ~」なんて思って見ていましたが、同時に陳監督と選手の姿を見ていて、もらい泣きしそうになりました。 また、「一つの事に情熱を傾ける姿には年齢、性別、国籍は関係ないんだなぁ」と思い見つめていました。 言い換えると、 「みんな、しぇ~しゅんだな~」 という事です。 総括すると、HBLはやっぱり台湾版「バスケの甲子園」です。 おそらく、敗者にスポットライトを当てる「熱闘甲子園」のような番組づくりを行えば、バスケをよく分からない日本のみなさんでも十分楽しめるのではないかな、なんて思いました。 TV局の皆様、一度ご検討くださいませ。 《写真集》ゴールが決まって派手に喜ぶ淡水商工のベンチ。ほかの誰よりも、監督、コーチがド派手なガッツポーズをしているのが分かりますね。(筆者撮影)戦況を見守る淡水商工OGの錢薇娟アシスタントコーチ。この方は女子バスケの台湾代表としても長く活躍している方で、別名「女マイケル・ジョーダン」と呼ばれています。(筆者撮影)ちょこ座りがかわいらしい陳美莉監督。後ろの錢コーチや戦況を見守る選手たちにも注目。(筆者撮影) http://apple.1-apple.com.tw/dsp_Image.cfm?Path=/060328/twapple/640pix/20070319/SN04/SN04_008.jpg ↑アップルデイリーのプロのカメラマンが撮影した陳美莉監督の嘆きの姿。「無奈」とお手上げを意味するキャプションがつけられていますが、実にいい写真です(笑)。
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posted by giants3so |21:07 |
HBL |
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