チラ裏サーセン

【CL決勝T1回戦-2stLeg】レアル・マドリー×オリンピック・リヨン

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【レアル・マドリー】

Portero:カシージャス
Defensa:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア(83分ディアッラ)
Centrocampista:ラス、グラネロ(62分ファン・デル・ファールト)、グティ、カカ(77分ラウール)
Delantero:ロナウド、イグアイン

表記では上記だが4-2-3-1にも見えた。


【オリンピック・リヨン】

Portero:ロリス
Defensa:;レヴェイェール、クリス、ブムソン(46分シェルストレーム)、シッソコ
Centrocampista:トゥララン、マクン(46分ゴナロン)、ピャニッチ(83分エデルソン)
Delantero:ゴヴ、リサンドロ・ロペス、セサル・デルガド

表記では上記だが4-1-4-1にも見えた。


言いたい事、書きたい事が多過ぎて、ちゃんと纏まるかは分からないですが、取り敢えずリヨン戦から。

先ずこの試合失点は許されなかった。かといい得点も最低で2点は必要という状況だった。個人的に試合前の注目はグティをどのタイミングで起用してくるか。頭から起用し早い段階で試合を決めにいくか、膠着した場合の切り札として手元に置いておくのか。

ペジェグリーニの決断は前者だった。先ずは早い段階で相手のアドバンテージを無くし、同じ土俵に引き上げる。そうなれば相手も前に出ざるを得なくなり、完全に守備を固められるよりも崩し易く得点の可能性は上がり、より正面からぶつかる事が出来る。

実際に前半はその様になった。

開始早々ロナウドの得点に因り、タイに持ち込むと更にテンションを上げ相手陣内に攻め込み、完全に試合を支配する事に成功した。
低い位置からグティが頻繁にボールを引き出し試合を創っていけば、グラネロはスペースに入りボールを受け叩いたり、キープしたりと組み立てを助けていた。

前線の3人も流動的にサイドに開いたり、裏を狙ったりする事で完全に相手を自陣内に押し込めチャンスの数も多く後2、3点入っても不思議ではなかった。

しかし、結局は1点で終わりリヨンに息を吹き返すチャンスを与えてしまう。

後半からリヨンは選手を2人変えてきた。シェルストレームにゴナロンが入り、それまでパスの出し手がトゥラランだけだったのが増える事に因り中盤を掌握し始めた。更にフレッシュな選手が入った事もあり、
前線から効果的なプレスをかけてきた。特にアルベロアがボールを持たされるシーンが目についた。それに加え前半から(特に中盤の3人は)運動量の多かったマドリーは徐々に運動量も減り試合はリヨンのペースへと変わっていった。

ここで、ペジェグリーニが動く。グラネロに代えラフィを投入。
中盤の主導権を握られているので、組み立てに貢献出来、ボールを運べるラフィを投入する事に因り再び中盤を掌握しようとした。

もし、ここでディアラやガゴだったなら更に受けに回る事になっていただろう。また、それで守りきれる程マドリーの守備力は信用出来ない。
ならば、チームの長所を押し出す形で試合の中盤の主導権を手繰り寄せようとした采配は非常に納得出来るものであり、実際に盛り返す事に成功した。

ただ、より確実にそうする為、カカとの交代がベストだったと思う。カカはラフィやグラネロと比べアタッカー色が強く、中盤への貢献という面では後者の2人の方が勝る。それは守備にも言え、それに熱心ではないカカと好守の切り換えの早いラフィ、それに熱心なグラネロと比べれば、単純な守備の強化にも繋がる。出来ない理由があったのか、残した理由があったのかは定かではないが。

そのカカのボールロストから失点し試合はほぼ決まってしまった。

失点に関してカカを責める気はない。しかし、カカに関して言いたい事は幾つかある。

強引な仕掛けからボールロストを繰り返す。それは仕方ない事もないが、それが実力ならばやっぱり仕方ないのかもしれない。そんな選手を獲得し起用する、或いはしなければならないフロントか監督に1番の問題がある。

ただ、ロストする度にひざまづき両手を挙げ天を仰ぐのは止めてくれ。そんな暇があったらボールを取り返しに走れ。そこから生まれる得点もある。先日のセビージャ戦のイグアインのプレーの様に。

更にカカはチームにフィットしていない。恐らく時間を要するだろう。これも、やっぱり1番の問題は現場が望んだ訳でもないのに、フィットする可能性の低い選手を獲得したフロントにある。

しかし、カカ自身にも問題がある様にも感じる。簡単に言えばチームの為にプレーする、フィットしようとする努力を感じない。勿論、そんな事はないんだろうが、少なくとも私は感じない。例えば、開幕初期の4-4-2-2に於いて右サイドで起用されたはずのカカはチームのバランスお構いなしに中に中に入ってきていた。スペースの広がる右サイドを尻目に。そして、メディアプンタを作らせたカカだが、そのポジションでも思うようにプレー出来なかった。前述の様にボールロストを繰り返し、タメも作れない。スタイル的にスペースがある方がプレーしやすいのであれば比較的それがあるサイドに流れても良いんじゃないだろうか。或いは運動量を増やしロナウドが下がって出来たスペースに飛び出したりしても良いんじゃないだろうか。そんな工夫や努力が正直私には感じられなかった。

結局その後カカ→ラウール、アルベロア→ディアラと交代枠を使うも試合終了となった。

それにしてもディアラの投入は何だったのだろう。最初は前線でターゲットにするのかとも思ったがピボーテの様なラテラルの様な微妙な感じだった。他に人が居なかったのでセットプレーの強化とアルベロアよりはパスが繋げると判断したのだろうか。それは分からない。

最後にラウールが終了間際切れていたが、本人は何を思うのだろう。ここ2年しっかりと結果を出し、昨年から衰えている訳でもないのにプレシーズンの段階から「今シーズンはベンチが多くなる」と宣告されたという報道もあった。現に不可解な現象により、それは現実となっている。それでも、ラウールは試合に出れば全力でチームの為に走る。練習でも手を抜かず、来たるチャンスに備えている。ベンチに居ても誰よりもチームメイトを鼓舞し、リヨン戦では何度もベンチから身を乗り出していた。

グティも同様にだが、そう長くはないマドリーでのフットボール人生。その中で今シーズン決勝の地はカーサであるベルナベウ。どれだけの想いがあったのだろうか。それなのにこの結果。それが自身もプレーした上での結果なら未だしも、不可解な理由により、その機会を奪われCLの舞台からも姿を消す事となってしまった。一体、今なにを思う。

どうか、この2人がマドリーにいる間にビッグイヤーを掲げれますように。その為には先ず、我慢を覚えなければならない。マドリーの悪しき伝統を変えなければならない。その1歩として、ペジェグリーニの続投とフロント主導の補強の廃止、及びどんなユニフォームが売れる選手であろうが1選手としてしか扱わない(起用に関するアレコレは一切なし)。そこから、始めるしかないと思う。

いい加減、同じ事の繰り返しは懲り懲りだ。クラッキだからって理由でフロントが好き放題獲得し、監督もコロコロ変えてCLで勝てるほど甘くはないって事理解して欲しいものだ。大切なのは客観的なクラッキではなく、監督が思うクラッキだろう。極端な話、カウンター向きの世界的なクラッキよりも、スペインの中堅辺りに所属しているポゼッション向きの選手の方がペジェグリーニにとってはクラッキに違いない。

そして、前回のエントリーでも少し触れたが、CLに敗れた今でも私はペジェグリーニ続投派であるのは一切変わらない。その理由は次回のエントリーでこそ触れたいと思う。


関係ないけど、ある人が「僕、謙虚だから」って言っていた。謙虚な人間が謙虚宣言…凄く謙虚ですね。



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コメント有難うございます

takuro87さん

ミラン時代の最初の方、2TOP下の時はもっとシンプルなプレーだった記憶があるんですが、どうでしたっけ?あの頃のプレーを思い出してくれたら未だマシになるとは思うんですが。


ジズーさん

他と言うのはベンゲルですかね?はたしてベンゲルがマドリーという特殊な環境下で上手くやれるかは疑問です。現在、全ての実権を握っているだけ余計です。

ラフィではなくラウールとありますが、グラネロに代えてだと完全に中盤は崩壊しますよね?イグアインとならばラウールにはディフェンスラインと駆け引きする事が求められますので直接的な中盤の助けにはなりえません。ならば、カカとなら…有りだと思います。でも、カカは代えられない理由があると邪推してますので、やっぱり選択肢はラフィしか無かったんじゃないかと。

因みにその他、私の考えはジズーさんのブログにTFというHNでコメントさせていただきました。また、近いうちに依り詳しくペジェグリーニ続投の理由をUPしようと考えてます。

【CL決勝T1回戦-2stLeg】レアル・マドリー×オリンピック・リヨン

私は監督を長くすえることに関しては賛成なのですがそれがペジェグリーニだとは思えないのです。

今回でもペジェグリーニはマドリーのフロントが他に断られて選んだ人材なのでここで諦めてペジェグリーニの続投は私は我慢できないです。

何より彼の采配には疑問しか残らないのでもう少し戦術に長けた監督に長期政権任せるべきだと。
ラフィーの投入も意図は分からなくも無いですがそれならラウールをあの段階で入れていれば中盤を攻守で保てたと思います。

Re:【CL決勝T1回戦-2stLeg】レアル・マドリー×オリンピック・リヨン

ミランの時からカカを見てきましたが、今のカカは本当に浮いてますね。空回りしている感じでしょうか。少なくともレアルはカカ中心のチームではないように見えますので、カカ自身の調子があがるまで必要最低限のプレーに徹して欲しいですね。

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98年以来Real Madridが好きです。ラウール、グティ、レドンドが特に好きです。色んな意味でカンポたんも好きでした。00/01シーズンのマドリーが最強だと信じて疑いません。

至らぬ点も多々あると思いますが、生暖かく見守って頂ければ幸いです。コメントも気兼ねなくして下さい。
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(09月26日現在)

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