2009年01月29日

バーレーンに二度までも……屈辱の敗戦

月間2000万ページビューの無料携帯サイトNo,1のサッカーサイト「ゲキサカ」(http://gekisaka.jp)より特別公開。写真ニュースも掲載中です


[1.28 アジア杯予選 バーレーン1-0日本 マナマ]

 岡田ジャパンがまたもバーレーンの前に屈した。日本代表は28日、アジア杯予選第2戦でバーレーン代表と敵地で対戦。前半24分、FKから失点すると、バーレーンの出足の速いプレスの前に攻撃陣も沈黙し、昨年3月26日のW杯アジア3次予選に続いて0-1で敗れた。

 日本は4-4-2のシステムで、GK川島永嗣、4バックが右から内田篤人、中澤佑二、寺田周平、長友佑都と並んだ。中盤は中村憲剛と稲本潤一のダブルボランチ、右に岡崎慎司、左に本田圭佑。玉田圭司と田中達也が2トップを組んだ。

 バーレーンは90分間を通して激しいプレスで日本のパス回しを封じた。運動量が豊富で、出足も良く、日本が中盤で少しでも時間をかけると、すぐに囲い込み、ボールを奪ってカウンターにつなげた。前半24分には右サイド後方からのFKにファーサイドのMFサルマン・イサが内田の頭1つ上から打点の高いヘディングでゴール右上隅に流し込み、先制に成功した。

 まさかのビハインドを負った日本は反撃に出たいが、トラップやパスに単純なミスが目立ち、厚みのある攻撃ができない。サイドも有効に使えず、強引な中央突破は守りを固めるバーレーンに簡単にはね返された。

 後半3分には左CKから岡崎がダイビングヘッドを放ったが、GKが鋭い反応でかき出す。同24分にも左CKのこぼれ球から中澤が右足で狙ったが、ゴール上へ外れた。同37分、中村のFKのはね返りを拾った稲本のシュートも枠を捉えきれない。頼みのセットプレーでもゴールを奪えず、そのまま0-1で敗れた。

 内容的にも良いところのない完敗だった。20日のイエメン戦(2-1)に続いてセットプレーから失点。連動した攻撃も見られず、バーレーンの厚い守りを最後まで破れなかった。

 欧州組のMF中村俊輔、FW大久保嘉人、MF長谷部誠、MF松井大輔、故障離脱中のDF田中マルクス闘莉王、GK楢崎正剛、GK川口能活に加え、コンディションが整っていないMF遠藤保仁も欠いていたとはいえ、あらためて選手層の薄さを露呈した。彼ら個人能力の高い選手がいなくなるだけでこれほどチーム力が落ちるのならば、チームづくりの方向性が根本的に間違っているとしか言いようがない。アウェーとはいえ、バーレーンに2度までも敗れたことの意味はあまりにも重い。

 アジア杯予選自体は、4チーム(日本、バーレーン、イエメン、香港)がホーム&アウェーのリーグ戦を行い、上位2チームが11年の本大会(カタール)に進出できるから、この1敗が致命傷ということはない。ただ、バーレーンとは3月28日のW杯アジア最終予選(ホーム)でも対戦する。この1年間で日本に2回も勝ったことで、自信を持って乗り込んで来るのは間違いない。そもそも今のチームでオーストラリアに太刀打ちできるのか。2月11日のW杯アジア最終予選には欧州組も加わるが、俊輔や遠藤らに依存するだけのサッカーでは、あまりにも先行きが暗すぎる。

posted by gekisaka |03:39 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年01月26日

少年サッカー●練習メニュー/鬼ごっこ

ある(小学生)選手が、「オレ、なんで走るの遅いんだろう」と、相談してきた。

この選手、実際はそれほど極端にスピード不足なわけでもないのだ。

マジメに一生懸命にプレーする選手なので試合中の走行距離自体は決して少なくないのだが、走るスピードが変わらず一定のスピードでずっと走っているため、マークする相手選手がぴったりとつきやすい。つまり、スピードが変わらないから、結果的に相手を振り切ることができないというのが、彼の試合中のプレースタイルでの問題なのだ。


この質問に対してどう答えようか、考えているときに、ふと、現在オランダで活躍している本田圭佑選手のことを思い出した。

(どこで読んだのか失念してしまったし、うろ覚えなのだが)彼のインタビュー記事のなかに、
「オランダで得点に絡む仕事(特に得点)が増えたようだが、なぜ?」といった感じの質問に対して、
「オレはスピードもないし、こっちの黒人選手たちと短距離走で勝負しても勝ち目がないから、試合中に歩くことを覚えた……。よーいドンで、すごく短い距離での競走なら、そんなに差がつかない。一歩目の反応が早いほうが、先にボールにさわれる……」といった感じの答えを返していたと記憶している。

そんなことを思い出しながら、その日の練習メニューで、アップメニューとして最初に取り入れたのは、『鬼ごっこ』。


1/手つなぎ鬼

ルールは、超簡単。

ペナルティエリアくらいの大きさのスペースに、14人が入る。

鬼は、最初1人ずつの2名。

いわゆる手つなぎ鬼というやつで、鬼は捕まえたプレーヤーと手をつなぎ、コミュニケーションをとりながら、次々と、ほかの選手を捕まえていく。

(手をつなぐ)鬼が4人になったら2つに分裂し、全員を捕まえるか、一定時間逃げ切る選手が出るかどうか?が、勝負……。
という単純なメニュー。

手つなぎ鬼で、フィールドプレーヤーが上手に逃げ切るためには、鬼が手をつないでいるぶん反応に時間がかかるので、いわゆる『ストップ・アンド・ゴー』のフェイントが、かなり効果的だ。

意外に盛り上がったので、もう一つ、別のゲームにも取り組んだ。


2/手つなぎキープ

14人を、2人づつのペア7組に分け、それぞれ2人で1つのボールをキープする。

ペア全員がセンターサークルに入り、必ず手をつないでおき、ドリブルでもパスでもいいから、ボールをキープし続けながら、ほかのペアのボールを外に蹴り出していく。

単純に、最後までセンターサークル内に残っているペアが優勝というルール。

ずっと、手をつないでいなければならないところがミソで、2人のコミュニケーションが取れていないと、キープも蹴り出しも、どちらもできない。


こちらは、動き出しのスピードがものをいう練習メニュー。


サッカーの対人プレーでの個人戦術。
答えだけを教えて、その動きを身につけさせる方法もあるのだろうが、悩んだ末に本人が、自分の力で気づくほうが、結果的にきちんとマスターできるはず。

1対1のマークでの基本は、実は鬼ごっこにあると信じている筆者はしばらく、スピード不足でもないのにスピードがないと悩む選手のために、いろいろなメニューを組み込んでみようと思うのだった。

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posted by スタッフ スズキ |19:23 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月21日

シャムスカ・マジックの秘密を監督自ら明かす!

 ゲキサカを運営している講談社FOOTBALL NIPPONでは、このたび書籍『シャムスカ・マジック』(ペリクレス・シャムスカ著)を1月30日に刊行いたします。

<内容紹介>
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「地方の小さなクラブ」「最下位争いの常連」……これまでそう評されることも多かったJ1・大分トリニータは2008年、ナビスコカップで優勝、リーグ終盤まで優勝争いとクラブ史上最大の快進撃を続けた。決して戦力に恵まれているとまではいえない「小さなクラブ」大分にそんな「奇跡」を起こしたのが、05年から指揮を執るペリクレス・シャムスカ監督だ。05年J2降格危機に瀕していたクラブを立て直し、06年はクラブ最高位の8位に躍進。07年には足りない戦力の中でも粘り強く若手を育成し、08年みごとにクラブ初のタイトルを獲得した。前年までは日本代表経験者も少なく、全国的には無名ともいえる選手たちを指導し、サッカーファンからは「次期日本代表監督に」との期待もされる同監督は、いかに大分を育て上げたのか? 「シャムスカ・マジック」とまでいわれる手腕の源はその人心掌握力にあった。その秘密を自身が初めて解き明かす。
巻末付録「シャムスカ監督30問30答」付き(「ゲキサカ」(http://gekisaka.jp)では「20問20答」として先行公開中!)

<書籍概要>
■書名:シャムスカ・マジック
■著者:ペリクレス・シャムスカ(大分トリニータ監督)
■発行日:09年1月30日
■版型:新書サイズ
■ページ数:192P
■定価:840円(税別)
■ISBN:978-4-06-215231-0
■発行元:株式会社 講談社


posted by gekisaka |23:48 | ゲキサカアンケート | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月21日

C・ロナウド、メッシ、セスク……欧州スター30人のマル秘テクを完全解析!

 ゲキサカを運営している講談社FOOTBALL NIPPONでは、このたび書籍『欧州スター30人の「カミワザ」全解析』を1月30日に刊行いたします。

<内容紹介>
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C・ロナウドの「相手を惑わす高速シザーズ」に「無回転FK」、メッシの「細かいボールタッチのドリブル」、F・トーレスの「追い越し加速」、ロビーニョの「ペダラーダ」、カカの「ジグザグドリブル」、セスクの「パスを出すタイミング」、デコの「相手をかわすトラップ」、ジェラードの「シュートの正しいインパクト」、プジョールの「マイボールにするスライディング」、ファーディナンドの「敵選手をも視野に入れる背走」……欧州のビッグクラブで活躍する世界的なスターたちは皆、このような「カミワザ」を持っている。本書は、彼らのこのようなテクニックの数々を選手、監督の次に近い位置で見られるプロフォトグラファー山田一仁氏が撮影した連続写真をもとに、自ら解説を加えたもの。学生時代から今現在に至るまでアマチュアプレイヤーを続けている著者の経験、視点を交えながら、中高生をはじめとしたアマチュアサッカー選手にとって「使えるカミワザのコツ」を紹介。
また、本書は山田一仁氏自身による写真と同氏がチーフ・フォトグラファーをつとめるKaz Photographyのカメラマンによる写真で構成されており、「カミワザ写真集」として眺めるだけでも楽しめる一冊になっている。 

掲載選手紹介 
FW
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U)、リオネル・メッシ(バルセロナ)、フェルナンド・トーレス(リバプール)、ウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)、ロナウジーニョ(ACミラン)、ロビーニョ(マンチェスター・C)、ルート・ファン・ニステルローイ(レアル・マドリー)、ディディエ・ドログバ(チェルシー)、エマニュエル・アデバヨール(アーセナル)、フィリッポ・インザーギ(ACミラン)、ディミタール・ベルバトフ(マンチェスター・U)、アリエン・ロッベン(レアル・マドリー)、アレシャンドレ・パト(ACミラン)
MF
カカ(ACミラン)、セスク・ファブレガス(アーセナル)、スティーブン・ジェラード(リバプール)、フランク・ランパード(チェルシー)、デコ(チェルシー)、デビッド・ベッカム(ACミラン)、ナニ(マンチェスター・U)、ミヒャエル・バラック(チェルシー)、バスティアン・シュバインシュタイガー(バイエルン) 
DF
パオロ・マルディーニ(ACミラン)、ハビエル・サネッティ(インテル)、リオ・ファーディナンド(マンチェスター・U)、ジョン・テリー(チェルシー)、カルレス・プジョール(バルセロナ)、リカルド・カルヴァーリョ(チェルシー)、ジョゼ・ボシングワ(チェルシー)
GK
エドウィン・ファン・デル・サール(マンチェスター・U)  

<概要>  
■書名:欧州スター30人の「カミワザ」全解析
■発行日:09年1月30日
■著者:山田一仁
■構成:西山紘平
■ページ数:128ページ
■版型:A5
■定価:1300円(税別)
■ISBN:978-4-06-295004-6
■発行元:株式会社 講談社


posted by gekisaka |20:52 | ゲキサカアンケート | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月20日

速報・イエメンに辛勝……岡田ジャパンは冷や汗発進

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[1.20 アジア杯予選 日本2-1イエメン 熊本]

 日本代表は20日、アジア杯予選初戦でイエメン代表と対戦した。前半7分、FW岡崎慎司(22=清水)の代表初ゴールで先制。後半1分にまさかの同点ゴールを許したが、同19分にFW田中達也(26=浦和)が決勝点を決め、2-1で競り勝った。ホームで格下相手に思わぬ苦戦を強いられた岡田ジャパン。勝負の09年は“冷や汗発進”となった。

 日本は4-2-3-1のシステムで、GK川島永嗣、4バックは右から内田篤人、寺田周平、高木和道、駒野友一と並んだ。中盤は中村憲剛と青木剛がダブルボランチを組み、右に岡崎慎司、左に香川真司。2トップは縦関係で、トップ下に田中達也が入り、興梠慎三が最前線に張った。
 イエメンは3-5-2のシステムで、3バックの前にフォアリベロを置く形。3バック中央のアルアマリが興梠、フォアリベロのファリドが田中達のマンマークに付いた。

 引いて守ってくる相手に対し、日本は序盤から小気味良いショートパスにサイドチェンジを織り交ぜながらスペースをこじ開けていく。開始28秒、左サイドでボールを持った香川が中央にマイナス気味のパスを送り、走り込んだ中村が右足ミドルでゴールを狙った。前半6分にも中村の鋭いスルーパスから興梠がシュート。これはDFに当たってCKとなったが、このセットプレーのチャンスから先制点が生まれた。
 前半7分、中村のショートコーナーから田中達がゴールライン際をえぐり、ゴール前に折り返すと、岡崎が右足で押し込んだ。4日に長男・刀也(とうや)ちゃんが誕生したばかりの岡崎はチームメイトと歓喜の“ゆりかごダンス”。父親になって初めての試合で、代表初ゴールを叩き込んだ。
 前半14分に内田、同15分には中村が強烈なミドルでゴールを強襲。遠めからも積極的に追加点を狙いに行った。前半26分には中村の左CKに青木が頭で合わせるが、シュートは惜しくもゴール左へ。その後も押し込みながら、人数をかけて守備を固めるイエメンを攻めあぐね、前半は1-0で折り返した。

 後半も日本ペースで進むかと思われた矢先の開始1分。まさかの同点ゴールを許す。駒野のファウルからイエメンは右45度の位置でFKを獲得すると、アルサシのキックにファリドが頭で合わせた。1-1。試合は予期せぬ展開となった。
 ボールを支配する時間は長いものの、ゴール前の密集を崩し切れない岡田ジャパン。後半11分、駒野の左クロスに合わせた岡崎のヘディングシュートもゴールの枠を捉えきれなかった。
 日本は後半14分、興梠に代えてFW巻誠一郎を投入。地元・熊本のファンから大歓声を浴びながらCKの場面でピッチに入ると、中村のキックに飛び込み、さっそくヘディングシュートを放った。
 一気に高まったスタジアムの熱気に押されるように日本の動きも再活性化。後半19分、中村の右CKを岡崎がニアでそらし、田中達が頭で押し込む勝ち越しゴールを奪った。
 勢いに乗る日本は再三、決定機をつくる。後半22分、中村のFKに合わせた岡崎のシュートは左ポストを直撃。2分後にも田中達の右クロスに岡崎が頭で合わせたが、今度はクロスバーに阻まれた。後半29分には駒野の左クロスのこぼれ球を中村が右足で押し込もうとしたが、ゴールライン上でDFにクリアされた。
 岡田武史監督は後半33分に田中達に代えてMF乾貴士、後半41分には香川に代えてMF金崎夢生を投入。ともに代表デビューとなったフレッシュな選手をピッチに送り込み、追加点を狙ったが、試合はそのまま2-1で終了。ヒヤリとさせられながらも、09年初戦をなんとか白星で飾った。

(取材・文 西山紘平)

posted by gekisaka |21:36 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年01月13日

少年サッカー●超高校級ストライカー

全国高校サッカー選手権で盛り上がる、サッカー界。

特に今回の大会では、鹿児島城西高の大迫勇也選手という超高校級のストライカーが話題をさらっている。

残念ながら、優勝を逃してしまった大迫選手。
すでにJリーグ入りが内定しているという大迫選手だが、年齢の区切りが明確な『高校サッカー選手権』という大会では抜きん出た存在である彼が、現時点でどれくらいプロの中で通用するのか?は、非常に感心の高い事柄だろう。

もちろんプロの世界では、年齢という区切りはそれほど大きな意味を持たない。
周囲よりも秀でたスキル(武器)を身につけていれば試合に出られる。


これを、小学生にあてはめて考えてみたらどうだろう。

ジュニア年代では、グラウンドの広さ(ゴールの大きさ)は、地域や大会によってかなり違いがある。

ボールは、ほとんどの地域・大会で4号球が使用される。

小学生年代では、大人と比べても、同年代内個人差が大きい。

早熟な子もいれば、そうでない子もいる。

4年生で、身長が160センチを越えるなんて子も、まれにいる。

逆に、3年生くらいまでは、ずば抜けたドリブルスキルで相手をスイスイかわしていた子が、体が小さかったり、スピード不足になったりして、高学年になったら意外に目立たなくなってしまったりもする。


そしてなにより残念なことに、小学生が同じ条件下で年長者と手合わせできる場は、意外と限られている。

昔、ストリートサッカー(というかそのへんの広場での草サッカー)が、あちこちにあった時代、道路や原っぱ、神社の裏など、ちょっとしたスペースで繰り広げられる、サッカーというスポーツに似た遊びがあった。

年齢も性別もあまり関係なく、フィールドの広さもゴールの大きさもまちまちだったが、一つのボールを追って、日が暮れるまで走り回った身としては、現在の状況は、ある意味で寂しい。


いま、世代を超えた戦い(というよりも遊びで十分なのだが)を挑める場は、かなり少ない。
サッカーに限らず、年代を超えた遊びの場は非常に少なくなっているのだから。

一部ではすでに、サッカーも『お稽古ごと』のひとつと化し、人から教わるモノという認識になりつつあるらしい。

このあたり、レールに乗らないと走り続けられない、現代の風潮がそのまま反映されているのだろうか……。


上手い子はより上手い子同士と競う。

上手ければ、年長者に混ざってプレーできる。

もしくは、上手くなくても、いろいろな年代のプレーヤーと一緒に遊べる。

そんなフィールドをどんどんと用意できる街がたくさんあってほしいと思う。


現在のわがチームの6年生には、最近5号ボールを蹴り始めたという子もちらほら。

クラブに遊びに来る卒業生と一緒に、紅白戦をした。

普段、同年代があいてであればできるプレーが、年上との戦いではできず、苦労する子が続出。
でも、そんな経験が、彼らにとっての新しい糧になるはずだ。

posted by スタッフ スズキ |15:36 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月12日

[速報]鹿児島城西FW大迫勇が大会記録も広島皆実がV!!

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[1.12 第87回全国高校サッカー選手権決勝 鹿児島城西(鹿児島) 2-3 広島皆実(広島) 国立]

 第87回全国高校サッカー選手権は12日に決勝が行われ、ともに初優勝を目指す鹿児島城西(鹿児島)と広島皆実(広島)が激突。鹿児島城西がエース・大迫勇也(3年)の1大会最多記録となる今大会10得点目のゴールで先制した試合は、広島皆実が前半のうちに逆転。鹿児島城西は後半17分に追いついたが、広島皆実は21分、FW金島悠太(3年)が決勝ゴールを決め、3-2で勝った。広島皆実は広島県勢41年ぶりとなる優勝を果たした。

 ともに5戦連発の大迫勇とFW野村章悟(3年)を中心に大会記録を更新する1大会27得点を挙げて勝ち進んできた「破壊力」の鹿児島城西と、DF松岡祐介主将(3年)を中心に今大会5試合でわずか1失点の「堅守」の広島皆実との対戦となった決勝。試合は互いが点を奪い合う展開となった。

 試合が動いたのは前半20分だった。注目の鹿児島城西FW大迫勇が右サイドから強引にドリブルで切れ込む。相手DF4人に囲まれながらも突破するとそのまま左足シュートをゴールへ突き刺した。だが、広島皆実は23分、左クロスをファーサイドのMF佐々木進(3年)が丁寧に頭で落とす。すると、後方から走りこんだFW金島悠太(3年)が2戦連発となるゴールを右足で叩き込んだ。
 広島皆実はさらに33分、右サイドからのサイドチェンジでチャンスメイク。ボールキープした金島からのパスを受けたMF谷本泰基(3年)がシュートを放つ。一度は相手DFに阻まれたが、こぼれ球を拾った谷本が狙い済ました右足シュートをゴール右隅へと決め、勝ち越した。
 
 1点ビハインドで後半を迎えた鹿児島城西は負傷を抱えるMF大迫希(3年、熊本加入内定)に代えてMF平原慎也(2年)を投入。反撃を試みると17分、大迫勇からのパスを受けた平原が右サイドを突破。ラストパスを野村が押し込んで同点に追いついた。だが、広島皆実は21分、右SB村田俊介(3年)のクロスを金島が頭で合わせて再び勝ち越し。その後、鹿児島城西の猛反撃を凌いだ広島皆実が、1点のリードを守り3-2で勝利。全国3,816校が参加して行われた今大会の頂点に立った。

(取材・文 吉田太郎)

posted by gekisaka |16:41 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年01月10日

[速報]大迫勇が大会記録に並ぶ9点目!決勝は「攻」の鹿児島城西vs「守」の広島皆実

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 第87回全国高校サッカーー選手権大会は10日、埼玉スタジアム2002で準決勝を行い、鹿児島城西(鹿児島)が初の決勝進出を決めた。第1試合で前橋育英(群馬)と対戦し、5-3という乱打戦を制した。

 鹿児島城西のエースFW大迫勇也(3年)は2-3の前半43分に同点ゴールを決め、その後の逆転劇につなげた。これで大迫は5戦連発の9ゴール。平山相太(国見=現・F東京)、石黒智久(富山一=現・カターレ富山)が持つ1大会最多得点記録に並び、12日の決勝(国立)に記録更新の期待が懸かることになった。

 準決勝第2試合では広島皆実(広島)が鹿島学園(茨城)と対戦。後半12分にFW金島悠太(3年)が値千金の決勝点を決め、1-0で競り勝った。広島皆実の決勝進出も初めて。決勝では、圧倒的な攻撃力で勝ち上がった鹿児島城西と、ここまで5戦1失点の堅守を誇る広島皆実が激突する。

<写真>FW大迫勇の得点場面(写真はゲキサカでご覧ください)

(取材・文 西山紘平)

posted by gekisaka |16:30 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年01月07日

少年サッカー●「最後まで」がんばった滝川第二

正月恒例の高校サッカー選手権。

せっかくの機会なので、小6の息子を連れて観戦に。

話題の大迫選手をひと目見ようということで、準々決勝の滝川第二vs.鹿児島城西が行われるニッパツ三ツ沢球技場へと向かった。


陣取ったのは、滝二応援席近くのスタンド。

サッカー専用スタジアムの三ツ沢だけに、グラウンドとの距離も近く、両校の応援で盛り上がるスタンドだけでなく、グラウンドで飛び交うコーチングやボールを引き出す声がよく聞こえ、観戦者にはよい刺激に。


試合は、超高校級と評判の高い大迫選手の活躍などもあって、後半を半分終えたところで6-0と、一方的な展開。

このあたりから、リードされている滝二側の応援席からグラウンドにかけられる声に目立つようになってきたのが「最後まで」だ。


それまでは、

「まず1点!」

「下向くな!」

「いつもの通り声を出せ!」

などが中心だった応援から、

「最後まで、最後までやれ!」

に変わっていった。


すでに、絶望的な点差をつけられている滝二だけに、スタンドからも『最後までがんばれ』という、よくある声援だとばかり思っていた。

この、「最後まで!」の声援に後押しされたのか、後半も残り20分を過ぎてから、滝二も踏ん張って、2得点し追い上げるが、ここで試合終了。

6―2。
鹿児島城西の圧勝。

滝二のイレブンは、グラウンドに突っ伏す選手たちはお互いを支え合いながらセンターサークルに集まり、挨拶。

私たち親子が滝二応援席近くのスタンドにいたからなのかもしれないが、追い上げる滝二を応援する側に回り、最終的には判官贔屓も相まって、多いに盛り上がって観戦を終えた……

つもりだった。


しかし、応援席からの「最後までやれ!」は、なんと試合終了の挨拶を終えてからも、続く。

その声を受けたからなのか、いつものことなのかはわからないが、センターサークルでの両校挨拶を終えた後、滝二の選手たちは、鹿児島城西側の応援席に挨拶に向かう。

滝二の応援団からは、相手校への「ジョウセイ」コール。

高校サッカー選手権では、あまり見かけない光景だ。


対戦校の応援スタンド側への挨拶を終えてから、自校応援席への挨拶。

ここで、スタンドから
「最後までよくやったぞ!」
「ありがとう。最高のプレーだったぞ!」
という声が飛ぶ。

「最後まで」の意味が、やっとわかった。
試合終了のホイッスルまで全力を尽くす当たり前のことではなく、ここまでやってこそ「最後まで」なのだと。


今回の高校サッカー選手権の観戦。
Jの下部組織やクラブチームの台頭で、レベルの低下や存続の意義などが問われることもある高校サッカーだが、技術や勝ち負けだけでない、なにかもっと大切なモノを体験させてもらった気がした。

posted by スタッフ スズキ |16:03 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年01月05日

忍耐強いサッカーで皆実ベスト4(四日市中央工vs広島皆実)

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[1.5第87回全国高校サッカー選手権大会準々決勝 四日市中央工(三重) 0-2 広島皆実(広島)駒沢]

3年連続ベスト8の広島皆実(広島)が、三重県勢として2年連続準決勝進出を目指す四日市中央工業(三重)と対戦。相手の良さを消し、かつ効果的にゴールを挙げた広島皆実が2-0で快勝、ついにベスト8という過去最高成績を上回ってベスト4へと進んだ。10日の準決勝で鹿島学園(茨城)と対戦する。

試合終了のホイッスルが鳴って、先にピッチに倒れ込んだのは広島皆実の選手たちだった。チームとして悲願だったベスト4。その喜びを爆発させたのだ。試合後のロッカールームでも歓声が静まる事はなかった。

この試合1得点1アシストのMF浜田晃(3年)は言う。「1年生時からメンバーに入れてもらって2年間、悔しい思いをしてきた。今日のためにこの1年間苦しんできたから嬉しい。相当な思いでこの試合に臨んでいたので」。

すっかり有名になったと思われる広島皆実の守備力が、この試合でもぞんぶんに発揮された。ポジショニングで相手より優位に立ち、前線から二重三重の網を張る。特に前半は四日市中央工の目指す試合運びを完全に分断、無力化した。

「いつもの彼らのパフォーマンスが全く発揮できなかった。両チームとも同じプレッシングスタイルなのに、こっちはプレスをかけられず、最終ラインも引きすぎた。最強のチャレンジャーを意識してきたはずなのに、前へとチャレンジする気持ちが最後の試合で抜けた」。四日市中央工・樋口士郎監督(49)はそう振り返るが、広島皆実の術中にはまった感は否めない。

広島皆実の守備は淡々としている。対戦相手とすればいつの間にか時間がたって、気付けば試合終了という感じか。特別ではないが、80分間一貫して統制された守備を続けられるのが強みだ。また、例えば両SBが攻めあがったときなど、絶対ではないにしろ「深くまでえぐる」という意識を第一選択肢にしているように見える。敵陣サイド深くまで切れ込めば、たとえ奪われてもカウンターは受けにくいし、相手には脅威になる。3回戦から同様、CK、相手GKの数が多いことがその意識の証拠。そういった安全なプレー選択の積み重ねが、高校離れしたチームの安定感を生んでいる。

しかし守備だけでは勝てない。遂にベスト8の壁を突破できたのは攻撃面の成長と言える。この試合も前半21分に左サイド深く切れ込んだ左SB﨑原拓也(3年)の折り返しにMF浜田が合わせ先制。後半立ち上がりの3分にはMF浜田の右CKにDF村田俊介(3年)がヘッドで決めた。守備が強い一方でDFも積極的に攻撃参加する。

浜田曰く「去年までの経験と攻撃に重点を置いたチーム作り。油断せずに相手を尊敬して、そして自分たちらしさを出す」。広島皆実の藤井潔監督(35)も「夏を過ぎて全日本ユースのあたりまでは前がかりになっていた。チームバランスをコントロールできるようになった」と語る。評価の高い守備と80分間途切れない集中力、そして加味された攻撃力。いくつもの転機を経て、チーム状態は今が最高潮かもしれない。

ただし、この試合では四日市中央工につけ入れられる時間帯もあった。それは2得点後の後半10分過ぎ。「2点取ってからも守りに入りたくなかったが、そこまで経験のあるチームでもないので守った。それはそれで正解だったが、意識統一ができずバタついた。後々で落ち着いたので思ったよりよくできたとは思うが…」(藤井監督)。
前線に人数を割いてきた四日市中央工はゴール前でワンツーなどダイレクトプレーを多用し、前半ほとんどなかったペナルティエリア内への進入を果たした点で意地を見せた。

「攻撃はチャンスを決めていくことが課題。それが改善されればもっと上にいけると思う」。浜田の言葉は守備の反省よりも攻撃に対して発せられた。屈折3年をかけてのベスト8越え。これまでの守備力だけでなく攻撃への意識も高く、広島皆実のサッカーは熟成されていく。

(取材・文/伊藤亮)

posted by gekisaka |19:51 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(0)
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