2010年09月08日

守護神・楢崎が代表引退を宣言

ビューンで見られるゲキサカプラスより(記事は本サイトであるゲキサカが最速で更新されます)

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 初招集はまだ20歳だった96年。15年間で積み重ねてきたキャップ数は77。日本が出場したW杯4大会すべてを経験してきた守護神楢崎正剛(名古屋)が、グアテマラ戦後に日本代表からの引退を表明した。  「引退? そのつもりです。自分の希望を合宿の初日に、原さんに伝えました。だから、もう(代表の)リストには入りません」  さばさばとした口調に、決意の固さをにじませた。  動の川口能活(磐田)に対し、静の楢崎と言われ、しのぎを削り合っては実力を高め合い、日本代表を最後尾から支えてきた。  南アフリカ大会は集大成という位置づけで臨んだ。W杯アジア予選では3次予選と最終予選の14試合中10試合でゴールマウスを守り、特に最終予選は8試合中6試合に出場。日本の4大会連続出場に大きく貢献したという自負もあった。  ところが本大会では直前のチーム不振から正GKの座をはく奪され、ベンチメンバーに甘んじた。だがそれでも大会中は落ち込む様子を一切見せず、黙々と練習に取り組んだ。  日本に帰国後、代表引退の意志を固めたが、「新監督が決まらない状況だったので(言えなかった)」という。「原さんは僕の気持ちを尊重してくれたと思うけど、ちょっと待ってという感じでもあった」とも話した。  「W杯に4回出て、また1からのスタートに呼んでもらえて幸運だった。いろんな経験をさせてもらったことに感謝している。これから(若手に)お返していかないといけない」  この日はグアテマラに1点を奪われたが、力の衰えはまったくない。40歳近くまで現役でいられるポジションであるGKで、34歳の代表引退は惜しい。 <写真>代表引退を宣言したGK楢崎 (取材・文 矢内由美子)


posted by gekisaka |19:45 | ゲキサカプラス(iPad/iPhone用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2010年09月08日

少年サッカー●日本代表戦、映像の見方

昨晩仕事を終えて帰宅したら、中2の息子が録画した代表戦を観ていた。

「おー、どっちが勝ったか、知ってるの?」と問うてみると
「知らないから、今見てる」と、反抗期ならではの、必要最低限の返事。

どうやら学習塾の都合で、リアルタイムではテレビ観戦できなかったようだ。


じっと観ていると、なんだか展開がヤケに早く、音声もヘンに高い。

「ん!? なんか、テレビがヘンじゃないか?」
「明日も学校だし時間がもったいないから、倍速再生で見てる。音声とか、すぐに慣れるよ。シュートが早くて、ゲームみたいで面白いし……」

私自身も仕事の都合で代表戦を観ていなかったので、現在チャンネル権を持っているのは息子だからと、違和感を感じながらも隣に座って一緒に観戦。

たしかに、10分ほど観ていると、映像と音声のスピードには少しずつ慣れてくる。

ただ、もともとバタバタしがちな中盤でのボール奪取争いは、倍速映像で観ると一段と激しく、ボールは落ち着かない。
香川のドリブルはそれこそキレキレで、ドイツにたった2ヵ月いただけでこんなにキレが増すのか?というほど。

しかし、である。

もともとヒキの映像が少ない国内放送の放映では、ただでさえオフ・ザ・ボールの動きや、逆サイドの動きがわかりにくいのに、早回しのおかげで、私自身の判断のスピードがついていかないため、試合の中で次の展開はまず読めない。

倍速再生での観戦はミスばかりが目立つ、つまらない試合になる。

結果だけが知りたいならインターネットで確認すればいいし、シュートシーンを見たいなら、TVでスポーツニュースかYOUTUBEで映像を探せばいい。

では、サッカーの中継で何が観たいのか?

私の場合は、試合の流れや展開。
そして、オフ・ザ・ボールの動きや崩しの駆け引きなど。

そういった、ボールの行方を観ながら周りの選手の動きを追う、2つ以上の情報を目で追いかける作業が、倍速再生ではすこぶる難しい。
ボールの行方、展開を予測するトレーニングとして、この倍速再生が使えるかもしれない……?

ほぼ半分の時間で試合観戦を終え、
「日本代表が勝って、よかったね。やっぱり中村憲剛が入ってからがイイ感じだったね」と、あくびをしながら自室に向かうわが息子。

世代の違いというか、価値観の差というか。

TV観戦の仕方も変わったものである。

『連動』という観点では、やや不満が残る今回のグアテマラ戦。
一発を狙う選手ばかりの試合は、倍速観戦でちょうどよかった!? とか思いながらも、息子が就寝した後に、通常再生でもう一度、前半だけ見直した私であった。

posted by スタッフ スズキ |15:40 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(1) | トラックバック(2)
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2010年09月08日

J昇格問題で町田が会見。スタジアム問題で不合格も「奇跡を信じて、11年からの昇格を捨てていない」

 JFLのFC町田ゼルビアは7日、町田市内で記者会見を開き、来季からのJリーグ入会予備審査が通過しなかった経緯を説明した。会見には守屋実代表、下川浩之社長、真木茂専務が出席した。町田は来季のJ2 昇格を目指し、6月30日に入会予備審査の手続きに入ったが、Jリーグ側から8月31日にメールで“不合格”だったことを告げられた。9月1日には書面でも正式な通達を受けたと発表した。

 これにより、今年のJFLで4位以内に入っても、来季はJ2に昇格できない。クラブ側は「子供じみた言い方だが、奇跡を信じて、11年からの昇格を捨てていない。最後まであがきたい」と話しつつも、「2012年からのJリーグ昇格が実現できるよう環境整備をお願い申し上げますとともに、多くの市民のご賛同に向けて、私たちも一層の取り組みをしていきたい」と事実上、今季のJ2昇格を断念する声明を発表した。

 不合格だった理由はスタジアムの設備面がJリーグの基準に達していないことだった。ホームの町田市立陸上競技場、通称・野津田は現在改修工事に入っているが、Jリーグ側から「ホームスタジアムは、現在計画されている改修工事を経てもJリーグ基準を満たすことができないと判断される」と告げられた。

 具体的にどこがダメだったのか、については今後、町田市の担当者も加わって整理する方向だが、町田の真木茂専務は「(J リーグのスタジアムには)2010年基準というのがある。今回の改修は2009年基準で設計されていて、選手控え室の広さや医務室の広さ、本部事務所など、広さが足りないところがあった」と説明した。一方で、「10年基準すべてを満たさなければ、スタジアム基準をクリアできないことにはならないと判断していたし、たぶん、そうだと思います。今年、昇格していくクラブのホームスタジアムもすべて満たしているわけではない」と述べた。

 J リーグにはホームスタジアムの基準が策定されており、最新のもので『2010年基準』というのがある。これにはスタンドの客席数やナイター照明設備の規定のほかに、「医務室は50平米以上ないといけないとか、選手更衣室は120平米以上ないといけない、記者会見室は200平米以上ないといけないとか、そういう広さの規定がある」(真木専務)。今回、この関係諸室の広さや設備の面が基準に達していなかったという。

 改修しているのになぜ? と思う人もいるかもしれないが、町田が現在行っているスタジアムの改修は『2009年基準』に照らし合わせたもので行っているため、新基準に適合していなかったのだ。

 これには、ひつとの行政の難しさがある。町田市立陸上競技場は、町田市の設備で、市議会を通さないと改修などの計画・予算がつかない。当然、予算は税金のため、無制限にあるわけではない。今回の改修は2009年度の議会で、Jリーグが策定した『2009年基準』に合わせて、2010年度中に整備することで決まっていたもので、すでに着工している。

 しかし、Jリーグが新たに『2010年基準』を策定。町田側には、真木専務によると、「春ごろ、シーズンが始まる前」に通達されたという。この時期は、前記の通り、すでに町田市の市議会で予算決議がなされ計画が進行していた。市の予算は当然、税金のため、年度ごとでないと変更ができない。そのため、急には大幅な予算の上乗せはできない。

 『2010年基準』はそれだけ、ハードルが高くなっている。新基準をすべて満たすには、メーンスタンドを大幅改修しなければならず、真木専務は「これを満たしているのは埼玉スタジアムくらいしかない」と説明した。また改修後の町田市立陸上競技場の設備は「三ツ沢(横浜FCのニッパツ三ツ沢球技場)や正田(草津の正田醤油スタジアム群馬)と変わらないんですが……」と嘆いた。

 『2010年基準』を知った後、クラブ側はすぐに、町田市の担当者も一緒にJリーグに足を運んで協議を重ねたという。Jリーグ側も何らかのアドバイスをした模様。予算が許す範囲で、できる限り、2010年基準に近づける努力はした。「当初の計画から変えて行った。町田市が努力してくれて、業者も努力してくれたけど、それでもJリーグの認めるところまではいかなかった」と真木専務は説明した。

 クラブとして、Jリーグを説得する努力も行ったという。『2010基準』が出る以前に工事の計画が決まったため、クラブ側は町田市の工事担当者と一緒に何度かJリーグ側に足を運んで“情状酌量”を訴えた。そこで、Jリーグ側からある程度の“余地”を引き出したと認識したという。

 町田の守屋実代表は「条件付で認めてもらえるだろうと、こちらはそういう認識でいた。Jリーグとの話し合いの中で、いけるんじゃないだろうかと思っておりました」と明かした。Jリーグから明確に譲歩を引き出したのか、という質問には言葉を濁したが、真木専務は「それはご推察の通り、そういう感触を持てるだけの交渉を重ねていた。守屋代表が先ほど『予測していなかった』と話していたが、そういうとこで想像していただきたい」とコメントした。

 町田側は審査を通過できると踏んで、6月30日にJリーグ入会予備審査の書類を提出した。これを提出した後は、通常なら書類審査→現地調査によるヒアリングが行われる。だが、Jリーグ側からは現地調査に来ないことが通達されたという。真木専務は「7月23日と日にちも決まっていたんですが……。7月17日に来ないと連絡がありました」と説明した。

 現地調査に来ないと通達されたあとも、視察に来るようお願いしたり、町田市の担当者も交えてJリーグ側と改善に向けた協議を重ねたという。町田関係者によると、「事務方同士で協議して、9月1日にも会って話し合いをすることで進んでいた」そうだが、その前に審判が下された。まさに寝耳に水だったようだ。

 町田は今後、町田市の担当者とともに対策を練り、それをもってJリーグ側に再審査を要請する方針。もちろん、ルール上、一度下された審判が、簡単には覆らない。ただ、J2昇格の条件の一部はクリアしている。大枠でいうと①JFLで4位以上②平均入場者数が3000人以上③スタジアム設備(客席1万席以上、ナイター照明、医務室などの設置etc)④財務面で債務超過ではない-がある。

 町田は①は現在4位で今後の結果次第。②は真木専務は「次節、1600人以上のお客様の来場があれば達成できる」と話しており、大幅に満たす。④は債務超過には至っていない」という状況にある。スタジアム設備はお金で解決できる問題とはいえ、この不景気なご時世だと簡単ではない。解決にはクラブ、サポーター、町田市民が一体となってムーブメントを起こし、行政&スポンサーを動かすしかなさそうだ。

(取材・文 近藤安弘)

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