2010年09月05日

香川弾で新生ジャパンが初陣勝利!184分目の先制点でパラグアイにリベンジ!!

ビューンで見られるゲキサカプラスより(記事は本サイトであるゲキサカが最速で更新されます)
gekisaka-187700.jpg
gekisaka-187701.jpg
gekisaka-187702.jpg
gekisaka-187703.jpg
[9.4 キリンチャレンジ杯 日本1-0パラグアイ 日産ス]  新生日本代表がMF香川真司(ドルトムント)の決勝点で初陣勝利を飾った。アルベルト・ザッケローニ新監督がスタンドから視察する中、日本代表はパラグアイ代表と対戦。6月29日の南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗れた相手との再戦は後半19分に香川が決勝点を決め、1-0で雪辱を果たした。日本は7日に大阪・長居スタジアムでグアテマラ代表と対戦する。  W杯では4-3-2-1の守備的布陣で戦った日本だが、この日は4-2-3-1のシステムを採用した。MF本田圭佑がトップ下に入り、1トップはFW森本貴幸。MF細貝萌が先発でA代表デビューを果たした。  パラグアイはW杯と同じ4-3-3のシステムで、W杯メンバー9人が先発。日本戦に先発したGKビジャル、DFダ・シルバ、DFアルカラス、MFベラ、MFオルティゴサ、FWサンタクルス、FWバリオスの7人も先発メンバーに名を連ねた。  立ち上がりから日本がいいリズムで試合を進めた。ボランチに入ったMF中村憲剛が左右にパスを散らしてゲームを組み立て、MF松井大輔、MF香川真司の両翼が積極的にドリブルで仕掛けた。  前半10分には早くも見せ場が訪れる。ゴールまで約25m、右45度の位置でFKを獲得すると、ポイントに立ったのは本田。左足で直接狙ったブレ球シュートはゴール前でワンバウンドし、ゴールを襲ったが、GKビジャルが左手1本でセーブした。  前半16分、中村からの大きなサイドチェンジを受けた本田が左サイドから縦に仕掛け、ゴール前にクロス。これは惜しくも松井に合わなかったが、このプレーでCKを獲得すると、中村の右CKからDF栗原勇蔵が打点の高いヘディングシュートを放つなどチャンスをつくった。  パラグアイも徐々に落ち着きを見せ始め、日本を押し返す。前半18分、中盤で中村からボールを奪ったFWカマチョがそのままドリブルで切れ込み、PA内に進入。DF中澤佑二もかわされたが、細貝がカバーし、ピンチを逃れた。  流れはパラグアイに傾いていく。前半22分、右サイドからベラが中央に入れたボールをサンタクルスがスルー。カマチョがダイレクトでゴール前に流し、サンタクルスが右足で狙ったが、シュートはミートし切れなかった。  日本のバイタルエリアで起点をつくるパラグアイは中央からサイドに展開し、チャンスをうかがう。前半24分には左クロスからバリオスが決定的なヘディングを放つなどゴールを狙った。  中村、細貝のボランチでリズムをつくれなくなった日本は劣勢を強いられるが、前線の4人が個人技と細かい連係でチャンスをつくる。前半35分、ロングフィードを本田が受けると、素早く前を向いて右サイドに展開。サイドに開いていた森本が中央に走り込む香川にラストパスを送ったが、DFがカバーに入り、惜しくもシュートまでは持ち込めなかった。  0-0で折り返した後半開始30秒、パラグアイがいきなりビッグチャンスをつかむ。バリオスのシュートは長友がブロックしたが、こぼれ球をMFサンタナがミドルシュート。フリーで打ったシュートだったが、わずかにゴール右にそれた。  日本は本田、香川が個人技でチャンスをつくる。後半4分、PA内で本田からパスを受けた香川がドリブルで切り返し、ゴールに向かうが、DFがスライディングでなんとかカット。同7分には本田が左サイドからカットインし、右足でミドルシュートを狙った。  後半10分にはセンターライン付近でボールを持った香川が素早く前を向き、右サイドに絶妙なスルーパスを通したが、DF内田篤人のクロスはDFに当たってしまう。同11分にも香川は中央をドリブルでこじ開けてシュートまで持ち込むなど躍動した。  いい流れの間に先制点を決めたい日本は後半15分、森本に代えてFW岡崎慎司を投入し、最初のカードを切る。すると、同19分、じっくりパスを回して相手を揺さぶりながら中村が岡崎の空けたスペースに鋭いスルーパス。これに反応した香川はワンタッチでスペースにボールを運び、右足を振り抜く。GKの手をかすめて右ポストに当たったボールはそのままゴールラインを割った。  延長戦を含めた120分間を戦い、0-0のままPK決着となったW杯でのパラグアイ戦。実に184分目で生まれた先制点は、W杯でサポートメンバーにとどまり、悔しい思いを味わった香川の右足からだった。  日本は先制直後の後半20分、松井に代わってMF藤本淳吾がピッチに入る。同22分には栗原のミスからピンチを招き、バリオスに決定的なシュートを放たれたが、GK川島永嗣がビッグセーブ。このプレーで栗原は足を痛め、DF岩政大樹と交代した。  後半29分には左サイドを駆け上がった長友のクロスに岡崎が飛び込むなど、追加点を狙う日本。後半33分には本田に代えてMF橋本英郎を投入。橋本は左サイドに入り、香川がトップ下に移った。  守備陣も粘り強く守り、後半39分にはセットプレーからピンチを招くも、ゴールライン上にいた中村がヘディングでクリア。同44分に内田に代えてDF槙野智章、同45分に香川に代えてDF駒野友一を投入し、逃げ切りを図ると、終盤のパラグアイの猛攻も守備陣が体を張ってしのぎ、1-0で逃げ切った。  W杯でベスト8の夢を阻まれ、涙をのんだ相手へのリベンジ達成。香川は試合直後のインタビューで「W杯で負けていたので、その借りを返せてよかった。自分はW杯に出れなくて悔しい思いをしたので、すごい気合いは入っていたし、それが結果につながってよかった」と素直に喜んだ。6万5157人の観衆がつめかけた新生ジャパン初陣。4年後のブラジルW杯へ、幸先良い白星スタートを切った。 (取材・文 西山紘平)


posted by gekisaka |13:32 | ゲキサカプラス(iPad/iPhone用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

[全日本ユース(U-18)選手権]「ヴェルディ倒すのは自分たち」F東京U-18、ライバルとの対戦へ向けてまず1勝

[9.4 全日本ユース選手権1次R第1戦 F東京U-18 3-0 富山一高 群馬]

 高校年代の日本一決定戦、高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)選手権が4日、開幕。群馬県立敷島ラグビーサッカー場の第2試合では1次ラウンドFグループのFC東京U-18(東京)対富山一高(富山)戦が行われ、FW秋岡活哉の2得点などにより、3-0でF東京U-18が勝った。

 プリンスリーグ(U-18)関東3連覇を達成したF東京U-18と同北信越王者の富山一。地域チャンピオン同士の実力派対決は初優勝を狙うF東京U-18が制した。前半36分、F東京U-18は09年U-17W杯日本代表のSB廣木雄磨とのワンツーで右サイドを抜け出したMF江口貴俊の折り返しが秋岡へと通る。ファーストタッチでDFを外した秋岡が右足を振りぬくとシュートはGKの指先を抜けてゴール左隅へと吸い込まれた。

 前半わずかシュート1本に終わった富山一だったが、0-1の後半7分にCB矢島優輝を投入し、沖村圭祐主将をCBから中盤へと上げる。勝負を仕掛けた富山一は活性化された中盤を軸に流れをつかみ、エースFW鈴木勇二やMF藤城奨平がミドルシュートへ持ち込んだ。

 だが、F東京U-18の倉又寿雄監督はすぐに対応。ボランチにU-16日本代表MF野沢英之を投入し、システムを4-4-2から4-5-1へと動かす。中盤を建て直すと、もう相手に付け入る隙を与えなかった。25分にはPAのGKにプレッシャーをかけた秋岡がGKのファンブルを誘発。そのままボールを奪って2点目のゴールを流し込んだ。さらに39分には敵陣右サイドで相手ボールを奪ったFW岩田拓也が一気にゴールへと迫り、勝負を決める3点目。悲願の初優勝へ向けてまずは勝ち点3を獲得した。

 自陣に引いた陣形を取って背後のスペースを消し、鈴木のキープ力を生かして何とか食い下がろうとした富山一は簡単な相手ではなかった。隙を見せれば押し込まれていたかもしれない。だがさすがは関東王者・F東京U-18。特に途中出場組の岩田、岩木慎也が息を吹き込んだ終盤は完全に相手を圧倒していた。高校トップチームを凌駕する走力と選手層、そして勝利への貪欲さを見せ付けた。

 今大会のF東京U-18にはモチベーションを上げる2つの理由がある。まずひとつ目はまだ手にしたことのない高円宮杯制覇を成し遂げること。もうひとつは同じ東京のライバル・東京ヴェルディユースに黒星をつけることだ。日本クラブユース選手権を制しただけでなく、天皇杯東京都予選で大学、社会人、JFL勢を連破して高校チームとして史上初めて優勝したライバルに対する思いは強いのだ。

 ともに1次ラウンドを1位で突破し、勝ち上がれば準々決勝(ひたちなか)で対戦することができる。それだけにCB松藤正伸主将は「まずはグループリーグを突破することが第一。でもヴェルディを倒すのは自分たちしかいないと思っている。(準々決勝会場の)ひたちなかで勝つこと。そのためには自分たちのレベルを上げないとヴェルディには勝てない」。

 この日の試合について指揮官は「全然納得いっていない。特に前半は個人個人のプレーになってしまっていた。これはウチのサッカーではなかった」と厳しく指摘。まさかのグループリーグ敗退を喫してしまった日本クラブユース選手権での反省から、よりつなぐ意識を高めてきたが試合で展開することができなかった。
 先を急ぐのではなく、まずは足元を見て一戦一戦しっかりと戦っていかなければならない。ライバルとの大一番を戦うためには、まだまだやらなければならないことがたくさんある。

(取材・文 吉田太郎)

posted by gekisaka |11:39 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

[全日本ユース(U-18)選手権]“ウォーターサッカー”広島観音が総体王者の堤防破りドロー

[9.4 全日本ユース選手権1次R第1戦 広島観音高 1-1 市立船橋高 群馬]

 高校年代の日本一決定戦、高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)選手権が4日、開幕。各地で1次ラウンド第1戦が行われた。群馬県立敷島ラグビーサッカー場の第1試合では全国高校総体優勝の市立船橋高(千葉)と広島観音高(広島)の高校勢同士が激突。1-1で引き分けた。

 勝ち点3を奪いにきた夏の高校日本一校を“ウォーターサッカー”広島観音がドロー決着へと引きずりこんだ。決して市立船橋のパフォーマンスが悪かったわけではない。CB平尾優頼主将が「後ろから見ていて一人ひとりの動きはよかった」と振り返ったように中央では全国総体得点王のFW和泉竜司やMF藤橋優樹が相手との違いを生み出し、サイドを抜け出したMF石原幸治、MF松野央資の突破から再三ゴールを襲った。そしてカウンターから中央突破を試みた相手アタッカーはMF今瀬淳也が容赦なく潰し、ボールを強奪していった。

 だが、相手の弱点を自分たちの力で見極め穴を突く広島観音も素早い判断とスピードを武器にサイドを攻略。時に市立船橋以上の速さでの攻守の切り替えからMF田中杏平やMF今田太一がラストパスを供給した。

 サイドでの攻防戦、そしてどちらがより速い切り替えからゴールを狙うことができるか。この2点がポイントとなった試合は市立船橋の「もうひとつの武器」セットプレーでスコアが動く。後半開始直後の2分、市立船橋は石原の左CKをニアサイドのCB山野辺大樹が頭で合わせる。ファーサイドへ向かったボールの先にいたのは平尾主将。右足ダイレクトで押し込み先制に成功した。

 平尾主将の公式戦初ゴール。大舞台で生まれた待望の一撃で市立船橋のムードは一気に高まった。さらに前日3日が誕生日だったFW水谷達也のポストから難なく相手の背後を取るような場面が増えていく。だがチャンスを決められないでいると終盤、この夏、静岡学園高にPK戦で敗れた以外は無敗だという広島観音が牙を剥いた。

 「残り15分が勝負だと思っていた」という広島観音・畑喜美夫監督が19分に“切り札”である186cmの大型FW井上友輔を投入。さらに28分にはMF西田良太、MF高橋純平を送り出し、両翼もスイッチした。これでギアチェンジを図ると36分、敵陣でボールを奪ったFW下岡恭祐が併走した相手ボランチのランニングコースに蓋をした素晴らしいドリブルから右足を一閃。これがゴール左隅へと決まり、同点に追いついた。

 この後は形勢が逆転。MF村田直哉主将らがセカンドボールを確実に拾ってボールをつなぐ広島観音の前に市立船橋は後退を強いられた。1-1で試合終了し、広島観音は勝ちきることこそできなかったが、全国総体に不出場だったチームが総体全国王者とドロー。畑監督は「今年は“ウォーターサッカー”と選手に言っています。水は熱くなることもあれば冷たくこともある。一方で人を助けることもできるし、害を与えるというか苦しめることもある。これという武器はないけれど、何でもできる水のようにつかみどころのないサッカーができるチームになってきたと思います」。終盤、勢いある“水”となった観音は市立船橋の堤防に穴を開けて勝ち点1をもぎ取った。
 
 一方、2点目を取って試合を決めることができなかった市立船橋・石渡靖之監督は「追加点をちゃんと取れなかった。もう1点、しっかり取ってということ。こういうのもサッカーですね」。ただ、平尾主将は「何があるか分からない。ただ総体の後、気の抜けていたような時期があったけれど、きょうはその状態とは違う試合ができていた。引き分けた分はこれから取り戻します」と前向き。慢心することなく気持ちの切り替えに成功した高校王者は、失った勝ち点2を残り2試合の勝利で取り戻すつもりだ。

(取材・文 吉田太郎)

posted by gekisaka |11:38 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

[全日本ユース(U-18)選手権]ロスタイムV弾で名古屋U18が勝利!!

ビューンで見られるゲキサカプラスより(記事は本サイトであるゲキサカが最速で更新されます)
gekisaka-187707.jpg
[9.4 全日本ユース選手権1次R第1戦 福岡U-18 1-2名古屋U18 西が丘]  39.2度とうだるような暑さの中、東京・西が丘サッカー場で行われた1次ラウンドEグループのアビスパ福岡U-18(福岡)対名古屋グランパスU18(愛知)戦は、後半ロスタイムにがMF小幡元輝が決めた決勝ゴールにより、名古屋U18が2-1で勝利している。  立ち上がりから福岡U-18がMF三島勇太のサイド攻撃を起点に果敢に攻め込むと、その流れのまま先制点を獲得する。前半25分、右サイドMF牛之濱拓のボールをPA内中央で受けたFW三苫元太が左に流すと、そのボールにつめたMF菊本侑希が右足でゴールを奪った。  その後も福岡U-18は幾度もPA内へと持ち込み、チャンスをつくる。ただ名古屋U18GK古川真大が2点目を阻み、リードを広げることができない。  1点ビハインドで迎えた後半、名古屋U18が反撃に出た。後半6分、左サイドから突破を仕掛けたFW川村啓輔が福岡U-18のGK大岩根優作を交わすと、左足で落ち着いて同点ゴールを決めた。  その後、互いに暑さからか運動量が落ち始め、10分を過ぎると、両GKに異変があらわれる。互いに足をつる場面が増えると、同19分に名古屋の古川が交代。40分には、福岡U-18の大岩根がピッチを退いた。名古屋U18の小川誠一監督が「両チームのGKが交代したのは見たことがない」と話したように、この両GKの交代劇が、この日の過酷な日差しと暑さを物語っていた。  ロスタイムは6分と表示され、試合はこのまま1-1で終わるかと思われたが、ここで魅せたのが名古屋U18の小幡だった。右サイドから流れてきたボールをPA内中央で受けると、切り返しから左足で豪快な逆転弾を決めてみせた。  猛暑の中最後まで走りぬいた名古屋U18がまずは1勝を挙げた。福岡U-18は、名古屋U18の小川監督が「前半のところでアビスパさんのDFが本当に良かった」と振り返ったように、立ち上がりは攻守に渡り、ゲームを支配していただけに後半終了間際での失点は大いに悔やまれる。  次戦は12日に行われ、福岡U-18は横浜FMユースと、名古屋U18は三菱養和SCユースとそれぞれ対戦する。 (取材・文 片岡涼)


posted by gekisaka |11:37 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

[全日本ユース(U-18)選手権]王者・横浜FMユース、5発発進!!

ビューンで見られるゲキサカプラスより(記事は本サイトであるゲキサカが最速で更新されます)
gekisaka-187705.jpg
[9.4 全日本ユース選手権1次R第1戦 横浜FMユース5-1三菱養和SCユース 西が丘]  高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会が開幕した。気温39.2度と猛暑の東京・西が丘サッカー場で行われた1次ラウンドEグループ第1戦では、昨年優勝の横浜F・マリノスユース(神奈川)と同4強の三菱養和SCユース(東京)が激突。横浜FMがMF松本翔の2ゴール1アシストの活躍などにより5-1で勝った。  立ち上がりから横浜FMユースが三菱養和ゴールへと襲い掛かる。「高円宮杯では毎試合2得点以上は取る」と意気込むMF松本翔を中心に、縦へ縦へと早くつなぎ、相手を圧倒。前半7分に、松本がPA手前中央からグラウンダーのミドルシュートを決めると、同24分には、松本の右クロスのワンバウンドをPA内中央でMF後藤拓斗がボレーで叩き込み、追加点を獲得した。  後半に入ってもその勢いは止まらず、7分にはMF高橋健哉がPA内へと中央からドリブル突破。シュートコースを探しながら、右サイドを突くと、目の前の3枚のDFを交わし、ダメ押しの3得点目を決めた。さらに31分、途中出場のFW宇佐見康介が左サイドでGKを交わし4ゴール目を奪うと、後半ロスタイムには松本が左サイドから有言実行の一撃。この日2得点目となるゴールを決め、昨年の高円宮杯準決勝で対戦している関東のライバルに快勝した。  11時キックオフという炎天下で行われた試合となったが、これだけの暑さの中でも、運動量高く、丁寧に細かくつないだ横浜FMユースに軍配が挙がった。試合終了後、松橋力蔵監督も「連覇へ向けた手応えは常にある」と大勝に自信をみせている。  一方、11年名古屋グランパス加入のFW田中輝希擁する三菱養和SCユースは、前半5分にMF内藤将梧の縦パスにMF佐藤聖が右サイドへと抜け出てシュートを狙うも横浜FMユースのU-17代表GK鈴木椋大の好セーブに阻まれる。先制のチャンスを生かせなかったチームはウリである攻撃力をなかなかいかすことができない。  0-3の後半27分にカウンターから近藤がGKを交わし1点を返すも後はつづかず。5失点での敗戦という厳しい結果に終わってしまった。 (取材・文 片岡涼)


posted by gekisaka |11:35 | 高校サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

憲剛が新司令塔へアピール!香川弾をアシストし“新ホットライン”に自信

[9.4 キリンチャレンジ杯 日本1-0パラグアイ 日産ス]

 日本代表最激戦区のボランチでMF中村憲剛(川崎F)が、新ゲームメイカー就任へアピールに成功した。後半19分、中央で香川真司からパスを受けた憲剛は、ボールをキープして前線のスペースを探した。香川が一気にギアを入れて左から中へ走り込んだのを見逃さない。狙い済ました強めのスルーパスで最終ラインを切り裂き、決勝点をアシストした。

 「(香川)真司がいい動きをしてくれた。オレはそれに合わせただけ。(ハーフタイムに)狙っとけという話をしてたし、真司も出してください、と。前半、パラグアイが(アグレッシブに)きてましたけど、この暑さの中で絶対にもたないと思っていた。案の定、落ちた」

 憲剛はニヤリと笑った。相手が疲れ、足が止まりかけた状態を見逃さなかった。計算された絶妙なアシスト。まさに舵取り役のボランチ、ゲームメイカーにふさわしい仕事をしてみせた。今回、MF遠藤保仁、MF長谷部誠のW杯レギュラーボランチが怪我で不在となった。チームの心臓部が総替わりし、憲剛の右足にチームの命運が託されたが、しっかりと期待に応えた。

 南アフリカW杯は、決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦の1試合のみの出場だった。後半36分から出場し、チームの勝利に貢献しようと奮闘した。持ち味は出したが、相手の強固な守りに苦しみ、得点につながる仕事はできなかった。しかし、リベンチマッチでアシスト。「僕もそうだけど、あのとき(W杯に)出てない選手、今まで出ていていた選手もそうですが、周りが新しい日本代表を期待してくれて、きょうも6万人入ってくれて、下手な試合はできないなと思っていた」とこの試合に賭ける思いを明かした。

 ザッケローニ新監督の前で、香川との“新ホットライン”を印象付けることもできた。香川は南アフリカW杯のサポートメンバーで、控え組だった憲剛は、いつも香川と同じチームでプレーしていた。そこで、香川のプレーの特徴をつかんだという。「紅白戦とかいつも一緒にやってて、ああいう左から中に入っていくのが好きなのは知っているから」。ドルトムントでトップ下を務めるなど攻撃力が評価されている香川は今後、新生日本代表の攻撃のキーマンになる可能性が高い。そうなると『憲剛-香川』のホットラインが活かされる。

 「勝ったんで、いいスタートが切れたと思うけど、このあと、(ザッケローニ)監督がメンバーをまたセレクトしますし、選手は毎試合毎試合、ベストを尽くすだけだと思う。自分の特徴というか、そういうところアピールしながら、存在を出していきたい」

 当然だが、憲剛はこれだけで満足することはない。「パスを配るのが自分の特徴。それをやらなかったら自分じゃない。スルーパスだけでなく、局面を変える一つのコンパクトパスとか、チームのためにしっかり出したい」。今後も自分らしさを発揮して、代表に生き残っていくことを誓った。たしかに代表選考は白紙の状態。遠藤、長谷部も安泰とはいえない。新生ジャパンの心臓になるべく憲剛はアピールを続ける。

(取材・文 近藤安弘)

posted by gekisaka |03:36 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年09月05日

「W杯とは違うところを見せたかった」、香川の一撃で因縁マッチに終止符

[9.4 キリンチャレンジ杯 日本1-0パラグアイ 日産ス]

 6万5157人の大観衆の前で、新たなスターが誕生した。MF香川真司(ドルトムント)がザックジャパン第1号ゴールを決めるとともに、南アフリカW杯でベスト8の夢を阻まれたパラグアイにリベンジを果たす決勝点を叩き込んだ。

 後半19分、相手を押し込みながら攻めあぐね、横にパスを回していたときだった。FW岡崎慎司が後ろに下がる動きでCBを引き付ける。ぽっかり空いたスペースに飛び込む香川の動きをMF中村憲剛は見逃さなかった。電光石火のスルーパス。ワンタッチでボールをスペースに運んだ香川が右足を振り抜くと、シュートはGKの手を弾き、右ポストをかすめてゴールに吸い込まれた。

 「憲剛さんからいいボールが入って、自分らしいゴールだった。イメージ通りです。ああいうのはいつも狙っているし、得意な形だった」

 自画自賛の先制点。このひと蹴りがW杯から続く因縁マッチに“ケリ”を付けた。6月29日の決勝トーナメント1回戦。パラグアイとの死闘は0-0のまま延長戦を含めた120分間を戦って決着が付かず、PK戦の末に敗れた。

 サポートメンバーとしてチームに帯同していた香川には試合に出場する資格もなく、スタンドからただ見守ることしかできなかった。「悔しさはあったし、見ているサッカーも守備的で。W杯ではしょうがない部分もあるけど、今日は違うところを見せたかった」と力説した。

 大会直前に軌道修正した岡田ジャパンはMF本田圭佑を1トップに置き、MF阿部勇樹をアンカーに置いた守備的なサッカーでグループリーグを突破。しかし、同時にそれだけではベスト16が限界であることを見せつけられたのがパラグアイ戦だった。

 サポートメンバーとはいえ、チームの中で練習していた香川は集中力を切らすことなく、黙々と汗を流した。そのキレのあるのプレーぶりに「なぜ香川がサポートメンバーなんだ」という声も漏れた。自分の存在感を見せつけるのにパラグアイは格好の相手だった。

 たまりにたまったうっ憤は、W杯後に合流したドルトムントでぶつけた。ELプレーオフで2得点を挙げるなどチーム内で確固たる地位を築き、ブンデスリーガでもトップ下として開幕から2試合連続で先発。第2節のシュツットガルト戦では2点に絡み、3-0の初勝利に貢献した。

 ドイツでの好調ぶりはこの日も健在だった。再三のドリブル突破で相手守備陣を切り裂き、スペースへの飛び出しでもパラグアイを揺さぶった。

 「自分ではどこが成長したかは分からないけど、充実しているし、サッカーへの姿勢とか、そういうものは日々強まっている。それしかやることはないし、雑音に惑わされず、自分のサッカーをやっていきたい」

 FW森本貴幸を頂点に、香川、本田、MF松井大輔が2列目に並ぶ“欧州カルテット”が魅せた可能性。初陣で因縁の相手に雪辱を果たした新生ジャパンの中心に、香川がいた。

(取材・文 西山紘平)

posted by gekisaka |03:34 | ゲキサカ(3キャリア携帯電話用)から公開 | コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加