2010年01月21日

少年サッカー●小学校生活最後の大会

現在、わがクラブが所属する地域では4種の県大会が行われている。

ちょうど、各ブロックの予選が終わり、中央大会へと勝ち進んだ32チームが決定したところだ。

この大会は、4種(U-12世代)では、今年度最後の大会。

全国少年サッカー大会とは異なり、全国大会にはつながっていないものの、小学校生活で練習してきた6年間の集大成ということで、選手たちも指導者たちも、一様に盛り上がる大会である。

残念ながらわがチームは、今年もあと少しというところで中央大会への進出を逃してしまった。
選手たちは小学生年代での『公式戦』は、すべてのスケジュールを終えたことになる。
僅差で敗れた試合後は悔し涙を見せる子も多く、先の高校選手権同様『一生懸命戦う』という、スポーツ本来のすがすがしさを感じさせてくれた大会であった。


すでに40歳を超えた私たちにとってみれば、いまどきの小学生は本当に上手い。

ボールコントロールも、キックも、ドリブルも。
強豪チームの選手たちは、すべてのプレーを高い次元でこなしている。

ただ、トーナメントで戦われる大会を勝ち進んでいくにつれて、似たようなチームが増えていくことに気づいた。

ていねいにパスをつないで一度サイドに展開し、そこからクロスを中心に試合を作っていく。
壁パスなどショートパスやプレースキックの精度は非常に高いのだが、ゴリゴリのドリブルしかしない選手とか、ボールを受けたらとにかくなんでもシュートばかり打つ選手とか、一昔前の『小学生らしい』プレーは、むしろ減っているような気がした。

これは、まさに今年の高校選手権を見ていてもでも感じたことなのだが……。

昨年、急成長したといわれる日本代表の岡崎選手は、ダイビングヘッドを武器(得意技?)に、試合でアピールを続けている。

ほかにも、西沢選手のボレーとか、松井選手のドリブルとか、たぶん、子どもの頃からそればかりやって、どんどん上手くなっていったんだろうなという選手は、プロリーグでも、その技を武器にして活躍している。


人と違うことが武器になるのが、スポーツの世界。

指導者の『理想のサッカー』の型に選手たちをはめるのではなく、子どもたちがサッカー好きになって、そこから個性を伸ばしていけるような指導をしたいと常々思っている。
でも、個性的な選手ばかりのチームは、大きな大会で勝ち進んでいくことが難しいのであろう。

いいサッカーと負けないサッカーは、なかなか両立しない。

そんな言い訳で自身を納得させながら、今年も卒業生を送り出す季節がやってきた。

それでも、いい意味で『むちゃくちゃ個性的』な選手を、もっともっと少年サッカーで見かけられるようになりたいものである。

posted by スタッフ スズキ |16:30 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(0) | トラックバック(0)
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