2009年10月30日

少年サッカー●小さな大人と大きな子ども

ジュニア世代のコーチングでよく言われることに、
「子どもは小さな大人ではない」という言葉がある。

つまり、ジュニア世代は、大人のように考え大人のように行動できる体格が小さいだけの選手ということではなく、子どもなりの考え方で、子どもなりの行動をするということ。

グラウンドの外から試合を見ていて、「なんでそこにパスを出さないんだろう?」とか、「試合の流れがよくないから、今は外側でパスを回すべきだ……」など、大人として、サッカー常識人として考えることが、子どもたちの頭の中には最初からは存在しないということだ。

特に、流れを感じて、ゲームに勝つために最善(と思われる)の選択をすることは、かなり難しい。

フル代表でも、微妙な選択をしていると思われる選手がみられるくらいなのだから……。


『プラチナ世代』と評されるU-17日本代表が、ナイジェリアで苦戦している。

確かに、攻撃陣の技術はすばらしく、ブラジルやスイスと戦っているシーンを見ても、まったく見劣りしないと言えるだろう。

しかし、試合中に考え、修正する力はどうだろう。

ジュニア世代は特に、悪いながらも計算しながらプレーすることが苦手である。

一本調子で、得意なことだけを(もしくは、指導者から『こうやれ!』と言われたことを)一生懸命に表現しようとしがちである。

今回のU-17の戦いぶりを見るに、まさにこの部分を感じた。

チーム戦術として、指示されていることを一生懸命にやろうとするのだが、チームとして上手く機能しなくなってきて、自信を失いつつあるときのプレー、つまり個対個の戦いになったときの、個人戦術である。

相手に押され始めたからこそ、早く・ミスなくプレーしようという意識が強くなる。
   ↓
ミスしたくない意識が強すぎて、ボールコントロールが乱れ、ムダ走りだけが増えていく。
   ↓
結果、エネルギーを使いすぎて、(観戦者にとって)サッカーが最も楽しくなる、前後半の残り15分、全体でいえば75分以降に、何かが起こる。

なんだか、これの繰り返しを見せられているようだった。


指導者たちの尽力と、選手たちの努力によって、ボール扱いは、格段に向上している。

ではこの個人戦術を、ジュニア世代から選手たちに身につけさせるにはどうすればいいのだろう?

これこそが、次の世代を育てる指導者に与えられた宿題といえるのではないだろうか。

posted by スタッフ スズキ |13:23 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(1) | トラックバック(0)
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少年サッカー●小さな大人と大きな子ども

コメント投稿者ID :

小学生低中学年には、狭いコートでゲームをやり
どれだけ多くの試合を出来るかじゃないかな。
試合内容は関係なし。
基礎を固めてから試合って流れでやると
自由な発想や考えるということを放棄し
知らぬ間に言われるがままになる。

posted by 子供 | 2009-10-30 17:39

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