2008年11月16日
[全国高校選手権予選]昨年度全国準V・藤枝東が静岡連覇!
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[11.16 第87回全国高校サッカー選手権静岡県大会決勝 常葉橘 0-2 藤枝東 エコパ]
16日、第87回全国高校サッカー選手権静岡県大会決勝が行われ、昨年度全国大会準優勝校の第2シード・藤枝東と第1シードの常葉橘が激突。藤枝東がFW新井成明(3年)の先制ゴールなど2-0で勝ち、2年連続23回目の全国大会出場を決めた。
フォーメーションはともに4-4-2。MF小林勇輝主将(3年)、MF藤田息吹(3年)、DF岡崎太一(3年)と昨年度の全国準Vメンバー3人が先発に名を連ねた藤枝東に対し、常葉橘はU-15日本代表候補歴を持つMF井戸康雄主将(3年)が中盤の右、同左サイドにエース・植田雅之(3年)が入った。先発11人中9人は全国中学校大会の常連・常葉橘中出身。ただ、注目を集めたひとり、元U-15日本代表FW提坂俊介(2年)はベンチスタートとなった。
序盤試合を優勢に進めていたのは3年ぶりの全国を目指す常葉橘だった。左サイドのライン際に位置取る植田を基点に攻撃を展開。10分にはその左サイドから崩し、最後は1年生FW中村太一の決定的な左足シュートがゴールをかすめる。さらに15分にも植田のドリブル突破からPAやや外の中村が振り向きざまの右足シュート。そして19分にはゴール前にこぼれたボールに走りこんだFW松下夏月の右足シュートがゴールを捉えた。だが、ビッグチャンスだったこの一撃は藤枝東の1年生守護神・袴田祐人の好守に阻まれ、得点することができない。
すると直後の22分だ。藤枝東はDF大井淳平(2年)がGKとDFの間へ絶妙な左CK。相手DFのクリアがほぼ真上に上がったところを「1回競ってまたボールが来た。気持ちで入れた」という185cmの大型FW新井が頭で打ち抜くと、ボールはゴール右隅へと吸い込まれた。この得点が試合の流れを大きく傾けた。小林、藤田を中心とした藤枝東の鋭い出足の前に常葉橘は自慢のパスワークを完全に封じ込まれてしまう。そして35分、大井淳の左CKが今度は常葉橘DF陣のオウンゴールを誘い、2-0。前半シュート2本だった藤枝東が2点をリードした。
戦前優勢と予想されていた常葉橘にとってはまさかの展開。2失点目直後の38分に提坂がピッチへ送りだされるが、後半も中盤でボールを奪われては藤枝東の快足FW村松一樹(3年)と途中出場の伏木一紘(1年)にサイドをえぐられ、決定的なピンチを招いた。一方の藤枝東は昨年までストライカーだったCB岡崎に1年生GK袴田が安定感高い守備でチャンスを与えない。
常葉橘は後半20分過ぎから相手のDF裏のスペースを突きだし、決定的なチャンスへとつなげる。だが、35分に相手GKと1対1となった提坂の右足シュート、39分の井戸のヘディングシュートがいずれも枠を外れるなどどうしても1点が奪えず。シュート4本の藤枝東が同11本の常葉橘を封じ、3戦連続となる無失点勝利。日本一への再チャレンジのチャンスを得た。
県新人戦、県総体ではともにベスト8にも残ることができなかった藤枝東。ただ、今大会は清水加入内定のMF竹内涼擁する浜松開誠館、全日本ユース選手権出場の静岡学園、そして常葉橘と攻撃の高いチームをいずれも完封して全国切符をつかんだ。就任1年目の大石和孝監督は「きついときに我慢して勝った。地道にやってきた成果を出してくれた」。また小林主将は「これまで結果が出なかったが、最後に優勝できて良かった。全国でも藤枝東高らしいサッカーがしたい」と宣言した。
(取材・文 吉田太郎)
posted by gekisaka |19:04 |
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