2008年09月03日

少年サッカー●「正確な技術」と「考えて走る」能力をバランスよく

先日、ひさしぶりに、5年生の試合を観戦した。

ウチのチームの基本的な行動様式は、「学年ごとに」ということになっている。
現在のウチのチームでは、お父さんコーチが面倒をみる仕組みのため、学年ごとに指導する事情が少しずつ異なる。
6年生チームの場合、普段の練習では子どもが13名に対してコーチ1~2名という場合が多い。
5年生チームは、子どもが20~22名に対してコーチが5~6名という感じ。

ウチのチームの5年生は子どもが多く、それと比例してお父さんコーチも多いので、いつも大勢のコーチに見守られながら練習にも試合にも取り組んでいる。

現6年生は、(良くも悪くも)放任主義。
子どもが15名以上いるのにコーチが1人という状況での練習も多かったので、課題も揉め事も、基本的には子どもたち同士で話し合って決めなさいという風潮ができあがっている。
低学年のころは、毎週誰かと誰か(争う組み合わせが日替わりで異なる)がケンカしていて、お互いにいろいろな障害を乗り越えて現在に至っているので、いろいろな意味で、個々の関係はきっちりできあがっている(と思う)。
基礎練習など、子どもにとってつまらない単調な練習の場合にはふざける子も多く、正確な技術が習得できないまま、我流で突き進んでいる子も少なくない。
サッカーをやるのは、(コーチではなく)子どもたちなのだから、自分たちでどうすればいいのか?考えるクセをつけてほしいという狙いも遠からずあるのだが、コーチの絶対数が少ないという理由が大きかったりもする。

一方、現5年生は、(端から見ていると)管理主義。
子ども3~4人に対してコーチが1人つく感じなので、基礎練習などを行う際には、隅々まで、目が届く。
サボればすぐコーチに叱られるし、ボールの蹴り方が悪ければ、個別に声をかけてもらえる。

5年生と6年生を見比べると、蹴り方や止め方などはあきらかに(細部まで目が行き届くため)5年生のほうがキレイだと思う。



(で、5年生の試合)

前半を終えて1点リードしていた5年生チームは、後半開始早々に1点入れられてしまった。

とたんに、ベンチをちらちら見る子が増えた。

「オレたち、どうしたらいいの?」

同点に追いつかれてパニックになった子が、コーチの指示を待っている。

残念ながら、子どもたち同士で声を掛け合うシーンは見られなかった。




現6年生は、コーチの人数が少ない都合もあって、子どもが集中できない基礎練習を少なめにし、1対1~5対5まで、なにかとゲーム形式の練習を多く取り入れてきているため、負けず嫌い集団になっていて、とにかく勝ち負けにこだわるメンバーが多い。
コーチが何も言わなくても、(なかなか結果は出ないが)なんとかして勝とうとする子が何人かいる。
我が強すぎて試合中にもめ出すケースも、勝ちたい気持ちが空回りするケースも多々あるのだが……。


正確な止める蹴るなどのスキル習得と、今なにをすべきなのか考えて行動できること。

この2つを、バランスよく同時に身につけられるような育成方法は、グラスルーツである、地域のサッカークラブでは本当に難しい。

posted by スタッフ スズキ |12:42 | 少年サッカー●U-12・4種 | コメント(0) | トラックバック(0)
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