2009年02月07日

JFLの存在。。。

今日はJFLについて。。。
JFLはある意味、J1J2の下部組織ではあるけれども、そのリーグが掲げる概念は「アマチュアサッカー界の頂点」というものである。
しかしながらそのJFLに参加しているチームの構成は将来Jリーグ入りを目指す地域密着型のプロチーム、企業チーム、学生チーム、Jのサテライトチームと様々である。
その実力差もまた様々だ。
これらのチームで構成されているリーグは世界的にも珍しいのではないだろうか。
中にはJ1J2顔負けの立派なスタジアムをホームとしているチームもあったりする。
地方のチームにはかつての代表選手がいたりもする。
ある意味ユニークだ。
代表的な一部のチームを紹介する。

「Jの門番」と言われる「HONDA FC」等はJFLの強豪でかつての旧JSLでは「本田技研サッカー部」として名をはせ、Jリーグクラブ化の構想もあったチームだ。
多くの選手がこのチームからJの強豪チームに移籍した経緯もある。
企業チームの代表格。

「ジェフリザーブズ」は未だに整備されていないサテライトリーグの試合数の少なさをこのリーグ参加で試合経験を補おうという趣旨で参加している。

「流通経済大学」はこれまた新しい試みで、毎年入れ替わる選手を多くの試合で試し、大学サッカーにはない経験を積ませる事を目的としている。その結果、多くの卒業生をJリーグに送り出している。

「ガイナーレ鳥取」はJ入りを目指すチームの一つで、以前当ブログにて紹介した「とりぎんバードスタジアム」という専用競技場をホームにしているチーム。昨年は惜しくもJ2昇格を逃したが、今年は有望視されているチーム。かつての日本代表DF小村徳男が所属する。

以上このリーグを構成する代表的なチームであるが、色々問題点も多い。
まずは「観客数」。悲しいかな平均観客数は1500人程度。この数字もJ準加盟チームの平均3000人という数字を差し引けば平均1000人を下回るそうだ。
昨年、機会あって企業チーム同士の試合を観戦したが、おそらく昔のJSLののごとく数百人もいたかどうか怪しかった。まぁ牧歌的で懐かしくもあったが・・・(苦笑)

次に「チーム間の実力差」。企業チームの選手はほとんどがその企業の社員であり、中には夜勤明けでアウェイのゲームに参加している選手もいるそうだ。
その上、用具、遠征費も自前というのも珍しくはないようだ。
昨年も二桁の得点の試合があったこともこれらの選手のコンディションや練習不足という要因も大きいだろう。

最後に「目的意識の差」。例を挙げれば地元の支援を受けて上のJを目指すチームと企業のクラブ的なチームのモチベーション。これは大きいのではないか?
また選手強化の場と割り切っているサテライトチームと企業チーム。これもあまりにも目的が違う。

以上の私的な問題点からJFLというリーグは分岐点に差し掛かっていると考える。
J創成期のJFLとは明らかに様々な点で変わってきているのは確か。
ある意味、JFLはその役割を終える時期で、J3創設と共に、プロアマの線引きをする時期にきていると考える。リーグ概念が「アマチュアの頂点」と謳っていることからアマチュアだけのリーグに変えていってもいいのではないか?
確かにJサテライトチームとJ準加盟チームの試合は強化という点からは良いだろう。しかしながらお互いプロであるのだからJ3という舞台を用意すれば良いだけで、現在問題視されている、サテライトの試合数の少なさもサテライトチームのJ3加入により解決すると思うのだが。J3で、J1,2昇格を目指すチームとサテライトチームでかなりの数になるであろうが、試合数をこなし経験&強化&昇格という同じベクトルがあるのであるから「下部リーグ」の方向性も見直す時期にきていると思う。

posted by ganbatarou |08:25 | Jリーグ | コメント(18) |
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この記事に対するコメント一覧
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JFLの存在。。。

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諸手を上げて大賛成。
ナビスコを若手育成のために・・・。というような意見よりJ3を設立しJクラブにクラブ単独でユース上がりの選手の経験の場とするためのチームを新設させるなり、近隣の独立クラブを支援して若手選手を派遣したりして参加させる方がサッカーの裾野を広げる意味でも建設的である。

posted by 蹴球 | 2009-02-07 09:04

JFLの存在。。。

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ガイナーレ鳥取を取り上げていただき感謝です。。。
マイナーな県のマイナーチームですから。。。
言われるようにこのリーグは力の差が顕著すぎるのは間違いありません。J3の創設を望みます。それによりJ2の下位チームの意識も変わってくると思います。

posted by 鳥ぎん | 2009-02-07 09:08

JFLの存在。。。

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Jは「プロ」リーグなのですからJ3創設賛成です。
チーム数も多くていいと思います。
方向性は一つでよいです。

posted by FATMAN | 2009-02-07 09:37

JFLの存在。。。

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>蹴球さん

ジェフリザーブスの現状を知ってますか??

また、各チームにそれだけ選手を雇う余力があるかどうか。。。

posted by 煎餅 | 2009-02-07 09:41

JFLの存在。。。

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プロアマの線引きというのは簡単にできるのでしょうか。

J3を作って3部からアマチームを排除するとして、新規参加のチームはどこから来るのでしょう?
プロチームを作ったらいきなりJ3加盟ですか?
下部リーグから上がってくるのであればそこには結局プロアマ混在が生じる訳で、J3はあくまでピラミッドが1段深くなるだけ、だと思うのですが。

そしてもう一つ、プロ、アマとは何をさすのでしょう。
企業チームがプロ選手を中心に構成することを阻害するものは何もないし、逆に最低限の契約人数を満たせば夜勤明けの選手がスタメンをはるJ2のチームが許されないわけではありません。

広い日本で全国アマリーグが必要か?など、分岐点にあるのは確かでしょうが、その答えが単純な線引き論ではなくてもよいのではないかと思うのです。

あと、余談ですが小村選手は引退されました。

posted by ttt | 2009-02-07 09:47

JFLの存在。。。

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賛成です。
そろそろJ2のクラブ数も増えてJ2以下のリーグを再編する時期かと思います。
かつてJ2を新設した様に新しい基準で準加盟リーグの様な感じのJ3リーグを作れば参入し易いのでは?

posted by 通りすがり。 | 2009-02-07 10:17

JFLの存在。。。

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何かの参考になると思います。 http://en.wikipedia.org/wiki/League_system 世界各国のフットボールリーグシステム一覧です。 フランス・ドイツ・スペインは、日本にとって参考にしやすいと思います。

posted by 地域リーグ決勝大会形式は世界でも稀 | 2009-02-07 11:39

JFLの存在。。。

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自分もJFLの改革は必要だと思うのですが、さすがにまだJ3創設には早いでしょう。
クラブとして戦力、クラブの運営力をつけさせるためにJFLや地域リーグから順々に昇格させる方式を取っているので、チームをプロ化したからってJに入れるのであれば、色々と問題のあるチームの加入が増えてくると思います!!

ただ、JFLに問題が多いのは事実だと思います。
地域リーグからの昇格の困難さ、観客の少なさ、戦力の不均衡…
自分はなので前半戦を東西リーグに分け、後半戦を両リーグの上位と下位チームなどのいくつかのリーグに分けて全国リーグで行えば、1、移動、遠征コストの減少 2、前半戦のホーム試合のアウェイ席観客増 3、JFLのチーム増加の可能による地域リーグとのチームの入れ替わりの促進
などなど、面白い利点がいっぱいあると思うのですが…
すみません持論を長々と…

posted by やま | 2009-02-07 11:58

JFLの存在。。。

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サテライトチームをピラミッドの中に組み込むのは賛成です。

でもJFLはそのままで良いと思います。
アマチュアのホンダFCは、去年J加盟を果たした栃木SC、カターレ富山、ファジアーノ岡山を抑えて優勝していますし、流通経済大学は6位です。

実力差はJ加盟と合併によって本来降格しているチームがJFLに残ってしまっている事が大きいと思います。(違うかも知れませんが)
J3を作ったところでその中で実力差はあるでしょうし。

モチベーションの面でも強いアマチュアチームなら問題無いと思います。


それよりも、JFLと地域リーグの間に中間リーグを作ることの方が良いと思います。

以前、詳しく書かれた方がいらっしゃるのでそれを見ると分かりやすいと思います。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/wert-j/

posted by K | 2009-02-07 12:21

JFLの存在。。。

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JFLが良くまとめられていて、興味深く拝見いたしました。
ご提案の部分をもう少し詳しくお聞きしたいと思いました。私もプロアマの線引きは必要だと思います。
JFLの強豪クラブを見ると、後ろ髪引かれる思いもしますが、地域リーグの上に東西リーグのJ3を設けてはどうでしょう。アマも参加可能として自然にJFLを吸収できる構造とし、アマで全国リーグが必要か問いたいです。(前述の線引きと矛盾しますが。。)

以前、将来構想委員会の報告書の中で、J2では配分金を除く収入を年間5億円程度の収入を目標とすべき、としていましたが、2007年時点で13クラブ中4クラブが5億円未満と、Jでもサポーターが付くまでは全国リーグは厳しいと感じさせます。
また、J1の下位クラブの実力が拮抗してきたように見える今、J2のステータスを上げJ1からの降格に対する負荷を減らさないと経済損失が大きいと思います。
J2を8クラブ(J1が16クラブならJ2は10クラブ)6回戦とした場合、ご提案のように準加盟やリザーブチームも含めれば、J3の東西リーグは来年からでも可能です。
長文失礼致しました。いかがでしょうか。

posted by ヴァル・ポン | 2009-02-07 12:32

JFLの存在。。。

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煎餅さんへ

無論、財政的な負荷は掛かります。ただ、現状のリザーブ戦は試合数も少なく、内容的にも問題が多々あるためにナビスコを若手主体の大会にすることが検討されているようですが、これは各クラブの収益にも悪影響があるでしょう。そんなことをするくらいであれば収益性の高いクラブは独力でチームを作ればいいし、なければ近くの独立的に運営されているクラブと手をつないで実現させる手もあるという考えです。無論、オールプロでなくてもいいではないでしょうか。JFCも何らかの手助けをしてあげる必要もあるでしょうね。
 例えば神戸ではバンディエンセ加古川がJ入り目指してますし、昨年のJクラブユースでは神戸のFCライオスというチームが出場するなど力のあるクラブが存在します。Jクラブユースでは他にも三菱養和SCやアミーゴス鹿児島、塩釜FCも出場していて、そんな志高いクラブを支援できれば近い将来のサッカー界の飛躍に繋がらないかと夢を描いてしまうのです・・・。
 

posted by 蹴球 | 2009-02-07 13:54

JFLの存在。。。

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プロアマの線引きはしなくていいと思います。

そりゃ、目的の違いや環境の違いなどもありますが、完全に分けてしまうと野球みたいになりそうで嫌です。

高校年代でも高校とユースでは目的が違うけど、プリンスのように共存しようとしてるし、日本にはまだまだチーム数が少ないので分けてしまうとリーグのレベルが下がってしまいます。

posted by ハビエル | 2009-02-07 15:01

JFLの存在。。。

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ちなみに他国の場合。
JFLが手本にした(?)ブンデスでは
ブンデス1部→ブンデス2部→ブンデス3部→レギオナル(北と南の2つに別れる)
プレミアでは
プレミア→FLチャンピオンシップ→リーグ1→リーグ2→フットボールカンファレンスナショナル→カンファレンス(北と南)
イタリアでは
セリエA→セリエB→セリエC1(2つの地域に分かれる)→セリエC2(3つの地域に分かれる)
リーガでは
プリメーラ→セグンダ→セグンダB(4つの地域 ココにカンテラが多くある)→セルラーラ(18地域)

若手の育成に実績も高く、財政的に厳しい下部リーグチームにとって遠征費など軽減されると思われるリーガのやり方が日本にとって最もいいのではないかと思います。

posted by 蹴球 | 2009-02-07 16:31

JFLの存在。。。

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JFLを長年応援してきている人間からすれば、JFLの東西分割はともかく、J3の創設には反対です。
サテライトのチームが参加するなどの改革は必要ですが、JFLの魅力であるプロ・アマ混合だけは絶対に変えるべきではないと思います。

posted by JFLファン | 2009-02-07 17:29

JFLの存在。。。

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>蹴球さん
ドイツのレギオナルは北・南・東の3ブロックですよ。
去年の制度改革前が
ブンデス1部→2部→レギオナル(北・南)で
制度改革後は仰る通り
ブンデス3部ができましたがその下も変わっており
レギオナル(北・南・東)になりました。

先ほどもコメントしましたが、↓で世界各国のフットボールリーグシステム一覧がわかります。
http://en.wikipedia.org/wiki/League_system

その中で私のおすすめは
ドイツ
http://en.wikipedia.org/wiki/German_football_league_system
スペイン
http://en.wikipedia.org/wiki/Spanish_football_league_system
フランス
http://en.wikipedia.org/wiki/French_football_league_system
今年制度が変わるブラジル
http://en.wikipedia.org/wiki/Brazilian_football_league_system

ですね。イングランドは日本では無理だと思います。

>JFLファンさん
JFLの多様性は、世界でも稀であり非常に魅力あるリーグだと思います。
J3創設の必要は今のところはないと思いますね。
JリーグもJ2が22チームになったらJFLの当該順位に準加盟チームがあれば昇降格を導入すると言う方針ですので
良かったと思います。

posted by 地域リーグ決勝大会形式は世界でも稀 | 2009-02-07 18:20

JFLの存在。。。

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>地域リーグ決勝大会形式は世界でも稀さん

ご教授ありがとうございます。
勉強不足でした。コメントした後貴方のコメントを見て蛇足だったな~と思ってました。
とにもかくにも、そのときのサッカーを取り巻く環境(その都度浮かび上がる課題の解決のためやらスポンサーを取り巻く経済環境など)によりリーグの運営方法は常に変化しています。日本も常にそうであって欲しいものですね。

posted by 蹴球 | 2009-02-07 21:28

JFLの存在。。。

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J3を作る前にJ2からJFLへの降格(入れ替え戦)等を実施すべきじゃないでしょうか?
確かにJ2に上がるのに色々障壁があるとはいえ、J2のレベルが上がらないままになってしまいそうな気がします。

posted by kl | 2009-02-08 15:44

JFLの存在。。。

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>皆様
大変な反響驚いております。徐々に詳細は、また改めてブログに掲載していきますので宜しくお願いします。

posted by ganbatarou | 2009-02-08 17:56

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