2010年06月02日
先週5/26からの4日間、国際展示会の取材で中国・北京を訪問。
全くの偶然であるが、北京で宿泊したホテルから少し離れた所に、北京工人体育場(陸上競技場)があったため、夕食ついでに街をブラブラ15分程度散歩。
すると、緑のユニフォームを身に纏い、チアホーンのようなもので音鳴らす若者たちが、急ぎ足で同じ方角へ歩いていくではないか!?
付いていくと、明らかに「ばったもの」のゲームシャツやタオルマフラーなどが売られており、その先には多くの公安(警察官)が警備に当たる目の前で、多くのダフ屋?がチケットを売り捌いている!(これぞ中国?)その日の夜は、ひとり寂しく夕食かと思っていたサッカーファンには、何という幸運が!
チケットは100元(約1500円)で購入。後で思えばもう少し交渉すれば良かったと思ったが、何より中国でプロサッカーを生観戦できるとあって、あまり考えずにあっさりお金を払ってしまった。
この日のカードは、中国スーパーリーグ(1部リーグ)の北京国安vs杭州緑城。約7万人の収容規模を誇るスタジアムの約半分が観客で埋まり、客層は若い男女が少し多いと感じる程度で、老若男女と幅広い。ファンの1プレー、1プレーに対する反応は早く、良いプレーには拍手、アウェーチームのファールや審判へのブーイングは容赦なく、欧州や南米で感じた、サッカー先進国・伝統国のファンと何ら変わらず、ファンのレベルは高い。少なくともJリーグファンよりもサッカーに対する目は肥えていると感じた。中国ではイングランド・プレミアリーグの人気は非常に高いらしい。
一方で、ピッチ上で繰り広げられる試合内容はJリーグに比べると、激しさはあるものの、技術レベルは少し劣るといったところか。北京国安は今年のACLでベスト16敗退となったが、同じベスト16敗退の鹿島やG大阪なら十分勝てそうな試合内容であった。選手個々を見ても、「これは!」と思うほどの選手は残念ながら見当たらず。
試合は結局、アウェイの杭州の黒人FWに後半2ゴールを決められ、北京国安は0-2で敗退。0-2後にPKを得た北京国安であったが、それをGKに阻止されて万事休す。1点取られるごとに、帰るファンが多くなったが、あれほど激しいブーイングを相手選手や審判に送っていたファンが、点を取られると「ナイスゴール!」と言わんばかりに拍手を送り、試合終了後も負けたホームチームに温かい拍手を送っていたことには、正直びっくりした。もし、ホームチームが点を取っていればどれ程盛り上がったのだろうか?
平日の夜7時30分キックオフのゲームに少なくとも3万人のファンが入り、殆どが目の肥えた、サッカーを愛するファンに囲まれていること、目覚ましい経済成長、そして人口13億とも言われる豊富な人的資源。これらを考えると10年後には、アジアのサッカー勢力図は大きく変わっている可能性があり、Jリーグや日本代表の立場も逆転しているかもしれないと実感した一夜となった。
posted by gambatakatsuki |00:05 |
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2010年06月01日
W杯の開幕直前ということもあり、
イビチャ・オシム著「考えよ! -なぜ日本人はリスクを冒さないのか?」
(角川oneテーマ21:新書)の書評を執筆。
今何かと注目を浴びている社民党の機関紙「社会新報」6/2号に掲載されました。
(*因みに、社民党の党員ではありません)
「社会新報」は週刊の政党機関紙(毎週水曜発行)で、発行部数は2006年時点で約15万部だそうです。
ひとりでも、同書を「読んでみたい」と思って頂ければ幸いです!
既に、読んだ人も書評に対する感想、批評をお待ちしてます。
posted by gambatakatsuki |22:23 |
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2010年02月13日
2/14(日)の日韓戦は面白くなってきた。
バンクーバー五輪の開幕を控え、世間の関心がオリンピックに集まる中で、サッカー日本代表の試合は放映するフジテレビ系以外は注目度が低い。
ただ、香港戦も勝ったとはいえ煮え切らない試合内容に終わり、観客数も国立最少記録を作ってしまった日本代表と、中国に初めて黒星を喫し、しかも3-0という結果だけ見れば大敗した韓国代表との試合となり、どちらにとっても”負けられない試合”と言える。
もちろん、日韓戦に負けて良い試合など無い。決勝戦になる筈であった日韓戦が、日韓戦前に行われる中国と香港戦の結果次第では事実上プライドだけを掛けた試合になる可能性がある。両国にとって、優勝出来なかった上に、ライバル国、しかもW杯前の数少ないW杯出場国との試合に負けるとなれば、監督解任論が強まるのは間違いないだろう。
岡田監督は韓国戦に「現状のベストメンバーで臨む」とコメントしており、スタメンが誰になるのかも含めて、試合内容、結果がサッカーファンなら気にならない筈がない!?
日韓戦がバレンタインデーでなく、五輪初日でもなければもっと関心が高まったのだろうか?
posted by gambatakatsuki |00:23 |
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2010年02月11日
『僕たち「海外組」がホンネを話した本』(秋元大輔著/東邦出版/2008年4月)を読了。
サブタイトルが「フロンティア精神に学ぶ 世界で勝つためのサッカー論」。約2年前に出版されたために、少し古く感じる話もあるが全般的に楽しく読めた。
サッカーライターの秋元氏が、海外クラブでのプレー経験がある日本人選手やJリーグでプレーする、した助っ人外国人選手、指導者へインタビューし、世界のなかの日本の立ち位置、世界で勝つためになどを紹介。
インタビューしているのは、前園や城、リトバルスキー、福田健二、廣山望、平山相太などの有名プレーヤーからJリーグ経験のない選手、欧州にコーチ留学した指導者など幅広く、在籍したリーグも欧州や南米のサッカー強国だけでなく、パナマやカメルーン、タイ、リトアニア、ニュージランドなどの文字通り世界各国に及んでおり、サッカーの奥深さを否応なしに感じることができる。
多くの「海外組」は、①海外に行くことを薦める②Jリーグの歴史はまだ浅いが、レベルの高いリーグであり、概ね日本サッカー界は良い方向に向かっている③日本と海外の架け橋になるなど日本のサッカー界に海外経験を役立てたい――などと述べている。
中でも、面白いと思ったのが、欧州トップリーグでプレーするアフリカ選手たちが資金を出し合って、パリに若手アフリカ選手が練習や練習試合でき、コーチも常駐している施設、システムを作っていることである。また、所属するクラブのユースチームに自国の若手有望株を所属させたりと、独自にネットワークを構築しながら欧州でプレーするチャンスを与えている。
日本人選手もこのようなことをすれば、もっと欧州でプレーする選手が増え、継続性ができるのではと、ある選手が提案しており、じつに面白い。まずは、この本に出てくる選手や元選手たちが中心となり、日本で非公式でも組織を作ることができないものだろうか?
本書を読み、「W杯4強」と目標を高く持つことは良いが、世界は広く、日本はまだまだ新参ものであることを自覚し、謙虚さを持つ必要であることを改めて感じた。
秋元氏ブログ: http://ameblo.jp/football-crazy-daisuke/
posted by gambatakatsuki |00:17 |
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2010年01月04日
新年明けましておめでとうございます!
当ブログを読んで頂ける皆様にとって良い1年となることをご祈念いたします。そして、ガンバ大阪の天皇杯連覇ありがとうございます♪ガンバファンとしては最高の年明けとなりました!
決勝戦に関して言えば、1-1となった後は名古屋ペースが続き、決定的なシーンもあったため、試合結果(4-1)ほど試合内容に差はなかったように思います。その面では、決勝はガンバ側に運があり、もっといえば抽象的ですが、名古屋よりガンバの方が経験とタイトル奪取への貪欲さがあったと感じた試合でした。
優勝の余韻に浸りたいところですが、来季または今後もガンバが、Jリーグで言えば鹿島、欧州で言えばバルサのような「常勝クラブ」であり続けるために、ガンバの課題を挙げてみました。
1 日本人FWの育成
天皇杯は山崎が先発していたが、今季もシーズンを通してFW2人枠は常にブラジル人選手で占められていました。今後も常勝チームとして居続けるためには、各ポジションで少なくとも日本人選手1人が核となる選手として存在すれば、ガンバのスタイルや伝統を引き継ぐこともより容易になり、助っ人外国人だけに頼らないチームづくりが可能と考えます。これは鹿島の例からも参考に値すると思います。その意味ではFWにも日本人選手をある程度我慢してでもチャンスを与え、鍛えることが必要になってくるのではと感じます。
また、ここ数年連続してシーズン途中に外国人FWが引き抜かれたように選手の移籍は常ですが、日本人選手以上に外国人選手の方が流動性は高く、そのリスクを考慮すべきです。FWに人材不足の日本サッカー界を鑑みて、Jリーグのトップクラブは日本人FWを育てるための義務を感じてほしいと思いまし、ガンバもその役割を担うべきクラブになっていると思います。
2 若手の育成
ガンバの今季の主力メンバーで若手と言える選手は、下平か安田理の両サイドDFくらいでこの2人が同時に出ることもほぼ皆無です。若手選手が自身の力でポジションを掴み取り、下からの突き上げで自然と世代交代できることがベストであり、プロの世界である以上ポジションは自分で掴み取るものであることは当然です。
ただ、特にガンバユースからトップに昇格させた選手を公式戦で使わないなら、単なる若手有望株の飼い殺しと一緒で、殆ど出場のチャンスがないならレンタル移籍させてJ2やJFLで試合経験を積む方が良いのではないでしょうか?残留させるなら、宇佐美や大塚など若手選手にもチャンスを与えながら、少し辛抱して育てる必要があると思いますし、ジュビロ磐田のように常勝時代の主力メンバーが抜けた途端に弱体化し、残留争いするようなクラブになる可能性が潜んでいるように思います。
また、選手保有人数も多いように感じます。今シーズンも29人が在籍していましたが、公式戦に出場していない(もしくは1年間で2~3試合程度)選手が10人近くいることからも、Jリーグが検討している登録制限1クラブ=25人は試行するに値するように思います。西野監督が去った後に何も残らないようなクラブにだけはなってほしくないと思う今日この頃ですが・・・ガンバファンの方々はどう思っているのでしょうか?
個人的には家長を復帰させ、活躍するところを期待しています!!
posted by gambatakatsuki |22:34 |
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2009年11月30日
初のアイスホッケー観戦を本場NHLで行ってきました!
11月14日から現地4泊の日程で、某業界の国際展示会取材のためにシカゴへ出張。展示会初日(15日)の取材が終わってすぐにホテルへ戻り、シカゴの中心部からタクシーで約15分間移動。夕方6時開始のシカゴ・ブラックホークス対サンホゼ・シャークス戦の約1時間前に到着した。
今回のアメリカ訪問は、約10年前に卒業旅行で訪れて以来2度目と久々で、シカゴは初めてであったため、アメリカに行ける事自体を凄く楽しみにしていたが、前回観戦できなかったアメリカ4大プロスポーツリーグ(MLB,NFL,NBA,NHL)のどれか一つを是非とも行きたいと、出発前に自宅のパソコンからネットでシカゴのチーム(5チームもある)の日程を調べ、ブラックホークスの公式サイトからチケットを購入した。(以外と簡単であった!)
今回の観戦にあたっては、試合そのものを楽しむだけでなく、スポーツビジネス先進国でスポーツ市場においても最大を誇るアメリカのプロスポーツがどのようにお金を生み出しているのかも、肌で感じたいというのが一つのテーマであった。(少し大げさすぎるか!?)
シカゴ・ブラックホークスの本拠地は、かのマイケル・ジョーダンが所属していたことで有名なNBA=シカゴ・ブルズの本拠地と同じ「ユナイテッドセンター」。アメリカでは、NHLとNBAのチームを同じオーナーが保有しているケースや同じスタジアム・アリーナを共有している例は少なく、施設の稼働率を向上させるには効果的である。そのため、スタジアム内のグッズショップは、ブルズとブラックホークスのグッズが共に売られており、ビールのコップには両チームのロゴが印字されていた。なお、スタジアム名は米大手航空会社・ユナイテッド航空(UA)がネーミングライツ(命名権)を取得していることからくる。UAはシカゴ・オヘア国際空港をハブ空港としており、地元の大手企業が地元のプロスポーツチームを応援している格好だ。
当日の観客数は、日曜夕方も手伝ってか2万1130人でほぼ満員。観客層は老若男女問わず年齢層は幅広く、家族連れも多く、欧州や南米サッカースタジアムのような少しまたはかなり危険な雰囲気は皆無。観客はワンプレーワンプレーに一喜一憂し、よくアイスホッケーを知っている、観ていると感じた。また、筆者が見た限りではNHLプレーヤー同様に観客も白人しかおらず、4大スポーツで唯一の「白人のスポーツ」と言った趣。
3階席まであるユナイテッドセンターの席種は7種類位あり、チケットの値段も25ドル~300ドル代までとピンきり。また各階の最上部にはアリーナを1周囲う形で、ボックス席があり様々な用途、客層をターゲットにしていることが良く分かる構造となっていた。勿論オーロラビジョンや音響を使った演出はこれでもかというほど頻発し、客を飽きさせないアメリカらしいエンターテイメントの世界へといとも簡単に誘ってしまう。その証拠に地元チームが点を決めた時に流れる音楽は未だについ口ずさんでしまう!!
また、NHLのゲームは20分×3ピリオドであるが、ピリオド間の製氷作業中には、製氷車の上に多分有料で事前申し込みのあった観客が1人同乗することができ、オーロラビジョンで紹介され、大抵可愛らしい子供たちがハニカミながら手を振る。また、ピリオド中の合間にも必ず1回は製氷作業でタイムアウトがあり、テレビのスポットCMための時間作りと考えてほぼ間違いなく、会場内では地元のファーストフード店協賛によるチケットと連動のチャンスゲームなどが催されていた。
更に、欠かせないのがアイスホッケーの代名詞である激しい体当たりと“乱闘”である。この試合でも一度だけ殴り合いがあったが、1対1の殴り合いになった時、敵味方、審判関係なく誰ひとり止めには入らず、見守っている。そして、どちらか一方が倒されるまで殴り合い、ファンも地元選手のパンチが入るたびに大歓声、パンチを食らうたびにブーイングとなり、リンクに倒れた瞬間に審判らが止めに入り、起こされた両選手も何のしこりもなく、あっさりとペナルティーボックスに向かう。乱闘すらエンターテイメントのひとコマとして、完全にNHL観戦に組み込まれているのである!
他にも様々な取り組みが行われていたような気もするが、それもこれもやはりチームが、地元市民に愛され、長い歴史と人気を誇り、生活の一部として根付いているからこそ為せる業であろう。
肝心の試合の方は、点の取り合いで一進一退の展開となり、第3ピリオドを終了して3-3の同点。その後、サドンデス方式の延長戦が行われ、延長1分に地元ブラックホークスがシュートを決めゲームセットした。観客は大いに盛り上がり、意気揚々と騒ぎながら家路を急ぐ道中、その場には不釣り合いな言葉を耳にしてしまった。勝利してハッピーな観客達の中の一人(多分20代前半の青年)は、寒風吹きすさぶスタジアム外で「お金を恵んでくれと」紙コップを持って待っていた黒人男性を見て一言、「アホな人間にやる金なぞねーぞ!」とほざいたのだ。好事魔多しとはこのことか、とても幸せな1日を過ごしたと思った矢先に、人種差別の根の深さと白人スポーツたる所以を垣間見、変な怒りを覚えながらタクシーを捕まえ、ホテルへと帰った。
posted by gambatakatsuki |22:13 |
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2009年10月25日
U-17W杯の初戦、日本-ブラジル戦をビデオ観戦しての率直な感想は「何とも勿体ない!」だ。
全体的な試合展開からすれば、日本の敗戦は当然であるが、世界大会の初戦で、しかもブラジル相手に勝ち点1は充分すぎる結果であり、ロスタイムまで粘っただけに、勝ち点0というのは残念な結果という他ない。
前半開始から先制するまでのブラジルの攻撃力や選手個々の個人技、突破力は、日本を完全に圧倒していたため、これは大差の敗戦もあり得ると感じた。
先制点を取られた後も、日本は苦しい展開が続いたが、徐々に相手のスピードに慣れてきたことや、ブラジルもハイペースからペースダウンしたことから、日本も少しずつ攻め返す。殆ど決定的チャンスの無い中でのワンチャンスを高木が決めて、1-1で前半終了と日本にとっては願ってもない折り返しとなった。
後半も、前半と似たような展開でブラジルが試合を支配。しかも前半以上に、ブラジルのミスに助けられて点差が広がらない中で、またしても少ないチャンスをものにして、杉本が同点。
更に、日本が同点とした後の数分間は、ナイジェリアのファンが明らかに日本の応援に回り、実際にチャンスを作って逆転しそうな雰囲気が漂っていた。
それだけに、最後の最後にGK嘉味田のパンチングミスで勝ち点を逃したのが何とも悔やまれる初戦であったし、試合後の日本選手の表情がそれを物語っていた。GKは経験がものをいうポジションであり、この世代のGKに安定感を求められない。前半からハイボールの処理に不安を見せていただけに、試合最終盤に仮面が剥ぎ取られたと思えば、この敗戦は当然の結果か。
プラチナ世代とも呼ばれる今回の代表メンバーが才能溢れるタレント集団であることは、この初戦でも垣間見ただけに、そしてエース宇佐美がまだまだ爆発していないだけに、「1試合でも多く日本の試合を見たい」との思いが更に強まったのも確かだ。次のスイス戦の結果および内容は如何に。
***
育成年代の大会で1人しか選手交代しないのは、大きな機会損失の感が拭えない。それだけは何とも解せなかった。
posted by gambatakatsuki |23:16 |
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2009年10月18日
今日、10/18(日)午後1時開始のガンバ大阪(サテライト)vsU-17日本代表の練習試合(45分 x 2)をガンバ練習場にて観戦。
U-17代表は、10/24からナイジェリアで開幕する「U-17ワールドカップ2009」に出場するための最終合宿中で、この試合が国内最後のトレーニングマッチとなった。代表メンバーには、高校2年生ですでにJリーグデビューしているガンバの至宝・宇佐美、ガンバユースのDF内田も名を連ね、ガンバファンにとっては楽しみな試合となった。それを証明するかのように、多くのファンが駆けつけていた。(多分200~300名)
U-17の先発メンバーは、1トップ気味にC大阪ユースの杉本、セカンドトップに宇佐美、右サイドMFに堀米(甲府ユース)、ボランチに柴崎(青森山田)、センターバックに内田。<その他は確認できず>
ガンバのメンバーは、GK木村、DFは右から星原、菅沼、ガンバユースの選手、下平。ボランチが武井と安田晃大、右MF寺田、左MF水野(ユース)、2トップが平井と大塚。
試合前半は、開始早々からU-17が個々の技術の高さをベースに押し気味に展開。トップの杉本を除き、各選手ともプロに比べ体つきは線が細いが、トラップや切り返し、体・手の使い方、1対1、プレッシャーの中でのボールキープの仕方といい、基本技術がしっかりしており、余裕を持ってガンバのサテライト相手にボールを回していく。
前半15分に、縦パスを受けた杉本がガンバDF菅沼との競り合いで体を反転させてすり抜け、追いすがるDFを体でブロックしながら、GKとの1対1を冷静に流し込んで先制。
杉本のポストプレーが安定しており、左利きの堀米が右サイドに張って、ドリブルで中に切り込んでの思い切りの良いシュート。柴崎も攻撃の芽を摘みつつ、ボールを受けてはシンプルにサイドに散らすなど戦術眼の良さが印象に残った。
そして、同世代のチームで王様ぶりを発揮したのが、やはり宇佐美であった。ボールが自然と集まり、積極的にドリブルで仕掛けたり、多彩なパスでDFの裏を突いたりと、特に前半はイキイキとプレー。ペナルティーエリア手前で2,3人に囲まれても、股抜きからシュートを放つなど、ボールを持った時に何かを起こしてくれそうな雰囲気を感じさせ、今日も才能の片鱗を見せた。
ガンバも1点を先制されてからは反撃に転じ、平井や安田などが前半だけで3回決定的チャンスを得るが、どれも決め切れずに1-0で前半を終了。
後半は、2分にペナルティエリア手前中央でパスを受けた寺田が左に走りこんできた下平にパス、それを思い切りよく得意の左足で振りぬき豪快に同点ゴールをゲット。
U-17は杉本が前半で退き、前線でボールが収まらず、単発的な攻めに終始。ガンバも平井が決定的な場面を外し、ともに選手交代もあってか間延びした試合展開に。終了間際に、宇佐美が強引なドリブルでDF3人を引き連れつつ、ペナルティエリア内に侵入し、右足でシュートするもバーに弾かれ、1-1のドローで試合は終了した。
ガンバファンとしては、レギュラーメンバーを脅かすようなプレーは殆ど見れず、残念であった反面、U-17代表はプレッシャーを受けても落ち着いてボールを回すことができ、守勢に回っても杉本と宇佐美の2人でカウンターから点が取れそうな個人能力を感じさせ、好印象を持った。ブラジル、メキシコ、スイスと同グループという、厳しいグループに入ったが、本大会では予選リーグ突破の可能性が十分にあると感じた試合であった。
posted by gambatakatsuki |22:55 |
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2009年09月23日
毎日新聞夕刊で9月14日から3回に亘り、南アフリカ初の日本人プロサッカー選手となった村上範和選手の記事「開拓者~南ア初の日本人選手」が掲載され、興味深く読んだ。
簡単に村上選手のプロフィールを紹介すると、1981年大阪生まれの27歳。商社マンの父の関係で幼少時は北京で暮らし、高校時代は横浜Fマリノスユースでプレー。大学時代は休学してブラジルやイタリアで修業を積み、’04年にシンガポールリーグでプロデビュー。同リーグ在籍約5年間で通算139試合出場59ゴール。今年8月に南アフリカ1部の「プラチナム・スターズ」に移籍。
村上選手には、南ア以外に欧州や南アジアのクラブからもオファーがあったが、アフリカ出身選手の友人から話を聞き、南ア行きを決断。「(移籍は)抵抗なく、自然な感じだった。サッカーはどこでもできることを証明してみたかった」(村上選手)。その言葉通り、8月開催の南アの4クラブによるトーナメント戦決勝で先制ゴールを決め、その2日後に正式契約を勝ち取り、9月にリーグ戦デビューも果たしている。
これまでも、代表クラスの選手では、①広山望や福田健二のようにJリーグから南米、欧州の数クラブを渡り歩いた、歩いている選手②鈴木隆行や平野孝のようにキャリアの終盤をアメリカなど海外でプレーしている選手――など欧州の主要リーグ以外でプレーしている選手がいる。また、村上選手のようにJリーグ経験なくとも、海外リーグでプロ契約している日本人選手も数多い。このような移籍動向は、Jリーグ開幕前では考えられず、現在のグローバルな時代を象徴しているとも言える。
Jリーグや代表での活躍により、脚光を浴び、鳴り物入りで欧州クラブに移籍するも、半年や1年で帰国する選手たちに比べると、村上選手のようにリーグのレベルは別にして、自らの足で海外クラブとの契約を勝ち取る選手からは総合的な「人間力」を感じ、勝手ながら共感を覚える人も多いのではないだろうか。(もちろん、サッカーが巨大なビジネスと化した現在では、欧州強豪リーグまたは強豪クラブへの移籍は、1選手の力だけではどうすることもできない事も多々あることは容易に想像できるが)
個人的には、国内だけの経験が無駄とは言わないが、海外での豊富な経験を持つ様々な選手たちが、引退後にどのような形で日本のサッカー界やスポーツ界と関わりを持つのか(また、持たないのか)に興味が沸く。その関わり方の理由に、その選手が辿ってきた軌跡が分かり、日本サッカー界やスポーツ界の課題、問題点が浮き彫りとなり、今後の指針となりうると考えるからだ。
posted by gambatakatsuki |21:34 |
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2009年09月09日
J2 セレッソ-甲府戦の番外編!
約1年ぶりのJ2・セレッソ観戦。
今回は友達夫婦と筆者夫婦の4人で長居に。
午後6時からのキックオフのため、
長居スタジアムに程近い筆者宅で昼過ぎから
優雅な?ティータイムを満喫。
その後、地下鉄で長居へ!
交通費: 地下鉄代 200円×4人×2往復=1600円
チケット代: 500円×4人=2000円(訳あって格安)
飲食費:
手土産で持ってきてくれたシュークリ-ム ??円 ここはきりの良い1000円と仮定
(もっと高かったらごめんなさい。お世辞抜きでムチャ美味しかった!!!)
スタジアム内での飲食 2000円
試合終了後の居酒屋代 6000~7000円
ざっと計算して、4人で1万2千円強。一人当たり3000円。
セレッソ戦の平均観客数は確か8千人超。
単純計算すると1試合当たり2400万円。
年間ホーム試合25として、2400万円×25試合=6億円。
これはあくまでも観客だけの数字であって、
両チームの選手・スタッフ、試合運営のためのスタッフや売り子さん、報道関係など、プロスポーツ興業に関わる人は様々。
これらすべての人々の間で動くお金を総計すると
1試合当たり10億円になるかも!?
Jリーグは今年で17年目のシーズンを迎えているが、サッカー・スポーツ文化も着実に、そして緩やかに浸透している。モノにあふれている時代、高速道路の無料化もいいけれど、高層ビル・マンション・ショッピングセンターの建築もいいけれど、身近にスポーツや芸術がある日常も重要では!?
これからは地方分権の時代となることを考慮すれば、地域に根差したスポーツクラブ、Jリーグやbjリーグ、野球の独立リーグなどが目指すクラブライフの実現は、長く安定的な地域活性化に貢献するのではないだろうか。
posted by gambatakatsuki |22:51 |
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