2008年08月27日

座談会 「どうなるJリーグ、どうする浦和!」第2回

再びレズッズの話

MA:エジミウソンは何で新潟時代の輝きがなくなったんだろう。ストライカーらしいストライカーだったのに。
K:3年契約の高年棒でハングリーさがなくなって、モチベーションが落ちているのかな。
M:年俸換算で1ゴール5百万くらいですかね。
MA:新潟はエジミウソンのあとの外国人がエジミウソンより点を取っているのは、新潟すごいね。スカウトが優秀だね。
G:君が来る前に話していたことだけど、レッズとはスカウトの差がはっきりしている。
全体的にはフロントを含め、社長がどういうビジョンを持っているかが不透明だね。
この10年先、レッズをどうしたいかが見えてこない。社長もそうだけど監督として
エンゲルスも何をしたいかが見えてこない。エンゲルスがいつも言うことは「試行錯
誤をしています」だけど、もう就任から半年もたっているのにいつまでも試行錯誤で
は困ります。
K:おそらくこの2~3年の短期的な見通しとして、闘莉王抜きのチームを考えているかも
しれないね。闘莉王が裏の監督みたいな感じがします。
M:そう、闘莉王の院政みたいな感じですね。良くも悪くもセンターバックが育ってないので闘莉王の後を考えると、いまから手を打っておかないとまずいですね。
MA:センターバックにはブッフバルトといういいお手本がレッズにはあるじゃないですか。
司会:アジア枠がいま検討されているけど、アジアから優秀なセンターバック候補がいるとすればどこが有力かな。
K:オーストラリアの選手の中でユーロに行かない選手くらいかな、日本に来るのは。
MA:ニュージーランドのアマチア選手はどうかな。医者とか牧師兼務の選手あたりは。<笑い>
G:レッズは基本的方針として韓国選手を採らないでしょ。とするとアジアからセンターバックを探すのは難しいかもしれませんね。やはり新潟とか川崎のようにブラジルのそれも僻地から無名選手を発掘するのが現実的ですね。ブラジルの僻地は貧しくて、J1のチームのトライヤルにスパイクのない選手が裸足で参加するような状況ですね。彼らにとってJリーグは魅力的で、日本での活躍が評価されて逆にパルメイラスとかフラメンゴのようなチームに引き抜かれることを期待しているようです。
司会:ブラジルもさることながら南米のリーグで他にないの?アルゼンチンとかペルーと
か。
M:アルゼンチンで活躍している選手が遠い極東の日本にわざわざ来るかどうかは疑問ですね。
K:アルゼンチンもオーストラリアのリーグもそれなりに潤っているので、世界的に選手が足りないのかもしれないね。MLSの関係でメキシコの選手も日本にはきそうもないし。
G:そうするとやはり下から選手を育成するか、札束で他チームの選手を引き抜くしかないのでしょうね。
K:あるいは発想を変えて、そろそろしっかりビジョンを持った監督を採るのも、強化策のひとつかもしれない。有名、有望選手を世界から連れてこられないけれど、監督はまだその余地はありそうだし。
G:オシムはどうなんだろう。カリスマのある監督だから選手もそれなりに納得するでしょう。健康には問題が残るけどオシム自身もグランドで死にたいといっているほどですし。ここはレッズのために死んでくれるかな?<笑い>

変わらないレッズのサッカースタイル

MA:レッズの試合見ていてわくわくしたのはやはり95年のシーズンかな。最後の最後に追いつく試合をよくしていましたから。
G:格上相手に勝つためのカウンター攻撃でしたが、そのスタイルは今でも続いていますね。
M:でもカウンターサッカーにサポーターから不満が出てきて、変えようとしてきましたね。
Y:2005年にカウンターサッカーを変えようとトライしましたが、結局うまくいかず元に戻ってしまいました。
K:いつまでもレッズの試合に5万人ちかく観客が入るとは思えません。いつか落ちる時が来るでしょう。そのターニングは今期かもしれませんね。
MA:でも勝負に徹すればカウンターでもいいと思いますけど。
司会:勝負事は最終的に勝たねば、そっぽを向かれるでしょう。いいサッカーをしても負ければ意味が薄れます。
G:そうですね、やはり負けて浦和美薗へ向かうときはがっくりしますよ。でも勝てば内容が悪くても高揚した気分になれるし、内容の問題は次の試合で改善すればいいと正直思ってしまいます。これの繰り返しかな。
K:でもいつまでもカウンターサッカーでは正直つまらないよ。いつか客は離れてしまうのでは。
MA:そういう不満を意識して攻撃的なサッカーを目指すといっていますが、現実はそうなっていませんね。
G:事実上、いまは3トップにして攻撃的な布陣をとっていますが、実際は何も攻撃的になっていません。
司会:最終的には監督の問題になるのでしょうね。
K:オジェックは厳しい監督だったけど、最終的に選手を掌握しきれなかったのが解任の原因ですね。通訳がいなくなったことが大きいと思います。
G:エンゲルスも通訳抜きで記者会見をしていますが、あまり上手な日本語でないため、ほとんど彼の真意が伝わってないような気がします。むしろ通訳をつけて自分の考えをきちんと伝えたほうがよいのでは。
K:俺もそう思う。彼のメッセージがはっきり伝わってないような感じです。
G:今シーズン当初からACLを絶対とると明言していましたから、今回のクエートとの2試合で無様な結果を残したら、エンゲルスの進退に大きな影響を与えると予想します。
M:でもリーグかACLのどちらかをとれば、首はつながると思います。
K:昨シーズンのACLの優勝はうれしかったけど、リーグ優勝を逃してうれしさが半減しました。自分としてはやはりリーグの優勝を重く見ています。逆に昨年ACLをとって、今シーズンは次の目標が薄れたのかもしれません。
MA:浦和がこれほど負け数が多いと優勝できないという雰囲気が当初ありましたが、これだけ負けても首位戦線に残っているのは今期を象徴しています。どこが勝ってもおかしくない展開です。最後の最後で大分が優勝をさらうこともありうるかも。
K:昔、試合後に仕事帰りのサラリーマンに「レッズ勝った、負けた?」とよく聞かれましたが、そういう全体的な空気って大切だよね。スタジアムには来られないけど、多くの人の関心が高かった。
M:この間の大分戦ではバスを降りるとすぐタクシーの運転手がレッズファンに結果を聞いていました。大分には2万人というコアなサポーターがいますが、それ以外でも普通の人がサッカーの勝敗に関心があるのはいいことですね。
G:地方の娯楽はカラオケとコンビニくらいですから、サッカーに関心を持ってもらうのはいいことでしょう。
MA:それに畑もありますよ。<笑い>

アウエーの楽しみ方

司会:昨年のACLでは皆さん海外まで行ってレッズを応援してきたけど、国内を含めアウエーの楽しみってなんでしょう。
MA:ACLのチョンボク戦を見に行きましたが、レッズファンのほうがいっぱいで、アウエーの感じがしませんでした。
G:上海でもレッズファンのほうが圧倒的に多くて、ホームのような試合でしたね。こちらの応援に刺激されて、向こうも応援をはじめていましたから。あれならタイとかインドネシアに行ったほうが正解でしたね。
M:オーストラリアはその意味ではアウエーの気分をようやく味わえましたね。ヨーロッパのような雰囲気で、試合も盛り上がりましたし。
G:ACLでは日本代表の試合と同じくらいのチャーター機が出ていましたから、クラブのACLへの取り組みが本気だった。オーストラリアはスタジアムの雰囲気もよかったし、観客も多かった。
MA:オーストラリア人から道でよく声かけられましたね。日本からACLの応援に来たというと、びっくりしていましたね。
M:俺たちも絶対、日本に行くからとも言ってましたね。
司会:アウエーの面白さはやはり相手の観客の多さと関係していますね。こっちだけ盛り上がっていても相手がシラーっとしていては、空回りでいい試合内容でも、ゲームは盛り上がりませんね。選手のモチベーションも今ひとつというところでしょうか。
G:以前はアウエーのレッズファンは鹿島でも200~300人くらい、他のスタジアムでもそれほど多くはなかったですね。
K:アウエーの面白いところはライバルのチームのホームに乗り込んで、絶対勝ってやるという高揚感と勝ったときの快感かな。
G:大分、新潟、それと川崎は地元密着型でレッズとの試合には地元の観客も多くてアットホームな雰囲気があって、なんとなく闘争心が沸かないですね。逆にほのぼのとした感じがして地方は今いい雰囲気ですね。
K:今年の開幕戦かな、マリノス戦が終わって新横浜への帰り道に、マリノスファンってなんかふわふわしていて、多分みんなお茶して大人しく帰るんだろうなって、冗談半分で話していたら、案の定サブウエイでカップルがパン食べていたのには笑ったね。
G:親しい仲間とアウエーの試合を見て、帰りにビールを飲んでサッカーの話をして時間をすごすのはとても快適だし、その意味ではレッズサポーターはヨーロッパのサッカー文化に近いところにあるのかもしれない。
Y:大分とか札幌は近くにJ1のチームがないから、本当の意味ですべて遠征になってしまいます。大分には浦和から専用バスが出ていますね。18時間かかって試合を見て、また18時間かけて帰るのですが、トリニータファンは毎試合そんなことできませんから、その意味では不利ですね。
K:あの試合見た後にバスはないでしょう。悪いけどもうバスで遠征する気力はもうないな。
M:新潟と名古屋はバス圏でしょう。
MA:大阪もいけますよ。ガンバ戦は例の騒動があったから、チケットの枚数も制限されて手に入りにくいでしょうね。
M:ちょうどそのころ阪神タイガースが優勝して日本シリーズをやっているでしょうから、日本シリーズのチケットを手に入れて、ガンバ戦のチケットと交換したらどうですか?1枚で2枚くらい交換できますよ。<笑い>
K:昔、茅ヶ崎に住んでいたころ、ローソンにチケット売り出し当日、9時40分に行ったら1番目でしたよ。チケットは遠いところほど手に入りやすいですね。
MA:うちの兄貴は福島の田舎にいるけど、福島は穴場ですよ。いつでもどんなチケットでも簡単に手に入りますよ。でも遠くて試合にはこられませんけど。<笑い>
司会:最初にこの座談会を企画した意図は昨年のレッズに比べると、いろいろな条件が重なって、強いレッズの足元が揺らいだ感じがしたので「レッズ再建策」をみんなで考えてみようというところにありました。でもこれまでの話を聞いて感じたことは、皆さんが93年、94年頃からのコアなファンであり、J2落ちの弱いレッズを見続けた側からの視点では、いまは絶頂期であり、「再建」という表現は当たらないということでした。それとレッズが強いレッズであり続けるには、やはり良きライバルが常に存在するような状況が必要であることもよくわかりました。良きライバルの存在はつまりJリーグがバランスよく発展することが絶対条件である、というのが今日のところの結論だったように思います。
<終わり>

posted by futbolwold |14:22 | 浦和レッズ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月26日

座談会 「どうなるJリーグ、どうする浦和!」第1回

8月16日、浦和レッズは味の素スタジアムで行われた東京FC戦に勝ち、多くのレッズサポーターは久々の勝利に気分をよくして帰路につきました。(この原稿を書いている間にも磐田に快勝、エジミウソンの中東移籍話が持ち上がるなど、状況は時々刻々動いています)
レッズのコアなサポーターを自認する6人のグループがこの夜、新宿の居酒屋で勝利の美酒に酔いながら今期のレッズの評価について、そしてJリーグ全体の将来像など、終電の時間を気にしながら熱く語り合いました。

以下はそのときの様子を座談会風にまとめたものです。
6人は昨年のレッズのACL戦で、オーストラリア、上海などで互いに顔見知りとなり、親しくなったレッズサポーターの面々です。ゴール裏で選手と一体化してゲームに入り込む者、ゴール裏にはあえて身をおかず、ゲームを楽しむ者と、観戦スタイルは各人各様です。また年齢も20代が2人(MA君、Y君)、30代が3人(G君、M君、K君)そして50代の私と相当年齢のひらいたグループ6人です。年の功で司会役は私がつとめました。

本田圭佑の移籍話をめぐって

司会:MA君は少し遅れてくるようだけど座談会を始める前に、久々の勝利を祝して乾杯しましょう。相馬のボレーに乾杯!
<しばしビールが胃にしみこむまで全員無言>
  ところでホットな情報として本田圭佑をレッズが獲得に動いているという話だけれど、みんなは本田をどう評価している?
G:今シーズン、レッズの補強の方針は強力なDFの獲得だったはずで、ブラジル人が具体的な候補にあがっていましたね。けれど怪我によるメディカルチャックで引っかかって結局、うまくいかなかったのはしょうがないとしても、本田云々以前になぜ、シーズン当初でなく、ここで急にMFの補強に方針転換したのはよく理解できません。
K:そもそもこの本田移籍情報、本当なの?どこからでてきたの?
Y:オランダのクラブ側が意識的に情報流したらしいですよ。
M:ということはオランダのクラブが本田をいらないと意思表示したということ?
Y:多分そういうことでしょう。
司会:そもそもシーズンに入る前からポンテの長期離脱、小野、長谷部の移籍でMFが手薄になるのがわかっていたのに、なぜ早めにMFを補充しようとしなかったのかよくわからない。
K:本田ってよく知らないだけど、どこのポジションで使おうとしているの。どんなタイプの選手なの?
G:それが相馬の位置なのかポンテの位置なのか、よくわからない。北京五輪の試合を見るる限り、本田のところでボールが止まってしまう傾向がありました。レッズのサッカーの欠点は人が動かない、そこへきてさらに動かない本田が来てもどうしようもないと思います。
Y:今シーズンの誤算は攻撃のアクセントをつけることが出来た小野を欠いたのが大きいと思います。
K:そうだね、今シーズンの大きな誤算はMFとやはり2人のフォワードですね。過去、なんやかんや言ってもエメルソンとワシントンが点を取ってきたけど、高原とエジミウソンはどうしようもないね。他のチームは有能なブラジル人を獲得しているのに、レッズのスカウトは2人の力を見誤ったのか、どうなっているの?
Y:エジミウソンはまえから候補としてリストアップしていたときいていますが、高原はドイツからのオファーを受けて獲得したようですよ。
K:鹿島とか柏とかは昔からいい外国人選手を取ってきているのに、レッズのスカウト体制はどうなっているのか。レッズはバイエルンと提携していると宣伝しているけど、バイエルンから選手来ている?
M:ポンテはバイエルンルートではなくて、ブッフバルトの個人的人脈で採っていますね。
司会:レッズのスカウト体制はそれなりに整っているだろうけど、プロ野球をみてもそうだけど最終的には人脈の問題でしょう。
M:レッズの移籍候補は誰もが知っている選手ばかりですね。梅崎も世界に通じる選手、という一般的な評価を鵜呑みにして、札束で買った感じがします。
司会:ところでシーズンのスタートダッシュで大コケしたけどここ何試合かのレッズの調子はどう見ている。
K:永井も達也もいい選手で個人的にも好きだけど、このあいだの鹿島戦の達也は目の色が違っていたね。ここで負けたらすべて終わり、この試合でぶっ壊れてもいいっ!というくらいがんばっていた。それと坪井が完全復活したのもうれしかった。坪井は10点満点の9点をつけたいくらいの活躍だった。
M:ここへ来て坪井の復活で闘莉王がセンターに戻り、守備が安定しましたね。阿部と啓太も本来の位置におさまって守備はよくなってきました。
K:エジミウソンと高原の期待はずれが誤算だったけど、サントスの怪我も誤算だったね。
M:確かに、サイドからの崩しが出来てないのはサントス不在が影響していますね。エジミウソンと高原の働きがいまいちなのも、二人にサイドからいいパスが来ないことも関係しているでしょうね。
G:代表でもサイドというかウイングバックというか、日本には人材がいません。結局、外国人に頼るしかないのかな。
K:相馬もサイドを抜けることは出来るけど、後のセンタリングの精度がおそまつ。それと今日はボレーで点を決めたのだから、調子に乗ってもっと積極的に前に出てくればいいのに、出てこないね。

J1今期の最終予想

司会:このままいくと今期のレッズはどうなるだろう。
G:混戦ですね。レッズが優勝するとすれば最後までもつれる展開でしょう。
司会:混戦の理由はACLの影響で鹿島、ガンバが調子を崩したからでしょう。
M:レッズはACLこれからですから、レッズはリーグよりACLを目指したらどうですかね。
G:去年のACLは勢いがありましたね。でも今年は予選を勝ち抜いてないから、勝ち抜くのは難しいかも。 
<ここでMA君が遅れて到着。改めて乾杯!>
MA:田舎から親父とお袋が試合見に来て、親父なんか5回目でやっとレッズが勝ったって、狂喜乱舞していましたよ。いまホテルにおくってきたので遅れました。明日は東京観光だけど、負けていたら盛り上がらなくてどうしようかと思っていました。<笑い>
  でも久しぶりに勝ちましたよね。
G:みんなおんなじこと言っていましたよ。<笑い>
MA:上海以来ですね、こうして顔をあわせるのは。
K:いや、もっとも最近では鹿島で君を見かけたよ。
MA:そうですか、あの日は雨で連れが途中で体調崩して、医務室に駆け込んで大変でしたよ。 鹿島のゴール裏に医務室があって、医者が当然鹿島サポーターで鹿島勝ったね、なんていわれちゃいました。連れが元気が出たのでお礼を言って医務室を出たとたん達也のゴールが決まり、「ざまーみろ鹿島、ウイアーレッズ」と思わず叫んじゃいました。 
K:試合終わってからが大変で、電車を7本乗り継いで、大森までたどり着いて、あとは横浜までタクシーで帰りました。でもタクシー代7千円払っても価値ある試合だったね。
  外国のリーグを見ても良きライバルがいないとリーグが盛り上がらない。鹿島にはその意味でもがんばってもらいたいし、特にアウエー戦での鹿島戦はその意味で関心が高い。鹿島だけには負けたくないという気持ちで毎年、鹿島に行っています。
G:鹿島も勝ったり負けたりで、優勝争いは混沌としているのでレッズもまだ優勝の可能性はあると思います。千葉が案外残留するかもしれません。マリノスが落ちるかも?
MA:可能性はありますね。でも個人的にはマリノスファンにはいい奴が多いので残って欲しい。
K:日曜の夜の三ツ沢でマリノスの試合、スタジアムが埋まらないのです。ショック療法で一度落ちたほうがマリノスのためになるかもしれないね。
M:マリノスとともに清水も磐田も精彩ないですね。やはりリーグ全体のことを考えるとサポーターが自分のチームの応援から離れていくのは悪い流れですね。
  私なんかレッズサポーターといったとたん、会社の人から野蛮人扱いされています。
  ガンバ戦の騒動のあと、出勤したら「あら逮捕されなかったのね」だって。
Y:新潟、仙台、札幌、大分といった地方ではそれなりの盛り上がりを見せています。
MA:地方に元気があるのはいいことだね。個人的には山形がJ1に上がってくることを期待しています。
G:いい試合していますよ山形は。J1に上がってくるかもしれない。
MA:でも山形はJ1加盟の1億円が払えないから、帳尻あわせで最後は負けるかもしれませんけどね。<笑い>J2は最終的に22チーム(現在は15チーム)を目指していますが、どんどんいろんなチームがチャレンジしてJ1に上がるようにならなければ、リーグの活性化につながりません。毎年、J1に上がってくるのが元J1のチームでは・・・。
司会:甲府は一時、いいサッカーしていましたね。J2のチームに夢を与えたような気がします。<続く>

posted by futbolwold |12:10 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年08月21日

三つの試合から見えた日本のサッカー

なでしこジャパン準決勝のアメリカ戦、そして昨日の岡田ジャパンのウルグアイ戦、北京五輪の反町ジャパンの予選3試合、直近の三つの試合から気づいた日本サッカーの問題点。

まずなでしこジャパンの2:4で敗れたアメリカ戦で目立ったことはキーパーの力不足。
4失点のうち2失点はキーパーのセービング技術の低さが原因である。男女問わず、日本人キーパーは世界標準に届いていない。オシムが以前川口の凡ミスを嘆いて、新たに外国人キーパー枠を設けるべきと、口走っていたほどである。
それと、ルーズボールを追いかける永里の足の遅さに象徴されるように、短い距離での瞬発力の差が目に付いた。マラソンのように長い距離をスタミナで走りきる日本と短距離に速さ、強さを発揮するアメリカの違いが、逆襲速攻の鋭さやペナルティに走りこむスピードの差となって現れた。

岡田ジャパンのウルグアイ戦にも同じことが見える。日本選手のミスをつくと、3人、5人とウルグアイの選手が日本のゴールを目指して走っていく。そのスピードは実に速い。ペナルティ内に3~4人がクロスを待ち構えている。一人がパスにあわせそこなっても、誰かが必ずフォローしている。攻撃に厚みがあって、数的有利を活かしゴールを狙う迫力がまるで日本と違う。
かたや日本はクロスにあわせる人数が決定的に足りてない。さらにクロスの精度もいまいちだから、余計に点が入らないし、ひ弱さ、淡白な印象が強い。

反町ジャパンは谷口が何とか点を取ろうと必死になっていたが、一人では無理だ。
日本サッカーの印象を聞かれたウルグアイの監督はいみじくもパスはよく回るがゴールに近くなるほどパスが通らなくなる、という意味のことを言っていた。つまり攻撃に迫力がないということだ。
広いスペースでは「教科書のような」パス回しが出来ているが、敵も見方も密集するペナルティ付近では、そのパス回しが極端に下手になる。
反町ジャパンの印象はひ弱な優等生集団が「サッカーの教科書」どおりにゲームをやろうとして、より難易度の高いペナルティ近くになると、難問の前に戸惑ってしまっていた感がある。
点を取ることよりも点を失うことを恐れた減点主義教育の弱さが出た。

きれいなサッカー、きれいなパスまわし、きれいな得点シーン、あまりにも「教科書のような」サッカーを礼賛していては、強くてたくましい選手が、そしてストライカーが育たない。サッカーのためのサッカーでは勝負に勝てない。“ゴールをする”そこを起点に何をなすべきかを考え、組み立てるべきだ。いまの日本代表はその逆をやっているような気がしてならない。反町監督の「悔いはない」発言はプロセス重視の発想である。プロは勝負に勝ってなんぼの世界を忘れたかのような発言だ。

三つの試合の中で唯一希望の光が見えたのが、貪欲さ、泥臭ささで健闘したなでしこジャパンだった。
ドイツとの3位決定戦ではたくましい姿をなでしこジャパンに期待しよう。

posted by futbolwold |09:00 | 日本代表 | コメント(7) | トラックバック(1)
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2008年08月18日

星野ジャパン、メダル取りに黄信号!

2012年のロンドンオリンピックから正式種目よりはずされる野球。それもあって星野監督率いる日本代表の試合を注目して見た。

カナダ相手の今日の試合を見る限り、メダル取りは相当厳しいものになるだろう。投手陣はかなり踏ん張っているが、打線の破壊力のなさは重症だ。カナダの左腕リリーフ(デイビット・デビットソンという変わった名前、さしずめ日本では金子兼子のようなもの?)に面白いように日本のバッターがひねられていた。特に森野、新井、村田はボールになるチェンジアップをぶんぶん振り回して、自分のバッティングをさせてもらえない。

アナウンサーの説明によるとデビットソンは2Aの選手というではないか。ノーアウト3塁のチャンスに敬遠された稲葉を除いて先の3人が外野フライも打てず、無得点に終わる。
初めての対戦では投手が有利かもしれないが、それにしてもひどすぎた。

イチロー、二人の松井、城嶋、福留らメジャーリーグ組とこれまで代表の常連組だった高橋由、小笠原、谷、松中のような経験豊富な国内組も出場しておらず、打撃陣はずいぶん小粒なメンバー構成である。
日本の得意とする緻密な野球、俊足巧打の1,2番、クリーンアップの長打力、上位につなぐ下位打線、そしてバントと足を絡めた最少得点を強力な投手陣が守り抜く、というゲームがまだ出来ていない。

格下カナダに日本の野球を見せられなかったが、キューバ、アメリカ、韓国相手に今日のようなゲームをしていてはメダル取りもかなわぬ夢になりそうだ。

ふんばれニッポン、星野ジャパン。

posted by futbolwold |16:28 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月18日

今期を象徴、有力クラブが下位グループを形成

東京ヴェルディ13位、ジュビロ磐田14位、清水エスパルス15位、横浜Fマリノス16位。かつての上位常連組みが団子状態で下位を低迷している。
サッカー王国清水のこのところの低迷振りはなんとも物寂しい。Jリーグ開幕当初は静岡出身の選手が特に目立ったが、核となるエスパルスに元気がないのはどうしたことか?そして97年から02年まで鹿島とともに二強時代を競った同じ静岡勢の磐田もまた往時の勢いが感じられない。
Jリーグスタート以前からのライバル同士である東京ヴェルディと横浜Fマリノス。人気を二分した両チームも苦しいチーム状態にある。

特に横浜Fマリノスは気がつけば降格有力候補といわれた千葉がぴたっと後ろについている。千葉はオシム時代を除けば幾度となく降格の危機に見舞われたが、なぜか不思議と最後はJ1に踏みとどまってきた。過去のデータを信じれば今期もまた、案外残留する可能性は高い。
とすると、千葉に代わって横浜Fマリノスが降格?ということも十分ありうることになる。
奮起せよ!横浜Fマリノス。

しかし、下位グループが団子状態になっているように今季は上位グループもどんぐりの背比べを演じている。21試合を終了した時点でトップの鹿島が5敗、2位の浦和と4位の大分も6敗、3位名古屋は7敗と、いずこも絶対的な強いサッカーが出来てない。
上位4チームの負け方も取りこぼしというよりも、完敗していることが多い。

今期開幕前の評価が高かった鹿島、浦和、大阪、川崎が現時点でも、もたもたしている。鹿島、大阪はACLの影響がたぶんにあったが、浦和はスタートで躓き、これからはACLの影響を多分に受けるであろう。そんななか、大分の躍進振りが目に付く。確かにいまの大分は強い。

おそらく、リーグ終盤まで団子状態のレースが続き、ラストスパートをかけて一人抜け出すチームはないだろう。最終戦の結果如何で3~4位までのチームで優勝を争う大混戦を予感させられる。

例年のことながら優勝争いは言うまでもないが、今期は例年以上に降格争いもまた不謹慎ながら面白そうだ。

posted by futbolwold |09:52 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月15日

反町監督はプロ中のプロなのか?

「戦い方に悔いは残っていない」

この発言の主はチームを優勝に導くプロフェッショナルな世界的名監督の強気なコメントではない。
3試合でわずか一得点の惨敗を喫した敗軍の将、反町監督の弁である。

また反町監督は「リスクを冒して攻める、連動性のある攻撃をするという姿勢に関しては評価していいと思う」とも発言している。とりようによっては監督としての自身を自画自賛しているように受け取れる。
優勝請負人としてのプロの監督は自らの手腕を低く見積もるような発言は口が裂けてもしないだろう。その意味では「俺のやった仕事は間違っていない」と確信しているのだろう。反町監督はプロ中のプロを自認していると考えられる。

しかし、次の発言はおよそプロらしからぬ発言だ。

「日本の攻撃は、何か確信のない思い切りのように感じる。また、相手のゴールに近くなればなるほど、冷静さを欠いてしまうように思う」
2年間の長い準備期間のなかで、延べ80名以上だったと記憶しているが、各チームから選りすぐりの選手を呼んで、いわばJリーグのオールスターを選びぬいたはずである。最終的に18人を自信を持って選んだはずだ。選び抜いたのはもちろん、反町監督である。選んだ側の責任の所在を忘れたかのような、あるいは当事者であり、最終責任者であることを忘れたような評論家的発言である。

五輪3試合を通じて、世界のトッププレーヤーと日本人選手の間には、実力差があったことは誰の目にも明らかである。その差はほんの一、二歩程度かもしれないが、その一二歩の距離を埋めるのはかなり大変であることも、よくわかったはずだ。
しかし、代表監督という立場であればそんなことは言われなくとも重々承知のはずだ。この現実を知りつつ、代表監督を引き受けたはずである。

監督の仕事は現有戦力の能力アップをはかり、試合に勝つことである。
手持ちの駒が不足していることを前提条件に、やりくりをしながらチーム作りをするのが代表監督の手腕である。あるいは対戦相手ごとにゲームプランの相互理解を深め、ゲームごとに戦術を修正して、数パーセントの勝利の可能性にかけるのが、勝負師として監督の責務である。この点において反町監督には長期的な戦略も目の前の戦術も、中途半端だったといえよう。

駒不足を理由に敗戦の分析をして見せるのは当事者としていかがなものか。それは評論家に任せるべきであろう。反町監督は能力的に劣る選手をうまく使いながら、よくぞ3試合とも最小得点差で善戦した、というのは周りが下す評価である。

勝負には負けたが、サッカーの質、内容はどのチームにも増してよかった。だから「悔いはない」というのを最終責任者が真っ先に口にしては、われわれの立場はない。
はっきりいって消化不良、フラストレーションが溜まる、明日につながらない敗戦だったと、少なくとも私は感じている。だから悔いはいつまでも引きずっていくだろう。

反町監督、本当のところは後悔の念にさいなまれて、自己嫌悪に悶々としているけれど、周囲の誰にも気づかれていないだけなら、あなたはプロ中のプロの監督である。

posted by futbolwold |10:38 | アンダー23代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月13日

明日につながらない敗戦

3試合で一得点。深刻な得点力不足ですな。勝つための、点を取るためのゲームプランをついに立てなかった反町ジャパン。
いくら守備が堅くても点を取れなければ、引き分け以上は望めない。いくら最小失点でも、得点できなければ負ける。この当たり前の事実をどう受け止めているのだろう。

北京五輪を通した反町ジャパンの印象を一言で言うと「優等生の集まりで、きれいなサッカーをするけど、これといった特徴のないチーム」だ。
守備もゲームの展開力も攻撃もそこそこのプレーを見せてくれるが、すべて平均点をクリアーするだけの魅力のない生徒の集まり、という感じがする。

クラスにはガキ大将も青白きインテリも、一芸に秀でた個性豊かな連中がわさわさいてこそ魅力あるクラスなのに、反町先生担任のクラスは平均的優等生ばかり集めたような魅力に乏しいクラスだったような気がする。将来、小市民的役人か、サラリーマンばかりで、ベンチャービジネスや活気ある中小企業のオーナーになりそうな生徒はついに見当たらなかった。

posted by futbolwold |21:19 | アンダー23代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年08月13日

サッカーはシステムでやるんじゃないと、知りつつも・・・

なでしこジャパンが大量得点で強豪の一画、ノルウェーを粉砕した。過去2試合のもやもやした空気を完全に吹き飛ばす快挙を演じて見せた。
この試合、得点シーン以外に目に付いたのがツートップの一人、小柄な大野がしっかりポスト役を果たしていたことだった。味方のパスをしっかり足元に収め、サイドの上がりをまって、パスアンドゴーで前に振り向くプレーは見事だった。さらに大野にきちんとグラウンダーのパスを出していたほかの選手もほめてやらなければならない。
押し込まれたなかで、反撃の第一歩はきちんと前線の選手にパスを送ることだ。

日本男子代表の森本、李のワントップは大野がこなした役割を全くといっていいほどできていなかった。ワントップの利点は守りから攻めへ転じるとき、味方の選手の上がりを促すまでボールをキープすることである。守備面ではツートップより中盤に人をかけられることである。しかし森本も李も敵の裏側に走りこむプレーに特徴がある。
このチームの最大の特色はA代表のメンバーにも選ばれた、内田、長友、安田のサイド攻撃にある。そのサイド攻撃を生かすためにも、前線でのためが必要なのに、ポスト役をこなせないフォワードを起用しているのが不可解である。

なでしこの大野が見せた前線でのためが、早い攻撃を演出した。男子代表との差はこの点において明らかだ。
攻撃は最大の防御という鉄則がある。サイド攻撃が有効であれば、相手のサイドは守りに専念せざるをえない。いいかえればこれがもっとも有効な守備でもある。
先制点は相手のリズムを狂わせ、普段どおりのプレーを閉じ込めてしまう。相手のよさをけしてしまう有効な守備である。

反町ジャパンの戦術のわかりにくいところは、ワントップをこなせる選手を起用していないこと。ワントップに正確なパスを出せないMFとDFも問題だ。特にゲームを組み立てることも、手薄の攻撃陣をサポートする動きもないMFにも問題が残った。

攻めるための布陣なのか、守りきるための布陣なのかこの2戦を見てもよくわからない。
短期決戦で勝ち上がるためには、最初から負けない試合を目指してゲームプランを立ててはいけない。たった3試合で星勘定を思い描きながら試合に臨むほど日本はサッカー大国ではない。
目の前の一戦にとにかく勝ちきること、先に点をとること、攻めることを考えるべきだろう。その結果、負けない試合をしても、第一戦から負けない試合を目指すのは納得がいかない。
反町監督はワントップでその分中盤を厚くして、守りを固め、負けないゲームプランを立てていたとすれば、思惑が外れた今回の連敗である。攻撃は最大の防御という鉄則を忘れたのだろうか。

ナイジェリア戦でもよくボールは回っていたという人がいる。しかし、ボールが回っていたのは日本のゾーン内だけで、相手のゴールに近づけば近づくほど厳しい守備とミスパスを逃さないナイジェリアのプレーで日本は2点を失った。

所詮、世界のなかでの日本の立ち位置は低いところにあるとはいえ、はなから負けない試合を目指していては永遠に世界に勝つことはできない。サッカーはシステムでやるものではないが、さりとてそのシステムに監督の、チームの意思を込めている限りシステムは重く考えざるを得ない。

失うものはなくなった予選最終戦は超攻撃的な布陣を敷いて、攻めのサッカーを試してもらいたい。ボクシングで言えば防御を犠牲にしても壮絶なノーガードのサッカーを試せばいい。この捨て身的な超攻撃サッカーにオランダは度肝を抜いてたじたじとなる可能性はゼロではない。

posted by futbolwold |15:42 | 日本代表 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年08月10日

頑固な反町、またワントップ!

ナイジェリアに完敗で、予選敗退が決まった。

1点目の失点はミスパスから、カウンターを食ったものだ。あっという間にペナルティーエリア付近に数人が押し寄せるナイジェリアの攻撃に撃沈したニッポン。
2点目の失点は前がかりになったところを数的不利(2対3)を作られ、致し方ないところはあるが、やはりすばやいナイジェリアのカウンターでねじ伏せられた。

アメリカ戦についで反町監督は頑固にまたワントップで臨んだ。森本に代えて李にワントップを託したが、またしても不発に終わる。
なぜ同じパターンに固執するのか、正直よくわからない。前回書いたとおり、豊田と李のツートップで攻めを厚くすることがベストなのに。その豊田が唯一の得点をしたのだから、私としてはとても悔やむ。

相変わらずの決定力不足は目を覆うばかりだ。絶好のシュートチャンスに谷口が止められた。ヘディングシュートは一向に枠に飛ばない。精度も力強さもともに欠くニッポンのシュート。
相手ボールを奪っても上がりが遅く、しかもシュートの精度が低ければゴールは遠い。


posted by futbolwold |21:04 | コメント(8) | トラックバック(1)
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2008年08月07日

日本にあわないワントップ

アメリカに負けた、というよりアメリカに勝ちきれなかった。

ボール支配率、得点チャンス、いずれも日本が上回っていた。特に前半の決定的な20分の攻撃では、ボールに触るだけでゴールできたのに、でこぼこのピッチでボールが跳ね上って後ろにそらしてしまった。練習どおりの完璧なセットプレーで崩したのに、神は日本に微笑まなかった。
右サイドの内田はなんどもチャンスを演出し、サイドからの攻めも想定どおりだったのに、フィニッシュの精度に欠けて泣かされた。

押しているゲームで決定機を逃し続けていると、流れが相手に傾くことはしばしば起きる。
ハーフタイムで一瞬、いやな思いが頭をよぎる。

それが現実となったのが後半開始早々、2分の悪夢だ。ペナルティーの少し外側で、フリーになった相手の7番にミドルシュートを打たれた。西川の前で少しイレギラーしたのだろう、しっかりキャッチできず、後ろにそらしてしまった。
ピッチのデコボコがアメリカに有利に働いてしまった。

森本のワントップ、すぐ下に谷口を配した布陣はほとんど機能しなかった。森本を責めているのではない。体のでかい相手バック二人に競り勝つ屈強な日本人フォワードは見当たらない。後半25分過ぎに森本から豊田にチェンジしたが、時すでに遅しの感があった。豊田が何度か頭で競り勝っていただけに、せめて後半の頭から交代して、李とのツートップであれば、あるいは何とかなったかもしれない。

フィジカルで劣る日本は、やはりツートップを採用すべきであろう。前線に人数をかけなければ、やはり相手守備網をこじ開けるのは難しい。

オランダ、ナイジェリアは引き分けて、開始早々だが、ますます日本は苦境に立たされた。
もはや失うものは何もない、ピッチにぶっ倒れるくらいナイジェリア戦は捨て身で挑んで欲しい。
気持ちで負けないよう、がんばれ!ニッポン。

posted by futbolwold |23:19 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年08月07日

初戦に奇策は禁物?

いよいよ北京オリンピックが始まった。

日本選手団のトップを切って昨夜、なでしこジャパンが格下相手に苦戦して引き分けた。
開始10分までの日本は相手のペースに合わせ、前線にロングボールを放り込む展開で、主導権を握ることができない。

単純な前線への放り込みは当初からのゲームプランかどうかはわからないけれど、パスをつないでいく普段どおりのプレーをしなかったことは大いに悔やまれる。キャプテンでベテランの池田をスタメンからはずしたことも、普段どおりではなかった。
奇策はあくまで強い相手にとるべきものであり、またいやな流れを断ち切るといった不利な状況を突き破るときに用いる戦術である。初戦のプレッシャーがかかるゲームでは奇策をとる必然性はない。何事も普段どおりのオーソドックスなやり方を踏襲すべきだろう。

今日の男子サッカーでは、日本が世界ランキング上、最も格下になるが、こちらはなでしこジャパンの二の舞にならないように、自分たちの普段どおりのサッカーをしてもらいたい。必要以上に慎重になりすぎず、策を弄さず、自分たちのサッカーをするだけ、という割りきりができれば結果はついてくる。女子の優勝候補、アメリカが完敗するように、勝負は下駄を履いてみなければわからない。

日本のサイド攻撃がつぼにはまれば勝機は十分ある。後半、相手が暑さでばてたところを一気につけばサイドの守りに弱さがある、アメリカに勝つことができるだろう。

がんばれ!ニッポン。

posted by futbolwold |14:21 | アンダー23代表 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月04日

いよいよ開幕!五輪サッカー展望

ここのところ全国的な猛暑が続きます。夏の北京へはまだいったことがないので、どんな暑さなのかわかりませんが、大気汚染も考慮すると、選手への影響が懸念されます。特に後半の体力消耗度合いが勝負の鍵になるかもしれません。

日本代表は先のオーストラリア、アルゼンチン戦を見る限り、ある程度の活躍が期待できそうです。海外での日本代表の評価は相変わらず低く、ことサッカーに関しては特にユーロ圏におけるアジアへの評価は厳しいものがあるようです。
ということで、ことさら日本代表には意地を見せてかんばってもらいたいものです。
さて、予選3試合の展望ですが、期待を込めてずばり突破できるものと予想します。

勝敗の皮算用ですが、初戦アメリカには何とか勝ってもらい、ナイジェリアには引き分け、欲を言えばオランダには先日のアルゼンチン戦のような守備的な戦いを挑み、引き分ける。
1勝2分けで、予選2位通過と予想します。

五輪アジア予選を見てきたかぎり、このチームの状態はしり上がりによくなってきているという印象があります。もともとこの世代のサッカーは、しっかりした技術の上にきれいなパスワークができていたが、いかんせん、A代表と同じ決定力不足という欠点を抱えてきました。いいサッカーはするものの勝ちきれない、という印象です。
メンタル面で問題があったように感じていましたが、この弱点もやや修正しつつあるようです。
若さの強みは波に乗ると、見違えるようなゲームをすることです。初戦のアメリカ戦で快勝すれば、一気にブレークするような気がします。その反対も十分に考えられますが、今のところマイナス思考は封印しましょう。

ラッキーボーイが現れるチームは強い、とよく言われますが、このチームでは誰がラッキーボートになるでしょうか。
個人的な期待を込めれば、長友、内田の両サイド、それと中盤では19歳の香川と予想します。それと潜在的能力からいえば豊田あたりも活躍しそうです。

といった具合にプラス思考でいけば、予選突破は70%の確立で可能と読みました。
気温も熱いが、ハートも熱くなる時期を迎えます。

posted by futbolwold |13:01 | アンダー23代表 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月03日

勝負への執念の差が出たオールスター戦

懸念されていた竹島問題がらみの混乱もなく、真剣勝負に近い緊迫した今年のJ・K対決オールスターは結構楽しめた。

勝負へのこだわりの差が、そのまま得点差に現れた試合だった。また得点力不足の日本人ストライカーをはずしたものの、皮肉にも二人の外国人ストライカーは不発だった。
全体的な印象といえば、攻め続けているうちに点が入らない日本の弱さは相変わらず。後半、スタミナが切れるとトラップミス、パスミスを相手に引っ掛けられ、そのまま速攻を仕掛けられ失点しまった。

韓国の攻めあがるときのスピード、ここ一番のスタミナ、集中力は素直に認めたい。いいサッカーをしても、勝負に負けてはどんな試合でも意味がない。
韓国で目立った選手はやはりチェソングッである。小柄なドリブラーだが、ペナルティーエリアに入ると怖い存在だ。それと外国人フォワードである。レッズのエジミウソンに爪の垢でも飲ませたい気分になった。この試合を見る限り、外国人選手の力の差が大きく勝負を左右していた。Kリーグ経由の外国人プレやーがこれからはJリーグに増えるかもしれない。Jリーグ各チームのスカウトの力量も問われるようになるだろう。

日本側で光ったのはやはり前半の小笠原である。あのフリーキック、ミドルレンジでのパス、キープ力は日本代表でぜひ使ってみたい。岡田監督も観戦していたが、小笠原のプレーはどう映っていたか?

今回の日本選手の意識は「お祭りか真剣勝負か」のハザマで揺れ動いているように見受けられた。次回はそのあたりの曖昧さを払拭して試合に望んでもらいたい。何事も中途半端は最も避けたいところだ。

posted by futbolwold |09:42 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年08月01日

日韓オールスター戦の観戦ポイント

今年のサッカーオールスター戦は見所の多い試合になりそうだ。

野球のオールスター戦を真似たサッカーのオールター戦は、Jリーグの認知とサッカーファン発掘のために企画されたものである。しかし、近年日本がワールドカップへの出場を果たし、その下の世代もオリンピック出場によって、サッカーの社会的認知度も上がり、サッカーオールスター戦は所期の目的を果たしたように思う。

個人的にはサッカーにしても野球にしてもあまりお祭りとしてのオールスター戦への関心は高くなかった。
野球に関していえば、以前はセ・パ両リーグが戦う場がオープン戦と日本シリーズに限られていて、ファンにとってオールスター戦はそれなりに希少価値のあるゲームだった。しかし、セ・パ交流戦が始まり、その分希少性も落ちてきたように感じる。

サッカーについていえば、Jリーグは野球のようにもともと二つに分かれているわけでもなく、国際試合ごとにA代表、五輪代表など年代別の代表(スター)が常時召集され、オールスター選出の選手はA代表と重なり合いが強く、野球以上に希少性は少ない。
お祭り的要素も昨年のオールスター戦のように「カズ・ゴン対決」のようにTV主導の手垢に汚れた企画ではお祭りとしてもあまり盛り上がらない。

これまでのお祭り的要素が薄らいだ2008,2009年のオールスター戦はJリーグ対Kリーグの体裁をとって行われる。Kリーグ代表監督の車範根は何が何でも勝ちにいくと明言しているようだ。
そして選手の選抜方法も変わり、勝負にこだわった選手選抜が行われた。

そこで今年のサッカーオールスター戦の見所を整理して考えてみた。
1、Kリーグのレベルを確認できる
2、岡田ジャパンに選ばれない、鹿島の3選手、特に小笠原の存在に  再度注目する
3、アジア枠を見据えて、Kリーグの有望選手を間近に見ることができる
4、新たな日韓戦としての位置づけ
5、Jリーグが韓国はじめアジアにPRできる場になる?

竹島問題に絡めて韓国側が必要以上に熱くならないことを願いつつ、関係者に対しては新しい試みに拍手を贈りたい。

posted by futbolwold |15:42 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年07月30日

正しかった、反町監督の決断

反町監督は北京五輪のアジア予選でそれぞれ結果を出してきた平山、水野、伊野波、梅崎、青山、柏木らを最終的なメンバーに選ばなかった。当然、反町監督の心の中では彼らを選ばなかった理由をしっかりもっているであろう。反町監督のこの決断への評価は北京五輪の結果で明白になる。

アジア予選を通じて五輪代表への評価はあまり芳しいものではなかった。「おとなしすぎる」、「気持ちの強さが伝わってこない」といった精神的なひ弱さを指摘する声が多かったように思う。確かにこのチームの代表格である本田圭のプレーにしてもバックパスばかりが目がついて、積極性が感じられないことがたびたびあった。
このあたりの評価が反町監督も気がかりだったのだろう、最終的な18人を選んだことに対するコメントで「心技体の“心”を大切にして選んだ」と明かしている。注目のフォワード選びで李を選んだのも、日の丸に対する李の気持ちの強さを重視したといっている。

この五輪世代のもうひとつの特色はテクニカルな面では誰を選んでも遜色ないことである。
ということはやはり気持ちの強さ、“心”を選手選考の大きなポイントと考えていたことになる。
さらに北京五輪の本戦予選は中2日おいて3戦連続で行われる。肉体的なスタミナと精神的なスタミナの双方を兼ね備えた選手を選ばざるを得ない。

そんなことを考えながら、オーストラリア戦、アルゼンチン戦を観戦した。
オーストラリア戦の収穫はなんと言っても逆転で勝ったこと。最後まであきらめなかった勝負への執着心が勝利に結びついた。“心”の強さが通じた試合だった。
香川の代表選出に疑問符を投げかけていた人も結構多かったように感じたが、その香川がアルゼンチン戦でもキーマンの一人になっていた。
アルゼンチン戦は両サイド、特に内田の自信にあふれたプレーが収穫だった。長友とのコンビで両サイドを崩すプレーは日本の大きな武器になるだろう。
前回優勝国のアルゼンチンと全体的にはほぼ互角な試合を展開していた。守備力についてもある程度目途がついたような印象を受けた。

マイアミの奇跡の対ブラジル戦はブラジルの破壊的な攻撃から守って守り抜いた後の日本の勝利だったが、昨日のアルゼンチン戦は堂々たる戦いぶりだった。点こそ入らなかったが、その臭いはぷんぷんしていた。全体的にミスも少なく、ボールも人もよく動いていた。
相手のマークにもボールを失うこともなく、細かいパス交換もできて、きちんとつながっていた。

今回のアルゼンチン戦の結果は、五輪本戦での戦いに希望が持てる内容だったように思う。
すなわち、今回の選手選考はこの2試合を見る限り、反町監督の決断の正しさが証明されたと、評価してもよいだろう。
冒頭にも書いたとおり、最終的な評価は五輪本戦の結果次第だが・・。

posted by futbolwold |12:30 | アンダー23代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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