2009年03月29日

ウッチーを通してみた日本の課題  バーレーン戦を振り返る

昨晩の埼玉スタジアムはWC本大会出場がかかった重要なゲームだったこともあって、久々に盛り上がった代表戦になった。

以前、ゲームの印象・評価がTV観戦とスタジアム観戦では微妙に異なる、ということを書いた。それぞれ一長一短はあるけれど、スタジアム観戦の長所は試合の流れ全体を大雑把に把握できるところである。
今朝の新聞ならびにブログの評論のなかで、内田への活躍に高い評価を与えていた。

しかし、前半に二回、たしか二回とも左サイドのトゥーリオから大きくサイドチェンジして、内田の足元にぴたりとボールが納まったが、そのあと内田はスパイクを滑らしたり、あるいは相手バックに簡単にボールを奪われたり、大きなチャンスの起点をみすみす逃してしまった。

この内田のプレーは肝心なところでミスをしたり、精度の低いプレーでチャンスを活かせないという、現在の日本代表の決定的な弱点を象徴していた。

さらに内田を通して感じた日本の弱点は、大きな展開とゲームの流れを変えるような創造的なパス、動きが少ないということだ。
特に後半、内田の右サイドががらがらになる場面が何度もあった。玉田からフリーで内田にボールが渡り、ノーマークで内田がシュートを放ったが、惜しくもバーをたたいた。

あのシーンのように、内田は右サイドで大きく何度も手を上げて、ボールを要求していた。
しかし、ボールは左サイドに固まり、細かいパスをこねくり回して、フリーな右の内田に意識が向かない。

これも内田を通して明らかになった日本の弱点だ。
俊輔と内田のラインで大きな展開が何度かあったが、俊輔へのマークがタイトになり、俊輔自身の動きが落ちてくるに比例して、二人のホットラインは途切れてしまった。

遠藤なり長谷部が俊輔に代わって、ゲーム全体をコントロールできるようにならなければならない。いつまで俊輔頼みの代表であってはならないという印象である。

いまのままで代表のゲームの組み立て、流れ自体にさして大きな欠点はない。あとは、というより究極はやはり個人のレベルアップしかない。内田を通して代表に求めることは、強さ、うまさ、正確さ、冷静さ、判断のよさ、個々のスキルアップの問題に尽きると感じた。

posted by futbolwold |12:58 | 日本代表 | コメント(8) | トラックバック(1)
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2009年03月26日

WBCにわいたあとはWCバーレン戦

WBCの興奮がまださめやらないうちに、この週末28日にWCバーレーン戦が埼玉スタジアムで行われる。

代表メンバーは以下のとおり。

GK:楢崎正剛、都築龍太、川島永嗣
DF:寺田周平、中澤佑二、田中マルクス闘莉王、駒野友一、阿部勇樹、長友佑都、内田篤人
MF:中村俊輔、橋本英郎、遠藤保仁、中村憲剛、松井大輔、今野泰幸、長谷部誠、金崎夢生、香川真司
FW:玉田圭司、大久保嘉人、田中達也、矢野貴章、岡崎慎司

失点の多さから常連の川口が外れた。各ポジションには岡田監督好みの若手が選ばれている。好調な新潟からFW矢野が高さを買われて、巻に代わって久しぶりに選ばれた。
海外組みは中村、長谷部、松井、大久保の4人。

先発メンバーを予想する。
GK 楢崎
DF 中澤佑二、田中マルクス闘莉王、内田の3人はほぼ確定。残りは駒野か?(途中交代で長友)
MF 中村、遠藤、長谷部は確実だが残り一枠は松井、阿部、大久保のいずれか。
FW 玉田、岡崎(田中達)でスタートしてMFとして大久保を入れれば3トップ気味の布陣になる?途中、岡崎(田中達)を代えるか、パワープレー気味になれば矢野の高さを活かす。

犬飼会長の進言を無視して、非公開練習を取り続ける岡田監督はこの一戦に進退をかける。
したがって少なくとも先発メンバーは固い布陣で臨むだろう。
若手を起用するときは、戦況が良いか、その反対のケースに限られるだろう。
矢野の投入も同様の理由からと予想するが、いづれにしても余裕の交代になるように祈る。

バーレーンを苦手とする日本代表だが、敗因は相手のロングボールの放り込み作戦にあわせたこと。どうせ、相手は引いて守りきろうとする作戦を取るだろう。点がなかなか入らず、ジリジリ焦って前がかりになると、このカウンター作戦にまんまと引っかかる。

同じ轍を踏まないためには、後半の後半に勝負をかける、くらいの気持ちでのぞんだほうが良い。焦りは禁物だ。

28日当日は早々にチケットが完売。この二、三日夜は特に底冷えする。試合もお寒いものにならないよう、しっかりスタンドから応援する予定だ。

WCもWBCにあやかって最高の結果を望みたい。

posted by futbolwold |08:14 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年03月24日

WBC2連覇! 誰が陰のヒーローか?

全くしびれる試合展開だった。

MVPは松坂に贈られたが、同じ投手であれば岩隈の活躍も遜色ない。
バッターでは、終盤の駄目押し点をあげたイチローが目立つが、本人も言っているとおり、途中が悪すぎて、プラスマイナスゼロかもしれない。
結局、打つほうは決勝ラウンドでは内川が唯一本塁打を打っただけなので、華々しさには全体的にかけた。裏がえせば、青木、小笠原、中島、川﨑ら、バッター全員がMVP候補かもしれない。

全体の印象では投高打低だが、チーム打率はけして悪くはない。印象を低くしているのが、決定打不足とホームランの少なさである。

つまり投打ともに全員がヒーロー、全員の力で勝ち取った世界一である。

あえて、陰のヒーローを上げるとすれば、投手ではやはり杉内だろう。経験に裏打ちされた安定したピッチングは紛れもなくヒーローに値する。大きなカーブに、切れのいいストレート、コントロールもすばらしく、見ていて安心できる投球内容だった。

打のほうは、全員甲乙つけがたいものがあったが、あくまで個人的な感想をいえば川﨑をあげてみたい。
川﨑は中島にポジションを奪われ、控えに甘んじた。しかし、ベンチでもひときわ大きな声を出し、チームを鼓舞していた。調子はいいのに使われなかったのに、くさらず、自己主張の強いスターの中でよく立場をわきまえ、常にフォアザチームに徹してきた姿はすばらしい。

ライバル韓国に2敗を喫した時点では、原監督の采配に疑問符を投げかけるような報道も見受けられた。さまざまな重圧に耐え、2連覇という偉業を成し遂げた原監督も紛れもない、陰のヒーローの一人だ。

この結果、口さがないN監督も沈黙するだろう。またH元監督の評価は下がることはないにしても、原監督の前には大いに影がかすんでしまうだろう。

おめでとう、ありがとう、そしてご苦労様、「侍ジャパン」

posted by futbolwold |16:48 | WBC | コメント(5) | トラックバック(1)
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2009年03月23日

WBC 予想通りの「日韓対決」

韓国がベネズエラを日本がアメリカをそれぞれ大差で破り、決勝はアジア頂上対決になった。

日韓、それぞれの試合を見ていると、緻密な野球をする日韓、大雑把なアメリカ・中南米という図式が鮮明になった。野球は投手力に左右されるが、日韓、特に日本の投手力は世界一の実力が証明された。
松坂、岩隈、ダルは前評判どおりだったが、杉内、小松もまたすばらしい活躍をした。
若い田中も思いっきりよく投げていた。欲を言えば、田中はストレート勝負のボールを長打され、力勝負はまだまだ腕力の強いアメリカ・中南米の選手には通じないことがはっきりした。
今日の馬原も同様で、ストレートとフォークだけでは、苦しいということがはっきりした。

一方打線は投手力の陰に隠れて、ひ弱さを見せていた日本だが、久々の連打で畳み掛けるような爆発力がよみがえった。韓国戦を控えて頼もしい限りだ。

イチローの調子はまだまだだが、最終打席では結果を出しているので、よしとしよう。
控えにまわっていた川﨑が今日の試合で大活躍した。ベンチにいるときもひときわ大きな声を出して、チームを鼓舞していたが、スタメンでもリラックスしていいところで打っている。
短期決戦のセオリーは日替わりヒーローが出てきたチームが断然有利だ。頼むぞ、川﨑!、青木!・・・・。

決勝戦は僅差のゲームになるだろう。互いにじっと耐えて、後半勝負になるだろう。それと勝敗を分けるのは、フォアボールとエラー。コントロールのいい岩隈だから、序盤、中盤までは安心してみていられる。あとをどうつなぐかだ。杉内は経験も豊富で、岩隈同様安心して任せられる。

馬原、藤川の両ストッパーが、単調な投球にならなければ、絶対に勝てるはずだ。

posted by futbolwold |13:09 | WBC | コメント(0) | トラックバック(2)
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2009年03月21日

2010年WC南アフリカ大会開催に黄信号!

「外務省海外安全ホームページ」の南アフリカに関する安全情報を見る限り、来年、本当にワールドカップがこの地で開かれるのかどうか、雲行きが怪しくなってきている。

外務省によればヨハネスブルに関して下記のような情報が公開されている。

「ヨハネスブルグやプレトリア等の都市部では、武装強盗、強姦、窃盗等の犯罪が多発しており、レストランや一般の住居等が武装強盗に襲われる犯罪が増加傾向にあります。特に最近は、窃盗などが減少したのに対して強盗の発生件数が増加しているため、人的被害が出る恐れが高くなっています。また、ヨハネスブルグのダウンタウン地区に立ち入った邦人旅行者に対する強盗被害も頻発しています」

首都プレトリアに関しては

「ヨハネスブルグの北方約70kmに位置していることもあって、犯罪発生傾向もヨハネスブルグと似ており、セントラル地区において強盗や窃盗等の犯罪が日常的に発生しています。同地区以外のマメロディ地区、サニーサイド地区、プレトリア・ウエスト地区でも武装強盗や殺人・強姦といった凶悪事件、スマッシュ・アンド・グラブ、カージャック、自動車・バイク盗、車上ねらいが多発しています」

さらにケープタウンでは

「犯罪件数は高水準で推移しており、<中略> また、バスや電車等の交通機関においてもスリや恐喝等が発生しており、最近では、乗り合いタクシー(通称「タクシー」、「ミニバス」)に扮した車両(運転手と乗客がグル)に客をおびき寄せ車内で金品を強奪するという事件も複数件発生していますので、人気がなく不慣れな場所からの乗合いタクシー利用は極力避け、特に夜間は短距離であっても信頼のおけるタクシー(メーター付きのもの等)を手配するようにしてください」

これらの警告は都市の中心街、ならびに比較的安全とされる住宅街における情報で、ダウンタウンには足を踏み入れることさえ強く戒められている。
世界一安全な日本に住んでいると、感覚的にぴんとこないところがあるが、都市の治安は最悪のようだ。

経済情報中心の予約購読月刊誌(書店では販売されていない)「FACTA」(ファクタ出版社)4月号にWC南アフリカ大会開催が危ういという記事が載っていた。

それによればすでに全世界で大会チケットはすでに21万枚の予約が入っているが、肝心のスタジアム建設に目途が立っていない。
9都市10会場のうち09年10月までに整備完了予定の施設は、たったの4会場程度に過ぎない。交通網、宿泊施設も不十分だが、それ以上に不安なのが、冒頭に示した外務省の安全情報である。
さらに、電力事情も不安だらけで、スタジアムの光源、TV中継にも支障が出て、大会運営そのものがおぼつかないのではないかと見られている。

FIFAプラッター会長は会長職延命のために、アフリカ大陸の票がぜひともほしかった。
プラッター会長が南アフリカ大会開催を強く推し進めた理由はここにある。
しかし、そのプラッター会長自身が英BBCのインタビューで、南アに変わる候補地選びの可能性を明言してしまったという。

FIFA内部の代替開催の候補地はドイツ・オーストラリア・ベルギー+オランダ、そして日本の4箇所だった。
しかし、犬飼会長は当初は代替開催受け入れに意欲を見せていたが、08年10月16日の発言で、8万人収容のスタジアムがないことを理由に、自ら候補を辞退する発言をしてしまった。

FIFAにとって代替開催が緊急であればあるほど、8万人収容の条件に関してはFIFA側から条件緩和の提案がなされる可能性は高い。しかしその読みもないまま、辞退を公言してしまった犬飼会長の政治的センスのなさを指摘する声が出たという。

特に今になっては「1160億円の観光収入と約16万人の雇用創出が見込める」WC開催は100年に一度の経済不況にカンフル剤となりえたかもしれない。しかしそのチャンスをみすみす自ら放棄しまった。

今年6月には南ア開催か代替開催かが正式に決まる。代替開催か選択されればドイツが最有力と見られている。

posted by futbolwold |12:40 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年03月20日

WBCの面白さとそのあり方

すでに指摘されてきたことだがWBCの大会規定には理解しがたいところがある。
日本が優勝した第1回大会はキューバと日本が決勝で対戦したが、日本、キューバともに通算9勝5敗だったが、3位になった韓国は11勝3敗だった。

試合の方式が単純なトーナメントではなく、今大会も日本と韓国は第一次ラウンドで2試合、第2次ラウンドでは今日の試合を含め2試合、計4試合も戦っている。このまま決勝で日本と韓国が対戦すれば、5試合戦うことになる。なんともしっくりこない。

さらに複雑なのが、投手の投球数と、登板間隔の制限が設けられていることだ。アメリカ時間と日本時間の解釈の相違から、松坂の登板予定が狂った。このあたりも日本人としては理解しにくい。

野球というスポーツのルールの多さ、細かさは多民族国家、アメリカ特有の平等と公明性を重んじることからきているかもしれないが、やはりしっくりこない。徹底した契約社会の行き過ぎが、過度の訴訟社会を生み出し、公的資金を注入された企業の幹部社員のボーナスが億を超えるという、常軌を逸したことが平気で行われる。

WBCはMLBとMLB選手会が主催する大会だ。
大会の収益も47%が参加国への賞金に充てられるが、残り57%のうち主催者のMLBとMLB選手会に35%の収益が還元される。簡単に言えばアメリカによるアメリカのための大会である。

従って大会規則はMLB側の都合、思惑によって決められる。MLBシーズン優先で、選手に負担がかからないような配慮がなされている。

オリンピックで野球は公式競技から外れた。オリンピックに代わる国際的なスポーツのアピールの場としてWBCの意義は大きい。
だからこそ、現状のMLB主導を考えなおすことが求められる。

posted by futbolwold |12:55 | WBC | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年03月19日

やきもきさせたイチロー、復活

13打席連続で快音が出ないイチローが、やっと目覚めてくれた。

初球送りバンドを小飛球にしてしまい、バントさえできないイチローの姿に、これはもう、代えたほうがいいと思った。
プレーに精彩をなくした姿は守備でも見られた。右中間に飛んだ打球を緩慢な動作で、中継に入ったショート中島に山なりのワンバウンド送球し、みすみす三塁打にしてしまった。失点に結びつかなかったのが幸いだった。

この時点で、原監督はチームを鼓舞するためにも、イチロー自身の為にも、思い切ってイチローをベンチに下げるべきだと、思った。

しかし、その直後、四球の岩村を一塁において、イチロー本来のたたきつける打球を右へ放った。一塁手の頭を超えてボールはライトに達した。
この一打で、吹っ切れたのか、次の打席では早いストレートを振りぬき、センターの頭を越える長打を放つ。走塁も躊躇なく二塁ベースを走り抜け三塁に達した。

イチローを一瞬でも信じ切れなかった自分が恥ずかしい。
しかし、これで明日からの韓国戦で本来のイチローに戻るだろう。イチローの復活は湿った打線に活気をもたらし、連鎖反応でほかのバッターにも好影響を与えるはずだ。

これで宿敵、韓国と五分に戦える準備が整った。日本の投手力は折り紙つきだが、打線も奮起すればWBC2連覇も夢ではない。

がんばれニッポン、がんばれイチロー。

posted by futbolwold |16:08 | WBC | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年03月19日

ACL、日本の4チームの戦い

今月から5月までの3ヶ月間、アジアを東西でそれぞれ各4組に(1組4チームで構成)別れて行われているACL。

ホーム&アゥエー方式により、Jリーグに並行して6試合を戦うタフな国際試合だ。

日本の4チームがすでに2試合を消化した。昨年アジアチャンピョンに輝いたG大阪は昨年のスタイルと好調を維持したまま、快進撃を続けている。昨年から負けなしで予選突破は確実だろう。昨年の自信と経験が活かされた戦い方をしている。

川崎と名古屋はともに1勝1分けで首位につけている。G大阪のような強さはないが、このまま勝ち上がって予選を突破するだろう。

さて、鹿島だが、初戦の水原(韓国)戦に思わぬ大敗を喫して、その影響かJリーグでも新潟に敗れた。Jリーグ開幕戦の浦和戦を見る限り、今シーズンも隙のない戦い方で、磐石と思われた矢先のまさかの2連敗である。

しかし、昨日の上海申花(中国)戦は2×0の完封勝利、おまけに新人、大迫が2得点に絡む1アシスト1得点の大活躍で息を吹き返した。相変わらずの内弁慶ぶりを発揮して、ホームでしっかり勝ち点をあげた。

それにしても大迫は有望だ。左サイドのマリキーニョスからのグラウンダーのセンタリングを、左足でダイレクトシュートを放つ。ボールはゴールネット上に突き刺さった。大きくゴールの上にふかすFWが多いなか、しっかりした技術と冷静なプレーは持って生まれた素質を感じる。

歴代の高校得点王が伸び悩むなやむが、大迫には日本代表にまで上り詰めてほしい。出足でつまづいた格好の鹿島だが、まず予選突破は堅いだろう。

それとやはり目立ったのは怪我から復帰した小笠原だ。ゲームの起点、ラストパス、FKの正確さ、すべてにおいて、小笠原の存在ははやり大きい。

posted by futbolwold |11:40 | ACL | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月15日

J1、第2節までのトピックス

J1は今日、15日(日)の新潟×鹿島、広島×大宮の2試合を残して第2節を消化する。

この時点で今シーズンを展望することなど到底できないが、トピックス風に2節をまとめて振り返ってみたい。

まず、犬飼会長がいたくご執心な「秋春制導入」に冷や水を浴びせたような、山形×名古屋のゲーム。山形県でも内陸の天童市はやはり雪が多く、気温も2度と、かなり低かった。にもかかわらずJ1昇格後初のホームゲームで熱い観客が予想以上に集まった。山形は1勝1分けの最高のスタートを切った。

他方、2試合で10失点の磐田はどうしたのか。川口、那須、駒野、茶野の守備陣になにかあったのかと疑うほど、名門の凋落ぶりが信じられない。早くも降格候補との声も出始めている。

前評判の高かった清水は期待する攻撃力が全くの不発で、2試合とも無得点。浦和から移籍した永井が怪我でベンチにも入っていない。
ただ清水の場合、きっかけをつかめば上位をうかがう戦力は十分整っているので磐田のような心配は無用だろう。

昨シーズン、リーグNO1の堅い守備陣が第1節の試合で崩された大分だが、昨日の京都戦では1:0の昨年を髣髴させるような勝ち方をしている。今年も台風の目になるだろう。

昨シーズン2冠となった大阪だが、スーパーカップで鹿島に完敗して、昨年のACL後遺症かと思われた。しかしシーズンに入ると全くその逆で自慢の攻撃力は顕在だった。スタートした今シーズンのACLもきちんと結果を出している。優勝候補の一画にしっかり入りそうだ。
西野監督もぶれがなさそうだ。

神奈川の横浜、川﨑の2チームはともに1敗1分け、得点も2試合で2と仲良く同じスタートを切った。川﨑の攻撃力も前評判が高いが、まだ爆発していない。

千葉と東京に元気がない。
東京は2試合で7失点。昨年、降格を奇跡的に乗り切った千葉だが、今期も苦戦は続くような予感がする。

神戸、柏、京都、新潟、広島、横浜、大宮、このあたりは中位グループを形成してどこが上をうかがい、どこが落ちていくか、という興味がある。(失礼な言い方ですがお許しください)

初戦、鹿島の速攻、分厚い攻めに敗れた浦和だが、昨日は鹿島戦の前半に見せた、細かいパスワークがほぼ90分継続して、3:1の今季初勝利を飾った。
不安材料はまだまだ多いが、原口、山田直の若い二人が使える目途が立ち、明るい材料もある。次節は若手トリオの一人、林も見てみたい。

昨日のゲームを見ているとフィンケの目指すサッカーにはまだまだ程遠い気がする。
たとえば好機にイージーなトラップミスをしてカウンターを喰らいそうになる場面が何度かあった。
エジミウソンとポンテがそれぞれ得点をしたが、ポンテは一昨年のような体の切れがまだ取り戻せていないし、エジミウソンは特に後半、走れない、動けないという致命的な弱点が改まっていない。
オフサイドポジションからのろのろ歩いて戻り、そのまま前線に残っていても、ボールをもらうような動きができず、ひたすら歩いていた。

後半12分に原口と入れ替わった高原も然り、ゴール前で1対1の場面を2~3回作ったが、シュートが打てない。得点の臭いすら感じることができない。

昨年よく見られたトゥーリオの前線への単純な放り込みはなくなり、細かなダイレクトパスがつながり、小気味良いパス回しにチームは変貌した。
しかし人が密集するペナルティ付近になると、まだまだ崩しきるほどの精度は持ち合わせていない。
エジとポンテの得点は、鹿島ばりの速攻とゴール前に人数をかけた分厚い攻めが功を奏した。全員が攻めあがる意識が出てきたことは収穫である。

サッカーシーズン全開だが、昨年同様、稀に見る混戦が展開されるだろうか。

今月28日は代表戦もある。チケットは完売らしい。こちらもJ同様注目をしたい。

posted by futbolwold |10:38 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(1)
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2009年03月13日

ACLに浦和の姿がない

このところ、仕事が忙しく、ブログを開ける回数ががくんと減っている。
気づけばACLも始まってたんですね。そこで一言・・・


ACLが始まり、日本は鹿島、大阪、名古屋、川﨑の4チームが出場している。
初戦が行われたが、結果はご存知のとおり鹿島が韓国、水原に4-1の大敗を喫した。ほかの3チームは順当に勝利をおさめたから、余計に鹿島の敗戦が目立つ。

鹿島はスーパーカップ、jリーグ初戦の2試合、大阪、浦和を撃破して早々にリーグ3連覇の3文字が目に浮かんだほど、隙のない戦い方をしていた。昨年のACLもいいところなく姿を消した鹿島だったが、今年こそJリーグチャンピョンとして恥ずかしくない戦いをしてほしい。

我が浦和の姿がACLで見られないのはなんとも寂しい。ACLへの関心も急激に薄れ、ニュースを見て初めてACLの開幕に気づいたくらいだ。
浦和は今週末はホーム、埼玉スタジアムでFC東京を迎える。昨年から半年、ホームでの勝利の喜びを味わっていない。

今年は期待の原口ら若手の台頭で一筋の光明を鹿島戦で見ることができた。
どうやら東京戦でも原口は先発出場するらしい。鹿島戦の前半に見せた、流れるようなサッカーが90分間続けば、勝利は間違いないだろう。
天候がいまいちだけど、曇天を突き破るシュートの嵐を期待したい。

posted by futbolwold |08:01 | 浦和レッズ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月08日

強かった鹿島、課題を残しつつも希望も見えた浦和

鹿島の2得点すべてに絡んだのがマルキーニョス。

得点パターンは2得点とも、逆襲、速攻。
1点目は浦和のコーナーキックを処理した曽ヶ端が右サイド前線に残っていたマルキーニョスに正確なフィードを通し、マークに付いた平川を抜き去って、中央に走りこんだ野沢に低いセンタリングを送る。
野沢はボールに角度をつけてゴール左に流し込む。2本のパスでゴールに結びつける効率のよさ。

2点目は1点目同様、すばやいカウンターによる速攻で、鹿島の選手が流れるように前線に集まり、中央の選手にマークが引きずられ、甘くなったところを、今度はマルキーニョスが自らシュートして2点目。

チームとしての完成度の高さを見せ付けられた試合だった。

かたや浦和は試合開始早々は細かなダイレクトパスを多用して、流れるようなサッカーを展開。昨年とは異なるスタイルで、小気味いいサッカーを見せてくれる。

今日の試合のチェックポイントは四つ。

一つ目は17歳の原口がどこまで通用するかである。しっかりした個人技は王者鹿島のディフェンス相手にボールを取られることもなく、積極的にゴールを狙い、果敢にドリブルで仕掛ける。ペナルティー内に進入して倒されたが、ファウルは認められなかった。しかし1点もののプレーを見せてくれた。十分期待に応えたプレーを見せてくれて、今後が楽しみな選手だ。

二つ目は細貝の右サイドへのコンバートだが、十分機能していて、使える目途が立った。

三つ目はボランチを任された阿部のプレーである。
この試合、唯一ゴールの枠に放たれたシュートが阿部のミドルだった。曽ケ端のファインセーブで防がれてしまったが、安部の攻撃センスが活かされた場面だった。しかし守りには不安が残ってしまった。ピッチ中央で鹿島の選手に競り負け、簡単にボールを奪われ、決定的なピンチを二度ほど招いてしまった。

最後はフィンケ監督の采配である。
交代枠を残さず、しかも早めに意図のはっきりした交代を指示していた。点を取るというメッセージは選手もサポーターもわかるような簡潔明瞭な采配だ。監督の意図することが選手に的確に伝われば問題はない。時間とともに浸透度が深まり、いい結果をもたらすだろう。
スタートダッシュの5試合をひとつでも勝ち越せばよしとしよう。

次に課題だが、今期もまた高原、エジの二人は高年棒に比例した働きは期待できそうもない。
高原の動きには切れがない。運動量も達也に比べると格段に劣る。
ほとんど目立った動きが見られない。タイプが違うので一概に比較はできないが、マルキーニョスの動きのよさに、エジの存在が大きく見劣りしてしまう。
高原、エジの高年棒・黄金コンビはいつになったら輝くのだろうか?

この試合、枠に飛んだシュートは先ほどの阿部のミドルだけである。
後半は息切れしたのか、スピードが落ちて、見るべきプレーは数えるほどだった。

浦和にとって今日の鹿島戦は期待半分、課題半分の試合内容だった。

posted by futbolwold |16:47 | 浦和レッズ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年03月06日

J開幕・浦和×鹿島 浦和スタメン予想

いよいよ明日、J2009年シーズン幕開けを迎える。鹿島スタジアムにはいろいろ思い出がある。

「京成成田」からJRに乗り継ぎ、「鹿島神宮」駅に着いたものの、JR、鹿島臨海鉄道ともに接続を一切考えてないようなダイヤ編成で、目と鼻の先の鹿島スタジアムまで30分以上「鹿島神宮」駅に待たされる。

仕方なく、「鹿島神宮」駅前の路線バスでスタジアムに行くことにしたが、駅前ロータリーは赤い集団であふれ、明らかに路線バスの車両は数が足りない。

茨城弁丸出しの職員がため息つきながら「ナンデマ~ヒトガオオイコト、リンジバスダサネバ・・・」
冗談じゃない、こっちがため息でそう、初めての経験であるまいに。

帰りもまた大変!何せ終了のホイッスルと同時に「鹿島スタジアム」駅に猛ダッシュして「鹿島神宮」駅前発の高速バスに乗り込まねばならない。

鹿島スタジアムと東京駅を結ぶ直通バスを避けるのには真っ当な理由がある。スタジアムの駐車場から発車する、この東京駅行き直通バスはスタジアムの駐車場を抜け出すのにたっぷり1時間以上かかるからだ。

「鹿島神宮」駅前発の高速バスがディズニーランド付近を走っているとき、「鹿島スタジアム」発直通バスは、やっと大渋滞の駐車場を出ることができた、という具合である。

昨年は仕事とかち合い、鹿島行きを断念したが雷雨で中断したゲームだった。アゥエーでの浦和×鹿島は何かがおきる、いわくつきのゲームが多い。だから、また来年も行く気にさせられる不思議なマッチングである。

さて、今シーズンは鹿島の3連覇と浦和の再建がかかった重要なシーズンだ。

フィンケ新監督は原口元気を思い切ってスタメン起用するかどうか、細貝のポジションチェンジはうまく機能するか、ポンテの調子が戻っているか、高原の復活期待など話題は尽きない。

4-2-3-1の布陣なら後ろ4人は平川・トゥーリオ・坪井・細貝。
真ん中の2人は鈴木と阿部だろう。阿部が本来のポジションについて、彼の攻撃的な能力が活かされれば心強い。
トップ下3人は原口・ポンテ・田中達だろうか。
ワントップは高原とエジミウソンの併用で昨年と変わりばえしないが、特に高原の働きが注目される。

そして新監督、フィンケの手腕が試される重要な緒戦だ。
昨年の開幕のあの悪夢がよみがえるが、今年はそうはならないだろう、いや、絶対なってはいけない。

posted by futbolwold |09:48 | 浦和レッズ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年03月03日

3連覇にすきがない鹿島、若い力で巻き返しを狙う浦和  いよいよJ開幕

ここのところ、仕事が忙しくブログを開く余裕がなくて、気がつけば3月にはいっていました。さて、久々に書き込みを再開です。


いよいよ3月7日、Jリーグの開幕だ。

チケットの電子化処理が一部で遅れているとか。シーズンチケットの処理件数が予想以上に多かったのが遅延理由らしい。それだけシーズン幕開けを待ち望むサポーターが増えているということなのだろうか。

初日の目玉はなんと言っても「鹿島×浦和」(鹿島スタジアム)。先日の鹿島×G大阪の試合をTV観戦していたが、鹿島の3連覇にこれといった穴がないような仕上がり具合だった。これで小笠原が復帰すると、ますます手ごわい存在になる。

かたやG大阪は攻撃陣に昨季のようなダイナミックな動きが少なく、鹿島に3点取られた守備陣は不安がいっぱいだ。
なんとなく、一昨年ACLチャンピョンになった浦和が昨年、スタートから精彩を欠いたあの悪夢をいまのG大阪に重ね合せてしまう。穿ち過ぎかもしれないが・・・。

ある種の達成感ボケというか、一度上り詰めたモチベーションを、維持することの難しさがあるのかもしれない。
そうはいっても、西野監督のことだから開幕までは何とかするだろう。

昨シーズン躍進著しかった大分、名古屋は他チームから研究されているはずだ。シャムスカ、ピクシー、二人の手腕が真に問われるシーズンになるだろう。
攻撃陣に駒がそろった清水も不気味な存在だ。J2でブッちぎりの強さでJ1復帰した広島も台風の目になるかもしれない。

さてさて、我が浦和だが練習マッチでは抜群の成績を残し、好調ぶりを見せているが、逆にこれが恐い。

若いチームに生まれ変わろうとしているが、調子に乗ればそのままスタートダッシュに成功するかもしれないが、その逆だと泥沼から這い上がるには時間がかかりそう。

しかし、鹿島の大迫に迫る勢いなのが原口元気。チーム1の得点をたたき出している、頼もしい17歳だ。
ファン心理は複雑で、チーム状態がよければいつか調子を落とすことを心配するし、悪ければ悪いなりに気持ちが落ち込んでしまう。
いづれにしても子供を思う親のような心境で見てしまう。

昨年、期待を裏切ってきた高原だが、年棒に見合うような活躍を今期はぜひ見せてほしい。怪我の多い達也も本来の輝きを発揮してくれれば、優勝争いに必ず絡んでくる。

7日の鹿島スタジアムはチケット完売。昨年は仕事で鹿島にいけなかったが、今期は満を持して待機している。

posted by futbolwold |17:21 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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